年間第8主日
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◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(6:24-34)
6:24
だれも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない。
6:25
それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。
6:26
空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。
6:27
あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。
6:28
また、なぜ、着物のことで思いわずらうのか。野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。
6:29
しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
6:30
きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。
6:31
だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。
6:32
これらのものはみな、異邦人が切に求めているものである。あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。
6:33
まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。
6:34
だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。
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主日の福音朗読(A年)
年間第8主日 マタイによる福音 (6:24-34)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C6_16.htm
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イザヤ書
(49:14-15)
49:14
しかしシオンは言った、「主はわたしを捨て、主はわたしを忘れられた」と。
49:15
「女がその乳のみ子を忘れて、その腹の子を、あわれまないようなことがあろうか。たとい彼らが忘れるようなことがあっても、わたしは、あなたを忘れることはない。
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Psalm:詩篇
(62:2-3,6-9)
口語訳では、
(62:1-2,5-8)
62:1
わが魂はもだしてただ神をまつ。わが救は神から来る。
62:2
神こそわが岩、わが救、わが高きやぐらである。わたしはいたく動かされることはない。
62:5
わが魂はもだしてただ神をまつ。わが望みは神から来るからである。
62:6
神こそわが岩、わが救、わが高きやぐらである。わたしは動かされることはない。
62:7
わが救とわが誉とは神にある。神はわが力の岩、わが避け所である。
62:8
民よ、いかなる時にも神に信頼せよ。そのみ前にあなたがたの心を注ぎ出せ。神はわれらの避け所である。
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コリント人への第一の手紙
(4:1-5)
4:1
このようなわけだから、人はわたしたちを、キリストに仕える者、神の奥義を管理している者と見るがよい。
4:2
この場合、管理者に要求されているのは、忠実であることである。
4:3
わたしはあなたがたにさばかれたり、人間の裁判にかけられたりしても、なんら意に介しない。いや、わたしは自分をさばくこともしない。
4:4
わたしは自ら省みて、なんらやましいことはないが、それで義とされているわけではない。わたしをさばくかたは、主である。
4:5
だから、主がこられるまでは、何事についても、先走りをしてさばいてはいけない。主は暗い中に隠れていることを明るみに出し、心の中で企てられていることを、あらわにされるであろう。その時には、神からそれぞれほまれを受けるであろう。
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◆聖書のことば (益田カトリック教会)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html
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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201102
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◆今日の読書
コリント人への第一の手紙
(14:20-40)
14:20
兄弟たちよ。物の考えかたでは、子供となってはいけない。悪事については幼な子となるのはよいが、考えかたでは、おとなとなりなさい。
14:21
律法にこう書いてある、「わたしは、異国の舌と異国のくちびるとで、この民に語るが、それでも、彼らはわたしに耳を傾けない、と主が仰せになる」。
14:22
このように、異言は信者のためではなく未信者のためのしるしであるが、預言は未信者のためではなく信者のためのしるしである。
14:23
もし全教会が一緒に集まって、全員が異言を語っているところに、初心者か不信者かがはいってきたら、彼らはあなたがたを気違いだと言うだろう。
14:24
しかし、全員が預言をしているところに、不信者か初心者がはいってきたら、彼の良心はみんなの者に責められ、みんなの者にさばかれ、
14:25
その心の秘密があばかれ、その結果、ひれ伏して神を拝み、「まことに、神があなたがたのうちにいます」と告白するに至るであろう。
14:26
すると、兄弟たちよ。どうしたらよいのか。あなたがたが一緒に集まる時、各自はさんびを歌い、教をなし、啓示を告げ、異言を語り、それを解くのであるが、すべては徳を高めるためにすべきである。
14:27
もし異言を語る者があれば、ふたりか、多くて三人の者が、順々に語り、そして、ひとりがそれを解くべきである。
14:28
もし解く者がいない時には、教会では黙っていて、自分に対しまた神に対して語っているべきである。
14:29
預言をする者の場合にも、ふたりか三人かが語り、ほかの者はそれを吟味すべきである。
14:30
しかし、席にいる他の者が啓示を受けた場合には、初めの者は黙るがよい。
14:31
あなたがたは、みんなが学びみんなが勧めを受けるために、ひとりずつ残らず預言をすることができるのだから。
14:32
かつ、預言者の霊は預言者に服従するものである。
14:33
神は無秩序の神ではなく、平和の神である。聖徒たちのすべての教会で行われているように、
14:34
婦人たちは教会では黙っていなければならない。彼らは語ることが許されていない。だから、律法も命じているように、服従すべきである。
14:35
もし何か学びたいことがあれば、家で自分の夫に尋ねるがよい。教会で語るのは、婦人にとっては恥ずべきことである。
14:36
それとも、神の言はあなたがたのところから出たのか。あるいは、あなたがただけにきたのか。
14:37
もしある人が、自分は預言者か霊の人であると思っているなら、わたしがあなたがたに書いていることは、主の命令だと認めるべきである。
14:38
もしそれを無視する者があれば、その人もまた無視される。
14:39
わたしの兄弟たちよ。このようなわけだから、預言することを熱心に求めなさい。また、異言を語ることを妨げてはならない。
14:40
しかし、すべてのことを適宜に、かつ秩序を正して行うがよい。
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◆教会カレンダー(携帯不可)
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/
◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)(携帯不可)
http://www.m-caritas.jp/reading.html
◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html
◆口語訳聖書(PDF版)(携帯不可)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/
◆カトリック千葉寺教会
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◆カトリック要理の友 (携帯不可)
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◆キリストの生涯 (携帯不可)
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◆主イエス・キリストの福音・よい知らせ (ゴスペル)
http://www.rock.sannet.ne.jp/hg31cc/index-j.html/index.j1.html#ctyscon
◆CNA今日の聖書朗読(英語)(携帯不可)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-2-13
◆Douay-Rheims Bible (携帯不可)
http://www.drbo.org/
◆The World English Bible (携帯不可)
http://ebible.org/web/