8.27.2011

Today's Bible story

今日8月23日(火)も良い日でありますように。

(聖ローザ −リマ− おとめ)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(23:23-26)

23:23
 偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。はっか、いのんど、クミンなどの薬味の十分の一を宮に納めておりながら、律法の中でもっと重要な、公平とあわれみと忠実とを見のがしている。それもしなければならないが、これも見のがしてはならない。

23:24
 盲目な案内者たちよ。あなたがたは、ぶよはこしているが、らくだはのみこんでいる。

23:25
 偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。杯と皿との外側はきよめるが、内側は貪欲と放縦とで満ちている。

23:26
 盲目なパリサイ人よ。まず、杯の内側をきよめるがよい。そうすれば、外側も清くなるであろう。


★今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_230.htm


★テサロニケ人への第一の手紙
(2:1-8)

2:1
 兄弟たちよ。あなたがた自身が知っているとおり、わたしたちがあなたがたの所にはいって行ったことは、むだではなかった。

2:2
 それどころか、あなたがたが知っているように、わたしたちは、先にピリピで苦しめられ、はずかしめられたにもかかわらず、わたしたちの神に勇気を与えられて、激しい苦闘のうちに神の福音をあなたがたに語ったのである。

2:3
 いったい、わたしたちの宣教は、迷いや汚れた心から出たものでもなく、だましごとでもない。

2:4
 かえって、わたしたちは神の信任を受けて福音を託されたので、人間に喜ばれるためではなく、わたしたちの心を見分ける神に喜ばれるように、福音を語るのである。

2:5
 わたしたちは、あなたがたが知っているように、決してへつらいの言葉を用いたこともなく、口実を設けて、むさぼったこともない。それは、神があかしして下さる。

2:6
 また、わたしたちは、キリストの使徒として重んじられることができたのであるが、あなたがたからにもせよ、ほかの人々からにもせよ、人間からの栄誉を求めることはしなかった。

2:7
 むしろ、あなたがたの間で、ちょうど母がその子供を育てるように、やさしくふるまった。

2:8
 このように、あなたがたを慕わしく思っていたので、ただ神の福音ばかりではなく、自分のいのちまでもあなたがたに与えたいと願ったほどに、あなたがたを愛したのである。


★Psalm:
詩篇
(139:1-6)

139:1
 主よ、あなたはわたしを探り、わたしを知りつくされました。

139:2
 あなたはわがすわるをも、立つをも知り、遠くからわが思いをわきまえられます。

139:3
 あなたはわが歩むをも、伏すをも探り出し、わがもろもろの道をことごとく知っておられます。

139:4
 わたしの舌に一言もないのに、主よ、あなたはことごとくそれを知られます。

139:5
 あなたは後から、前からわたしを囲み、わたしの上にみ手をおかれます。

139:6
 このような知識はあまりに不思議で、わたしには思いも及びません。これは高くて達することはできません。


◆今日の読書
エペソ人への手紙
(5:8-21)

5:8
 あなたがたは、以前はやみであったが、今は主にあって光となっている。光の子らしく歩きなさい—

5:9
 光はあらゆる善意と正義と真実との実を結ばせるものである—

5:10
 主に喜ばれるものがなんであるかを、わきまえ知りなさい。

5:11
 実を結ばないやみのわざに加わらないで、むしろ、それを指摘してやりなさい。

5:12
 彼らが隠れて行っていることは、口にするだけでも恥ずかしい事である。

5:13
 しかし、光にさらされる時、すべてのものは、明らかになる。

5:14
 明らかにされたものは皆、光となるのである。だから、こう書いてある、「眠っている者よ、起きなさい。死人のなかから、立ち上がりなさい。そうすれば、キリストがあなたを照すであろう」。

5:15
 そこで、あなたがたの歩きかたによく注意して、賢くない者のようにではなく、賢い者のように歩き、

5:16
 今の時を生かして用いなさい。今は悪い時代なのである。

5:17
 だから、愚かな者にならないで、主の御旨がなんであるかを悟りなさい。

5:18
 酒に酔ってはいけない。それは乱行のもとである。むしろ御霊に満たされて、

5:19
 詩とさんびと霊の歌とをもって語り合い、主にむかって心からさんびの歌をうたいなさい。

5:20
 そしてすべてのことにつき、いつも、わたしたちの主イエス・キリストの御名によって、父なる神に感謝し、

5:21
 キリストに対する恐れの心をもって、互に仕え合うべきである。


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8.22.2011

Today's Bible story

今日8月22日(月)も良い日でありますように。

天の元后聖マリア(記)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(23:13-22)

23:13
 偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは、天国を閉ざして人々をはいらせない。自分もはいらないし、はいろうとする人をはいらせもしない。

〔 23:14
 偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは、やもめたちの家を食い倒し、見えのために長い祈をする。だから、もっときびしいさばきを受けるに違いない。〕

23:15
 偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたはひとりの改宗者をつくるために、海と陸とを巡り歩く。そして、つくったなら、彼を自分より倍もひどい地獄の子にする。

23:16
 盲目な案内者たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは言う、『神殿をさして誓うなら、そのままでよいが、神殿の黄金をさして誓うなら、果す責任がある』と。

23:17
 愚かな盲目な人たちよ。黄金と、黄金を神聖にする神殿と、どちらが大事なのか。

23:18
 また、あなたがたは言う、『祭壇をさして誓うなら、そのままでよいが、その上の供え物をさして誓うなら、果す責任がある』と。

23:19
 盲目な人たちよ。供え物と供え物を神聖にする祭壇とどちらが大事なのか。

23:20
 祭壇をさして誓う者は、祭壇と、その上にあるすべての物とをさして誓うのである。

23:21
 神殿をさして誓う者は、神殿とその中に住んでおられるかたとをさして誓うのである。

23:22
 また、天をさして誓う者は、神の御座とその上にすわっておられるかたとをさして誓うのである。


★今日の『み言葉』について
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★テサロニケ人への第一の手紙
(1:1-5、8b-10)

1:1
 パウロとシルワノとテモテから、父なる神と主イエス・キリストとにあるテサロニケ人たちの教会へ。恵みと平安とが、あなたがたにあるように。

1:2
 わたしたちは祈の時にあなたがたを覚え、あなたがた一同のことを、いつも神に感謝し、

1:3
 あなたがたの信仰の働きと、愛の労苦と、わたしたちの主イエス・キリストに対する望みの忍耐とを、わたしたちの父なる神のみまえに、絶えず思い起している。

1:4
 神に愛されている兄弟たちよ。わたしたちは、あなたがたが神に選ばれていることを知っている。

1:5
 なぜなら、わたしたちの福音があなたがたに伝えられたとき、それは言葉だけによらず、力と聖霊と強い確信とによったからである。わたしたちが、あなたがたの間で、みんなのためにどんなことをしたか、あなたがたの知っているとおりである。

1:8b
至るところで、神に対するあなたがたの信仰のことが言いひろめられたので、これについては何も述べる必要はないほどである。

1:9
 わたしたちが、どんなにしてあなたがたの所にはいって行ったか、また、あなたがたが、どんなにして偶像を捨てて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようになり、

1:10
 そして、死人の中からよみがえった神の御子、すなわち、わたしたちをきたるべき怒りから救い出して下さるイエスが、天から下ってこられるのを待つようになったかを、彼ら自身が言いひろめているのである。


★Psalm:
詩篇
(149:1-6,9)

149:1
 主をほめたたえよ。主にむかって新しい歌をうたえ。聖徒のつどいで、主の誉を歌え。

149:2
 イスラエルにその造り主を喜ばせ、シオンの子らにその王を喜ばせよ。

149:3
 彼らに踊りをもって主のみ名をほめたたえさせ、鼓と琴とをもって主をほめ歌わせよ。

149:4
 主はおのが民を喜び、へりくだる者を勝利をもって飾られるからである。

149:5
 聖徒を栄光によって喜ばせ、その床の上で喜び歌わせよ。

149:6
 そののどには神をあがめる歌があり、その手にはもろ刃のつるぎがある。

149:9
 しるされたさばきを彼らに行うためである。これはそのすべての聖徒に与えられる誉である。主をほめたたえよ。


◆今日の読書
エペソ人への手紙
(4:25-5:7)

4:25
 こういうわけだから、あなたがたは偽りを捨てて、おのおの隣り人に対して、真実を語りなさい。わたしたちは、お互に肢体なのであるから。

4:26
 怒ることがあっても、罪を犯してはならない。憤ったままで、日が暮れるようであってはならない。

4:27
 また、悪魔に機会を与えてはいけない。

4:28
 盗んだ者は、今後、盗んではならない。むしろ、貧しい人々に分け与えるようになるために、自分の手で正当な働きをしなさい。

4:29
 悪い言葉をいっさい、あなたがたの口から出してはいけない。必要があれば、人の徳を高めるのに役立つような言葉を語って、聞いている者の益になるようにしなさい。

4:30
 神の聖霊を悲しませてはいけない。あなたがたは、あがないの日のために、聖霊の証印を受けたのである。

4:31
 すべての無慈悲、憤り、怒り、騒ぎ、そしり、また、いっさいの悪意を捨て去りなさい。

4:32
 互に情深く、あわれみ深い者となり、神がキリストにあってあなたがたをゆるして下さったように、あなたがたも互にゆるし合いなさい。

5:1
 こうして、あなたがたは、神に愛されている子供として、神にならう者になりなさい。

5:2
 また愛のうちを歩きなさい。キリストもあなたがたを愛して下さって、わたしたちのために、ご自身を、神へのかんばしいかおりのささげ物、また、いけにえとしてささげられたのである。

5:3
 また、不品行といろいろな汚れや貪欲などを、聖徒にふさわしく、あなたがたの間では、口にすることさえしてはならない。

5:4
 また、卑しい言葉と愚かな話やみだらな冗談を避けなさい。これらは、よろしくない事である。それよりは、むしろ感謝をささげなさい。

5:5
 あなたがたは、よく知っておかねばならない。すべて不品行な者、汚れたことをする者、貪欲な者、すなわち、偶像を礼拝する者は、キリストと神との国をつぐことができない。

5:6
 あなたがたは、だれにも不誠実な言葉でだまされてはいけない。これらのことから、神の怒りは不従順の子らに下るのである。

5:7
 だから、彼らの仲間になってはいけない。


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8.21.2011

Today's Bible story

今日8月21日(日)も良い日でありますように。

年間第21主日

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(16:13-20)

16:13
 イエスがピリポ・カイザリヤの地方に行かれたとき、弟子たちに尋ねて言われた、「人々は人の子をだれと言っているか」。

16:14
 彼らは言った、「ある人々はバプテスマのヨハネだと言っています。しかし、ほかの人たちは、エリヤだと言い、また、エレミヤあるいは預言者のひとりだ、と言っている者もあります」。

16:15
 そこでイエスは彼らに言われた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。

16:16
 シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」。

16:17
 すると、イエスは彼にむかって言われた、「バルヨナ・シモン、あなたはさいわいである。あなたにこの事をあらわしたのは、血肉ではなく、天にいますわたしの父である。

16:18
 そこで、わたしもあなたに言う。あなたはペテロである。そして、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。黄泉の力もそれに打ち勝つことはない。

16:19
 わたしは、あなたに天国のかぎを授けよう。そして、あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは天でも解かれるであろう」。

16:20
 そのとき、イエスは、自分がキリストであることをだれにも言ってはいけないと、弟子たちを戒められた。


★イザヤ書
(22:19-23)

22:19
 わたしは、あなたをその職から追い、その地位から引きおろす。

22:20
 その日、わたしは、わがしもべヒルキヤの子エリアキムを呼んで、

22:21
 あなたの衣を着せ、あなたの帯をしめさせ、あなたの権力を彼の手にゆだねる。彼はエルサレムの民とユダの家との父となる。

22:22
 わたしはまたダビデの家のかぎを彼の肩に置く。彼が開けば閉じる者なく、彼が閉じれば開く者はない。

22:23
 わたしは彼を堅い所に打ったくぎのようにする。そして彼はその父の家の誉の座となる


★Psalm:
詩篇
(138:1-3,6,8)

138:1
 主よ、わたしは心をつくしてあなたに感謝し、もろもろの神の前であなたをほめ歌います。

138:2
 わたしはあなたの聖なる宮にむかって伏し拝み、あなたのいつくしみと、まこととのゆえに、み名に感謝します。あなたはそのみ名と、み言葉をすべてのものにまさって高くされたからです。

138:3
 あなたはわたしが呼ばわった日にわたしに答え、わが魂の力を増し加えられました。

138:6
 主は高くいらせられるが低い者をかえりみられる。しかし高ぶる者を遠くから知られる。

138:8
 主はわたしのために、みこころをなしとげられる。主よ、あなたのいつくしみはとこしえに絶えることはありません。あなたのみ手のわざを捨てないでください。


★ローマ人への手紙
(11:33-36)

11:33
 ああ深いかな、神の知恵と知識との富は。そのさばきは窮めがたく、その道は測りがたい。

11:34
 「だれが、主の心を知っていたか。だれが、主の計画にあずかったか。

11:35
 また、だれが、まず主に与えて、その報いを受けるであろうか」。

11:36
 万物は、神からいで、神によって成り、神に帰するのである。栄光がとこしえに神にあるように、アァメン。


iばいぶるメニュー検索新共同訳旧約聖書続編エステル記(ギ)より引用
http://www.bible.or.jp/i2/ni_apo.html


◆聖書のことば (益田カトリック教会)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html


◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201108


◆今日の読書
エペソ人への手紙
(4:17-24)

4:17
 そこで、わたしは主にあっておごそかに勧める。あなたがたは今後、異邦人がむなしい心で歩いているように歩いてはならない。

4:18
 彼らの知力は暗くなり、その内なる無知と心の硬化とにより、神のいのちから遠く離れ、

4:19
 自ら無感覚になって、ほしいままにあらゆる不潔な行いをして、放縦に身をゆだねている。

4:20
 しかしあなたがたは、そのようにキリストに学んだのではなかった。

4:21
 あなたがたはたしかに彼に聞き、彼にあって教えられて、イエスにある真理をそのまま学んだはずである。

4:22
 すなわち、あなたがたは、以前の生活に属する、情欲に迷って滅び行く古き人を脱ぎ捨て、

4:23
 心の深みまで新たにされて、

4:24
 真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである。


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8.20.2011

Today's Bible story

今日8月20日(土)も良い日でありますように。

聖ベルナルド修道院長教会博士(記)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(23:1-12)

23:1
 そのときイエスは、群衆と弟子たちとに語って言われた、

23:2
 「律法学者とパリサイ人とは、モーセの座にすわっている。

23:3
 だから、彼らがあなたがたに言うことは、みな守って実行しなさい。しかし、彼らのすることには、ならうな。彼らは言うだけで、実行しないから。

23:4
 また、重い荷物をくくって人々の肩にのせるが、それを動かすために、自分では指一本も貸そうとはしない。

23:5
 そのすることは、すべて人に見せるためである。すなわち、彼らは経札を幅広くつくり、その衣のふさを大きくし、

23:6
 また、宴会の上座、会堂の上席を好み、

23:7
 広場であいさつされることや、人々から先生と呼ばれることを好んでいる。

23:8
 しかし、あなたがたは先生と呼ばれてはならない。あなたがたの先生は、ただひとりであって、あなたがたはみな兄弟なのだから。

23:9
 また、地上のだれをも、父と呼んではならない。あなたがたの父はただひとり、すなわち、天にいます父である。

23:10
 また、あなたがたは教師と呼ばれてはならない。あなたがたの教師はただひとり、すなわち、キリストである。

23:11
 そこで、あなたがたのうちでいちばん偉い者は、仕える人でなければならない。

23:12
 だれでも自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされるであろう。


★今日の『み言葉』について
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★ルツ記
(2:1-3、8-11、4:13-17)

2:1
 さてナオミには、夫エリメレクの一族で、非常に裕福なひとりの親戚があって、その名をボアズといった。

2:2
 モアブの女ルツはナオミに言った、「どうぞ、わたしを畑に行かせてください。だれか親切な人が見当るならば、わたしはその方のあとについて落ち穂を拾います」。ナオミが彼女に「娘よ、行きなさい」と言ったので、

2:3
 ルツは行って、刈る人たちのあとに従い、畑で落ち穂を拾ったが、彼女ははからずもエリメレクの一族であるボアズの畑の部分にきた。

2:8
 ボアズはルツに言った、「娘よ、お聞きなさい。ほかの畑に穂を拾いに行ってはいけません。またここを去ってはなりません。わたしのところで働く女たちを離れないで、ここにいなさい。

2:9
 人々が刈りとっている畑に目をとめて、そのあとについて行きなさい。わたしは若者たちに命じて、あなたのじゃまをしないようにと、言っておいたではありませんか。あなたがかわく時には水がめのところへ行って、若者たちのくんだのを飲みなさい」。

2:10
 彼女は地に伏して拝し、彼に言った、「どうしてあなたは、わたしのような外国人を顧みて、親切にしてくださるのですか」。

2:11
 ボアズは答えて彼女に言った、「あなたの夫が死んでこのかた、あなたがしゅうとめにつくしたこと、また自分の父母と生れた国を離れて、かつて知らなかった民のところにきたことは皆わたしに聞えました。

4:13
 こうしてボアズはルツをめとって妻とし、彼女のところにはいった。主は彼女をみごもらせられたので、彼女はひとりの男の子を産んだ。

4:14
 そのとき、女たちはナオミに言った、「主はほむべきかな、主はあなたを見捨てずに、きょう、あなたにひとりの近親をお授けになりました。どうぞ、その子の名がイスラエルのうちに高く揚げられますように。

4:15
 彼はあなたのいのちを新たにし、あなたの老年を養う者となるでしょう。あなたを愛するあなたの嫁、七人のむすこにもまさる彼女が彼を産んだのですから」。

4:16
 そこでナオミはその子をとり、ふところに置いて、養い育てた。

4:17
 近所の女たちは「ナオミに男の子が生れた」と言って、彼に名をつけ、その名をオベデと呼んだ。彼はダビデの父であるエッサイの父となった。


★Psalm:
詩篇
(128:1-5)

128:1
 すべて主をおそれ、主の道に歩む者はさいわいである。

128:2
 あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう。

128:3
 あなたの妻は家の奥にいて多くの実を結ぶぶどうの木のようであり、あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。

128:4
 見よ、主をおそれる人は、このように祝福を得る。

128:5
 主はシオンからあなたを祝福されるように。あなたは世にあるかぎりエルサレムの繁栄を見る


◆今日の読書
エペソ人への手紙
(4:1-16)

