2.10.2011

Today's Bible story

今日2月10日(木)も良い日でありますように。

聖スコラスチカおとめ(記)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(7:24-30)

7:24
 さて、イエスは、そこを立ち去って、ツロの地方に行かれた。そして、だれにも知れないように、家の中にはいられたが、隠れていることができなかった。

7:25
 そして、けがれた霊につかれた幼い娘をもつ女が、イエスのことをすぐ聞きつけてきて、その足もとにひれ伏した。

7:26
 この女はギリシヤ人で、スロ・フェニキヤの生れであった。そして、娘から悪霊を追い出してくださいとお願いした。

7:27
 イエスは女に言われた、「まず子供たちに十分食べさすべきである。子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。

7:28
 すると、女は答えて言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、食卓の下にいる小犬も、子供たちのパンくずは、いただきます」。

7:29
 そこでイエスは言われた、「その言葉で、じゅうぶんである。お帰りなさい。悪霊は娘から出てしまった」。

7:30
 そこで、女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_60.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_64.htm


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創世記
(2:18-25)

2:18
 また主なる神は言われた、「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助け手を造ろう」。

2:19
 そして主なる神は野のすべての獣と、空のすべての鳥とを土で造り、人のところへ連れてきて、彼がそれにどんな名をつけるかを見られた。人がすべて生き物に与える名は、その名となるのであった。

2:20
 それで人は、すべての家畜と、空の鳥と、野のすべての獣とに名をつけたが、人にはふさわしい助け手が見つからなかった。

2:21
 そこで主なる神は人を深く眠らせ、眠った時に、そのあばら骨の一つを取って、その所を肉でふさがれた。

2:22
 主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。

2:23
 そのとき、人は言った。「これこそ、ついにわたしの骨の骨、わたしの肉の肉。男から取ったものだから、これを女と名づけよう」。

2:24
 それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。

2:25
 人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。


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Psalm:詩篇
128:1-5

都もうでの歌
128:1
 すべて主をおそれ、主の道に歩む者はさいわいである。

128:2
 あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう。

128:3
 あなたの妻は家の奥にいて多くの実を結ぶぶどうの木のようであり、あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。

128:4
 見よ、主をおそれる人は、このように祝福を得る。

128:5
 主はシオンからあなたを祝福されるように。あなたは世にあるかぎりエルサレムの繁栄を見るように


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(4:1-21)

4:1
 このようなわけだから、人はわたしたちを、キリストに仕える者、神の奥義を管理している者と見るがよい。

4:2
 この場合、管理者に要求されているのは、忠実であることである。

4:3
 わたしはあなたがたにさばかれたり、人間の裁判にかけられたりしても、なんら意に介しない。いや、わたしは自分をさばくこともしない。

4:4
 わたしは自ら省みて、なんらやましいことはないが、それで義とされているわけではない。わたしをさばくかたは、主である。

4:5
 だから、主がこられるまでは、何事についても、先走りをしてさばいてはいけない。主は暗い中に隠れていることを明るみに出し、心の中で企てられていることを、あらわにされるであろう。その時には、神からそれぞれほまれを受けるであろう。

4:6
 兄弟たちよ。これらのことをわたし自身とアポロとに当てはめて言って聞かせたが、それはあなたがたが、わたしたちを例にとって、「しるされている定めを越えない」ことを学び、ひとりの人をあがめ、ほかの人を見さげて高ぶることのないためである。

4:7
 いったい、あなたを偉くしているのは、だれなのか。あなたの持っているもので、もらっていないものがあるか。もしもらっているなら、なぜもらっていないもののように誇るのか。

4:8
 あなたがたは、すでに満腹しているのだ。すでに富み栄えているのだ。わたしたちを差しおいて、王になっているのだ。ああ、王になっていてくれたらと思う。そうであったなら、わたしたちも、あなたがたと共に王になれたであろう。

4:9
 わたしはこう考える。神はわたしたち使徒を死刑囚のように、最後に出場する者として引き出し、こうしてわたしたちは、全世界に、天使にも人々にも見せ物にされたのだ。

4:10
 わたしたちはキリストのゆえに愚かな者となり、あなたがたはキリストにあって賢い者となっている。わたしたちは弱いが、あなたがたは強い。あなたがたは尊ばれ、わたしたちは卑しめられている。

4:11
 今の今まで、わたしたちは飢え、かわき、裸にされ、打たれ、宿なしであり、

4:12
 苦労して自分の手で働いている。はずかしめられては祝福し、迫害されては耐え忍び、

4:13
 ののしられては優しい言葉をかけている。わたしたちは今に至るまで、この世のちりのように、人間のくずのようにされている。

4:14
 わたしがこのようなことを書くのは、あなたがたをはずかしめるためではなく、むしろ、わたしの愛児としてさとすためである。

4:15
 たといあなたがたに、キリストにある養育掛が一万人あったとしても、父が多くあるのではない。キリスト・イエスにあって、福音によりあなたがたを生んだのは、わたしなのである。

4:16
 そこで、あなたがたに勧める。わたしにならう者となりなさい。

4:17
 このことのために、わたしは主にあって愛する忠実なわたしの子テモテを、あなたがたの所につかわした。彼は、キリスト・イエスにおけるわたしの生活のしかたを、わたしが至る所の教会で教えているとおりに、あなたがたに思い起させてくれるであろう。

4:18
 しかしある人々は、わたしがあなたがたの所に来ることはあるまいとみて、高ぶっているということである。

4:19
 しかし主のみこころであれば、わたしはすぐにでもあなたがたの所に行って、高ぶっている者たちの言葉ではなく、その力を見せてもらおう。

4:20
 神の国は言葉ではなく、力である。

4:21
 あなたがたは、どちらを望むのか。わたしがむちをもって、あなたがたの所に行くことか、それとも、愛と柔和な心とをもって行くことであるか。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-2-10

◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/