(聖ネレオ 聖アキレオ殉教者)
(聖パンクラチオ殉教者)
◆今日の聖書物語
ヨハネによる福音
(6:44-51)
6:44
わたしをつかわされた父が引きよせて下さらなければ、だれもわたしに来ることはできない。わたしは、その人々を終りの日によみがえらせるであろう。
6:45
預言者の書に、『彼らはみな神に教えられるであろう』と書いてある。父から聞いて学んだ者は、みなわたしに来るのである。
6:46
神から出た者のほかに、だれかが父を見たのではない。その者だけが父を見たのである。
6:47
よくよくあなたがたに言っておく。信じる者には永遠の命がある。
6:48
わたしは命のパンである。
6:49
あなたがたの先祖は荒野でマナを食べたが、死んでしまった。
6:50
しかし、天から下ってきたパンを食べる人は、決して死ぬことはない。
6:51
わたしは天から下ってきた生きたパンである。それを食べる者は、いつまでも生きるであろう。わたしが与えるパンは、世の命のために与えるわたしの肉である」。
★今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_142.htm
★使徒行伝
(8:26-40)
8:26
しかし、主の使がピリポにむかって言った、「立って南方に行き、エルサレムからガザへ下る道に出なさい」(このガザは、今は荒れはてている)。
8:27
そこで、彼は立って出かけた。すると、ちょうど、エチオピヤ人の女王カンダケの高官で、女王の財宝全部を管理していた宦官であるエチオピヤ人が、礼拝のためエルサレムに上り、
8:28
その帰途についていたところであった。彼は自分の馬車に乗って、預言者イザヤの書を読んでいた。
8:29
御霊がピリポに「進み寄って、あの馬車に並んで行きなさい」と言った。
8:30
そこでピリポが駆けて行くと、預言者イザヤの書を読んでいるその人の声が聞えたので、「あなたは、読んでいることが、おわかりですか」と尋ねた。
8:31
彼は「だれかが、手びきをしてくれなければ、どうしてわかりましょう」と答えた。そして、馬車に乗って一緒にすわるようにと、ピリポにすすめた。
8:32
彼が読んでいた聖書の箇所は、これであった、「彼は、ほふり場に引かれて行く羊のように、また、黙々として、毛を刈る者の前に立つ小羊のように、口を開かない。
8:33
彼は、いやしめられて、そのさばきも行われなかった。だれが、彼の子孫のことを語ることができようか、彼の命が地上から取り去られているからには」。
8:34
宦官はピリポにむかって言った、「お尋ねしますが、ここで預言者はだれのことを言っているのですか。自分のことですか、それとも、だれかほかの人のことですか」。
8:35
そこでピリポは口を開き、この聖句から説き起して、イエスのことを宣べ伝えた。
8:36
道を進んで行くうちに、水のある所にきたので、宦官が言った、「ここに水があります。わたしがバプテスマを受けるのに、なんのさしつかえがありますか」。
〔 8:37これに対して、ピリポは、「あなたがまごころから信じるなら、受けてさしつかえはありません」と言った。すると、彼は「わたしは、イエス・キリストを神の子と信じます」と答えた。〕
8:38
そこで車をとめさせ、ピリポと宦官と、ふたりとも、水の中に降りて行き、ピリポが宦官にバプテスマを授けた。
8:39
ふたりが水から上がると、主の霊がピリポをさらって行ったので、宦官はもう彼を見ることができなかった。宦官はよろこびながら旅をつづけた。
8:40
その後、ピリポはアゾトに姿をあらわして、町々をめぐり歩き、いたるところで福音を宣べ伝えて、ついにカイザリヤに着いた。
★詩篇
(66:8-9,16-17,20)
66:8
もろもろの民よ、われらの神をほめよ。神をほめたたえる声を聞えさせよ。
66:9
神はわれらを生きながらえさせ、われらの足のすべるのをゆるされない。
66:16
すべて神を恐れる者よ、来て聞け。神がわたしのためになされたことを告げよう。
66:17
わたしは声をあげて神に呼ばわり、わが舌をもって神をあがめた。
66:20
神はほむべきかな。神はわが祈をしりぞけず、そのいつくしみをわたしから取り去られなかった。
◆今日の読書
ヨハネの黙示録
(9:13-21)
9:13
第六の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、一つの声が、神のみまえにある金の祭壇の四つの角から出て、
9:14
ラッパを持っている第六の御使にこう呼びかけるのを、わたしは聞いた。「大ユウフラテ川のほとりにつながれている四人の御使を、解いてやれ」。
9:15
すると、その時、その日、その月、その年に備えておかれた四人の御使が、人間の三分の一を殺すために、解き放たれた。
9:16
騎兵隊の数は二億であった。わたしはその数を聞いた。
9:17
そして、まぼろしの中で、それらの馬とそれに乗っている者たちとを見ると、乗っている者たちは、火の色と青玉色と硫黄の色の胸当をつけていた。そして、それらの馬の頭はししの頭のようであって、その口から火と煙と硫黄とが、出ていた。
9:18
この三つの災害、すなわち、彼らの口から出て来る火と煙と硫黄とによって、人間の三分の一は殺されてしまった。
9:19
馬の力はその口と尾とにある。その尾はへびに似ていて、それに頭があり、その頭で人に害を加えるのである。
9:20
これらの災害で殺されずに残った人々は、自分の手で造ったものについて、悔い改めようとせず、また悪霊のたぐいや、金、銀、銅、石、木で造られ、見ることも聞くことも歩くこともできない偶像を礼拝して、やめようともしなかった。
9:21
また、彼らは、その犯した殺人や、まじないや、不品行や、盗みを悔い改めようとしなかった。
◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/
◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html
◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html
◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/
◆カトリック千葉寺教会
http://www.chibaderacatholic.jp/
◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-5-12
◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/
◆The World English Bible
http://ebible.org/web/