4:1
 さて、主にある囚人であるわたしは、あなたがたに勧める。あなたがたが召されたその召しにふさわしく歩き、

4:2
 できる限り謙虚で、かつ柔和であり、寛容を示し、愛をもって互に忍びあい、

4:3
 平和のきずなで結ばれて、聖霊による一致を守り続けるように努めなさい。

4:4
 からだは一つ、御霊も一つである。あなたがたが召されたのは、一つの望みを目ざして召されたのと同様である。

4:5
 主は一つ、信仰は一つ、バプテスマは一つ。

4:6
 すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのものの内にいます、すべてのものの父なる神は一つである。

4:7
 しかし、キリストから賜わる賜物のはかりに従って、わたしたちひとりびとりに、恵みが与えられている。

4:8
 そこで、こう言われている、「彼は高いところに上った時、とりこを捕えて引き行き、人々に賜物を分け与えた」。

4:9
 さて「上った」と言う以上、また地下の低い底にも降りてこられたわけではないか。

4:10
 降りてこられた者自身は、同時に、あらゆるものに満ちるために、もろもろの天の上にまで上られたかたなのである。

4:11
 そして彼は、ある人を使徒とし、ある人を預言者とし、ある人を伝道者とし、ある人を牧師、教師として、お立てになった。

4:12
 それは、聖徒たちをととのえて奉仕のわざをさせ、キリストのからだを建てさせ、

4:13
 わたしたちすべての者が、神の子を信じる信仰の一致と彼を知る知識の一致とに到達し、全き人となり、ついに、キリストの満ちみちた徳の高さにまで至るためである。

4:14
 こうして、わたしたちはもはや子供ではないので、だまし惑わす策略により、人々の悪巧みによって起る様々な教の風に吹きまわされたり、もてあそばれたりすることがなく、

4:15
 愛にあって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達するのである。

4:16
 また、キリストを基として、全身はすべての節々の助けにより、しっかりと組み合わされ結び合わされ、それぞれの部分は分に応じて働き、からだを成長させ、愛のうちに育てられていくのである。


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8.19.2011

Today's Bible story

今日8月19日(金)も良い日でありますように。

(聖ヨハネ・ユード司祭)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(22:34-40)

22:34
 さて、パリサイ人たちは、イエスがサドカイ人たちを言いこめられたと聞いて、一緒に集まった。

22:35
 そして彼らの中のひとりの律法学者が、イエスをためそうとして質問した、

22:36
 「先生、律法の中で、どのいましめがいちばん大切なのですか」。

22:37
 イエスは言われた、「『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。

22:38
 これがいちばん大切な、第一のいましめである。

22:39
 第二もこれと同様である、『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。

22:40
 これらの二つのいましめに、律法全体と預言者とが、かかっている」。


★今日の『み言葉』について
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★ルツ記
(1:1、3-6、14b-16、22)

1:1
 さばきづかさが世を治めているころ、国に飢きんがあったので、ひとりの人がその妻とふたりの男の子を連れてユダのベツレヘムを去り、モアブの地へ行ってそこに滞在した。

1:3
 ナオミの夫エリメレクは死んで、ナオミとふたりの男の子が残された。

1:4
 ふたりの男の子はそれぞれモアブの女を妻に迎えた。そのひとりの名はオルパといい、ひとりの名はルツといった。彼らはそこに十年ほど住んでいたが、

1:5
 マロンとキリオンのふたりもまた死んだ。こうしてナオミはふたりの子と夫とに先だたれた。

1:6
 その時、ナオミはモアブの地で、主がその民を顧みて、すでに食物をお与えになっていることを聞いたので、その嫁と共に立って、モアブの地からふるさとへ帰ろうとした。

1:14b
 そしてオルパはそのしゅうとめに口づけしたが、ルツはしゅうとめを離れなかった。

1:15
 そこでナオミは言った、「ごらんなさい。あなたの相嫁は自分の民と自分の神々のもとへ帰って行きました。あなたも相嫁のあとについて帰りなさい」。

1:16
 しかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。

1:22
 こうしてナオミは、モアブの地から帰った嫁、モアブの女ルツと一緒に帰ってきて、大麦刈の初めにベツレヘムに着いた。


★Psalm:
詩篇
(146:5-10)

146:5
 ヤコブの神をおのが助けとし、その望みをおのが神、主におく人はさいわいである。

146:6
 主は天と地と、海と、その中にあるあらゆるものを造り、とこしえに真実を守り、

146:7
 しえたげられる者のためにさばきをおこない、飢えた者に食物を与えられる。主は捕われ人を解き放たれる。

146:8
 主は盲人の目を開かれる。主はかがむ者を立たせられる。主は正しい者を愛される。

146:9
 主は寄留の他国人を守り、みなしごと、やもめとをささえられる。しかし、悪しき者の道を滅びに至らせられる。

146:10
 主はとこしえに統べ治められる。シオンよ、あなたの神はよろず代まで統べ治められる。主をほめたたえよ。


◆今日の読書
エペソ人への手紙
(3:14-21)

3:14
 こういうわけで、わたしはひざをかがめて、

3:15
 天上にあり地上にあって「父」と呼ばれているあらゆるものの源なる父に祈る。

3:16
 どうか父が、その栄光の富にしたがい、御霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強くして下さるように、

3:17
 また、信仰によって、キリストがあなたがたの心のうちに住み、あなたがたが愛に根ざし愛を基として生活することにより、

3:18
 すべての聖徒と共に、その広さ、長さ、高さ、深さを理解することができ、

3:19
 また人知をはるかに越えたキリストの愛を知って、神に満ちているもののすべてをもって、あなたがたが満たされるように、と祈る。

3:20
 どうか、わたしたちのうちに働く力によって、わたしたちが求めまた思うところのいっさいを、はるかに越えてかなえて下さることができるかたに、

3:21
 教会により、また、キリスト・イエスによって、栄光が世々限りなくあるように、アァメン。


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8.18.2011

Today's Bible story

今日8月18日(木)も良い日でありますように。

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(22:1-14)

22:1
 イエスはまた、譬で彼らに語って言われた、

22:2
 「天国は、ひとりの王がその王子のために、婚宴を催すようなものである。

22:3
 王はその僕たちをつかわして、この婚宴に招かれていた人たちを呼ばせたが、その人たちはこようとはしなかった。

22:4
 そこでまた、ほかの僕たちをつかわして言った、『招かれた人たちに言いなさい。食事の用意ができました。牛も肥えた獣もほふられて、すべての用意ができました。さあ、婚宴においでください』。

22:5
 しかし、彼らは知らぬ顔をして、ひとりは自分の畑に、ひとりは自分の商売に出て行き、

22:6
 またほかの人々は、この僕たちをつかまえて侮辱を加えた上、殺してしまった。

22:7
 そこで王は立腹し、軍隊を送ってそれらの人殺しどもを滅ぼし、その町を焼き払った。

22:8
 それから僕たちに言った、『婚宴の用意はできているが、招かれていたのは、ふさわしくない人々であった。

22:9
 だから、町の大通りに出て行って、出会った人はだれでも婚宴に連れてきなさい』。

22:10
 そこで、僕たちは道に出て行って、出会う人は、悪人でも善人でもみな集めてきたので、婚宴の席は客でいっぱいになった。

22:11
 王は客を迎えようとしてはいってきたが、そこに礼服をつけていないひとりの人を見て、

22:12
 彼に言った、『友よ、どうしてあなたは礼服をつけないで、ここにはいってきたのですか』。しかし、彼は黙っていた。

22:13
 そこで、王はそばの者たちに言った、『この者の手足をしばって、外の暗やみにほうり出せ。そこで泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう』。

22:14
 招かれる者は多いが、選ばれる者は少ない」。


★今日の『み言葉』について
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http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_226.htm


★士師記
(11:29-39a)

11:29
 時に主の霊がエフタに臨み、エフタはギレアデおよびマナセをとおって、ギレアデのミヅパに行き、ギレアデのミヅパから進んでアンモンの人々のところに行った。

11:30
 エフタは主に誓願を立てて言った、「もしあなたがアンモンの人々をわたしの手にわたされるならば、

11:31
 わたしがアンモンの人々に勝って帰るときに、わたしの家の戸口から出てきて、わたしを迎えるものはだれでも主のものとし、その者を燔祭としてささげましょう」。

11:32
 エフタはアンモンの人々のところに進んで行って、彼らと戦ったが、主は彼らをエフタの手にわたされたので、

11:33
 アロエルからミンニテの附近まで、二十の町を撃ち敗り、アベル・ケラミムに至るまで、非常に多くの人を殺した。こうしてアンモンの人々はイスラエルの人々の前に攻め伏せられた。

11:34
 やがてエフタはミヅパに帰り、自分の家に来ると、彼の娘が鼓をもち、舞い踊って彼を出迎えた。彼女はエフタのひとり子で、ほかに男子も女子もなかった。

11:35
 エフタは彼女を見ると、衣を裂いて言った、「ああ、娘よ、あなたは全くわたしを打ちのめした。わたしを悩ますものとなった。わたしが主に誓ったのだから改めることはできないのだ」。

11:36
 娘は言った、「父よ、あなたは主に誓われたのですから、主があなたのために、あなたの敵アンモンの人々に報復された今、あなたが言われたとおりにわたしにしてください」。

11:37
 娘はまた父に言った、「どうぞ、この事をわたしにさせてください。すなわち二か月の間わたしをゆるし、友だちと一緒に行って、山々をゆきめぐり、わたしの処女であることを嘆かせてください」。

11:38
 エフタは「行きなさい」と言って、彼女を二か月の間、出してやった。彼女は友だちと一緒に行って、山の上で自分の処女であることを嘆いたが、

11:39a
 二か月の後、父のもとに帰ってきたので、父は誓った誓願のとおりに彼女におこなった。


★Psalm:
詩篇
(40:4,6-9)

40:4
 主をおのが頼みとする人、高ぶる者にたよらず、偽りの神に迷う者にたよらない人はさいわいである。

40:6
 あなたはいけにえと供え物とを喜ばれない。あなたはわたしの耳を開かれた。あなたは燔祭と罪祭とを求められない。

40:7
 その時わたしは言った、「見よ、わたしはまいります。書の巻に、わたしのためにしるされています。

40:8
 わが神よ、わたしはみこころを行うことを喜びます。あなたのおきてはわたしの心のうちにあります」と。

40:9
 わたしは大いなる集会で、救についての喜びのおとずれを告げ示しました。見よ、わたしはくちびるを閉じませんでした。主よ、あなたはこれをご存じです。


◆今日の読書
エペソ人への手紙
(3:1-13)

3:1
 こういうわけで、あなたがた異邦人のためにキリスト・イエスの囚人となっているこのパウロ—

3:2
 わたしがあなたがたのために神から賜わった恵みの務について、あなたがたはたしかに聞いたであろう。

3:3
 すなわち、すでに簡単に書きおくったように、わたしは啓示によって奥義を知らされたのである。

3:4
 あなたがたはそれを読めば、キリストの奥義をわたしがどう理解しているかがわかる。

3:5
 この奥義は、いまは、御霊によって彼の聖なる使徒たちと預言者たちとに啓示されているが、前の時代には、人の子らに対して、そのように知らされてはいなかったのである。

3:6
 それは、異邦人が、福音によりキリスト・イエスにあって、わたしたちと共に神の国をつぐ者となり、共に一つのからだとなり、共に約束にあずかる者となることである。

3:7
 わたしは、神の力がわたしに働いて、自分に与えられた神の恵みの賜物により、福音の僕とされたのである。

3:8
 すなわち、聖徒たちのうちで最も小さい者であるわたしにこの恵みが与えられたが、それは、キリストの無尽蔵の富を異邦人に宣べ伝え、

3:9
 更にまた、万物の造り主である神の中に世々隠されていた奥義にあずかる務がどんなものであるかを、明らかに示すためである。

3:10
 それは今、天上にあるもろもろの支配や権威が、教会をとおして、神の多種多様な知恵を知るに至るためであって、

3:11
 わたしたちの主キリスト・イエスにあって実現された神の永遠の目的にそうものである。

3:12
 この主キリストにあって、わたしたちは、彼に対する信仰によって、確信をもって大胆に神に近づくことができるのである。

3:13
 だから、あなたがたのためにわたしが受けている患難を見て、落胆しないでいてもらいたい。わたしの患難は、あなたがたの光栄なのである。


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8.17.2011

Today's Bible story

今日8月17日(水)も良い日でありますように。

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(20:1-16)

20:1
 天国は、ある家の主人が、自分のぶどう園に労働者を雇うために、夜が明けると同時に、出かけて行くようなものである。

20:2
 彼は労働者たちと、一日一デナリの約束をして、彼らをぶどう園に送った。

20:3
 それから九時ごろに出て行って、他の人々が市場で何もせずに立っているのを見た。

20:4
 そして、その人たちに言った、『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい。相当な賃銀を払うから』。

20:5
 そこで、彼らは出かけて行った。主人はまた、十二時ごろと三時ごろとに出て行って、同じようにした。

20:6
 五時ごろまた出て行くと、まだ立っている人々を見たので、彼らに言った、『なぜ、何もしないで、一日中ここに立っていたのか』。

20:7
 彼らが『だれもわたしたちを雇ってくれませんから』と答えたので、その人々に言った、『あなたがたも、ぶどう園に行きなさい』。

20:8
 さて、夕方になって、ぶどう園の主人は管理人に言った、『労働者たちを呼びなさい。そして、最後にきた人々からはじめて順々に最初にきた人々にわたるように、賃銀を払ってやりなさい』。

20:9
 そこで、五時ごろに雇われた人々がきて、それぞれ一デナリずつもらった。

20:10
 ところが、最初の人々がきて、もっと多くもらえるだろうと思っていたのに、彼らも一デナリずつもらっただけであった。

20:11
 もらったとき、家の主人にむかって不平をもらして

20:12
 言った、『この最後の者たちは一時間しか働かなかったのに、あなたは一日じゅう、労苦と暑さを辛抱したわたしたちと同じ扱いをなさいました』。

20:13
 そこで彼はそのひとりに答えて言った、『友よ、わたしはあなたに対して不正をしてはいない。あなたはわたしと一デナリの約束をしたではないか。

20:14
 自分の賃銀をもらって行きなさい。わたしは、この最後の者にもあなたと同様に払ってやりたいのだ。

20:15
 自分の物を自分がしたいようにするのは、当りまえではないか。それともわたしが気前よくしているので、ねたましく思うのか』。

20:16
 このように、あとの者は先になり、先の者はあとになるであろう」。


★今日の『み言葉』について
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★士師記
(9:6-15)

9:6
 そこでシケムのすべての人々とベテミロのすべての人々は集まり、行ってシケムにある石の柱のかたわらのテレビンの木のもとで、アビメレクを立てて王とした。

9:7
 このことをヨタムに告げる者があったので、ヨタムは行ってゲリジム山の頂に立ち、大声に叫んで彼らに言った、「シケムの人々よ、わたしに聞きなさい。そうすれば神はあなたがたに聞かれるでしょう。

9:8
 ある時、もろもろの木が自分たちの上に王を立てようと出て行ってオリブの木に言った、『わたしたちの王になってください』。

9:9
 しかしオリブの木は彼らに言った、『わたしはどうして神と人とをあがめるために用いられるわたしの油を捨てて行って、もろもろの木を治めることができましょう』。

9:10
 もろもろの木はまたいちじくの木に言った、『きてわたしたちの王になってください』。

9:11
 しかしいちじくの木は彼らに言った、『わたしはどうしてわたしの甘味と、わたしの良い果実とを捨てて行って、もろもろの木を治めることができましょう』。

9:12
 もろもろの木はまたぶどうの木に言った、『きてわたしたちの王になってください』。

9:13
 しかし、ぶどうの木は彼らに言った、『わたしはどうして神と人とを喜ばせるわたしのぶどう酒を捨てて行って、もろもろの木を治めることができましょう』。

9:14
 そこですべての木はいばらに言った、『きてわたしたちの王になってください』。

9:15
 いばらはもろもろの木に言った、『あなたがたが真実にわたしを立てて王にするならば、きてわたしの陰に難を避けなさい。そうしなければ、いばらから火が出てレバノンの香柏を焼きつくすでしょう』。


★Psalm:
詩篇
(21:1-6)

21:1
 主よ、王はあなたの力によって喜び、あなたの助けによって、いかに大きな喜びをもつことでしょう。

21:2
 あなたは彼の心の願いをゆるし、そのくちびるの求めをいなまれなかった。

21:3
 あなたは大いなる恵みをもって彼を迎え、そのかしらに純金の冠をいただかせられる。

21:4
 彼がいのちを求めると、あなたはそれを彼にさずけ、世々限りなくそのよわいを長くされた。

21:5
 あなたの助けによって彼の栄光は大きい。あなたは誉と威厳とを彼に与えられる。

21:6
 まことに、あなたは彼をとこしえに恵まれた者とし、み前に喜びをもって楽しませられる。


◆今日の読書
エペソ人への手紙
(2:11-22)

2:11
 だから、記憶しておきなさい。あなたがたは以前には、肉によれば異邦人であって、手で行った肉の割礼ある者と称せられる人々からは、無割礼の者と呼ばれており、

2:12
 またその当時は、キリストを知らず、イスラエルの国籍がなく、約束されたいろいろの契約に縁がなく、この世の中で希望もなく神もない者であった。

2:13
 ところが、あなたがたは、このように以前は遠く離れていたが、今ではキリスト・イエスにあって、キリストの血によって近いものとなったのである。

2:14
 キリストはわたしたちの平和であって、二つのものを一つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、ご自分の肉によって、

2:15
 数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄したのである。それは、彼にあって、二つのものをひとりの新しい人に造りかえて平和をきたらせ、

2:16
 十字架によって、二つのものを一つのからだとして神と和解させ、敵意を十字架にかけて滅ぼしてしまったのである。

2:17
 それから彼は、こられた上で、遠く離れているあなたがたに平和を宣べ伝え、また近くにいる者たちにも平和を宣べ伝えられたのである。

2:18
 というのは、彼によって、わたしたち両方の者が一つの御霊の中にあって、父のみもとに近づくことができるからである。

2:19
 そこであなたがたは、もはや異国人でも宿り人でもなく、聖徒たちと同じ国籍の者であり、神の家族なのである。

2:20
 またあなたがたは、使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられたものであって、キリスト・イエスご自身が隅のかしら石である。

2:21
 このキリストにあって、建物全体が組み合わされ、主にある聖なる宮に成長し、

2:22
 そしてあなたがたも、主にあって共に建てられて、霊なる神のすまいとなるのである。


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8.16.2011

Today's Bible story

今日8月16日(火)も良い日でありますように。

(聖ステファノ - ハンガリー− )

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(19:23-30)

19:23
 それからイエスは弟子たちに言われた、「よく聞きなさい。富んでいる者が天国にはいるのは、むずかしいものである。

19:24
 また、あなたがたに言うが、富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。

19:25
 弟子たちはこれを聞いて非常に驚いて言った、「では、だれが救われることができるのだろう」。

19:26
 イエスは彼らを見つめて言われた、「人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない」。

