12.31.2010

Today's Bible story

今日12月31日(金)も良い日でありますように。

(聖シルベストロ1世教皇)

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◆今日の聖書物語


ヨハネによる福音
(1:1-18)

1:1
 初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。

1:2
 この言は初めに神と共にあった。

1:3
 すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。

1:4
 この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。

1:5
 光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。

1:6
 ここにひとりの人があって、神からつかわされていた。その名をヨハネと言った。

1:7
 この人はあかしのためにきた。光についてあかしをし、彼によってすべての人が信じるためである。

1:8
 彼は光ではなく、ただ、光についてあかしをするためにきたのである。

1:9
 すべての人を照すまことの光があって、世にきた。

1:10
 彼は世にいた。そして、世は彼によってできたのであるが、世は彼を知らずにいた。

1:11
 彼は自分のところにきたのに、自分の民は彼を受けいれなかった。

1:12
 しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。

1:13
 それらの人は、血すじによらず、肉の欲によらず、また、人の欲にもよらず、ただ神によって生れたのである。

1:14
 そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた。

1:15
 ヨハネは彼についてあかしをし、叫んで言った、「『わたしのあとに来るかたは、わたしよりもすぐれたかたである。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この人のことである」。

1:16
 わたしたちすべての者は、その満ち満ちているものの中から受けて、めぐみにめぐみを加えられた。

1:17
 律法はモーセをとおして与えられ、めぐみとまこととは、イエス・キリストをとおしてきたのである。

1:18
 神を見た者はまだひとりもいない。ただ父のふところにいるひとり子なる神だけが、神をあらわしたのである。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_26.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_29.htm


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ヨハネの第一の手紙
(2:18-21)


2:18
 子供たちよ。今は終りの時である。あなたがたがかねて反キリストが来ると聞いていたように、今や多くの反キリストが現れてきた。それによって今が終りの時であることを知る。

2:19
 彼らはわたしたちから出て行った。しかし、彼らはわたしたちに属する者ではなかったのである。もし属する者であったなら、わたしたちと一緒にとどまっていたであろう。しかし、出て行ったのは、元来、彼らがみなわたしたちに属さない者であることが、明らかにされるためである。

2:20
 しかし、あなたがたは聖なる者に油を注がれているので、あなたがたすべてが、そのことを知っている。

2:21
 わたしが書きおくったのは、あなたがたが真理を知らないからではなく、それを知っているからであり、また、すべての偽りは真理から出るものでないことを、知っているからである。


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Psalm: 詩篇
(96:1-2, 11-13)

96:1
 新しい歌を主にむかってうたえ。全地よ、主にむかってうたえ。

96:2
 主にむかって歌い、そのみ名をほめよ。日ごとにその救を宣べ伝えよ。

96:11
 天は喜び、地は楽しみ、海とその中に満ちるものとは鳴りどよめき、

96:12
 田畑とその中のすべての物は大いに喜べ。そのとき、林のもろもろの木も主のみ前に喜び歌うであろう。

96:13
 主は来られる、地をさばくために来られる。主は義をもって世界をさばき、まことをもってもろもろの民をさばかれる。


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◆今日の読書


コロサイ人への手紙
(2:4-15)

2:4
 わたしがこう言うのは、あなたがたが、だれにも巧みな言葉で迷わされることのないためである。

2:5
 たとい、わたしは肉体においては離れていても、霊においてはあなたがたと一緒にいて、あなたがたの秩序正しい様子とキリストに対するあなたがたの強固な信仰とを見て、喜んでいる。

2:6
 このように、あなたがたは主キリスト・イエスを受けいれたのだから、彼にあって歩きなさい。

2:7
 また、彼に根ざし、彼にあって建てられ、そして教えられたように、信仰が確立されて、あふれるばかり感謝しなさい。

2:8
 あなたがたは、むなしいだましごとの哲学で、人のとりこにされないように、気をつけなさい。それはキリストに従わず、世のもろもろの霊力に従う人間の言伝えに基くものにすぎない。

2:9
 キリストにこそ、満ちみちているいっさいの神の徳が、かたちをとって宿っており、

2:10
 そしてあなたがたは、キリストにあって、それに満たされているのである。彼はすべての支配と権威とのかしらであり、

2:11
 あなたがたはまた、彼にあって、手によらない割礼、すなわち、キリストの割礼を受けて、肉のからだを脱ぎ捨てたのである。

2:12
 あなたがたはバプテスマを受けて彼と共に葬られ、同時に、彼を死人の中からよみがえらせた神の力を信じる信仰によって、彼と共によみがえらされたのである。

2:13
 あなたがたは、先には罪の中にあり、かつ肉の割礼がないままで死んでいた者であるが、神は、あなたがたをキリストと共に生かし、わたしたちのいっさいの罪をゆるして下さった。

2:14
 神は、わたしたちを責めて不利におとしいれる証書を、その規定もろともぬり消し、これを取り除いて、十字架につけてしまわれた。

2:15
 そして、もろもろの支配と権威との武装を解除し、キリストにあって凱旋し、彼らをその行列に加えて、さらしものとされたのである。


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◆み言葉の食卓
(携帯不可)
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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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12.30.2010

Today's Bible story

今日12月30日(木)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


ルカによる福音
(2:36-40)

