4.05.2011

Today's Bible story

今日4月5日(火)も良い日でありますように。

(聖ビンセンチオ・フェレル司祭)

-------

※東京電力
http://www.tepco.co.jp/index-j.html

※計画停電情報
http://keikakuteiden.tepco.co.jp/KT/

-------


◆今日の聖書物語

ヨハネによる福音
(5:1-3a、5-16)

5:1
 こののち、ユダヤ人の祭があったので、イエスはエルサレムに上られた。

5:2
 エルサレムにある羊の門のそばに、ヘブル語でベテスダと呼ばれる池があった。そこには五つの廊があった。

5:3a
 その廊の中には、病人、盲人、足なえ、やせ衰えた者などが、大ぜいからだを横たえていた。

5:5
 さて、そこに三十八年のあいだ、病気に悩んでいる人があった。

5:6
 イエスはその人が横になっているのを見、また長い間わずらっていたのを知って、その人に「なおりたいのか」と言われた。

5:7
 この病人はイエスに答えた、「主よ、水が動く時に、わたしを池の中に入れてくれる人がいません。わたしがはいりかけると、ほかの人が先に降りて行くのです」。

5:8
 イエスは彼に言われた、「起きて、あなたの床を取りあげ、そして歩きなさい」。

5:9
 すると、この人はすぐにいやされ、床をとりあげて歩いて行った。その日は安息日であった。

5:10
 そこでユダヤ人たちは、そのいやされた人に言った、「きょうは安息日だ。床を取りあげるのは、よろしくない」。

5:11
 彼は答えた、「わたしをなおして下さったかたが、床を取りあげて歩けと、わたしに言われました」。

5:12
 彼らは尋ねた、「取りあげて歩けと言った人は、だれか」。

5:13
 しかし、このいやされた人は、それがだれであるか知らなかった。群衆がその場にいたので、イエスはそっと出て行かれたからである。

5:14
 そののち、イエスは宮でその人に出会ったので、彼に言われた、「ごらん、あなたはよくなった。もう罪を犯してはいけない。何かもっと悪いことが、あなたの身に起るかも知れないから」。

5:15
 彼は出て行って、自分をいやしたのはイエスであったと、ユダヤ人たちに告げた。

5:16
 そのためユダヤ人たちは、安息日にこのようなことをしたと言って、イエスを責めた。


-------


週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/


-------


今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_110.htm


-------


エゼキエル書
(47:1-9、12)

47:1
 そして彼はわたしを宮の戸口に帰らせた。見よ、水の宮の敷居の下から、東の方へ流れていた。宮は東に面し、その水は、下から出て、祭壇の南にある宮の敷居の南の端から、流れ下っていた。

47:2
 彼は北の門の道から、わたしを連れ出し、外をまわって、東に向かう外の門に行かせた。見よ、水は南の方から流れ出ていた。

47:3
 その人は東に進み、手に測りなわをもって一千キュビトを測り、わたしを渡らせた。すると水はくるぶしに達した。

47:4
 彼がまた一千キュビトを測って、わたしを渡らせると、水はひざに達した。彼がまた一千キュビトを測って、わたしを渡らせると、水は腰に達した。

47:5
 彼がまた一千キュビトを測ると、渡り得ないほどの川になり、水は深くなって、泳げるほどの水、越え得ないほどの川になった。

47:6
 彼はわたしに「人の子よ、あなたはこれを見るか」と言った。それから、彼はわたしを川の岸に沿って連れ帰った。

47:7
 わたしが帰ってくると、見よ、川の岸のこなたかなたに、はなはだ多くの木があった。

47:8
 彼はわたしに言った、「この水は東の境に流れて行き、アラバに落ち下り、その水が、よどんだ海にはいると、それは清くなる。

47:9
 おおよそこの川の流れる所では、もろもろの動く生き物が皆生き、また、はなはだ多くの魚がいる。これはその水がはいると、海の水を清くするためである。この川の流れる所では、すべてのものが生きている。

47:12
 川のかたわら、その岸のこなたかなたに、食物となる各種の木が育つ。その葉は枯れず、その実は絶えず、月ごとに新しい実がなる。これはその水が聖所から流れ出るからである。その実は食用に供せられ、その葉は薬となる」。


-------


詩篇
Douay-Rheims Catholic Bible
Psalms(46:2-3,5-6,8-9)
口語訳では
(47:1-2,4-5,7-8)

47:1
 もろもろの民よ、手をうち、喜びの声をあげ、神にむかって叫べ。

47:2
 いと高き主は恐るべく、全地をしろしめす大いなる王だからである。

47:4
 主はその愛されたヤコブの誇をわれらの嗣業として、われらのために選ばれた。

47:5
 神は喜び叫ぶ声と共にのぼり、主はラッパの声と共にのぼられた。

47:7
 神は全地の王である。巧みな歌をもってほめうたえよ。

47:8
 神はもろもろの国民を統べ治められる。神はその聖なるみくらに座せられる。


-------


◆今日の読書


ヘブル人への手紙
(8:1-13)

8:1
 以上述べたことの要点は、このような大祭司がわたしたちのためにおられ、天にあって大能者の御座の右に座し、

8:2
 人間によらず主によって設けられた真の幕屋なる聖所で仕えておられる、ということである。

8:3
 おおよそ、大祭司が立てられるのは、供え物やいけにえをささげるためにほかならない。したがって、この大祭司もまた、何かささぐべき物を持っておられねばならない。

8:4
 そこで、もし彼が地上におられたなら、律法にしたがって供え物をささげる祭司たちが、現にいるのだから、彼は祭司ではあり得なかったであろう。

8:5
 彼らは、天にある聖所のひな型と影とに仕えている者にすぎない。それについては、モーセが幕屋を建てようとしたとき、御告げを受け、「山で示された型どおりに、注意してそのいっさいを作りなさい」と言われたのである。

8:6
 ところがキリストは、はるかにすぐれた務を得られたのである。それは、さらにまさった約束に基いて立てられた、さらにまさった契約の仲保者となられたことによる。

8:7
 もし初めの契約に欠けたところがなかったなら、あとのものが立てられる余地はなかったであろう。

8:8
 ところが、神は彼らを責めて言われた、「主は言われる、見よ、わたしがイスラエルの家およびユダの家と、新しい契約を結ぶ日が来る。

8:9
 それは、わたしが彼らの先祖たちの手をとって、エジプトの地から導き出した日に、彼らと結んだ契約のようなものではない。彼らがわたしの契約にとどまることをしないので、わたしも彼らをかえりみなかったからであると、主が言われる。

8:10
 わたしが、それらの日の後、イスラエルの家と立てようとする契約はこれである、と主が言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの思いの中に入れ、彼らの心に書きつけよう。こうして、わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となるであろう。

8:11
 彼らは、それぞれ、その同胞に、また、それぞれ、その兄弟に、主を知れ、と言って教えることはなくなる。なぜなら、大なる者から小なる者に至るまで、彼らはことごとく、わたしを知るようになるからである。

8:12
 わたしは、彼らの不義をあわれみ、もはや、彼らの罪を思い出すことはしない」。

8:13
 神は、「新しい」と言われたことによって、初めの契約を古いとされたのである。年を経て古びたものは、やがて消えていく。


-------
◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-4-5

◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/