19:27
 そのとき、ペテロがイエスに答えて言った、「ごらんなさい、わたしたちはいっさいを捨てて、あなたに従いました。ついては、何がいただけるでしょうか」。

19:28
 イエスは彼らに言われた、「よく聞いておくがよい。世が改まって、人の子がその栄光の座につく時には、わたしに従ってきたあなたがたもまた、十二の位に座してイスラエルの十二の部族をさばくであろう。

19:29
 おおよそ、わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子、もしくは畑を捨てた者は、その幾倍もを受け、また永遠の生命を受けつぐであろう。

19:30
 しかし、多くの先の者はあとになり、あとの者は先になるであろう。


★今日の『み言葉』について
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★士師記
(6:11-24a)

6:11
 さて主の使がきて、アビエゼルびとヨアシに属するオフラにあるテレビンの木の下に座した。時にヨアシの子ギデオンはミデアンびとの目を避けるために酒ぶねの中で麦を打っていたが、

6:12
 主の使は彼に現れて言った、「大勇士よ、主はあなたと共におられます」。

6:13
 ギデオンは言った、「ああ、君よ、主がわたしたちと共におられるならば、どうしてこれらの事がわたしたちに臨んだのでしょう。わたしたちの先祖が『主はわれわれをエジプトから導き上られたではないか』といって、わたしたちに告げたそのすべての不思議なみわざはどこにありますか。今、主はわたしたちを捨てて、ミデアンびとの手にわたされました」。

6:14
 主はふり向いて彼に言われた、「あなたはこのあなたの力をもって行って、ミデアンびとの手からイスラエルを救い出しなさい。わたしがあなたをつかわすのではありませんか」。

6:15
 ギデオンは主に言った、「ああ主よ、わたしはどうしてイスラエルを救うことができましょうか。わたしの氏族はマナセのうちで最も弱いものです。わたしはまたわたしの父の家族のうちで最も小さいものです」。

6:16
 主は言われた、「しかし、わたしがあなたと共におるから、ひとりを撃つようにミデアンびとを撃つことができるでしょう」。

6:17
 ギデオンはまた主に言った、「わたしがもしあなたの前に恵みを得ていますならば、どうぞ、わたしと語るのがあなたであるというしるしを見せてください。

6:18
 どうぞ、わたしが供え物を携えてあなたのもとにもどってきて、あなたの前に供えるまで、ここを去らないでください」。主は言われた、「わたしはあなたがもどって来るまで待ちましょう」。

6:19
 そこでギデオンは自分の家に行って、やぎの子を整え、一エパの粉で種入れぬパンをつくり、肉をかごに入れ、あつものをつぼに盛り、テレビンの木の下におる彼のもとに持ってきて、それを供えた。

6:20
 神の使は彼に言った、「肉と種入れぬパンをとって、この岩の上に置き、それにあつものを注ぎなさい」。彼はそのようにした。

6:21
 すると主の使が手にもっていたつえの先を出して、肉と種入れぬパンに触れると、岩から火が燃えあがって、肉と種入れぬパンとを焼きつくした。そして主の使は去って見えなくなった。

6:22
 ギデオンはその人が主の使であったことをさとって言った、「ああ主なる神よ、どうなることでしょう。わたしは顔をあわせて主の使を見たのですから」。

6:23
 主は彼に言われた、「安心せよ、恐れるな。あなたは死ぬことはない」。

6:24a
 そこでギデオンは主のために祭壇をそこに築いて、それを「主は平安」と名づけた。


★Psalm:
詩篇
(85:8,10-13)

85:8
 わたしは主なる神の語られることを聞きましょう。主はその民、その聖徒、ならびにその心を主に向ける者に、平和を語られるからです。

85:10
 いつくしみと、まこととは共に会い、義と平和とは互に口づけし、

85:11
 まことは地からはえ、義は天から見おろすでしょう。

85:12
 主が良い物を与えられるので、われらの国はその産物を出し、

85:13
 義は主のみ前に行き、その足跡を道とするでしょう。


◆今日の読書
エペソ人への手紙
(2:1-10)

2:1
 さてあなたがたは、先には自分の罪過と罪とによって死んでいた者であって、

2:2
 かつてはそれらの中で、この世のならわしに従い、空中の権をもつ君、すなわち、不従順の子らの中に今も働いている霊に従って、歩いていたのである。

2:3
 また、わたしたちもみな、かつては彼らの中にいて、肉の欲に従って日を過ごし、肉とその思いとの欲するままを行い、ほかの人々と同じく、生れながらの怒りの子であった。

2:4
 しかるに、あわれみに富む神は、わたしたちを愛して下さったその大きな愛をもって、

2:5
 罪過によって死んでいたわたしたちを、キリストと共に生かし—あなたがたの救われたのは、恵みによるのである—

2:6
 キリスト・イエスにあって、共によみがえらせ、共に天上で座につかせて下さったのである。

2:7
 それは、キリスト・イエスにあってわたしたちに賜わった慈愛による神の恵みの絶大な富を、きたるべき世々に示すためであった。

2:8
 あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。

2:9
 決して行いによるのではない。それは、だれも誇ることがないためなのである。

2:10
 わたしたちは神の作品であって、良い行いをするように、キリスト・イエスにあって造られたのである。神は、わたしたちが、良い行いをして日を過ごすようにと、あらかじめ備えて下さったのである。


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8.15.2011

Today's Bible story

今日8月15日(月)も良い日でありますように。

聖母の被昇天(祭)

高松教区司教座教会献堂記念日

◆今日の聖書物語
ルカによる福音
(1:39-56)

1:39
 そのころ、マリヤは立って、大急ぎで山里へむかいユダの町に行き、

1:40
 ザカリヤの家にはいってエリサベツにあいさつした。

1:41
 エリサベツがマリヤのあいさつを聞いたとき、その子が胎内でおどった。エリサベツは聖霊に満たされ、

1:42
 声高く叫んで言った、「あなたは女の中で祝福されたかた、あなたの胎の実も祝福されています。

1:43
 主の母上がわたしのところにきてくださるとは、なんという光栄でしょう。

1:44
 ごらんなさい。あなたのあいさつの声がわたしの耳にはいったとき、子供が胎内で喜びおどりました。

1:45
 主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女は、なんとさいわいなことでしょう」。

1:46
 するとマリヤは言った、「わたしの魂は主をあがめ、

1:47
 わたしの霊は救主なる神をたたえます。

1:48
 この卑しい女をさえ、心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、

1:49
 力あるかたが、わたしに大きな事をしてくださったからです。そのみ名はきよく、

1:50
 そのあわれみは、代々限りなく主をかしこみ恐れる者に及びます。

1:51
 主はみ腕をもって力をふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、

1:52
 権力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、

1:53
 飢えている者を良いもので飽かせ、富んでいる者を空腹のまま帰らせなさいます。

1:54
 主は、あわれみをお忘れにならず、その僕イスラエルを助けてくださいました、

1:55
 わたしたちの父祖アブラハムとその子孫とをとこしえにあわれむと約束なさったとおりに」。

1:56
 マリヤは、エリサベツのところに三か月ほど滞在してから、家に帰った。


★今日の『み言葉』について
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http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_223.htm


★ヨハネの黙示録
(11:19a、12:1-6、10ab)

11:19a
 そして、天にある神の聖所が開け

12:1
 また、大いなるしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。

12:2
 この女は子を宿しており、産みの苦しみと悩みとのために、泣き叫んでいた。

12:3
 また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。

12:4
 その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、それらを地に投げ落した。龍は子を産もうとしている女の前に立ち、生れたなら、その子を食い尽そうとかまえていた。

12:5
 女は男の子を産んだが、彼は鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者である。この子は、神のみもとに、その御座のところに、引き上げられた。

12:6
 女は荒野へ逃げて行った。そこには、彼女が千二百六十日のあいだ養われるように、神の用意された場所があった。

12:10ab
 その時わたしは、大きな声が天でこう言うのを聞いた、「今や、われらの神の救と力と国と、神のキリストの権威とは、現れた。


★Psalm:
詩篇
(45:9bc,10-11ab,15)

45:9bc
 王妃はオフルの金を飾って、あなたの右に立つ。

45:10
 娘よ、聞け、かえりみて耳を傾けよ。あなたの民と、あなたの父の家とを忘れよ。

45:11
 王はあなたのうるわしさを慕うであろう。彼はあなたの主であるから

45:15
 彼らは喜びと楽しみとをもって導かれ行き、王の宮殿にはいる。


★コリント人への第一の手紙
(15:20-27a)

15:20
 しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである。

15:21
 それは、死がひとりの人によってきたのだから、死人の復活もまた、ひとりの人によってこなければならない。

15:22
 アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストにあってすべての人が生かされるのである。

15:23
 ただ、各自はそれぞれの順序に従わねばならない。最初はキリスト、次に、主の来臨に際してキリストに属する者たち、

15:24
 それから終末となって、その時に、キリストはすべての君たち、すべての権威と権力とを打ち滅ぼして、国を父なる神に渡されるのである。

15:25
 なぜなら、キリストはあらゆる敵をその足もとに置く時までは、支配を続けることになっているからである。

15:26
 最後の敵として滅ぼされるのが、死である。

15:27a
 「神は万物を彼の足もとに従わせた」からである。


◆今日の読書
エペソ人への手紙
(1:16-2:10)

1:16
 わたしの祈のたびごとにあなたがたを覚えて、絶えずあなたがたのために感謝している。

1:17
 どうか、わたしたちの主イエス・キリストの神、栄光の父が、知恵と啓示との霊をあなたがたに賜わって神を認めさせ、

1:18
 あなたがたの心の目を明らかにして下さるように、そして、あなたがたが神に召されていだいている望みがどんなものであるか、聖徒たちがつぐべき神の国がいかに栄光に富んだものであるか、

1:19
 また、神の力強い活動によって働く力が、わたしたち信じる者にとっていかに絶大なものであるかを、あなたがたが知るに至るように、と祈っている。

1:20
 神はその力をキリストのうちに働かせて、彼を死人の中からよみがえらせ、天上においてご自分の右に座せしめ、

1:21
 彼を、すべての支配、権威、権力、権勢の上におき、また、この世ばかりでなくきたるべき世においても唱えられる、あらゆる名の上におかれたのである。

1:22
 そして、万物をキリストの足の下に従わせ、彼を万物の上にかしらとして教会に与えられた。

1:23
 この教会はキリストのからだであって、すべてのものを、すべてのもののうちに満たしているかたが、満ちみちているものに、ほかならない。

2:1
 さてあなたがたは、先には自分の罪過と罪とによって死んでいた者であって、

2:2
 かつてはそれらの中で、この世のならわしに従い、空中の権をもつ君、すなわち、不従順の子らの中に今も働いている霊に従って、歩いていたのである。

2:3
 また、わたしたちもみな、かつては彼らの中にいて、肉の欲に従って日を過ごし、肉とその思いとの欲するままを行い、ほかの人々と同じく、生れながらの怒りの子であった。

2:4
 しかるに、あわれみに富む神は、わたしたちを愛して下さったその大きな愛をもって、

2:5
 罪過によって死んでいたわたしたちを、キリストと共に生かし—あなたがたの救われたのは、恵みによるのである—

2:6
 キリスト・イエスにあって、共によみがえらせ、共に天上で座につかせて下さったのである。

2:7
 それは、キリスト・イエスにあってわたしたちに賜わった慈愛による神の恵みの絶大な富を、きたるべき世々に示すためであった。

2:8
 あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。

2:9
 決して行いによるのではない。それは、だれも誇ることがないためなのである。

2:10
 わたしたちは神の作品であって、良い行いをするように、キリスト・イエスにあって造られたのである。神は、わたしたちが、良い行いをして日を過ごすようにと、あらかじめ備えて下さったのである。


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8.14.2011

Today's Bible story

今日8月14日(日)も良い日でありますように。

年間第20主日

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(15:21-28)

15:21
 さて、イエスはそこを出て、ツロとシドンとの地方へ行かれた。

15:22
 すると、そこへ、その地方出のカナンの女が出てきて、「主よ、ダビデの子よ、わたしをあわれんでください。娘が悪霊にとりつかれて苦しんでいます」と言って叫びつづけた。

15:23
 しかし、イエスはひと言もお答えにならなかった。そこで弟子たちがみもとにきて願って言った、「この女を追い払ってください。叫びながらついてきていますから」。

15:24
 するとイエスは答えて言われた、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊以外の者には、つかわされていない」。

15:25
 しかし、女は近寄りイエスを拝して言った、「主よ、わたしをお助けください」。

15:26
 イエスは答えて言われた、「子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。

15:27
 すると女は言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、小犬もその主人の食卓から落ちるパンくずは、いただきます」。

15:28
 そこでイエスは答えて言われた、「女よ、あなたの信仰は見あげたものである。あなたの願いどおりになるように」。その時に、娘はいやされた。


★イザヤ書
(56:1、6-7)

56:1
 主はこう言われる、「あなたがたは公平を守って正義を行え。わが救の来るのは近く、わが助けのあらわれるのが近いからだ。

56:6
 また主に連なり、主に仕え、主の名を愛し、そのしもべとなり、すべて安息日を守って、これを汚さず、わが契約を堅く守る異邦人は—

56:7
 わたしはこれをわが聖なる山にこさせ、わが祈の家のうちで楽しませる、彼らの燔祭と犠牲とは、わが祭壇の上に受けいれられる。わが家はすべての民の祈の家ととなえられるからである」。


★詩篇
(67:1-2,4-5,7)

67:1
 どうか、神がわれらをあわれみ、われらを祝福し、そのみ顔をわれらの上に照されるように。

67:2
 これはあなたの道があまねく地に知られ、あなたの救の力がもろもろの国民のうちに知られるためです。

67:4
 もろもろの国民を楽しませ、また喜び歌わせてください。あなたは公平をもってもろもろの民をさばき、地の上なるもろもろの国民を導かれるからです。

67:5
 神よ、民らにあなたをほめたたえさせ、もろもろの民にあなたをほめたたえさせてください。

67:7
 神はわれらを祝福されました。地のもろもろのはてにことごとく神を恐れさせてください。


★ローマ人への手紙
(11:13-15、29-32)

11:13
 そこでわたしは、あなたがた異邦人に言う。わたし自身は異邦人の使徒なのであるから、わたしの務を光栄とし、

11:14
 どうにかしてわたしの骨肉を奮起させ、彼らの幾人かを救おうと願っている。

11:15
 もし彼らの捨てられたことが世の和解となったとすれば、彼らの受けいれられることは、死人の中から生き返ることではないか。

11:29
 神の賜物と召しとは、変えられることがない。

11:30
 あなたがたが、かつては神に不従順であったが、今は彼らの不従順によってあわれみを受けたように、

11:31
 彼らも今は不従順になっているが、それは、あなたがたの受けたあわれみによって、彼ら自身も今あわれみを受けるためなのである。

11:32
 すなわち、神はすべての人をあわれむために、すべての人を不従順のなかに閉じ込めたのである。


◆聖書のことば (益田カトリック教会)
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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201108


◆今日の読書
エペソ人への手紙
(1:1-14)

1:1
 神の御旨によるキリスト・イエスの使徒パウロから、エペソにいる、キリスト・イエスにあって忠実な聖徒たちへ。

1:2
 わたしたちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安とが、あなたがたにあるように。

1:3
 ほむべきかな、わたしたちの主イエス・キリストの父なる神。神はキリストにあって、天上で霊のもろもろの祝福をもって、わたしたちを祝福し、

1:4
 みまえにきよく傷のない者となるようにと、天地の造られる前から、キリストにあってわたしたちを選び、

1:5
 わたしたちに、イエス・キリストによって神の子たる身分を授けるようにと、御旨のよしとするところに従い、愛のうちにあらかじめ定めて下さったのである。

1:6
 これは、その愛する御子によって賜わった栄光ある恵みを、わたしたちがほめたたえるためである。

1:7
 わたしたちは、御子にあって、神の豊かな恵みのゆえに、その血によるあがない、すなわち、罪過のゆるしを受けたのである。

1:8
 神はその恵みをさらに増し加えて、あらゆる知恵と悟りとをわたしたちに賜わり、

1:9
 御旨の奥義を、自らあらかじめ定められた計画に従って、わたしたちに示して下さったのである。

1:10
 それは、時の満ちるに及んで実現されるご計画にほかならない。それによって、神は天にあるもの地にあるものを、ことごとく、キリストにあって一つに帰せしめようとされたのである。

1:11
 わたしたちは、御旨の欲するままにすべての事をなさるかたの目的の下に、キリストにあってあらかじめ定められ、神の民として選ばれたのである。

1:12
 それは、早くからキリストに望みをおいているわたしたちが、神の栄光をほめたたえる者となるためである。

1:13
 あなたがたもまた、キリストにあって、真理の言葉、すなわち、あなたがたの救の福音を聞き、また、彼を信じた結果、約束された聖霊の証印をおされたのである。

1:14
 この聖霊は、わたしたちが神の国をつぐことの保証であって、やがて神につける者が全くあがなわれ、神の栄光をほめたたえるに至るためである。


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8.13.2011

Today's Bible story

今日8月13日(土)も良い日でありますように。

(聖母の土曜日)

(聖ポンチアノ教皇 聖ヒッポリト司祭殉教者)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(19:13-15)

19:13
 そのとき、イエスに手をおいて祈っていただくために、人々が幼な子らをみもとに連れてきた。ところが、弟子たちは彼らをたしなめた。

19:14
 するとイエスは言われた、「幼な子らをそのままにしておきなさい。わたしのところに来るのをとめてはならない。天国はこのような者の国である」。

19:15
 そして手を彼らの上においてから、そこを去って行かれた。


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★ヨシュア
(24:14-29)

24:14
 それゆえ、いま、あなたがたは主を恐れ、まことと、まごころと、真実とをもって、主に仕え、あなたがたの先祖が、川の向こう、およびエジプトで仕えた他の神々を除き去って、主に仕えなさい。

24:15
 もしあなたがたが主に仕えることを、こころよしとしないのならば、あなたがたの先祖が、川の向こうで仕えた神々でも、または、いまあなたがたの住む地のアモリびとの神々でも、あなたがたの仕える者を、きょう、選びなさい。ただし、わたしとわたしの家とは共に主に仕えます」。

24:16
 その時、民は答えて言った、「主を捨てて、他の神々に仕えるなど、われわれは決していたしません。

24:17
 われわれの神、主がみずからわれわれと、われわれの先祖とを、エジプトの地、奴隷の家から導き上り、またわれわれの目の前で、あの大いなるしるしを行い、われわれの行くすべての道で守り、われわれが通ったすべての国民の中でわれわれを守られたからです。

24:18
 主はまた、この地に住んでいたアモリびとなど、すべての民を、われわれの前から追い払われました。それゆえ、われわれも主に仕えます。主はわれわれの神だからです」。

