2.02.2011

Today's Bible story

今日2月2日(水)も良い日でありますように。

主の奉献(祝)

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◆今日の聖書物語


ルカによる福音
(2:22-40)

2:22
 それから、モーセの律法による彼らのきよめの期間が過ぎたとき、両親は幼な子を連れてエルサレムへ上った。

2:23
 それは主の律法に「母の胎を初めて開く男の子はみな、主に聖別された者と、となえられねばならない」と書いてあるとおり、幼な子を主にささげるためであり、

2:24
 また同じ主の律法に、「山ばと一つがい、または、家ばとのひな二羽」と定めてあるのに従って、犠牲をささげるためであった。

2:25
 その時、エルサレムにシメオンという名の人がいた。この人は正しい信仰深い人で、イスラエルの慰められるのを待ち望んでいた。また聖霊が彼に宿っていた。

2:26
 そして主のつかわす救主に会うまでは死ぬことはないと、聖霊の示しを受けていた。

2:27
 この人が御霊に感じて宮にはいった。すると律法に定めてあることを行うため、両親もその子イエスを連れてはいってきたので、

2:28
 シメオンは幼な子を腕に抱き、神をほめたたえて言った、

2:29
 「主よ、今こそ、あなたはみ言葉のとおりにこの僕を安らかに去らせてくださいます、

2:30
 わたしの目が今あなたの救を見たのですから。

2:31
 この救はあなたが万民のまえにお備えになったもので、

2:32
 異邦人を照す啓示の光、み民イスラエルの栄光であります」。

2:33
 父と母とは幼な子についてこのように語られたことを、不思議に思った。

2:34
 するとシメオンは彼らを祝し、そして母マリヤに言った、「ごらんなさい、この幼な子は、イスラエルの多くの人を倒れさせたり立ちあがらせたりするために、また反対を受けるしるしとして、定められています。—

2:35
 そして、あなた自身もつるぎで胸を刺し貫かれるでしょう。—それは多くの人の心にある思いが、現れるようになるためです」。

2:36
 また、アセル族のパヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。彼女は非常に年をとっていた。むすめ時代にとついで、七年間だけ夫と共に住み、

2:37
 その後やもめぐらしをし、八十四歳になっていた。そして宮を離れずに夜も昼も断食と祈とをもって神に仕えていた。

2:38
 この老女も、ちょうどそのとき近寄ってきて、神に感謝をささげ、そしてこの幼な子のことを、エルサレムの救を待ち望んでいるすべての人々に語りきかせた。

2:39
 両親は主の律法どおりすべての事をすませたので、ガリラヤへむかい、自分の町ナザレに帰った。

2:40
 幼な子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。


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週日の福音朗読
ルカによる福音 (2:22-40)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_53.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_57.htm


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マラキ書(3:1-4)
または、ヘブライ(2:14-18)

マラキ書
(3:1-4)

3:1
 「見よ、わたしはわが使者をつかわす。彼はわたしの前に道を備える。またあなたがたが求める所の主は、たちまちその宮に来る。見よ、あなたがたの喜ぶ契約の使者が来ると、万軍の主が言われる。

3:2
 その来る日には、だれが耐え得よう。そのあらわれる時には、だれが立ち得よう。彼は金をふきわける者の火のようであり、布さらしの灰汁のようである。

3:3
 彼は銀をふきわけて清める者のように座して、レビの子孫を清め、金銀のように彼らを清める。そして彼らは義をもって、ささげ物を主にささげる。

3:4
 その時ユダとエルサレムとのささげ物は、昔の日のように、また先の年のように主に喜ばれる。


ヘブル人への手紙
(2:14-18)

2:14
 このように、子たちは血と肉とに共にあずかっているので、イエスもまた同様に、それらをそなえておられる。それは、死の力を持つ者、すなわち悪魔を、ご自分の死によって滅ぼし、

2:15
 死の恐怖のために一生涯、奴隷となっていた者たちを、解き放つためである。

2:16
 確かに、彼は天使たちを助けることはしないで、アブラハムの子孫を助けられた。

2:17
 そこで、イエスは、神のみまえにあわれみ深い忠実な大祭司となって、民の罪をあがなうために、あらゆる点において兄弟たちと同じようにならねばならなかった。

2:18
 主ご自身、試錬を受けて苦しまれたからこそ、試錬の中にある者たちを助けることができるのである。


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Psalm:詩篇
(24:7-10)

24:7
 門よ、こうべをあげよ。とこしえの戸よ、あがれ。栄光の王がはいられる。

24:8
 栄光の王とはだれか。強く勇ましい主、戦いに勇ましい主である。

24:9
 門よ、こうべをあげよ。とこしえの戸よ、あがれ。栄光の王がはいられる。

24:10
 この栄光の王とはだれか。万軍の主、これこそ栄光の王である。


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◆今日の読書


出エジプト記
(13:1-3a、11-16)

13:1
 主はモーセに言われた、

13:2
 「イスラエルの人々のうちで、すべてのういご、すなわちすべて初めに胎を開いたものを、人であれ、獣であれ、みな、わたしのために聖別しなければならない。それはわたしのものである」。

13:3
 モーセは民に言った、「あなたがたは、エジプトから、奴隷の家から出るこの日を覚えなさい。主が強い手をもって、あなたがたをここから導き出されるからである。種を入れたパンを食べてはならない。

13:11
 主があなたとあなたの先祖たちに誓われたように、あなたをカナンびとの地に導いて、それをあなたに賜わる時、

13:12
 あなたは、すべて初めに胎を開いた者、およびあなたの家畜の産むういごは、ことごとく主にささげなければならない。すなわち、それらの男性のものは主に帰せしめなければならない。

13:13
 また、すべて、ろばの、初めて胎を開いたものは、小羊をもって、あがなわなければならない。もし、あがなわないならば、その首を折らなければならない。あなたの子らのうち、すべて、男のういごは、あがなわなければならない。

13:14
 後になって、あなたの子が『これはどんな意味ですか』と問うならば、これに言わなければならない、『主が強い手をもって、われわれをエジプトから、奴隷の家から導き出された。

13:15
 そのときパロが、かたくなで、われわれを去らせなかったため、主はエジプトの国のういごを、人のういごも家畜のういごも、ことごとく殺された。それゆえ、初めて胎を開く男性のものはみな、主に犠牲としてささげるが、わたしの子供のうちのういごは、すべてあがなうのである』。

13:16
 そして、これを手につけて、しるしとし、目の間に置いて覚えとしなければならない。主が強い手をもって、われわれをエジプトから導き出されたからである」。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-2-2

◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/