(聖母のしもべ会7聖人)
-------
◆今日の聖書物語
マルコによる福音
(8:27-33)
8:27
さて、イエスは弟子たちとピリポ・カイザリヤの村々へ出かけられたが、その途中で、弟子たちに尋ねて言われた、「人々は、わたしをだれと言っているか」。
8:28
彼らは答えて言った、「バプテスマのヨハネだと、言っています。また、エリヤだと言い、また、預言者のひとりだと言っている者もあります」。
8:29
そこでイエスは彼らに尋ねられた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。ペテロが答えて言った、「あなたこそキリストです」。
8:30
するとイエスは、自分のことをだれにも言ってはいけないと、彼らを戒められた。
8:31
それから、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに捨てられ、また殺され、そして三日の後によみがえるべきことを、彼らに教えはじめ、
8:32
しかもあからさまに、この事を話された。すると、ペテロはイエスをわきへ引き寄せて、いさめはじめたので、
8:33
イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペテロをしかって言われた、「サタンよ、引きさがれ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」。
-------
今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_70.htm
-------
創世記
(9:1-13)
9:1
神はノアとその子らとを祝福して彼らに言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ。
9:2
地のすべての獣、空のすべての鳥、地に這うすべてのもの、海のすべての魚は恐れおののいて、あなたがたの支配に服し、
9:3
すべて生きて動くものはあなたがたの食物となるであろう。さきに青草をあなたがたに与えたように、わたしはこれらのものを皆あなたがたに与える。
9:4
しかし肉を、その命である血のままで、食べてはならない。
9:5
あなたがたの命の血を流すものには、わたしは必ず報復するであろう。いかなる獣にも報復する。兄弟である人にも、わたしは人の命のために、報復するであろう。
9:6
人の血を流すものは、人に血を流される、
神が自分のかたちに人を造られたゆえに。
9:7
あなたがたは、生めよ、ふえよ、
地に群がり、地の上にふえよ」。
9:8
神はノアおよび共にいる子らに言われた、
9:9
「わたしはあなたがた及びあなたがたの後の子孫と契約を立てる。
9:10
またあなたがたと共にいるすべての生き物、あなたがたと共にいる鳥、家畜、地のすべての獣、すなわち、すべて箱舟から出たものは、地のすべての獣にいたるまで、わたしはそれと契約を立てよう。
9:11
わたしがあなたがたと立てるこの契約により、すべて肉なる者は、もはや洪水によって滅ぼされることはなく、また地を滅ぼす洪水は、再び起らないであろう」。
9:12
さらに神は言われた、「これはわたしと、あなたがた及びあなたがたと共にいるすべての生き物との間に代々かぎりなく、わたしが立てる契約のしるしである。
9:13
すなわち、わたしは雲の中に、にじを置く。これがわたしと地との間の契約のしるしとなる。
-------
Psalm:詩篇
(102:16-18,19-23,29)
口語訳では
(102:15-17,18-22,28)
102:15
もろもろの国民は主のみ名を恐れ、地のもろもろの王はあなたの栄光を恐れるでしょう。
102:16
主はシオンを築き、その栄光をもって現れ、
102:17
乏しい者の祈をかえりみ、彼らの願いをかろしめられないからです。
102:18
きたるべき代のために、この事を書きしるしましょう。そうすれば新しく造られる民は、主をほめたたえるでしょう。
102:19
主はその聖なる高き所から見おろし、天から地を見られた。
102:20
これは捕われ人の嘆きを聞き、死に定められた者を解き放ち、
102:21
人々がシオンで主のみ名をあらわし、エルサレムでその誉をあらわすためです。
102:22
その時もろもろの民、もろもろの国はともに集まって、主に仕えるでしょう。
102:28
あなたのしもべの子らは安らかに住み、その子孫はあなたの前に堅く立てられるでしょう。
-------
◆今日の読書
コリント人への第一の手紙
(9:1-18)
9:1
わたしは自由な者ではないか。使徒ではないか。わたしたちの主イエスを見たではないか。あなたがたは、主にあるわたしの働きの実ではないか。
9:2
わたしは、ほかの人に対しては使徒でないとしても、あなたがたには使徒である。あなたがたが主にあることは、わたしの使徒職の印なのである。
9:3
わたしの批判者たちに対する弁明は、これである。
9:4
わたしたちには、飲み食いをする権利がないのか。
9:5
わたしたちには、ほかの使徒たちや主の兄弟たちやケパのように、信者である妻を連れて歩く権利がないのか。
9:6
それとも、わたしとバルナバとだけには、労働をせずにいる権利がないのか。
9:7
いったい、自分で費用を出して軍隊に加わる者があろうか。ぶどう畑を作っていて、その実を食べない者があろうか。また、羊を飼っていて、その乳を飲まない者があろうか。
9:8
わたしは、人間の考えでこう言うのではない。律法もまた、そのように言っているではないか。
9:9
すなわち、モーセの律法に、「穀物をこなしている牛に、くつこをかけてはならない」と書いてある。神は、牛のことを心にかけておられるのだろうか。
9:10
それとも、もっぱら、わたしたちのために言っておられるのか。もちろん、それはわたしたちのためにしるされたのである。すなわち、耕す者は望みをもって耕し、穀物をこなす者は、その分け前をもらう望みをもってこなすのである。
9:11
もしわたしたちが、あなたがたのために霊のものをまいたのなら、肉のものをあなたがたから刈りとるのは、行き過ぎだろうか。
9:12
もしほかの人々が、あなたがたに対するこの権利にあずかっているとすれば、わたしたちはなおさらのことではないか。しかしわたしたちは、この権利を利用せず、かえってキリストの福音の妨げにならないようにと、すべてのことを忍んでいる。
9:13
あなたがたは、宮仕えをしている人たちは宮から下がる物を食べ、祭壇に奉仕している人たちは祭壇の供え物の分け前にあずかることを、知らないのか。
9:14
それと同様に、主は、福音を宣べ伝えている者たちが福音によって生活すべきことを、定められたのである。
9:15
しかしわたしは、これらの権利を一つも利用しなかった。また、自分がそうしてもらいたいから、このように書くのではない。そうされるよりは、死ぬ方がましである。わたしのこの誇は、何者にも奪い去られてはならないのだ。
9:16
わたしが福音を宣べ伝えても、それは誇にはならない。なぜなら、わたしは、そうせずにはおれないからである。もし福音を宣べ伝えないなら、わたしはわざわいである。
9:17
進んでそれをすれば、報酬を受けるであろう。しかし、進んでしないとしても、それは、わたしにゆだねられた務なのである。
9:18
それでは、その報酬はなんであるか。福音を宣べ伝えるのにそれを無代価で提供し、わたしが宣教者として持つ権利を利用しないことである。
-------
◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/
◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html
◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html
◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/
◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/
◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-2-17
◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/
◆The World English Bible
http://ebible.org/web/