24:19
 しかし、ヨシュアは民に言った、「あなたがたは主に仕えることはできないであろう。主は聖なる神であり、ねたむ神であって、あなたがたの罪、あなたがたのとがを、ゆるされないからである。

24:20
 もしあなたがたが主を捨てて、異なる神々に仕えるならば、あなたがたにさいわいを下されたのちにも、ひるがえってあなたがたに災をくだし、あなたがたを滅ぼしつくされるであろう」。

24:21
 民はヨシュアに言った、「いいえ、われわれは主に仕えます」。

24:22
 そこでヨシュアは民に言った、「あなたがたは主を選んで、主に仕えると言った。あなたがたみずからその証人である」。彼らは言った、「われわれは証人です」。

24:23
 ヨシュアはまた言った、「それならば、あなたがたのうちにある、異なる神々を除き去り、イスラエルの神、主に、心を傾けなさい」。

24:24
 民はヨシュアに言った、「われわれの神、主に、われわれは仕え、その声に聞きしたがいます」。

24:25
 こうしてヨシュアは、その日、民と契約をむすび、シケムにおいて、定めと、おきてを、彼らのために設けた。

24:26
 ヨシュアはこれらの言葉を神の律法の書にしるし、大きな石を取って、その所で、主の聖所にあるかしの木の下にそれを立て、

24:27
 ヨシュアは、すべての民に言った、「見よ、この石はわれわれのあかしとなるであろう。主がわれわれに語られたすべての言葉を、聞いたからである。それゆえ、あなたがたが自分の神を捨てることのないために、この石が、あなたがたのあかしとなるであろう」。

24:28
 こうしてヨシュアは民を、おのおのその嗣業の地に帰し去らせた。

24:29
 これらの事の後、主のしもべ、ヌンの子ヨシュアは百十歳で死んだ、


★Psalm:
詩篇
(16:1-2,5,7-8,11)

16:1
 神よ、わたしをお守りください。わたしはあなたに寄り頼みます。

16:2
 わたしは主に言う、「あなたはわたしの主、あなたのほかにわたしの幸はない」と。

16:5
 主はわたしの嗣業、またわたしの杯にうくべきもの。あなたはわたしの分け前を守られる。

16:7
 わたしにさとしをさずけられる主をほめまつる。夜はまた、わたしの心がわたしを教える。

16:8
 わたしは常に主をわたしの前に置く。主がわたしの右にいますゆえ、わたしは動かされることはない。

16:11
 あなたはいのちの道をわたしに示される。あなたの前には満ちあふれる喜びがあり、あなたの右には、とこしえにもろもろの楽しみがある。


◆今日の読書
列王紀下
(13:10-25)

13:10
 ユダの王ヨアシの第三十七年に、エホアハズの子ヨアシはサマリヤでイスラエルの王となり、十六年世を治めた。

13:11
 彼は主の目の前に悪を行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤラベアムのもろもろの罪を離れず、それに歩んだ。

13:12
 ヨアシのその他の事績と、彼がしたすべての事およびユダの王アマジヤと戦ったその武勇は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

13:13
 ヨアシは先祖たちと共に眠って、ヤラベアムがその位に座した。そしてヨアシはイスラエルの王たちと同じくサマリヤに葬られた。

13:14
 さてエリシャは死ぬ病気にかかっていたが、イスラエルの王ヨアシは下ってきて彼の顔の上に涙を流し、「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と言った。

13:15
 エリシャは彼に「弓と矢を取りなさい」と言ったので、弓と矢を取った。

13:16
 エリシャはまたイスラエルの王に「弓に手をかけなさい」と言ったので、手をかけた。するとエリシャは自分の手を王の手の上におき、

13:17
 「東向きの窓をあけなさい」と言ったので、それをあけると、エリシャはまた「射なさい」と言った。彼が射ると、エリシャは言った、「主の救の矢、スリヤに対する救の矢。あなたはアペクでスリヤびとを撃ち破り、彼らを滅ぼしつくすであろう」。

13:18
 エリシャはまた「矢を取りなさい」と言ったので、それを取った。エリシャはまたイスラエルの王に「それをもって地を射なさい」と言ったので、三度射てやめた。

13:19
 すると神の人は怒って言った、「あなたは五度も六度も射るべきであった。そうしたならば、あなたはスリヤを撃ち破り、それを滅ぼしつくすことができたであろう。しかし今あなたはそうしなかったので、スリヤを撃ち破ることはただ三度だけであろう」。

13:20
 こうしてエリシャは死んで葬られた。さてモアブの略奪隊は年が改まるごとに、国にはいって来るのを常とした。

13:21
 時に、ひとりの人を葬ろうとする者があったが、略奪隊を見たので、その人をエリシャの墓に投げ入れて去った。その人はエリシャの骨に触れるとすぐ生きかえって立ちあがった。

13:22
 スリヤの王ハザエルはエホアハズの一生の間、イスラエルを悩ましたが、

13:23
 主はアブラハム、イサク、ヤコブと結ばれた契約のゆえにイスラエルを恵み、これをあわれみ、これを顧みて滅ぼすことを好まず、なおこれをみ前から捨てられなかった。

13:24
 スリヤの王ハザエルはついに死んで、その子ベネハダデが代って王となった。

13:25
 そこでエホアハズの子ヨアシは、父エホアハズがハザエルに攻め取られた町々を、ハザエルの子ベネハダデの手から取り返した。すなわちヨアシは三度彼を撃ち破って、イスラエルの町々を取り返した。


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8.12.2011

Today's Bible story

今日8月12日(金)も良い日でありますように。

(聖ヨハンナ・フランシスカ・ド・シャンタル修道女)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(19:3-12)

19:3
 さてパリサイ人たちが近づいてきて、イエスを試みようとして言った、「何かの理由で、夫がその妻を出すのは、さしつかえないでしょうか」。

19:4
 イエスは答えて言われた、「あなたがたはまだ読んだことがないのか。『創造者は初めから人を男と女とに造られ、

19:5
 そして言われた、それゆえに、人は父母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである』。

19:6
 彼らはもはや、ふたりではなく一体である。だから、神が合わせられたものを、人は離してはならない」。

19:7
 彼らはイエスに言った、「それでは、なぜモーセは、妻を出す場合には離縁状を渡せ、と定めたのですか」。

19:8
 イエスが言われた、「モーセはあなたがたの心が、かたくななので、妻を出すことを許したのだが、初めからそうではなかった。

19:9
 そこでわたしはあなたがたに言う。不品行のゆえでなくて、自分の妻を出して他の女をめとる者は、姦淫を行うのである」。

19:10
 弟子たちは言った、「もし妻に対する夫の立場がそうだとすれば、結婚しない方がましです」。

19:11
 するとイエスは彼らに言われた、「その言葉を受けいれることができるのはすべての人ではなく、ただそれを授けられている人々だけである。

19:12
 というのは、母の胎内から独身者に生れついているものがあり、また他から独身者にされたものもあり、また天国のために、みずから進んで独身者となったものもある。この言葉を受けられる者は、受けいれるがよい」。


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★ヨシュア記
(24:1-13)

24:1
 ヨシュアは、イスラエルのすべての部族をシケムに集め、イスラエルの長老、かしら、さばきびと、つかさたちを召し寄せて、共に神の前に進み出た。

24:2
 そしてヨシュアはすべての民に言った、「イスラエルの神、主は、こう仰せられる、『あなたがたの先祖たち、すなわちアブラハムの父、ナホルの父テラは、昔、ユフラテ川の向こうに住み、みな、ほかの神々に仕えていたが、

24:3
 わたしは、あなたがたの先祖アブラハムを、川の向こうから連れ出して、カナンの全地を導き通り、その子孫を増した。わたしは彼にイサクを与え、

24:4
 イサクにヤコブとエサウを与え、エサウにはセイルの山地を与えて、所有とさせたが、ヤコブとその子供たちはエジプトに下った。

24:5
 わたしはモーセとアロンをつかわし、またエジプトのうちに不思議をおこなって、これに災を下し、その後あなたがたを導き出した。

24:6
 わたしはあなたがたの父たちを、エジプトから導き出し、あなたがたが海にきたとき、エジプトびとは、戦車と騎兵とをもって、あなたがたの父たちを紅海に追ってきた。

24:7
 そのとき、あなたがたの父たちが主に呼ばわったので、主は暗やみをあなたがたとエジプトびととの間に置き、海を彼らの上に傾けて彼らをおおわれた。あなたがたは、わたしがエジプトでしたことを目で見た。そして長い間、荒野に住んでいた。

24:8
 わたしはまたヨルダンの向こう側に住んでいたアモリびとの地に、あなたがたを導き入れた。彼らはあなたがたと戦ったので、わたしは彼らをあなたがたの手に渡して、彼らの地を獲させ、彼らをあなたがたの前から滅ぼし去った。

24:9
 ついで、モアブの王チッポルの子バラクが立って、イスラエルに敵し、人をつかわし、ベオルの子バラムを招き、あなたがたをのろわせようとしたが、

24:10
 わたしがバラムに聞こうとしなかったので、彼は、かえって、あなたがたを祝福した。こうしてわたしは彼の手からあなたがたを救い出した。

24:11
 そしてあなたがたは、ヨルダンを渡って、エリコにきたが、エリコの人々はあなたがたと戦い、アモリびと、ペリジびと、カナンびと、ヘテびと、ギルガシびと、ヒビびと、およびエブスびとも、あなたがたと戦ったが、わたしは彼らをあなたがたの手に渡した。

24:12
 わたしは、あなたがたの前に、くまばちを送って、あのアモリびとのふたりの王を、あなたがたの前から追い払った。これはあなたがたのつるぎ、または、あなたがたの弓によってではなかった。

24:13
 そしてわたしは、あなたがたが自分で労しなかった地を、あなたがたに与え、あなたがたが建てなかった町を、あなたがたに与えた。そしてあなたがたはいまその所に住んでいる。あなたがたはまた自分で作らなかったぶどう畑と、オリブ畑の実を食べている』。


★Psalm:
詩篇
(136:1-3,16-18,21-22,24)

136:1
 主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

136:2
 もろもろの神の神に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

136:3
 もろもろの主の主に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

136:16
 その民を導いて荒野を通らせられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

136:17
 大いなる王たちを撃たれた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

136:18
 名ある王たちを殺された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

136:21
 彼らの地を嗣業として与えられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

136:22
 そのしもべイスラエルに嗣業としてこれを与えられた者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

136:24
 われらのあだからわれらを助け出された者に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。


◆今日の読書
列王紀下
(11:1-12:1)

11:1
 さてアハジヤの母アタリヤはその子の死んだのを見て、立って王の一族をことごとく滅ぼしたが、

11:2
 ヨラム王の娘で、アハジヤの姉妹であるエホシバはアハジヤの子ヨアシを、殺されようとしている王の子たちのうちから盗み取り、彼とそのうばとを寝室に入れて、アタリヤに隠したので、彼はついに殺されなかった。

11:3
 ヨアシはうばと共に六年の間、主の宮に隠れていたが、その間アタリヤが国を治めた。

11:4
 第七年になってエホヤダは人をつかわして、カリびとと近衛兵との大将たちを招きよせ、主の宮にいる自分のもとにこさせ、彼らと契約を結び、主の宮で彼らに誓いをさせて王の子を見せ、

11:5
 命じて言った、「あなたがたのする事はこれです、すなわち、安息日に非番となって王の家を守るあなたがたの三分の一は、

11:6
 宮殿を守らなければならない。(他の三分の一はスルの門におり、三分の一は近衛兵のうしろの門におる)。

11:7
 すべて安息日に当番で主の宮を守るあなたがたの二つの部隊は、

11:8
 おのおのの武器を手に取って王のまわりに立たなければならない。すべて列に近よる者は殺されなければならない。あなたがたは王が出る時にも、はいる時にも王と共にいなければならない」。

11:9
 そこでその大将たちは祭司エホヤダがすべて命じたとおりにおこなった。すなわち彼らはおのおの安息日に非番となる者と、安息日に当番となる者とを率いて祭司エホヤダのもとにきたので、

11:10
 祭司は主の宮にあるダビデ王のやりと盾を大将たちに渡した。

11:11
 近衛兵はおのおの手に武器をとって主の宮の南側から北側まで、祭壇と宮を取り巻いて立った。

11:12
 そこでエホヤダは王の子をつれ出して冠をいただかせ、律法の書を渡し、彼を王と宣言して油を注いだので、人々は手を打って「王万歳」と言った。

11:13
 アタリヤは近衛兵と民の声を聞いて、主の宮に入り、民のところへ行って、

11:14
 見ると、王は慣例にしたがって柱のかたわらに立ち、王のかたわらには大将たちとラッパ手たちが立ち、また国の民は皆喜んでラッパを吹いていたので、アタリヤはその衣を裂いて、「反逆です、反逆です」と叫んだ。

11:15
 その時祭司エホヤダは軍勢を指揮していた大将たちに命じて、「彼女を列の間をとおって出て行かせ、彼女に従う者をつるぎをもって殺しなさい」と言った。これは祭司がさきに「彼女を主の宮で殺してはならない」と言ったからである。

11:16
 そこで彼らは彼女を捕え、王の家の馬道へ連れて行ったが、彼女はついにそこで殺された。

11:17
 かくてエホヤダは主と王および民との間に、皆主の民となるという契約を立てさせ、また王と民との間にもそれを立てさせた。

11:18
 そこで国の民は皆バアルの宮に行って、これをこわし、その祭壇とその像を打ち砕き、バアルの祭司マッタンをその祭壇の前で殺した。そして祭司は主の宮に管理人を置いた。

11:19
 次いでエホヤダは大将たちと、カリびとと、近衛兵と国のすべての民を率いて、主の宮から王を導き下り、近衛兵の門の道から王の家に入り、王の位に座せしめた。

11:20
 こうして国の民は皆喜び、町はアタリヤが王の家でつるぎをもって殺されてのち、おだやかになった。

11:21
 ヨアシは位についた時七歳であった。

12:1
 ヨアシはエヒウの第七年に位につき、エルサレムで四十年の間、世を治めた。その母はベエルシバの出身で、名をヂビアといった。


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8.11.2011

Today's Bible story

今日8月11日(木)も良い日でありますように。

聖クララおとめ(記)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(18:21〜19:1)

18:21
 そのとき、ペテロがイエスのもとにきて言った、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯した場合、幾たびゆるさねばなりませんか。七たびまでですか」。

18:22
 イエスは彼に言われた、「わたしは七たびまでとは言わない。七たびを七十倍するまでにしなさい。

18:23
 それだから、天国は王が僕たちと決算をするようなものだ。

18:24
 決算が始まると、一万タラントの負債のある者が、王のところに連れられてきた。

18:25
 しかし、返せなかったので、主人は、その人自身とその妻子と持ち物全部とを売って返すように命じた。

18:26
 そこで、この僕はひれ伏して哀願した、『どうぞお待ちください。全部お返しいたしますから』。

18:27
 僕の主人はあわれに思って、彼をゆるし、その負債を免じてやった。

18:28
 その僕が出て行くと、百デナリを貸しているひとりの仲間に出会い、彼をつかまえ、首をしめて『借金を返せ』と言った。

18:29
 そこでこの仲間はひれ伏し、『どうか待ってくれ。返すから』と言って頼んだ。

18:30
 しかし承知せずに、その人をひっぱって行って、借金を返すまで獄に入れた。

18:31
 その人の仲間たちは、この様子を見て、非常に心をいため、行ってそのことをのこらず主人に話した。

18:32
 そこでこの主人は彼を呼びつけて言った、『悪い僕、わたしに願ったからこそ、あの負債を全部ゆるしてやったのだ。

18:33
 わたしがあわれんでやったように、あの仲間をあわれんでやるべきではなかったか』。

18:34
 そして主人は立腹して、負債全部を返してしまうまで、彼を獄吏に引きわたした。

18:35
 あなたがためいめいも、もし心から兄弟をゆるさないならば、わたしの天の父もまたあなたがたに対して、そのようになさるであろう」。

19:1
 イエスはこれらのことを語り終えられてから、ガリラヤを去ってヨルダンの向こうのユダヤの地方へ行かれた。


★今日の『み言葉』について
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★ヨシュア記
(3:7-10a、11、13-17)

3:7
 主はヨシュアに言われた、「きょうからわたしはすべてのイスラエルの前にあなたを尊い者とするであろう。こうしてわたしがモーセと共にいたように、あなたとともにおることを彼らに知らせるであろう。

3:8
 あなたは契約の箱をかく祭司たちに命じて言わなければならない、『あなたがたは、ヨルダンの水ぎわへ行くと、すぐ、ヨルダンの中に立ちとどまらなければならない』」。

3:9
 ヨシュアはイスラエルの人々に言った、「あなたがたはここに近づいて、あなたがたの神、主の言葉を聞きなさい」。

3:10a
 そしてヨシュアは言った、
 
3:11
 ごらんなさい。全地の主の契約の箱は、あなたがたに先立ってヨルダンを渡ろうとしている。

3:13
 全地の主なる神の箱をかく祭司たちの足の裏が、ヨルダンの水の中に踏みとどまる時、ヨルダンの水は流れをせきとめられ、上から流れくだる水はとどまって、うず高くなるであろう」。

3:14
 こうして民はヨルダンを渡ろうとして天幕をいで立ち、祭司たちは契約の箱をかき、民に先立って行ったが、

3:15
 箱をかく者がヨルダンにきて、箱をかく祭司たちの足が水ぎわにひたると同時に、--ヨルダンは刈入れの間中、岸一面にあふれるのであるが、--

3:16
 上から流れくだる水はとどまって、はるか遠くのザレタンのかたわらにある町アダムのあたりで、うず高く立ち、アラバの海すなわち塩の海の方に流れくだる水は全くせきとめられたので、民はエリコに向かって渡った。

3:17
 すべてのイスラエルが、かわいた地を渡って行く間、主の契約の箱をかく祭司たちは、ヨルダンの中のかわいた地に立っていた。そしてついに民はみなヨルダンを渡り終った。


★Psalm:
詩篇
(114:1-6)

114:1
 イスラエルがエジプトをいで、ヤコブの家が異言の民を離れたとき、

114:2
 ユダは主の聖所となり、イスラエルは主の所領となった。

114:3
 海はこれを見て逃げ、ヨルダンはうしろに退き、

114:4
 山は雄羊のように踊り、小山は小羊のように踊った。

114:5
 海よ、おまえはどうして逃げるのか、ヨルダンよ、おまえはどうしてうしろに退くのか。

114:6
 山よ、おまえたちはどうして雄羊のように踊るのか、小山よ、おまえたちはどうして小羊のように踊るのか。


◆今日の読書
列王紀下
(9:1-16、22-27)

