聖ルカ福音記者(祝)
◆今日の聖書物語
ルカによる福音
(10:1-9)
10:1
その後、主は別に七十二人を選び、行こうとしておられたすべての町や村へ、ふたりずつ先におつかわしになった。
10:2
そのとき、彼らに言われた、「収穫は多いが、働き人が少ない。だから、収穫の主に願って、その収穫のために働き人を送り出すようにしてもらいなさい。
10:3
さあ、行きなさい。わたしがあなたがたをつかわすのは、小羊をおおかみの中に送るようなものである。」
10:4
財布も袋もくつも持って行くな。だれにも道であいさつするな。
10:5
どこかの家にはいったら、まず『平安がこの家にあるように』と言いなさい。
10:6
もし平安の子がそこにおれば、あなたがたの祈る平安はその人の上にとどまるであろう。もしそうでなかったら、それはあなたがたの上に帰って来るであろう。
10:7
それで、その同じ家に留まっていて、家の人が出してくれるものを飲み食いしなさい。働き人がその報いを得るのは当然である。家から家へと渡り歩くな。
10:8
どの町へはいっても、人々があなたがたを迎えてくれるなら、前に出されるものを食べなさい。
10:9
そして、その町にいる病人をいやしてやり、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。
★今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_278.htm
★テモテヘの第二の手紙
(4:10-17a)
4:10
デマスはこの世を愛し、わたしを捨ててテサロニケに行ってしまい、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに行った。
4:11
ただルカだけが、わたしのもとにいる。マルコを連れて、一緒にきなさい。彼はわたしの務のために役に立つから。
4:12
わたしはテキコをエペソにつかわした。
4:13
あなたが来るときに、トロアスのカルポの所に残しておいた上着を持ってきてほしい。また書物も、特に、羊皮紙のを持ってきてもらいたい。
4:14
銅細工人のアレキサンデルが、わたしを大いに苦しめた。主はそのしわざに対して、彼に報いなさるだろう。
4:15
あなたも、彼を警戒しなさい。彼は、わたしたちの言うことに強く反対したのだから。
4:16
わたしの第一回の弁明の際には、わたしに味方をする者はひとりもなく、みなわたしを捨てて行った。どうか、彼らが、そのために責められることがないように。
4:17a
しかし、わたしが御言を余すところなく宣べ伝えて、すべての異邦人に聞かせるように、主はわたしを助け、力づけて下さった。
★Psalm:
詩篇
(145:10-13,17-18)
145:10
主よ、あなたのすべてのみわざはあなたに感謝し、あなたの聖徒はあなたをほめまつるでしょう。
145:11
彼らはみ国の栄光を語り、あなたのみ力を宣べ、
145:12
あなたの大能のはたらきと、み国の光栄ある輝きとを人の子に知らせるでしょう。
145:13
あなたの国はとこしえの国です。あなたのまつりごとはよろずよに絶えることはありません。
145:17
主はそのすべての道に正しく、そのすべてのみわざに恵みふかく、
145:18
すべて主を呼ぶ者、誠をもって主を呼ぶ者に主は近いのです。
◆今日の読書
使徒行伝
(9:27-31、11:19-26)
9:27
ところが、バルナバは彼の世話をして使徒たちのところへ連れて行き、途中で主が彼に現れて語りかけたことや、彼がダマスコでイエスの名で大胆に宣べ伝えた次第を、彼らに説明して聞かせた。
9:28
それ以来、彼は使徒たちの仲間に加わり、エルサレムに出入りし、主の名によって大胆に語り、
9:29
ギリシヤ語を使うユダヤ人たちとしばしば語り合い、また論じ合った。しかし、彼らは彼を殺そうとねらっていた。
9:30
兄弟たちはそれと知って、彼をカイザリヤに連れてくだり、タルソへ送り出した。
9:31
こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤ全地方にわたって平安を保ち、基礎がかたまり、主をおそれ聖霊にはげまされて歩み、次第に信徒の数を増して行った。
11:19
さて、ステパノのことで起った迫害のために散らされた人々は、ピニケ、クプロ、アンテオケまでも進んで行ったが、ユダヤ人以外の者には、だれにも御言を語っていなかった。
11:20
ところが、その中に数人のクプロ人とクレネ人がいて、アンテオケに行ってからギリシヤ人にも呼びかけ、主イエスを宣べ伝えていた。
11:21
そして、主のみ手が彼らと共にあったため、信じて主に帰依するものの数が多かった。
11:22
このうわさがエルサレムにある教会に伝わってきたので、教会はバルナバをアンテオケにつかわした。
11:23
彼は、そこに着いて、神のめぐみを見てよろこび、主に対する信仰を揺るがない心で持ちつづけるようにと、みんなの者を励ました。
11:24
彼は聖霊と信仰とに満ちた立派な人であったからである。こうして主に加わる人々が、大ぜいになった。
11:25
そこでバルナバはサウロを捜しにタルソへ出かけて行き、
11:26
彼を見つけたうえ、アンテオケに連れて帰った。ふたりは、まる一年、ともどもに教会で集まりをし、大ぜいの人々を教えた。このアンテオケで初めて、弟子たちがクリスチャンと呼ばれるようになった。
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