主の変容(祝)
日本カトリック平和旬間開始(15日まで)
広島教区司教座教会献堂記念日
◆今日の聖書物語
マタイによる福音
(17:1-9)
17:1
六日ののち、イエスはペテロ、ヤコブ、ヤコブの兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。
17:2
ところが、彼らの目の前でイエスの姿が変り、その顔は日のように輝き、その衣は光のように白くなった。
17:3
すると、見よ、モーセとエリヤが彼らに現れて、イエスと語り合っていた。
17:4
ペテロはイエスにむかって言った、「主よ、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。もし、おさしつかえなければ、わたしはここに小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのために、一つはモーセのために、一つはエリヤのために」。
17:5
彼がまだ話し終えないうちに、たちまち、輝く雲が彼らをおおい、そして雲の中から声がした、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である。これに聞け」。
17:6
弟子たちはこれを聞いて非常に恐れ、顔を地に伏せた。
17:7
イエスは近づいてきて、手を彼らにおいて言われた、「起きなさい、恐れることはない」。
17:8
彼らが目をあげると、イエスのほかには、だれも見えなかった。
17:9
一同が山を下って来るとき、イエスは「人の子が死人の中からよみがえるまでは、いま見たことをだれにも話してはならない」と、彼らに命じられた。
★今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_216.htm
☆ダニエル書(7:9-10、13-14)または、ペテロの第二の手紙(1:16-19)
★ダニエル書
(7:9-10、13-14)
7:9
わたしが見ていると、もろもろのみ座が設けられて、日の老いたる者が座しておられた。その衣は雪のように白く、頭の毛は混じりもののない羊の毛のようであった。そのみ座は火の炎であり、その車輪は燃える火であった。
7:10
彼の前から、ひと筋の火の流れが出てきた。彼に仕える者は千々、彼の前にはべる者は万々、審判を行う者はその席に着き、かずかずの書き物が開かれた。
7:13
わたしはまた夜の幻のうちに見ていると、見よ、人の子のような者が、天の雲に乗ってきて、日の老いたる者のもとに来ると、その前に導かれた。
7:14
彼に主権と光栄と国とを賜い、諸民、諸族、諸国語の者を彼に仕えさせた。その主権は永遠の主権であって、なくなることがなく、その国は滅びることがない。
★Psalm:
詩篇
(97:1-2,5-6,9)
97:1
主は王となられた。地は楽しみ、海に沿った多くの国々は喜べ。
97:2
雲と暗やみとはそのまわりにあり、義と正とはそのみくらの基である。
97:5
もろもろの山は主のみ前に、全地の主のみ前に、ろうのように溶けた。
97:6
もろもろの天はその義をあらわし、よろずの民はその栄光を見た。
97:9
主よ、あなたは全地の上にいまして、いと高く、もろもろの神にまさって大いにあがめられます。
★ペテロの第二の手紙
(1:16-19)
1:16
わたしたちの主イエス・キリストの力と来臨とを、あなたがたに知らせた時、わたしたちは、巧みな作り話を用いることはしなかった。わたしたちが、そのご威光の目撃者なのだからである。
1:17
イエスは父なる神からほまれと栄光とをお受けになったが、その時、おごそかな栄光の中から次のようなみ声がかかったのである、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。
1:18
わたしたちもイエスと共に聖なる山にいて、天から出たこの声を聞いたのである。
1:19
こうして、預言の言葉は、わたしたちにいっそう確実なものになった。あなたがたも、夜が明け、明星がのぼって、あなたがたの心の中を照すまで、この預言の言葉を暗やみに輝くともしびとして、それに目をとめているがよい。
◆今日の読書
コリント人への第二の手紙
(3:7-4:6)
3:7
もし石に彫りつけた文字による死の務が栄光のうちに行われ、そのためイスラエルの子らは、モーセの顔の消え去るべき栄光のゆえに、その顔を見つめることができなかったとすれば、
3:8
まして霊の務は、はるかに栄光あるものではなかろうか。
3:9
もし罪を宣告する務が栄光あるものだとすれば、義を宣告する務は、はるかに栄光に満ちたものである。
3:10
そして、すでに栄光を受けたものも、この場合、はるかにまさった栄光のまえに、その栄光を失ったのである。
3:11
もし消え去るべきものが栄光をもって現れたのなら、まして永存すべきものは、もっと栄光のあるべきものである。
3:12
こうした望みをいだいているので、わたしたちは思いきって大胆に語り、
3:13
そしてモーセが、消え去っていくものの最後をイスラエルの子らに見られまいとして、顔におおいをかけたようなことはしない。
3:14
実際、彼らの思いは鈍くなっていた。今日に至るまで、彼らが古い契約を朗読する場合、その同じおおいが取り去られないままで残っている。それは、キリストにあってはじめて取り除かれるのである。
3:15
今日に至るもなお、モーセの書が朗読されるたびに、おおいが彼らの心にかかっている。
3:16
しかし主に向く時には、そのおおいは取り除かれる。
3:17
主は霊である。そして、主の霊のあるところには、自由がある。
3:18
わたしたちはみな、顔おおいなしに、主の栄光を鏡に映すように見つつ、栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられていく。これは霊なる主の働きによるのである。
4:1
このようにわたしたちは、あわれみを受けてこの務についているのだから、落胆せずに、
4:2
恥ずべき隠れたことを捨て去り、悪巧みによって歩かず、神の言を曲げず、真理を明らかにし、神のみまえに、すべての人の良心に自分を推薦するのである。
4:3
もしわたしたちの福音がおおわれているなら、滅びる者どもにとっておおわれているのである。
4:4
彼らの場合、この世の神が不信の者たちの思いをくらませて、神のかたちであるキリストの栄光の福音の輝きを、見えなくしているのである。
4:5
しかし、わたしたちは自分自身を宣べ伝えるのではなく、主なるキリスト・イエスを宣べ伝える。わたしたち自身は、ただイエスのために働くあなたがたの僕にすぎない。
4:6
「やみの中から光が照りいでよ」と仰せになった神は、キリストの顔に輝く神の栄光の知識を明らかにするために、わたしたちの心を照して下さったのである。
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