9:1
 時に預言者エリシャは預言者のともがらのひとりを呼んで言った、「腰をひきからげ、この油のびんを携えて、ラモテ・ギレアデへ行きなさい。

9:2
 そこに着いたならば、ニムシの子ヨシャパテの子であるエヒウを尋ね出し、内にはいって彼をその同僚たちのうちから立たせて、奥の間に連れて行き、

9:3
 油のびんを取って、その頭に注ぎ、『主はこう仰せられる、わたしはあなたに油を注いでイスラエルの王とする』と言い、そして戸をあけて逃げ去りなさい。とどまってはならない」。

9:4
 そこで預言者であるその若者はラモテ・ギレアデへ行ったが、

9:5
 来て見ると、軍勢の長たちが会議中であったので、彼は「将軍よ、わたしはあなたに申しあげる事があります」と言うと、エヒウが答えて、「われわれすべてのうちの、だれにですか」と言ったので、彼は「将軍よ、あなたにです」と言った。

9:6
 するとエヒウが立ちあがって家にはいったので、若者はその頭に油を注いで彼に言った、「イスラエルの神、主はこう仰せられます、『わたしはあなたに油を注いで、主の民イスラエルの王とする。

9:7
 あなたは主君アハブの家を撃ち滅ぼさなければならない。それによってわたしは、わたしのしもべである預言者たちの血と、主のすべてのしもべたちの血をイゼベルに報いる。

9:8
 アハブの全家は滅びるであろう。アハブに属する男は、イスラエルにいて、つながれた者も、自由な者も、ことごとくわたしは断ち、

9:9
 アハブの家をネバテの子ヤラベアムのようにし、アヒヤの子バアシャの家のようにする。

9:10
 犬がイズレルの地域でイゼベルを食い、彼女を葬る者はないであろう』」。そして彼は戸をあけて逃げ去った。

9:11
 やがてエヒウが主君の家来たちの所へ出て来ると、彼らはエヒウに言った、「変った事はありませんか。あの気違いは、なんのためにあなたの所にきたのですか」。エヒウは彼らに言った、「あなたがたは、あの人を知っています。またその言う事も知っています」。

9:12
 彼らは言った、「それは違います。どうぞわれわれに話してください」。そこでエヒウは言った、「彼はこうこう、わたしに告げて言いました、『主はこう仰せられる、わたしはあなたに油を注いで、イスラエルの王とする』」。

9:13
 すると彼らは急いで、おのおの衣服をとり、それを階段の上のエヒウの下に敷き、ラッパを吹いて「エヒウは王である」と言った。

9:14
 こうしてニムシの子であるヨシャパテの子エヒウはヨラムにそむいた。(ヨラムはイスラエルをことごとく率いて、ラモテ・ギレアデでスリヤの王ハザエルを防いだが、

9:15
 ヨラム王はスリヤの王ハザエルと戦った時に、スリヤびとに負わされた傷をいやすため、エズレルに帰っていた。)エヒウは言った、「もしこれがあなたがたの本心であるならば、ひとりもこの町から忍び出て、これをエズレルに告げてはならない」。

9:16
 そしてエヒウは車に乗ってエズレルへ行った。ヨラムがそこに伏していたからである。またユダの王アハジヤはヨラムを見舞うために下っていた。

9:22
 ヨラムはエヒウを見て言った、「エヒウよ、平安ですか」。エヒウは答えた、「あなたの母イゼベルの姦淫と魔術とが、こんなに多いのに、どうして平安でありえましょうか」。

9:23
 その時ヨラムは車をめぐらして逃げ、アハジヤにむかって、「アハジヤよ、反逆です」と言うと、

9:24
 エヒウは手に弓をひきしぼって、ヨラムの両肩の間を射たので、矢は彼の心臓を貫き、彼は車の中に倒れた。

9:25
 エヒウはその副官ビデカルに言った、「彼を取りあげて、エズレルびとナボテの畑に投げ捨てなさい。かつて、わたしとあなたと、ふたり共に乗って、彼の父アハブに従ったとき、主が彼について、この預言をされたことを記憶しなさい。

9:26
 すなわち主は言われた、『まことに、わたしはきのうナボテの血と、その子らの血を見た』。また主は言われた、『わたしはこの地所であなたに報復する』と。それゆえ彼を取りあげて、その地所に投げすて、主の言葉のようにしなさい」。

9:27
 ユダの王アハジヤはこれを見てベテハガンの方へ逃げたが、エヒウはそのあとを追い、「彼をも撃て」と言ったので、イブレアムのほとりのグルの坂で車の中の彼を撃った。彼はメギドまで逃げていって、そこで死んだ。


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8.10.2011

Today's Bible story

今日8月10日(水)も良い日でありますように。

聖ラウレンチオ助祭殉教者(祝)

◆今日の聖書物語
ヨハネによる福音
(12:24-26)

12:24
 よくよくあなたがたに言っておく。一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。

12:25
 自分の命を愛する者はそれを失い、この世で自分の命を憎む者は、それを保って永遠の命に至るであろう。

12:26
 もしわたしに仕えようとする人があれば、その人はわたしに従って来るがよい。そうすれば、わたしのおる所に、わたしに仕える者もまた、おるであろう。もしわたしに仕えようとする人があれば、その人を父は重んじて下さるであろう。


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★コリント人への第二の手紙
(9:6-10)

9:6
 わたしの考えはこうである。少ししかまかない者は、少ししか刈り取らず、豊かにまく者は、豊かに刈り取ることになる。

9:7
 各自は惜しむ心からでなく、また、しいられてでもなく、自ら心で決めたとおりにすべきである。神は喜んで施す人を愛して下さるのである。

9:8
 神はあなたがたにあらゆる恵みを豊かに与え、あなたがたを常にすべてのことに満ち足らせ、すべての良いわざに富ませる力のあるかたなのである。

9:9
 「彼は貧しい人たちに散らして与えた。その義は永遠に続くであろう」と書いてあるとおりである。

9:10
 種まく人に種と食べるためのパンとを備えて下さるかたは、あなたがたにも種を備え、それをふやし、そしてあなたがたの義の実を増して下さるのである。


★Psalm:
詩篇
(112:1-2,5-9)

112:1
 主をほめたたえよ。主をおそれて、そのもろもろの戒めを大いに喜ぶ人はさいわいである。

112:2
 その子孫は地において強くなり、正しい者のやからは祝福を得る。

112:5
 恵みを施し、貸すことをなし、その事を正しく行う人はさいわいである。

112:6
 正しい人は決して動かされることなく、とこしえに覚えられる。

112:7
 彼は悪いおとずれを恐れず、その心は主に信頼してゆるがない。

112:8
 その心は落ち着いて恐れることなく、ついにそのあだについての願いを見る。

112:9
 彼は惜しげなく施し、貧しい者に与えた。その義はとこしえに、うせることはない。その角は誉を得てあげられる。


◆今日の読書
使徒行伝
(6:1-6、8:1、4-8)

6:1
 そのころ、弟子の数がふえてくるにつれて、ギリシヤ語を使うユダヤ人たちから、ヘブル語を使うユダヤ人たちに対して、自分たちのやもめらが、日々の配給で、おろそかにされがちだと、苦情を申し立てた。

6:2
 そこで、十二使徒は弟子全体を呼び集めて言った、「わたしたちが神の言をさしおいて、食卓のことに携わるのはおもしろくない。

6:3
 そこで、兄弟たちよ、あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判のよい人たち七人を捜し出してほしい。その人たちにこの仕事をまかせ、

6:4
 わたしたちは、もっぱら祈と御言のご用に当ることにしよう」。

6:5
 この提案は会衆一同の賛成するところとなった。そして信仰と聖霊とに満ちた人ステパノ、それからピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、およびアンテオケの改宗者ニコラオを選び出して、

6:6
 使徒たちの前に立たせた。すると、使徒たちは祈って手を彼らの上においた。

8:1
 サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起り、使徒以外の者はことごとく、ユダヤとサマリヤとの地方に散らされて行った。

8:4
 さて、散らされて行った人たちは、御言を宣べ伝えながら、めぐり歩いた。

8:5
 ピリポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べはじめた。

8:6
 群衆はピリポの話を聞き、その行っていたしるしを見て、こぞって彼の語ることに耳を傾けた。

8:7
 汚れた霊につかれた多くの人々からは、その霊が大声でわめきながら出て行くし、また、多くの中風をわずらっている者や、足のきかない者がいやされたからである。

8:8
 それで、この町では人々が、大変なよろこびかたであった。


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8.09.2011

Today's Bible story

今日8月9日(火)も良い日でありますように。

(聖テレサ・ベネディクタ - 十字架の - おとめ殉教者 - エディット・シュタイン)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(18:1-5、10、12-14)

8:1
 そのとき、弟子たちがイエスのもとにきて言った、「いったい、天国ではだれがいちばん偉いのですか」。

18:2
 すると、イエスは幼な子を呼び寄せ、彼らのまん中に立たせて言われた、

18:3
 「よく聞きなさい。心をいれかえて幼な子のようにならなければ、天国にはいることはできないであろう。

18:4
 この幼な子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉いのである。

18:5
 また、だれでも、このようなひとりの幼な子を、わたしの名のゆえに受けいれる者は、わたしを受けいれるのである。

18:10
 あなたがたは、これらの小さい者のひとりをも軽んじないように、気をつけなさい。あなたがたに言うが、彼らの御使たちは天にあって、天にいますわたしの父のみ顔をいつも仰いでいるのである。

18:12
 あなたがたはどう思うか。ある人に百匹の羊があり、その中の一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を山に残しておいて、その迷い出ている羊を捜しに出かけないであろうか。

18:13
 もしそれを見つけたなら、よく聞きなさい、迷わないでいる九十九匹のためよりも、むしろその一匹のために喜ぶであろう。

18:14
 そのように、これらの小さい者のひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではない。


★今日の『み言葉』について
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★申命記
(31:1-8)

31:1
 そこでモーセは続いてこの言葉をイスラエルのすべての人に告げて、

31:2
 彼らに言った、「わたしは、きょう、すでに百二十歳になり、もはや出入りすることはできない。また主はわたしに『おまえはこのヨルダンを渡ることはできない』と言われた。

31:3
 あなたの神、主はみずからあなたに先立って渡り、あなたの前から、これらの国々の民を滅ぼし去って、あなたにこれを獲させられるであろう。また主がかつて言われたように、ヨシュアはあなたを率いて渡るであろう。

31:4
 主がさきにアモリびとの王シホンとオグおよびその地にされたように、彼らにもおこなって彼らを滅ぼされるであろう。

31:5
 主は彼らをあなたがたに渡されるから、あなたがたはわたしが命じたすべての命令のとおりに彼らに行わなければならない。

31:6
 あなたがたは強く、かつ勇ましくなければならない。彼らを恐れ、おののいてはならない。あなたの神、主があなたと共に行かれるからである。主は決してあなたを見放さず、またあなたを見捨てられないであろう」。

31:7
 モーセはヨシュアを呼び、イスラエルのすべての人の目の前で彼に言った、「あなたはこの民と共に行き、主が彼らの先祖たちに与えると誓われた地に入るのであるから、あなたは強く、かつ勇ましくなければならない。あなたは彼らにそれを獲させるであろう。

31:8
 主はみずからあなたに先立って行き、またあなたと共におり、あなたを見放さず、見捨てられないであろう。恐れてはならない、おののいてはならない」。


★Psalm:
申命記
(32:3-4,7-9,12)

32:3
 わたしは主の名をのべよう、われわれの神に栄光を帰せよ。

32:4
 主は岩であって、そのみわざは全く、その道はみな正しい。主は真実なる神であって、偽りなく、義であって、正である。

32:7
 いにしえの日を覚え、代々の年を思え。あなたの父に問え、彼はあなたに告げるであろう。長老たちに問え、彼らはあなたに語るであろう。

32:8
 いと高き者は人の子らを分け、諸国民にその嗣業を与えられたとき、イスラエルの子らの数に照して、もろもろの民の境を定められた。

32:9
 主の分はその民であって、ヤコブはその定められた嗣業である。

32:12
 主はただひとりで彼を導かれて、ほかの神々はあずからなかった。


◆今日の読書
列王紀下
(6:8-23)

6:8
 かつてスリヤの王がイスラエルと戦っていたとき、家来たちと評議して「しかじかの所にわたしの陣を張ろう」と言うと、

6:9
 神の人はイスラエルの王に「あなたは用心して、この所をとおってはなりません。スリヤびとがそこに下ってきますから」と言い送った。

6:10
 それでイスラエルの王は神の人が自分に告げてくれた所に人をつかわし、警戒したので、その所でみずからを防ぎえたことは一、二回にとどまらなかった。

6:11
 スリヤの王はこの事のために心を悩まし、家来たちを召して言った、「われわれのうち、だれがイスラエルの王と通じているのか、わたしに告げる者はないか」。

6:12
 ひとりの家来が言った、「王、わが主よ、だれも通じている者はいません。ただイスラエルの預言者エリシャが、あなたが寝室で語られる言葉でもイスラエルの王に告げるのです」。

6:13
 王は言った、「彼がどこにいるか行って捜しなさい。わたしは人をやって彼を捕えよう」。時に「彼はドタンにいる」と王に告げる者があったので、

6:14
 王はそこに馬と戦車および大軍をつかわした。彼らは夜のうちに来て、その町を囲んだ。

6:15
 神の人の召使が朝早く起きて出て見ると、軍勢が馬と戦車をもって町を囲んでいたので、その若者はエリシャに言った、「ああ、わが主よ、わたしたちはどうしましょうか」。

6:16
 エリシャは言った、「恐れることはない。われわれと共にいる者は彼らと共にいる者よりも多いのだから」。

6:17
 そしてエリシャが祈って「主よ、どうぞ、彼の目を開いて見させてください」と言うと、主はその若者の目を開かれたので、彼が見ると、火の馬と火の戦車が山に満ちてエリシャのまわりにあった。

6:18
 スリヤびとがエリシャの所に下ってきた時、エリシャは主に祈って言った、「どうぞ、この人々の目をくらましてください」。するとエリシャの言葉のとおりに彼らの目をくらまされた。

6:19
 そこでエリシャは彼らに「これはその道ではない。これはその町でもない。わたしについてきなさい。わたしはあなたがたを、あなたがたの尋ねる人の所へ連れて行きましょう」と言って、彼らをサマリヤへ連れて行った。

6:20
 彼らがサマリヤにはいったとき、エリシャは言った、「主よ、この人々の目を開いて見させてください」。主は彼らの目を開かれたので、彼らが見ると、見よ、彼らはサマリヤのうちに来ていた。

6:21
 イスラエルの王は彼らを見て、エリシャに言った、「わが父よ、彼らを撃ち殺しましょうか。彼らを撃ち殺しましょうか」。

6:22
 エリシャは答えた、「撃ち殺してはならない。あなたはつるぎと弓をもって、捕虜にした者どもを撃ち殺すでしょうか。パンと水を彼らの前に供えて食い飲みさせ、その主君のもとへ行かせなさい」。

6:23
 そこで王は彼らのために盛んなふるまいを設けた。彼らが食い飲みを終ると彼らを去らせたので、その主君の所へ帰った。スリヤの略奪隊は再びイスラエルの地にこなかった。


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聖ドミニコ司祭(記)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(17:22-27)

17:22
 彼らがガリラヤで集まっていた時、イエスは言われた、「人の子は人々の手にわたされ、

17:23
 彼らに殺され、そして三日目によみがえるであろう」。弟子たちは非常に心をいためた。

17:24
 彼らがカペナウムにきたとき、宮の納入金を集める人たちがペテロのところにきて言った、「あなたがたの先生は宮の納入金を納めないのか」。

17:25
 ペテロは「納めておられます」と言った。そして彼が家にはいると、イエスから先に話しかけて言われた、「シモン、あなたはどう思うか。この世の王たちは税や貢をだれから取るのか。自分の子からか、それとも、ほかの人たちからか」。

17:26
 ペテロが「ほかの人たちからです」と答えると、イエスは言われた、「それでは、子は納めなくてもよいわけである。

17:27
 しかし、彼らをつまずかせないために、海に行って、つり針をたれなさい。そして最初につれた魚をとって、その口をあけると、銀貨一枚が見つかるであろう。それをとり出して、わたしとあなたのために納めなさい」。


★今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_217.htm


★申命記
(10:12-22)

10:12
 イスラエルよ、今、あなたの神、主があなたに求められる事はなんであるか。ただこれだけである。すなわちあなたの神、主を恐れ、そのすべての道に歩んで、彼を愛し、心をつくし、精神をつくしてあなたの神、主に仕え、

10:13また、わたしがきょうあなたに命じる主の命令と定めとを守って、さいわいを得る ことである。

10:14
 見よ、天と、もろもろの天の天、および地と、地にあるものとはみな、あなたの神、主のものである。

10:15
 そうであるのに、主はただあなたの先祖たちを喜び愛し、その後の子孫であるあなたがたを万民のうちから選ばれた。今日見るとおりである。

10:16
 それゆえ、あなたがたは心に割礼をおこない、もはや強情であってはならない。

10:17
 あなたがたの神である主は、神の神、主の主、大いにして力ある恐るべき神にましまし、人をかたより見ず、また、まいないを取らず、

10:18
 みなし子とやもめのために正しいさばきを行い、また寄留の他国人を愛して、食物と着物を与えられるからである。

10:19
 それゆえ、あなたがたは寄留の他国人を愛しなさい。あなたがたもエジプトの国で寄留の他国人であった。

10:20
 あなたの神、主を恐れ、彼に仕え、彼に従い、その名をさして誓わなければならない。

10:21
 彼はあなたのさんびすべきもの、またあなたの神であって、あなたが目に見たこれらの大いなる恐るべき事を、あなたのために行われた。

10:22
 あなたの先祖たちは、わずか七十人でエジプトに下ったが、いま、あなたの神、主はあなたを天の星のように多くされた。


★Psalm:
詩篇
(147:12-15,19-20)

147:12
 エルサレムよ、主をほめたたえよ。シオンよ、あなたの神をほめたたえよ。

147:13
 主はあなたの門の貫の木を堅くし、あなたのうちにいる子らを祝福されるからである。

147:14
 主はあなたの国境を安らかにし、最も良い麦をもってあなたを飽かせられる。

147:15
 主はその戒めを地に下される。そのみ言葉はすみやかに走る。

147:19
 主はそのみ言葉をヤコブに示し、そのもろもろの定めと、おきてとをイスラエルに示される。

147:20
 主はいずれの国民をも、このようにはあしらわれなかった。彼らは主のもろもろのおきてを知らない。主をほめたたえよ。


◆今日の読書
列王紀下
(5:1-19a)

5:1
 スリヤ王の軍勢の長ナアマンはその主君に重んじられた有力な人であった。主がかつて彼を用いてスリヤに勝利を得させられたからである。彼は大勇士であったが、らい病をわずらっていた。

