◆今日の聖書物語
ヨハネによる福音
(17:11b-19)
17:11b
聖なる父よ、わたしに賜わった御名によって彼らを守って下さい。それはわたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためであります。
17:12
わたしが彼らと一緒にいた間は、あなたからいただいた御名によって彼らを守り、また保護してまいりました。彼らのうち、だれも滅びず、ただ滅びの子だけが滅びました。それは聖書が成就するためでした。
17:13
今わたしはみもとに参ります。そして世にいる間にこれらのことを語るのは、わたしの喜びが彼らのうちに満ちあふれるためであります。
17:14
わたしは彼らに御言を与えましたが、世は彼らを憎みました。わたしが世のものでないように、彼らも世のものではないからです。
17:15
わたしがお願いするのは、彼らを世から取り去ることではなく、彼らを悪しき者から守って下さることであります。
17:16
わたしが世のものでないように、彼らも世のものではありません。
17:17
真理によって彼らを聖別して下さい。あなたの御言は真理であります。
17:18
あなたがわたしを世につかわされたように、わたしも彼らを世につかわしました。
17:19
また彼らが真理によって聖別されるように、彼らのためわたし自身を聖別いたします。
★今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_165.htm
★使徒行伝
(20:28-38)
20:28
どうか、あなたがた自身に気をつけ、また、すべての群れに気をくばっていただきたい。聖霊は、神が御子の血であがない取られた神の教会を牧させるために、あなたがたをその群れの監督者にお立てになったのである。
20:29
わたしが去った後、狂暴なおおかみが、あなたがたの中にはいり込んできて、容赦なく群れを荒すようになることを、わたしは知っている。
20:30
また、あなたがた自身の中からも、いろいろ曲ったことを言って、弟子たちを自分の方に、ひっぱり込もうとする者らが起るであろう。
20:31
だから、目をさましていなさい。そして、わたしが三年の間、夜も昼も涙をもって、あなたがたひとりびとりを絶えずさとしてきたことを、忘れないでほしい。
20:32
今わたしは、主とその恵みの言とに、あなたがたをゆだねる。御言には、あなたがたの徳をたて、聖別されたすべての人々と共に、御国をつがせる力がある。
20:33
わたしは、人の金や銀や衣服をほしがったことはない。
20:34
あなたがた自身が知っているとおり、わたしのこの両手は、自分の生活のためにも、また一緒にいた人たちのためにも、働いてきたのだ。
20:35
わたしは、あなたがたもこのように働いて、弱い者を助けなければならないこと、また『受けるよりは与える方が、さいわいである』と言われた主イエスの言葉を記憶しているべきことを、万事について教え示したのである」。
20:36
こう言って、パウロは一同と共にひざまずいて祈った。
20:37
みんなの者は、はげしく泣き悲しみ、パウロの首を抱いて、幾度も接吻し、
20:38
もう二度と自分の顔を見ることはあるまいと彼が言ったので、特に心を痛めた。それから彼を舟まで見送った。
★詩篇
(68:28-29,32-35)
68:28
神よ、あなたの大能を奮い起してください。われらのために事をなされた神よ、あなたの力をお示しください。
68:29
エルサレムにあるあなたの宮のために、王たちはあなたに贈り物をささげるでしょう。
68:32
地のもろもろの国よ、神にむかって歌え、主をほめうたえ。
68:33
いにしえからの天の天に乗られる主にむかってほめうたえ。見よ、主はみ声を出し、力あるみ声を出される。
68:34
力を神に帰せよ。その威光はイスラエルの上にあり、その力は雲の中にある。
68:35
神はその聖所で恐るべく、イスラエルの神はその民に力と勢いとを与えられる。神はほむべきかな。
◆今日の読書
ヨハネの第1の手紙
(5:1-12)
5:1
すべてイエスのキリストであることを信じる者は、神から生れた者である。すべて生んで下さったかたを愛する者は、そのかたから生れた者をも愛するのである。
5:2
神を愛してその戒めを行えば、それによってわたしたちは、神の子たちを愛していることを知るのである。
5:3
神を愛するとは、すなわち、その戒めを守ることである。そして、その戒めはむずかしいものではない。
5:4
なぜなら、すべて神から生れた者は、世に勝つからである。そして、わたしたちの信仰こそ、世に勝たしめた勝利の力である。
5:5
世に勝つ者はだれか。イエスを神の子と信じる者ではないか。
5:6
このイエス・キリストは、水と血とをとおってこられたかたである。水によるだけではなく、水と血とによってこられたのである。そのあかしをするものは、御霊である。御霊は真理だからである。
5:7
あかしをするものが、三つある。
5:8
御霊と水と血とである。そして、この三つのものは一致する。
5:9
わたしたちは人間のあかしを受けいれるが、しかし、神のあかしはさらにまさっている。神のあかしというのは、すなわち、御子について立てられたあかしである。
5:10
神の子を信じる者は、自分のうちにこのあかしを持っている。神を信じない者は、神を偽り者とする。神が御子についてあかしせられたそのあかしを、信じていないからである。
5:11
そのあかしとは、神が永遠のいのちをわたしたちに賜わり、かつ、そのいのちが御子のうちにあるということである。
5:12
御子を持つ者はいのちを持ち、神の御子を持たない者はいのちを持っていない。
◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/
◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html
◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html
◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/
◆カトリック千葉寺教会
http://www.chibaderacatholic.jp/
◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-6-8
◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/
◆The World English Bible
http://ebible.org/web/