12.28.2010

Today's Bible story

今日12月28日(火)も良い日でありますように。

幼子殉教者(祝)

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(2:13-18)

2:13
 彼らが帰って行ったのち、見よ、主の使が夢でヨセフに現れて言った、「立って、幼な子とその母を連れて、エジプトに逃げなさい。そして、あなたに知らせるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが幼な子を捜し出して、殺そうとしている」。

2:14
 そこで、ヨセフは立って、夜の間に幼な子とその母とを連れてエジプトへ行き、

2:15
 ヘロデが死ぬまでそこにとどまっていた。それは、主が預言者によって「エジプトからわが子を呼び出した」と言われたことが、成就するためである。

2:16
 さて、ヘロデは博士たちにだまされたと知って、非常に立腹した。そして人々をつかわし、博士たちから確かめた時に基いて、ベツレヘムとその附近の地方とにいる二歳以下の男の子を、ことごとく殺した。

2:17
 こうして、預言者エレミヤによって言われたことが、成就したのである。

2:18
 「叫び泣く大いなる悲しみの声がラマで聞えた。ラケルはその子らのためになげいた。子らがもはやいないので、慰められることさえ願わなかった」。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/CI4.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_26.htm


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ヨハネの第一の手紙
(1:5〜2:2)

1:5
 わたしたちがイエスから聞いて、あなたがたに伝えるおとずれは、こうである。神は光であって、神には少しの暗いところもない。

1:6
 神と交わりをしていると言いながら、もし、やみの中を歩いているなら、わたしたちは偽っているのであって、真理を行っているのではない。

1:7
 しかし、神が光の中にいますように、わたしたちも光の中を歩くならば、わたしたちは互に交わりをもち、そして、御子イエスの血が、すべての罪からわたしたちをきよめるのである。

1:8
 もし、罪がないと言うなら、それは自分を欺くことであって、真理はわたしたちのうちにない。

1:9
 もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。

1:10
 もし、罪を犯したことがないと言うなら、それは神を偽り者とするのであって、神の言はわたしたちのうちにない。

2:1
 わたしの子たちよ。これらのことを書きおくるのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためである。もし、罪を犯す者があれば、父のみもとには、わたしたちのために助け主、すなわち、義なるイエス・キリストがおられる。

2:2
 彼は、わたしたちの罪のための、あがないの供え物である。ただ、わたしたちの罪のためばかりではなく、全世界の罪のためである。


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Psalm:詩篇
(124:2-5,7b-8)

124:2
 人々がわれらに逆らって立ちあがったとき、主がもしわれらの方におられなかったならば、

124:3
 彼らの怒りがわれらにむかって燃えたったとき、彼らはわれらを生きているままで、のんだであろう。

124:4
 また大水はわれらを押し流し、激流はわれらの上を越え、

124:5
 さか巻く水はわれらの上を越えたであろう。

124:7b
 わなは破れてわれらはのがれた。

124:8
 われらの助けは天地を造られた主のみ名にある。


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◆今日の読書


出エジプト記
(1:8-16、22)

1:8
 ここに、ヨセフのことを知らない新しい王が、エジプトに起った。

1:9
 彼はその民に言った、「見よ、イスラエルびとなるこの民は、われわれにとって、あまりにも多く、また強すぎる。

1:10
さあ、われわれは、抜かりなく彼らを取り扱おう。彼らが多くなり、戦いの起るとき、敵に味方して、われわれと戦い、ついにこの国から逃げ去ることのないようにしよう」。

1:11
 そこでエジプトびとは彼らの上に監督をおき、重い労役をもって彼らを苦しめた。彼らはパロのために倉庫の町ピトムとラメセスを建てた。

1:12
 しかしイスラエルの人々が苦しめられるにしたがって、いよいよふえひろがるので、彼らはイスラエルの人々のゆえに恐れをなした。

1:13
 エジプトびとはイスラエルの人々をきびしく使い、

1:14
 つらい務をもってその生活を苦しめた。すなわち、しっくいこね、れんが作り、および田畑のあらゆる務に当らせたが、そのすべての労役はきびしかった。

1:15
 またエジプトの王は、ヘブルの女のために取上げをする助産婦でひとりは名をシフラといい、他のひとりは名をプアという者にさとして、

1:16
 言った、「ヘブルの女のために助産をするとき、産み台の上を見て、もし男の子ならばそれを殺し、女の子ならば生かしておきなさい」。

1:22
 そこでパロはそのすべての民に命じて言った、「ヘブルびとに男の子が生れたならば、みなナイル川に投げこめ。しかし女の子はみな生かしておけ」。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2010-12-28

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html