5:2
 さきにスリヤびとが略奪隊を組んで出てきたとき、イスラエルの地からひとりの少女を捕えて行った。彼女はナアマンの妻に仕えたが、

5:3
 その女主人にむかって、「ああ、御主人がサマリヤにいる預言者と共におられたらよかったでしょうに。彼はそのらい病をいやしたことでしょう」と言ったので、

5:4
 ナアマンは行って、その主君に、「イスラエルの地からきた娘がこういう事を言いました」と告げると、

5:5
 スリヤ王は言った、「それでは行きなさい。わたしはイスラエルの王に手紙を書きましょう」。そこで彼は銀十タラントと、金六千シケルと、晴れ着十着を携えて行った。

5:6
 彼がイスラエルの王に持って行った手紙には、「この手紙があなたにとどいたならば、わたしの家来ナアマンを、あなたにつかわしたことと御承知ください。あなたに彼のらい病をいやしていただくためです」とあった。

5:7
 イスラエルの王はその手紙を読んだ時、衣を裂いて言った、「わたしは殺したり、生かしたりすることのできる神であろうか。どうしてこの人は、らい病人をわたしにつかわして、それをいやせと言うのか。あなたがたは、彼がわたしに争いをしかけているのを知って警戒するがよい」。

5:8
 神の人エリシャは、イスラエルの王がその衣を裂いたことを聞き、王に人をつかわして言った、「どうしてあなたは衣を裂いたのですか。彼をわたしのもとにこさせなさい。そうすれば彼はイスラエルに預言者のあることを知るようになるでしょう」。

5:9
 そこでナアマンは馬と車とを従えてきて、エリシャの家の入口に立った。

5:10
 するとエリシャは彼に使者をつかわして言った、「あなたはヨルダンへ行って七たび身を洗いなさい。そうすれば、あなたの肉はもとにかえって清くなるでしょう」。

5:11
 しかしナアマンは怒って去り、そして言った、「わたしは、彼がきっとわたしのもとに出てきて立ち、その神、主の名を呼んで、その箇所の上に手を動かして、らい病をいやすのだろうと思った。

5:12
 ダマスコの川アバナとパルパルはイスラエルのすべての川水にまさるではないか。わたしはこれらの川に身を洗って清まることができないのであろうか」。こうして彼は身をめぐらし、怒って去った。

5:13
 その時、しもべたちは彼に近よって言った、「わが父よ、預言者があなたに、何か大きな事をせよと命じても、あなたはそれをなさらなかったでしょうか。まして彼はあなたに『身を洗って清くなれ』と言うだけではありませんか」。

5:14
 そこでナアマンは下って行って、神の人の言葉のように七たびヨルダンに身を浸すと、その肉がもとにかえって幼な子の肉のようになり、清くなった。

5:15
 彼はすべての従者を連れて神の人のもとに帰ってきて、その前に立って言った、「わたしは今、イスラエルのほか、全地のどこにも神のおられないことを知りました。それゆえ、どうぞ、しもべの贈り物を受けてください」。

5:16
 エリシャは言った、「わたしの仕える主は生きておられる。わたしは何も受けません」。彼はしいて受けさせようとしたが、それを拒んだ。

5:17
 そこでナアマンは言った、「もしお受けにならないのであれば、どうぞ騾馬に二駄の土をしもべにください。これから後しもべは、他の神には燔祭も犠牲もささげず、ただ主にのみささげます。

5:18
 どうぞ主がこの事を、しもべにおゆるしくださるように。すなわち、わたしの主君がリンモンの宮にはいって、そこで礼拝するとき、わたしの手によりかかることがあり、またわたしもリンモンの宮で身をかがめることがありましょう。わたしがリンモンの宮で身をかがめる時、どうぞ主がその事を、しもべにおゆるしくださるように」。

5:19a
 エリシャは彼に言った、「安んじて行きなさい」。


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8.07.2011

Today's Bible story

今日8月7日(日)も良い日でありますように。

年間第19主日

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(14:22-33)

14:22
 それからすぐ、イエスは群衆を解散させておられる間に、しいて弟子たちを舟に乗り込ませ、向こう岸へ先におやりになった。

14:23
 そして群衆を解散させてから、祈るためひそかに山へ登られた。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。

14:24
 ところが舟は、もうすでに陸から数丁も離れており、逆風が吹いていたために、波に悩まされていた。

14:25
 イエスは夜明けの四時ごろ、海の上を歩いて彼らの方へ行かれた。

14:26
 弟子たちは、イエスが海の上を歩いておられるのを見て、幽霊だと言っておじ惑い、恐怖のあまり叫び声をあげた。

14:27
 しかし、イエスはすぐに彼らに声をかけて、「しっかりするのだ、わたしである。恐れることはない」と言われた。

14:28
 するとペテロが答えて言った、「主よ、あなたでしたか。では、わたしに命じて、水の上を渡ってみもとに行かせてください」。

14:29
 イエスは、「おいでなさい」と言われたので、ペテロは舟からおり、水の上を歩いてイエスのところへ行った。

14:30
 しかし、風を見て恐ろしくなり、そしておぼれかけたので、彼は叫んで、「主よ、お助けください」と言った。

14:31
 イエスはすぐに手を伸ばし、彼をつかまえて言われた、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」。

14:32
 ふたりが舟に乗り込むと、風はやんでしまった。

14:33
 舟の中にいた者たちはイエスを拝して、「ほんとうに、あなたは神の子です」と言った。


★列王紀上
(19:9a、11-13a)

19:9
 その所で彼はほら穴にはいって、そこに宿った。

19:11
 主は言われた、「出て、山の上で主の前に、立ちなさい」。その時主は通り過ぎられ、主の前に大きな強い風が吹き、山を裂き、岩を砕いた。しかし主は風の中におられなかった。風の後に地震があったが、地震の中にも主はおられなかった。

19:12
 地震の後に火があったが、火の中にも主はおられなかった。火の後に静かな細い声が聞えた。

19:13a
 エリヤはそれを聞いて顔を外套に包み、出てほら穴の口に立った。


★Psalm:
詩篇
(85:8-13)

85:8
 わたしは主なる神の語られることを聞きましょう。主はその民、その聖徒、ならびにその心を主に向ける者に、平和を語られるからです。

85:9
 まことに、その救は神を恐れる者に近く、その栄光はわれらの国にとどまるでしょう。

85:10
 いつくしみと、まこととは共に会い、義と平和とは互に口づけし、

85:11
 まことは地からはえ、義は天から見おろすでしょう。

85:12
 主が良い物を与えられるので、われらの国はその産物を出し、

85:13
 義は主のみ前に行き、その足跡を道とするでしょう。


★ローマ人への手紙
(9:1-5)

9:1
 わたしはキリストにあって真実を語る。偽りは言わない。わたしの良心も聖霊によって、わたしにこうあかしをしている。

9:2
 すなわち、わたしに大きな悲しみがあり、わたしの心に絶えざる痛みがある。

9:3
 実際、わたしの兄弟、肉による同族のためなら、わたしのこの身がのろわれて、キリストから離されてもいとわない。

9:4
 彼らはイスラエル人であって、子たる身分を授けられることも、栄光も、もろもろの契約も、律法を授けられることも、礼拝も、数々の約束も彼らのもの、

9:5
 また父祖たちも彼らのものであり、肉によればキリストもまた彼らから出られたのである。万物の上にいます神は、永遠にほむべきかな、アァメン。


◆聖書のことば (益田カトリック教会)
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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201108


◆今日の読書
列王紀下
(4:38-44、6:1-7)

4:38
 エリシャはギルガルに帰ったが、その地にききんがあった。預言者のともがらが彼の前に座していたので、エリシャはそのしもべに言った、「大きなかまをすえて、預言者のともがらのために野菜の煮物をつくりなさい」。

4:39
 彼らのうちのひとりが畑に出ていって青物をつんだが、つる草のあるのを見て、その野うりを一包つんできて、煮物のかまの中に切り込んだ。彼らはそれが何であるかを知らなかったからである。

4:40
 やがてこれを盛って人々に食べさせようとしたが、彼らがその煮物を食べようとした時、叫んで、「ああ神の人よ、かまの中に、たべると死ぬものがはいっています」と言って、食べることができなかったので、

4:41
 エリシャは「それでは粉を持って来なさい」と言って、それをかまに投げ入れ、「盛って人々に食べさせなさい」と言った。かまの中には、なんの毒物もなくなった。

4:42
 その時、バアル・シャリシャから人がきて、初穂のパンと、大麦のパン二十個と、新穀一袋とを神の人のもとに持ってきたので、エリシャは「人々に与えて食べさせなさい」と言ったが、

4:43
 その召使は言った、「どうしてこれを百人の前に供えるのですか」。しかし彼は言った、「人々に与えて食べさせなさい。主はこう言われる、『彼らは食べてなお余すであろう』」。

4:44
 そこで彼はそれを彼らの前に供えたので、彼らは食べてなお余した。主の言葉のとおりであった。


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◆The World English Bible
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8.06.2011

Today's Bible story

今日8月6日(土)も良い日でありますように。

主の変容(祝)

日本カトリック平和旬間開始(15日まで)
広島教区司教座教会献堂記念日

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(17:1-9)

17:1
 六日ののち、イエスはペテロ、ヤコブ、ヤコブの兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。

17:2
 ところが、彼らの目の前でイエスの姿が変り、その顔は日のように輝き、その衣は光のように白くなった。

17:3
 すると、見よ、モーセとエリヤが彼らに現れて、イエスと語り合っていた。

17:4
 ペテロはイエスにむかって言った、「主よ、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。もし、おさしつかえなければ、わたしはここに小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのために、一つはモーセのために、一つはエリヤのために」。

17:5
 彼がまだ話し終えないうちに、たちまち、輝く雲が彼らをおおい、そして雲の中から声がした、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である。これに聞け」。

17:6
 弟子たちはこれを聞いて非常に恐れ、顔を地に伏せた。

17:7
 イエスは近づいてきて、手を彼らにおいて言われた、「起きなさい、恐れることはない」。

17:8
 彼らが目をあげると、イエスのほかには、だれも見えなかった。

17:9
 一同が山を下って来るとき、イエスは「人の子が死人の中からよみがえるまでは、いま見たことをだれにも話してはならない」と、彼らに命じられた。


★今日の『み言葉』について
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☆ダニエル書(7:9-10、13-14)または、ペテロの第二の手紙(1:16-19)

★ダニエル書
(7:9-10、13-14)

7:9
 わたしが見ていると、もろもろのみ座が設けられて、日の老いたる者が座しておられた。その衣は雪のように白く、頭の毛は混じりもののない羊の毛のようであった。そのみ座は火の炎であり、その車輪は燃える火であった。

7:10
 彼の前から、ひと筋の火の流れが出てきた。彼に仕える者は千々、彼の前にはべる者は万々、審判を行う者はその席に着き、かずかずの書き物が開かれた。

7:13
 わたしはまた夜の幻のうちに見ていると、見よ、人の子のような者が、天の雲に乗ってきて、日の老いたる者のもとに来ると、その前に導かれた。

7:14
 彼に主権と光栄と国とを賜い、諸民、諸族、諸国語の者を彼に仕えさせた。その主権は永遠の主権であって、なくなることがなく、その国は滅びることがない。


★Psalm:
詩篇
(97:1-2,5-6,9)

97:1
 主は王となられた。地は楽しみ、海に沿った多くの国々は喜べ。

97:2
 雲と暗やみとはそのまわりにあり、義と正とはそのみくらの基である。

97:5
 もろもろの山は主のみ前に、全地の主のみ前に、ろうのように溶けた。

97:6
 もろもろの天はその義をあらわし、よろずの民はその栄光を見た。

97:9
 主よ、あなたは全地の上にいまして、いと高く、もろもろの神にまさって大いにあがめられます。


★ペテロの第二の手紙
(1:16-19)

1:16
 わたしたちの主イエス・キリストの力と来臨とを、あなたがたに知らせた時、わたしたちは、巧みな作り話を用いることはしなかった。わたしたちが、そのご威光の目撃者なのだからである。

1:17
 イエスは父なる神からほまれと栄光とをお受けになったが、その時、おごそかな栄光の中から次のようなみ声がかかったのである、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。

1:18
 わたしたちもイエスと共に聖なる山にいて、天から出たこの声を聞いたのである。

1:19
 こうして、預言の言葉は、わたしたちにいっそう確実なものになった。あなたがたも、夜が明け、明星がのぼって、あなたがたの心の中を照すまで、この預言の言葉を暗やみに輝くともしびとして、それに目をとめているがよい。


◆今日の読書
コリント人への第二の手紙
(3:7-4:6)

3:7
 もし石に彫りつけた文字による死の務が栄光のうちに行われ、そのためイスラエルの子らは、モーセの顔の消え去るべき栄光のゆえに、その顔を見つめることができなかったとすれば、

3:8
 まして霊の務は、はるかに栄光あるものではなかろうか。

3:9
 もし罪を宣告する務が栄光あるものだとすれば、義を宣告する務は、はるかに栄光に満ちたものである。

3:10
 そして、すでに栄光を受けたものも、この場合、はるかにまさった栄光のまえに、その栄光を失ったのである。

3:11
 もし消え去るべきものが栄光をもって現れたのなら、まして永存すべきものは、もっと栄光のあるべきものである。

3:12
 こうした望みをいだいているので、わたしたちは思いきって大胆に語り、

3:13
 そしてモーセが、消え去っていくものの最後をイスラエルの子らに見られまいとして、顔におおいをかけたようなことはしない。

3:14
 実際、彼らの思いは鈍くなっていた。今日に至るまで、彼らが古い契約を朗読する場合、その同じおおいが取り去られないままで残っている。それは、キリストにあってはじめて取り除かれるのである。

3:15
 今日に至るもなお、モーセの書が朗読されるたびに、おおいが彼らの心にかかっている。

3:16
 しかし主に向く時には、そのおおいは取り除かれる。

3:17
 主は霊である。そして、主の霊のあるところには、自由がある。

3:18
 わたしたちはみな、顔おおいなしに、主の栄光を鏡に映すように見つつ、栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられていく。これは霊なる主の働きによるのである。

4:1
 このようにわたしたちは、あわれみを受けてこの務についているのだから、落胆せずに、

4:2
 恥ずべき隠れたことを捨て去り、悪巧みによって歩かず、神の言を曲げず、真理を明らかにし、神のみまえに、すべての人の良心に自分を推薦するのである。

4:3
 もしわたしたちの福音がおおわれているなら、滅びる者どもにとっておおわれているのである。

4:4
 彼らの場合、この世の神が不信の者たちの思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光の福音の輝きを、見えなくしているのである。

4:5
 しかし、わたしたちは自分自身を宣べ伝えるのではなく、主なるキリスト・イエスを宣べ伝える。わたしたち自身は、ただイエスのために働くあなたがたの僕にすぎない。

4:6
 「やみの中から光が照りいでよ」と仰せになった神は、キリストの顔に輝く神の栄光の知識を明らかにするために、わたしたちの心を照して下さったのである。


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◆口語訳聖書(PDF版)
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◆教会カレンダー
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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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◆カトリック千葉寺教会
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◆The World English Bible
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8.05.2011

Today's Bible story

今日8月5日(金)も良い日でありますように。

(聖マリア教会の献堂)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(16:24-28)

16:24
 それからイエスは弟子たちに言われた、「だれでもわたしについてきたいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい。

16:25
 自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのために自分の命を失う者は、それを見いだすであろう。

16:26
 たとい人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。また、人はどんな代価を払って、その命を買いもどすことができようか。

16:27
 人の子は父の栄光のうちに、御使たちを従えて来るが、その時には、実際のおこないに応じて、それぞれに報いるであろう。

16:28
 よく聞いておくがよい、人の子が御国の力をもって来るのを見るまでは、死を味わわない者が、ここに立っている者の中にいる」。


★今日の『み言葉』について
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★申命記
(4:32-40)

4:32
 試みにあなたの前に過ぎ去った日について問え。神が地上に人を造られた日からこのかた、天のこの端から、かの端までに、かつてこのように大いなる事があったであろうか。このようなことを聞いたことがあったであろうか。

4:33
 火の中から語られる神の声をあなたが聞いたように、聞いてなお生きていた民がかつてあったであろうか。

4:34
 あるいはまた、あなたがたの神、主がエジプトにおいて、あなたがたの目の前に、あなたがたのためにもろもろの事をなされたように、試みと、しるしと、不思議と、戦いと、強い手と、伸ばした腕と、大いなる恐るべき事とをもって臨み、一つの国民を他の国民のうちから引き出して、自分の民とされた神が、かつてあったであろうか。

4:35
 あなたにこの事を示したのは、主こそ神であって、ほかに神のないことを知らせるためであった。

4:36
 あなたを訓練するために、主は天からその声を聞かせ、地上では、またその大いなる火を示された。あなたはその言葉が火の中から出るのを聞いた。

4:37
 主はあなたの先祖たちを愛されたので、その後の子孫を選び、大いなる力をもって、みずからあなたをエジプトから導き出し、

4:38
 あなたよりも大きく、かつ強いもろもろの国民を、あなたの前から追い払い、あなたをその地に導き入れて、これを嗣業としてあなたに与えようとされること、今日見るとおりである。

4:39
 それゆえ、あなたは、きょう知って、心にとめなければならない。上は天、下は地において、主こそ神にいまし、ほかに神のないことを。

4:40
 あなたは、きょう、わたしが命じる主の定めと命令とを守らなければならない。そうすれば、あなたとあなたの後の子孫はさいわいを得、あなたの神、主が永久にあなたに賜わる地において、長く命を保つことができるであろう」。


★Psalm:
詩篇
(77:11-15,20)

77:11
 わたしは主のみわざを思い起す。わたしは、いにしえからのあなたのくすしきみわざを思いいだす。

77:12
 わたしは、あなたのすべてのみわざを思い、あなたの力あるみわざを深く思う。

77:13
 神よ、あなたの道は聖である。われらの神のように大いなる神はだれか。

77:14
 あなたは、くすしきみわざを行われる神である。あなたは、もろもろの民の間に、その大能をあらわし、

77:15
 その腕をもっておのれの民をあがない、ヤコブとヨセフの子らをあがなわれた。

7:20
 あなたは、その民をモーセとアロンの手によって羊の群れのように導かれた。


◆今日の読書
列王紀下
(3:5-27)

3:5
 アハブが死んだ後、モアブの王はイスラエルの王にそむいた。

3:6
 そこでヨラム王はその時サマリヤを出て、イスラエルびとをことごとく集め、

3:7
 また、人をユダの王ヨシャパテにつかわし、「モアブの王はわたしにそむきました。あなたはモアブと戦うために、わたしと一緒に行かれませんか」と言わせた。彼は言った、「行きましょう。わたしはあなたと一つです。わたしの民はあなたの民と一つです。わたしの馬はあなたの馬と一つです」。

3:8
 彼はまた言った、「われわれはどの道を上るのですか」。ヨラムは答えた、「エドムの荒野の道を上りましょう」。

3:9
 こうしてイスラエルの王はユダの王およびエドムの王と共に出て行った。しかし彼らは回り道をして、七日の間進んだが、軍勢とそれに従う家畜の飲む水がなかったので、

3:10
 イスラエルの王は言った、「ああ、主は、この三人の王をモアブの手に渡そうとして召し集められたのだ」。

3:11
 ヨシャパテは言った、「われわれが主に問うことのできる主の預言者はここにいませんか」。イスラエルの王のひとりの家来が答えた、「エリヤの手に水を注いだシャパテの子エリシャがここにいます」。

3:12
 ヨシャパテは言った、「主の言葉が彼にあります」。そこでイスラエルの王とヨシャパテとエドムの王とは彼のもとへ下っていった。

3:13
 エリシャはイスラエルの王に言った、「わたしはあなたとなんのかかわりがありますか。あなたの父上の預言者たちと母上の預言者たちの所へ行きなさい」。イスラエルの王は彼に言った、「いいえ、主がこの三人の王をモアブの手に渡そうとして召し集められたのです」。

3:14
 エリシャは言った、「わたしの仕える万軍の主は生きておられます。わたしはユダの王ヨシャパテのためにするのでなければ、あなたを顧み、あなたに会うことはしないのだが、

3:15
 いま楽人をわたしの所に連れてきなさい」。そこで楽人が楽を奏すると、主の手が彼に臨んで、

3:16
 彼は言った、「主はこう仰せられる、『わたしはこの谷を水たまりで満たそう』。

3:17
 これは主がこう仰せられるからである、『あなたがたは風も雨も見ないのに、この谷に水が満ちて、あなたがたと、その家畜および獣が飲むであろう』。

3:18
 これは主の目には小さい事である。主はモアブびとをも、あなたがたの手に渡される。

3:19
 そしてあなたがたはすべての堅固な町と、すべての良い町を撃ち、すべての良い木を切り倒し、すべての水の井戸をふさぎ、石をもって地のすべての良い所を荒すであろう」。

3:20
 あくる朝になって、供え物をささげる時に、水がエドムの方から流れてきて、水は国に満ちた。

3:21
 さてモアブびとは皆、王たちが自分たちを攻めるために上ってきたのを聞いたので、よろいを着ることのできる者を、老いも若きもことごとく召集して、国境に配置したが、

3:22
 朝はやく起きて、太陽がのぼって水を照したとき、モアブびとは目の前に血のように赤い水を見たので、

3:23
 彼らは言った、「これは血だ、きっと王たちが互に戦って殺し合ったのだ。だから、モアブよ、ぶんどりに行きなさい」。

3:24
 しかしモアブびとがイスラエルの陣営に行くと、イスラエルびとは立ちあがってモアブびとを撃ったので、彼らはイスラエルの前から逃げ去った。イスラエルびとは進んで、モアブびとを撃ち、その国にはいって、

3:25
 町々を滅ぼし、おのおの石を一つずつ、地のすべての良い所に投げて、これに満たし、水の井戸をことごとくふさぎ、良い木をことごとく切り倒して、ただキル・ハラセテはその名を残すのみとなったが、石を投げる者がこれを囲んで撃ち滅ぼした。

3:26
 モアブの王は戦いがあまりに激しく、当りがたいのを見て、つるぎを抜く者七百人を率い、エドムの王の所に突き入ろうとしたが、果さなかったので、

3:27
 自分の位を継ぐべきその長子をとって城壁の上で燔祭としてささげた。その時イスラエルに大いなる憤りが臨んだので、彼らは彼をすてて自分の国に帰った。


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8.04.2011

Today's Bible story

今日8月4日(木)も良い日でありますように。

聖ヨハネ・マリア・ビアンネ司祭(記)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(16:13-23)

16:13
 イエスがピリポ・カイザリヤの地方に行かれたとき、弟子たちに尋ねて言われた、「人々は人の子をだれと言っているか」。

16:14
 彼らは言った、「ある人々はバプテスマのヨハネだと言っています。しかし、ほかの人たちは、エリヤだと言い、また、エレミヤあるいは預言者のひとりだ、と言っている者もあります」。

16:15
 そこでイエスは彼らに言われた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。

16:16
 シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」。

16:17
 すると、イエスは彼にむかって言われた、「バルヨナ・シモン、あなたはさいわいである。あなたにこの事をあらわしたのは、血肉ではなく、天にいますわたしの父である。

16:18
 そこで、わたしもあなたに言う。あなたはペテロである。そして、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。黄泉の力もそれに打ち勝つことはない。

16:19
 わたしは、あなたに天国のかぎを授けよう。そして、あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは天でも解かれるであろう」。

16:20
 そのとき、イエスは、自分がキリストであることをだれにも言ってはいけないと、弟子たちを戒められた。

16:21
 この時から、イエス・キリストは、自分が必ずエルサレムに行き、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえるべきことを、弟子たちに示しはじめられた。

16:22
 すると、ペテロはイエスをわきへ引き寄せて、いさめはじめ、「主よ、とんでもないことです。そんなことがあるはずはございません」と言った。

16:23
 イエスは振り向いて、ペテロに言われた、「サタンよ、引きさがれ。わたしの邪魔をする者だ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」。


★今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_214.htm


★民数記
(20:1-13)

20:1
 イスラエルの人々の全会衆は正月になってチンの荒野にはいった。そして民はカデシにとどまったが、ミリアムがそこで死んだので、彼女をそこに葬った。

20:2
 そのころ会衆は水が得られなかったため、相集まってモーセとアロンに迫った。

20:3
 すなわち民はモーセと争って言った、「さきにわれわれの兄弟たちが主の前に死んだ時、われわれも死んでいたらよかったものを。

20:4
 なぜ、あなたがたは主の会衆をこの荒野に導いて、われわれと、われわれの家畜とを、ここで死なせようとするのですか。

20:5
 どうしてあなたがたはわれわれをエジプトから上らせて、この悪い所に導き入れたのですか。ここには種をまく所もなく、いちじくもなく、ぶどうもなく、ざくろもなく、また飲む水もありません」。

20:6
 そこでモーセとアロンは会衆の前を去り、会見の幕屋の入口へ行ってひれ伏した。すると主の栄光が彼らに現れ、

20:7
 主はモーセに言われた、

20:8
 「あなたは、つえをとり、あなたの兄弟アロンと共に会衆を集め、その目の前で岩に命じて水を出させなさい。こうしてあなたは彼らのために岩から水を出して、会衆とその家畜に飲ませなさい」。

20:9
 モーセは命じられたように主の前にあるつえを取った。

20:10
 モーセはアロンと共に会衆を岩の前に集めて彼らに言った、「そむく人たちよ、聞きなさい。われわれがあなたがたのためにこの岩から水を出さなければならないのであろうか」。

20:11
 モーセは手をあげ、つえで岩を二度打つと、水がたくさんわき出たので、会衆とその家畜はともに飲んだ。

20:12
 そのとき主はモーセとアロンに言われた、「あなたがたはわたしを信じないで、イスラエルの人々の前にわたしの聖なることを現さなかったから、この会衆をわたしが彼らに与えた地に導き入れることができないであろう」。

20:13
 これがメリバの水であって、イスラエルの人々はここで主と争ったが、主は自分の聖なることを彼らのうちに現された。


★Psalm:
詩篇
(95:1-2,6-9)

95:1
 さあ、われらは主にむかって歌い、われらの救の岩にむかって喜ばしい声をあげよう。

95:2
 われらは感謝をもって、み前に行き、主にむかい、さんびの歌をもって、喜ばしい声をあげよう。

95:6
 さあ、われらは拝み、ひれ伏し、われらの造り主、主のみ前にひざまずこう。

95:7
 主はわれらの神であり、われらはその牧の民、そのみ手の羊である。どうか、あなたがたは、きょう、そのみ声を聞くように。

95:8
 あなたがたは、メリバにいた時のように、また荒野のマッサにいた日のように、心をかたくなにしてはならない。

95:9
 あの時、あなたがたの先祖たちはわたしのわざを見たにもかかわらず、わたしを試み、わたしをためした。


◆今日の読書
列王紀下
(2:1-15)

2:1
 主がつむじ風をもってエリヤを天に上らせようとされた時、エリヤはエリシャと共にギルガルを出て行った。

2:2
 エリヤはエリシャに言った、「どうぞ、ここにとどまってください。主はわたしをベテルにつかわされるのですから」。しかしエリシャは言った、「主は生きておられます。またあなたも生きておられます。わたしはあなたを離れません」。そして彼らはベテルへ下った。

2:3
 ベテルにいる預言者のともがらが、エリシャのもとに出てきて彼に言った、「主がきょう、あなたの師事する主人をあなたから取られるのを知っていますか」。彼は言った、「はい、知っています。あなたがたは黙っていてください」。

2:4
 エリヤは彼に言った、「エリシャよ、どうぞ、ここにとどまってください。主はわたしをエリコにつかわされるのですから」。しかしエリシャは言った、「主は生きておられます。またあなたも生きておられます。わたしはあなたを離れません」。そして彼らはエリコへ行った。

2:5
 エリコにいた預言者のともがらが、エリシャのもとにきて彼に言った、「主がきょう、あなたの師事する主人をあなたから取られるのを知っていますか」。彼は言った、「はい、知っています。あなたがたは黙っていてください」。

2:6
 エリヤはまた彼に言った、「どうぞ、ここにとどまってください。主はわたしをヨルダンにつかわされるのですから」。しかし彼は言った、「主は生きておられます。またあなたも生きておられます。わたしはあなたを離れません」。そしてふたりは進んで行った。

2:7
 預言者のともがら五十人も行って、彼らにむかって、はるかに離れて立っていた。彼らふたりは、ヨルダンのほとりに立ったが、

2:8
 エリヤは外套を取り、それを巻いて水を打つと、水が左右に分れたので、ふたりはかわいた土の上を渡ることができた。

2:9
 彼らが渡ったとき、エリヤはエリシャに言った、「わたしが取られて、あなたを離れる前に、あなたのしてほしい事を求めなさい」。エリシャは言った、「どうぞ、あなたの霊の二つの分をわたしに継がせてください」。

2:10
 エリヤは言った、「あなたはむずかしい事を求める。あなたがもし、わたしが取られて、あなたを離れるのを見るならば、そのようになるであろう。しかし見ないならば、そのようにはならない」。

2:11 彼らが進みながら語っていた時、火の車と火の馬があらわれて、ふたりを隔てた。そしてエリヤはつむじ風に乗って天にのぼった。

2:12
 エリシャはこれを見て「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と叫んだが、再び彼を見なかった。そこでエリシャは自分の着物をつかんで、それを二つに裂き、

2:13
 またエリヤの身から落ちた外套を取り上げ、帰ってきてヨルダンの岸に立った。

2:14
 そしてエリヤの身から落ちたその外套を取って水を打ち、「エリヤの神、主はどこにおられますか」と言い、彼が水を打つと、水は左右に分れたので、エリシャは渡った。

2:15
 エリコにいる預言者のともがらは彼の近づいて来るのを見て、「エリヤの霊がエリシャの上にとどまっている」と言った。そして彼らは来て彼を迎え、その前に地に伏し(た)


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8.03.2011

Today's Bible story

今日8月3日(水)も良い日でありますように。

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(15:21-28)

15:21
 さて、イエスはそこを出て、ツロとシドンとの地方へ行かれた。

15:22
 すると、そこへ、その地方出のカナンの女が出てきて、「主よ、ダビデの子よ、わたしをあわれんでください。娘が悪霊にとりつかれて苦しんでいます」と言って叫びつづけた。

15:23
 しかし、イエスはひと言もお答えにならなかった。そこで弟子たちがみもとにきて願って言った、「この女を追い払ってください。叫びながらついてきていますから」。

15:24
 するとイエスは答えて言われた、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊以外の者には、つかわされていない」。

15:25
 しかし、女は近寄りイエスを拝して言った、「主よ、わたしをお助けください」。

15:26
 イエスは答えて言われた、「子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。

15:27
 すると女は言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、小犬もその主人の食卓から落ちるパンくずは、いただきます」。

15:28
 そこでイエスは答えて言われた、「女よ、あなたの信仰は見あげたものである。あなたの願いどおりになるように」。その時に、娘はいやされた。


★今日の『み言葉』について
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★民数記
(13:1-2、25〜14:1、26-29a、34-35)

13:1
 主はモーセに言われた、

13:2
 「人をつかわして、わたしがイスラエルの人々に与えるカナンの地を探らせなさい。すなわち、その父祖の部族ごとに、すべて彼らのうちのつかさたる者ひとりずつをつかわしなさい」。

13:25
 四十日の後、彼らはその地を探り終って帰ってきた。

13:26
 そして、パランの荒野にあるカデシにいたモーセとアロン、およびイスラエルの人々の全会衆のもとに行って、彼らと全会衆とに復命し、その地のくだものを彼らに見せた。

13:27
 彼らはモーセに言った、「わたしたちはあなたが、つかわした地へ行きました。そこはまことに乳と蜜の流れている地です。これはそのくだものです。

13:28
 しかし、その地に住む民は強く、その町々は堅固で非常に大きく、わたしたちはそこにアナクの子孫がいるのを見ました。

13:29
 またネゲブの地には、アマレクびとが住み、山地にはヘテびと、エブスびと、アモリびとが住み、海べとヨルダンの岸べには、カナンびとが住んでいます」。

13:30
 そのとき、カレブはモーセの前で、民をしずめて言った、「わたしたちはすぐにのぼって、攻め取りましょう。わたしたちは必ず勝つことができます」。

13:31
 しかし、彼とともにのぼって行った人々は言った、「わたしたちはその民のところへ攻めのぼることはできません。彼らはわたしたちよりも強いからです」。

13:32
 そして彼らはその探った地のことを、イスラエルの人々に悪く言いふらして言った、「わたしたちが行き巡って探った地は、そこに住む者を滅ぼす地です。またその所でわたしたちが見た民はみな背の高い人々です。

13:33
 わたしたちはまたそこで、ネピリムから出たアナクの子孫ネピリムを見ました。わたしたちには自分が、いなごのように思われ、また彼らにも、そう見えたに違いありません」。

14:1
 そこで、会衆はみな声をあげて叫び、民はその夜、泣き明かした。

14:26
 主はモーセとアロンに言われた、

14:27
 「わたしにむかってつぶやくこの悪い会衆をいつまで忍ぶことができようか。わたしはイスラエルの人々が、わたしにむかってつぶやくのを聞いた。

14:28
 あなたは彼らに言いなさい、『主は言われる、「わたしは生きている。あなたがたが、わたしの耳に語ったように、わたしはあなたがたにするであろう。

14:29a
 あなたがたは死体となって、この荒野に倒れるであろう。

14:34
 あなたがたは、かの地を探った四十日の日数にしたがい、その一日を一年として、四十年のあいだ、自分の罪を負い、わたしがあなたがたを遠ざかったことを知るであろう」。

14:35
 主なるわたしがこれを言う。わたしは必ずわたしに逆らって集まったこの悪い会衆に、これをことごとく行うであろう。彼らはこの荒野に朽ち、ここで死ぬであろう』」。


★Psalm:
詩篇
(106:6-7,13-14,21-23)

106:6
 われらは先祖たちと同じく罪を犯した。われらは不義をなし、悪しきことを行った。

106:7
 われらの先祖たちはエジプトにいたとき、あなたのくすしきみわざに心を留めず、あなたのいつくしみの豊かなのを思わず、紅海で、いと高き神にそむいた。

106:13
 しかし彼らはまもなくそのみわざを忘れ、その勧めを待たず、

106:14
 野でわがままな欲望を起し、荒野で神を試みた。

106:21 106:22
 彼らは、エジプトで大いなる事をなし、ハムの地でくすしきみわざをなし、紅海のほとりで恐るべき事をなされた救主なる神を忘れた。

106:23
 それゆえ、主は彼らを滅ぼそうと言われた。しかし主のお選びになったモーセは破れ口で主のみ前に立ち、み怒りを引きかえして、滅びを免れさせた。


◆今日の読書
歴代志下
(20:1-9、13-24)

20:1
 この後モアブびと、アンモンびとおよびメウニびとらがヨシャパテと戦おうと攻めてきた。

20:2
 その時ある人がきて、ヨシャパテに告げて言った、「海のかなたのエドムから大軍があなたに攻めて来ます。見よ、彼らはハザゾン・タマル(すなわちエンゲデ)にいます」。

20:3
 そこでヨシャパテは恐れ、主に顔を向けて助けを求め、ユダ全国に断食をふれさせた。

20:4
 それでユダはこぞって集まり、主の助けを求めた。すなわちユダのすべての町から人々が来て主を求めた。

20:5
 そこでヨシャパテは主の宮の新しい庭の前で、ユダとエルサレムの会衆の中に立って、

20:6
 言った、「われわれの先祖の神、主よ、あなたは天にいます神ではありませんか。異邦人のすべての国を治められるではありませんか。あなたの手には力があり、勢いがあって、あなたに逆らいうる者はありません。

20:7
 われわれの神よ、あなたはこの国の民をあなたの民イスラエルの前から追い払って、あなたの友アブラハムの子孫に、これを永遠に与えられたではありませんか。

20:8
 彼らはここに住み、あなたの名のためにここに聖所を建てて言いました、

20:9
 『つるぎ、審判、疫病、ききんなどの災がわれわれに臨む時、われわれはこの宮の前に立って、あなたの前におり、その悩みの中であなたに呼ばわります。すると、あなたは聞いて助けられます。あなたの名はこの宮にあるからです』と。

20:13
 ユダの人々はその幼な子、その妻、および子供たちと共に皆主の前に立っていた。

20:14
 その時主の霊が会衆の中でアサフの子孫であるレビびとヤハジエルに臨んだ。ヤハジエルはゼカリヤの子、ゼカリヤはベナヤの子、ベナヤはエイエルの子、エイエルはマッタニヤの子である。

20:15
 ヤハジエルは言った、「ユダの人々、エルサレムの住民、およびヨシャパテ王よ、聞きなさい。主はあなたがたにこう仰せられる、『この大軍のために恐れてはならない。おののいてはならない。これはあなたがたの戦いではなく、主の戦いだからである。

20:16
 あす、彼らの所へ攻め下りなさい。見よ、彼らはヂヅの坂から上って来る。あなたがたはエルエルの野の東、谷の端でこれに会うであろう。

20:17
 この戦いには、あなたがたは戦うに及ばない。ユダおよびエルサレムよ、あなたがたは進み出て立ち、あなたがたと共におられる主の勝利を見なさい。恐れてはならない。おののいてはならない。あす、彼らの所に攻めて行きなさい。主はあなたがたと共におられるからである』」。

20:18
 ヨシャパテは地にひれ伏した。ユダの人々およびエルサレムの民も主の前に伏して、主を拝した。

20:19
 その時コハテびとの子孫、およびコラびとの子孫であるレビびとが立ち上がり、大声をあげてイスラエルの神、主をさんびした。

20:20
 彼らは朝早く起きてテコアの野に出て行った。その出て行くとき、ヨシャパテは立って言った、「ユダの人々およびエルサレムの民よ、わたしに聞きなさい。あなたがたの神、主を信じなさい。そうすればあなたがたは堅く立つことができる。主の預言者を信じなさい。そうすればあなたがたは成功するでしょう」。

20:21
 彼はまた民と相談して人々を任命し、聖なる飾りを着けて軍勢の前に進ませ、主に向かって歌をうたい、かつさんびさせ、「主に感謝せよ、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」と言わせた。

20:22
 そして彼らが歌をうたい、さんびし始めた時、主は伏兵を設け、かのユダに攻めてきたアンモン、モアブ、セイル山の人々に向かわせられたので、彼らは打ち敗られた。

20:23
 すなわちアンモンとモアブの人々は立ち上がって、セイル山の民に敵し、彼らを殺して全く滅ぼしたが、セイルの民を殺し尽すに及んで、彼らもおのおの互に助けて滅ぼしあった。

20:24
 ユダの人々は野の物見やぐらへ行って、かの群衆を見たが、地に倒れた死体だけであって、ひとりものがれた者はなかった。


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8.02.2011

Today's Bible story

今日8月2日(火)も良い日でありますように。

(聖エウセビオ −ベルチェリ− 司教)
(聖ペトロ・ユリアノ・エイマール司祭)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(15:1-2、10-14)

15:1
 ときに、パリサイ人と律法学者たちとが、エルサレムからイエスのもとにきて言った、

15:2
 「あなたの弟子たちは、なぜ昔の人々の言伝えを破るのですか。彼らは食事の時に手を洗っていません」。

15:10
 それからイエスは群衆を呼び寄せて言われた、「聞いて悟るがよい。

15:11
 口にはいるものは人を汚すことはない。かえって、口から出るものが人を汚すのである」。

15:12
 そのとき、弟子たちが近寄ってきてイエスに言った、「パリサイ人たちが御言を聞いてつまずいたことを、ご存じですか」。

15:13
 イエスは答えて言われた、「わたしの天の父がお植えにならなかったものは、みな抜き取られるであろう。

15:14
 彼らをそのままにしておけ。彼らは盲人を手引きする盲人である。もし盲人が盲人を手引きするなら、ふたりとも穴に落ち込むであろう」。


★今日の『み言葉』について
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★民数記
(12:1-13)

12:1
 モーセはクシの女をめとっていたが、そのクシの女をめとったゆえをもって、ミリアムとアロンはモーセを非難した。

12:2
 彼らは言った、「主はただモーセによって語られるのか。われわれによっても語られるのではないのか」。主はこれを聞かれた。

12:3
 モーセはその人となり柔和なこと、地上のすべての人にまさっていた。

12:4
 そこで、主は突然モーセとアロン、およびミリアムにむかって「あなたがた三人、会見の幕屋に出てきなさい」と言われたので、彼ら三人は出てきたが、

12:5
 主は雲の柱のうちにあって下り、幕屋の入口に立って、アロンとミリアムを呼ばれた。彼らふたりが進み出ると、

12:6
 彼らに言われた、「あなたがたは、いま、わたしの言葉を聞きなさい。あなたがたのうちに、もし、預言者があるならば、主なるわたしは幻をもって、これにわたしを知らせ、また夢をもって、これと語るであろう。

12:7
 しかし、わたしのしもべモーセとは、そうではない。彼はわたしの全家に忠信なる者である。

12:8
 彼とは、わたしは口ずから語り、明らかに言って、なぞを使わない。彼はまた主の形を見るのである。なぜ、あなたがたはわたしのしもべモーセを恐れず非難するのか」。

12:9
 主は彼らにむかい怒りを発して去られた。

12:10
 雲が幕屋の上を離れ去った時、ミリアムは、らい病となり、その身は雪のように白くなった。アロンがふり返ってミリアムを見ると、彼女はらい病になっていた。

12:11
 そこで、アロンはモーセに言った、「ああ、わが主よ、わたしたちは愚かなことをして罪を犯しました。どうぞ、その罰をわたしたちに受けさせないでください。

12:12
 どうぞ彼女を母の胎から肉が半ば滅びうせて出る死人のようにしないでください」。

12:13
 その時モーセは主に呼ばわって言った、「ああ、神よ、どうぞ彼女をいやしてください」。


★詩篇
(51:1-5,10-11)

51:1
 神よ、あなたのいつくしみによって、わたしをあわれみ、あなたの豊かなあわれみによって、わたしのもろもろのとがをぬぐい去ってください。

51:2
 わたしの不義をことごとく洗い去り、わたしの罪からわたしを清めてください。

51:3
 わたしは自分のとがを知っています。わたしの罪はいつもわたしの前にあります。

51:4
 わたしはあなたにむかい、ただあなたに罪を犯し、あなたの前に悪い事を行いました。それゆえ、あなたが宣告をお与えになるときは正しく、あなたが人をさばかれるときは誤りがありません。

51:5
 見よ、わたしは不義のなかに生れました。わたしの母は罪のうちにわたしをみごもりました。

51:10
 神よ、わたしのために清い心をつくり、わたしのうちに新しい、正しい霊を与えてください。

51:11
 わたしをみ前から捨てないでください。あなたの聖なる霊をわたしから取らないでください。


◆今日の読書
列王紀上
(22:1-9、15-23、29、34-38)

22:1
 スリヤとイスラエルの間に戦争がなくて三年を経た。

22:2
 しかし三年目にユダの王ヨシャパテがイスラエルの王の所へ下っていったので、

22:3
 イスラエルの王はその家来たちに言った、「あなたがたは、ラモテ・ギレアデがわれわれの所有であることを知っていますか。しかもなおわれわれはスリヤの王の手からそれを取らずに黙っているのです」。

22:4
 彼はヨシャパテに言った、「ラモテ・ギレアデで戦うためにわたしと一緒に行かれませんか」。ヨシャパテはイスラエルの王に言った、「わたしはあなたと一つです。わたしの民はあなたの民と一つです。わたしの馬はあなたの馬と一つです」。

22:5
 ヨシャパテはまたイスラエルの王に言った、「まず、主の言葉を伺いなさい」。

22:6
 そこでイスラエルの王は預言者四百人ばかりを集めて、彼らに言った、「わたしはラモテ・ギレアデに戦いに行くべきでしょうか、あるいは控えるべきでしょうか」。彼らは言った、「上っていきなさい。主はそれを王の手にわたされるでしょう」。

22:7
 ヨシャパテは言った、「ここには、われわれの問うべき主の預言者がほかにいませんか」。

22:8
 イスラエルの王はヨシャパテに言った、「われわれが主に問うことのできる人が、まだひとりいます。イムラの子ミカヤです。彼はわたしについて良い事を預言せず、ただ悪い事だけを預言するので、わたしは彼を憎んでいます」。ヨシャパテは言った、「王よ、そう言わないでください」。

22:9
 そこでイスラエルの王は役人を呼んで、「急いでイムラの子ミカヤを連れてきなさい」と言った。

22:15
 彼が王の所へ行くと、王は彼に言った、「ミカヤよ、われわれはラモテ・ギレアデに戦いに行くべきでしょうか、あるいは控えるべきでしょうか」。彼は王に言った、「上っていって勝利を得なさい。主はそれを王の手にわたされるでしょう」。

22:16
 しかし王は彼に言った、「幾たびあなたを誓わせたら、あなたは主の名をもって、ただ真実のみをわたしに告げるでしょうか」。

22:17
 彼は言った、「わたしはイスラエルが皆、牧者のない羊のように、山に散っているのを見ました。すると主は『これらの者は飼主がいない。彼らをそれぞれ安らかに、その家に帰らせよ』と言われました」。

22:18
 イスラエルの王はヨシャパテに言った、「彼がわたしについて良い事を預言せず、ただ悪い事だけを預言すると、あなたに告げたではありませんか」。

22:19
 ミカヤは言った、「それゆえ主の言葉を聞きなさい。わたしは主がその玉座にすわり、天の万軍がそのかたわらに、右左に立っているのを見たが、

22:20
 主は『だれがアハブをいざなってラモテ・ギレアデに上らせ、彼を倒れさせるであろうか』と言われました。するとひとりはこの事を言い、ひとりはほかの事を言いました。

22:21
 その時一つの霊が進み出て、主の前に立ち、『わたしが彼をいざないましょう』と言いました。

22:22
 主は『どのような方法でするのか』と言われたので、彼は『わたしが出て行って、偽りを言う霊となって、すべての預言者の口に宿りましょう』と言いました。そこで主は『おまえは彼をいざなって、それを成し遂げるであろう。出て行って、そうしなさい』と言われました。

22:23
 それで主は偽りを言う霊をあなたのすべての預言者の口に入れ、また主はあなたの身に起る災を告げられたのです」。

22:29
 こうしてイスラエルの王とユダの王ヨシャパテはラモテ・ギレアデに上っていった。

22:34
 しかし、ひとりの人が何心なく弓をひいて、イスラエルの王の胸当と草摺の間を射たので、彼はその戦車の御者に言った、「わたしは傷を受けた。戦車をめぐらして、わたしを戦場から運び出せ」。

22:35
 その日戦いは激しくなった。王は戦車の中にささえられて立ち、スリヤびとにむかっていたが、ついに、夕暮になって死んだ。傷の血は戦車の底に流れた。

22:36
 日の没するころ、軍勢の中に呼ばわる声がした、「めいめいその町へ、めいめいその国へ帰れ」。

22:37
 王は死んで、サマリヤへ携え行かれた。人々は王をサマリヤに葬った。

22:38
 またその戦車をサマリヤの池で洗ったが、犬がその血をなめた。また遊女がそこで身を洗った。主が言われた言葉のとおりである。


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8.01.2011

Today's Bible story

今日8月1日(月)も良い日でありますように。

聖アルフォンソ(リゴリ)司教教会博士(記)

◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(14:22-36)

14:22
 それからすぐ、イエスは群衆を解散させておられる間に、しいて弟子たちを舟に乗り込ませ、向こう岸へ先におやりになった。

14:23
 そして群衆を解散させてから、祈るためひそかに山へ登られた。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。

14:24
 ところが舟は、もうすでに陸から数丁も離れており、逆風が吹いていたために、波に悩まされていた。

14:25
 イエスは夜明けの四時ごろ、海の上を歩いて彼らの方へ行かれた。

14:26
 弟子たちは、イエスが海の上を歩いておられるのを見て、幽霊だと言っておじ惑い、恐怖のあまり叫び声をあげた。

14:27
 しかし、イエスはすぐに彼らに声をかけて、「しっかりするのだ、わたしである。恐れることはない」と言われた。

14:28
 するとペテロが答えて言った、「主よ、あなたでしたか。では、わたしに命じて、水の上を渡ってみもとに行かせてください」。

14:29
 イエスは、「おいでなさい」と言われたので、ペテロは舟からおり、水の上を歩いてイエスのところへ行った。

14:30
 しかし、風を見て恐ろしくなり、そしておぼれかけたので、彼は叫んで、「主よ、お助けください」と言った。

14:31
 イエスはすぐに手を伸ばし、彼をつかまえて言われた、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」。

14:32
 ふたりが舟に乗り込むと、風はやんでしまった。

14:33
 舟の中にいた者たちはイエスを拝して、「ほんとうに、あなたは神の子です」と言った。

14:34
 それから、彼らは海を渡ってゲネサレの地に着いた。

14:35
 するとその土地の人々はイエスと知って、その附近全体に人をつかわし、イエスのところに病人をみな連れてこさせた。

14:36
 そして彼らにイエスの上着のふさにでも、さわらせてやっていただきたいとお願いした。そしてさわった者は皆いやされた。


★今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_211.htm


★民数記
(11:4b-15)

11:4b
 イスラエルの人々もまた再び泣いて言った、「ああ、肉が食べたい。

11:5
 われわれは思い起すが、エジプトでは、ただで、魚を食べた。きゅうりも、すいかも、にらも、たまねぎも、そして、にんにくも。

11:6
 しかし、いま、われわれの精根は尽きた。われわれの目の前には、このマナのほか何もない」。

11:7
 マナは、こえんどろの実のようで、色はブドラクの色のようであった。

11:8
 民は歩きまわって、これを集め、ひきうすでひき、または、うすでつき、かまで煮て、これをもちとした。その味は油菓子の味のようであった。

11:9
 夜、宿営の露がおりるとき、マナはそれと共に降った。

11:10
 モーセは、民が家ごとに、おのおのその天幕の入口で泣くのを聞いた。そこで主は激しく怒られ、またモーセは不快に思った。

11:11
 そして、モーセは主に言った、「あなたはなぜ、しもべに悪い仕打ちをされるのですか。どうしてわたしはあなたの前に恵みを得ないで、このすべての民の重荷を負わされるのですか。

11:12
 わたしがこのすべての民を、はらんだのですか。わたしがこれを生んだのですか。そうではないのに、あなたはなぜわたしに『養い親が乳児を抱くように、彼らをふところに抱いて、あなたが彼らの先祖たちに誓われた地に行け』と言われるのですか。

11:13
 わたしはどこから肉を獲て、このすべての民に与えることができましょうか。彼らは泣いて、『肉を食べさせよ』とわたしに言っているのです。

11:14
 わたしひとりでは、このすべての民を負うことができません。それはわたしには重過ぎます。

11:15
 もしわたしがあなたの前に恵みを得ますならば、わたしにこのような仕打ちをされるよりは、むしろ、ひと思いに殺し、このうえ苦しみに会わせないでください」。


★詩篇
(81:11-16)

81:11
 しかしわが民はわたしの声に聞き従わず、イスラエルはわたしを好まなかった。

81:12
 それゆえ、わたしは彼らをそのかたくなな心にまかせ、その思いのままに行くにまかせた。

81:13
 わたしはわが民のわたしに聞き従い、イスラエルのわが道に歩むことを欲する。

81:14
 わたしはすみやかに彼らの敵を従え、わが手を彼らのあだに向けよう。

81:15
 主を憎む者も彼らに恐れ従い、彼らの時はとこしえに続くであろう。

81:16
 わたしは麦の最も良いものをもってあなたを養い、岩から出た蜜をもってあなたを飽かせるであろう」。


◆今日の読書
列王紀上
(21:1-21、27-29)

21:1
 さてエズレルびとナボテはエズレルにぶどう畑をもっていたが、サマリヤの王アハブの宮殿のかたわらにあったので、

21:2
 アハブはナボテに言った、「あなたのぶどう畑はわたしの家の近くにあるので、わたしに譲って青物畑にさせてください。その代り、わたしはそれよりも良いぶどう畑をあなたにあげましょう。もしお望みならば、その価を金でさしあげましょう」。

21:3
 ナボテはアハブに言った、「わたしは先祖の嗣業をあなたに譲ることを断じていたしません」。

21:4
 アハブはエズレルびとナボテが言った言葉を聞いて、悲しみ、かつ怒って家にはいった。ナボテが「わたしは先祖の嗣業をあなたに譲りません」と言ったからである。アハブは床に伏し、顔をそむけて食事をしなかった。

21:5
 妻イゼベルは彼の所にきて、言った、「あなたは何をそんなに悲しんで、食事をなさらないのですか」。

21:6
 彼は彼女に言った、「わたしはエズレルびとナボテに『あなたのぶどう畑を金で譲ってください。もし望むならば、その代りに、ほかのぶどう畑をあげよう』と言ったが、彼は答えて『わたしはぶどう畑を譲りません』と言ったからだ」。

21:7
 妻イゼベルは彼に言った、「あなたが今イスラエルを治めているのですか。起きて食事をし、元気を出してください。わたしがエズレルびとナボテのぶどう畑をあなたにあげます」。

21:8
 彼女はアハブの名で手紙を書き、彼の印をおして、ナボテと同じように、その町に住んでいる長老たちと身分の尊い人々に、その手紙を送った。

21:9
 彼女はその手紙に書きしるした、「断食を布告して、ナボテを民のうちの高い所にすわらせ、

21:10
 またふたりのよこしまな者を彼の前にすわらせ、そして彼を訴えて、『あなたは神と王とをのろった』と言わせなさい。こうして彼を引き出し、石で撃ち殺しなさい」。

21:11
 その町の人々、すなわち、その町に住んでいる長老たちおよび身分の尊い人々は、イゼベルが言いつかわしたようにした。彼女が彼らに送った手紙に書きしるされていたように、

21:12
 彼らは断食を布告して、ナボテを民のうちの高い所にすわらせた。

21:13
 そしてふたりのよこしまな者がはいってきて、その前にすわり、そのよこしまな者たちが民の前でナボテを訴えて、「ナボテは神と王とをのろった」と言った。そこで人々は彼を町の外に引き出し、石で撃ち殺した。

21:14
 そして人々はイゼベルに「ナボテは石で撃ち殺された」と言い送った。

21:15
 イゼベルはナボテが石で撃ち殺されたのを聞くとすぐ、アハブに言った、「立って、あのエズレルびとナボテが、あなたに金で譲ることを拒んだぶどう畑を取りなさい。ナボテは生きていません。死んだのです」。

21:16
 アハブはナボテの死んだのを聞くとすぐ、立って、エズレルびとナボテのぶどう畑を取るために、そこへ下っていった。

21:17
 そのとき、主の言葉がテシベびとエリヤに臨んだ、

21:18
 「立って、下って行き、サマリヤにいるイスラエルの王アハブに会いなさい。彼はナボテのぶどう畑を取ろうとしてそこへ下っている。

21:19
 あなたは彼に言わなければならない、『主はこう仰せられる、あなたは殺したのか、また取ったのか』と。また彼に言いなさい、『主はこう仰せられる、犬がナボテの血をなめた場所で、犬があなたの血をなめるであろう』」。

21:20
 アハブはエリヤに言った、「わが敵よ、ついに、わたしを見つけたのか」。彼は言った、「見つけました。あなたが主の目の前に悪を行うことに身をゆだねたゆえ、

21:21
 わたしはあなたに災を下し、あなたを全く滅ぼし、アハブに属する男は、イスラエルにいてつながれた者も、自由な者もことごとく断ち、

21:27
 アハブはこれらの言葉を聞いた時、衣を裂き、荒布を身にまとい、食を断ち、荒布に伏し、打ちしおれて歩いた。

21:28
 この時、主の言葉がテシベびとエリヤに臨んだ、

21:29
 「アハブがわたしの前にへりくだっているのを見たか。彼がわたしの前にへりくだっているゆえ、わたしは彼の世には災を下さない。その子の世に災をその家に下すであろう」。


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