2:36
 また、アセル族のパヌエルの娘で、アンナという女預言者がいた。彼女は非常に年をとっていた。むすめ時代にとついで、七年間だけ夫と共に住み、

2:37
 その後やもめぐらしをし、八十四歳になっていた。そして宮を離れずに夜も昼も断食と祈とをもって神に仕えていた。

2:38
 この老女も、ちょうどそのとき近寄ってきて、神に感謝をささげ、そしてこの幼な子のことを、エルサレムの救を待ち望んでいるすべての人々に語りきかせた。

2:39
 両親は主の律法どおりすべての事をすませたので、ガリラヤへむかい、自分の町ナザレに帰った。

2:40
 幼な子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。


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週日の福音朗読
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今日の『み言葉』について
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ヨハネの第一の手紙
(2:12-17)

2:12
 子たちよ。あなたがたにこれを書きおくるのは、御名のゆえに、あなたがたの多くの罪がゆるされたからである。

2:13
 父たちよ。あなたがたに書きおくるのは、あなたがたが、初めからいますかたを知ったからである。若者たちよ。あなたがたに書きおくるのは、あなたがたが、悪しき者にうち勝ったからである。

2:14
 子供たちよ。あなたがたに書きおくったのは、あなたがたが父を知ったからである。父たちよ。あなたがたに書きおくったのは、あなたがたが、初めからいますかたを知ったからである。若者たちよ。あなたがたに書きおくったのは、あなたがたが強い者であり、神の言があなたがたに宿り、そして、あなたがたが悪しき者にうち勝ったからである。
 
2:15
 世と世にあるものとを、愛してはいけない。もし、世を愛する者があれば、父の愛は彼のうちにない。

2:16
 すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、持ち物の誇は、父から出たものではなく、世から出たものである。

2:17
 世と世の欲とは過ぎ去る。しかし、神の御旨を行う者は、永遠にながらえる。


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Psalm:詩篇
(96:7-10)

96:7
 もろもろの民のやからよ、主に帰せよ、栄光と力とを主に帰せよ。

96:8
 そのみ名にふさわしい栄光を主に帰せよ。供え物を携えてその大庭にきたれ。

96:9
 聖なる装いをして主を拝め、全地よ、そのみ前におののけ。

96:10
 もろもろの国民の中に言え、「主は王となられた。世界は堅く立って、動かされることはない。主は公平をもってもろもろの民をさばかれる」と。


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◆今日の読書


コロサイ人への手紙
(1:15-2:3)

1:15
 御子は、見えない神のかたちであって、すべての造られたものに先だって生れたかたである。

1:16
 万物は、天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、位も主権も、支配も権威も、みな御子にあって造られたからである。これらいっさいのものは、御子によって造られ、御子のために造られたのである。

1:17
 彼は万物よりも先にあり、万物は彼にあって成り立っている。

1:18
そして自らは、そのからだなる教会のかしらである。彼は初めの者であり、死人の中から最初に生れたかたである。それは、ご自身がすべてのことにおいて第一の者となるためである。

1:19
 神は、御旨によって、御子のうちにすべての満ちみちた徳を宿らせ、

1:20
 そして、その十字架の血によって平和をつくり、万物、すなわち、地にあるもの、天にあるものを、ことごとく、彼によってご自分と和解させて下さったのである。

1:21
 あなたがたも、かつては悪い行いをして神から離れ、心の中で神に敵対していた。

1:22
 しかし今では、御子はその肉のからだにより、その死をとおして、あなたがたを神と和解させ、あなたがたを聖なる、傷のない、責められるところのない者として、みまえに立たせて下さったのである。

1:23
 ただし、あなたがたは、ゆるぐことがなく、しっかりと信仰にふみとどまり、すでに聞いている福音の望みから移り行くことのないようにすべきである。この福音は、天の下にあるすべての造られたものに対して宣べ伝えられたものであって、それにこのパウロが奉仕しているのである。

1:24
 今わたしは、あなたがたのための苦難を喜んで受けており、キリストのからだなる教会のために、キリストの苦しみのなお足りないところを、わたしの肉体をもって補っている。

1:25
 わたしは、神の言を告げひろめる務を、あなたがたのために神から与えられているが、そのために教会に奉仕する者になっているのである。

1:26
 その言の奥義は、代々にわたってこの世から隠されていたが、今や神の聖徒たちに明らかにされたのである。

1:27
 神は彼らに、異邦人の受くべきこの奥義が、いかに栄光に富んだものであるかを、知らせようとされたのである。この奥義は、あなたがたのうちにいますキリストであり、栄光の望みである。

1:28
 わたしたちはこのキリストを宣べ伝え、知恵をつくしてすべての人を訓戒し、また、すべての人を教えている。それは、彼らがキリストにあって全き者として立つようになるためである。

1:29
 わたしはこのために、わたしのうちに力強く働いておられるかたの力により、苦闘しながら努力しているのである。

2:1
 わたしが、あなたがたとラオデキヤにいる人たちのため、また、直接にはまだ会ったことのない人々のために、どんなに苦闘しているか、わかってもらいたい。

2:2
 それは彼らが、心を励まされ、愛によって結び合わされ、豊かな理解力を十分に与えられ、神の奥義なるキリストを知るに至るためである。

2:3
 キリストのうちには、知恵と知識との宝が、いっさい隠されている。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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◆The World English Bible
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12.29.2010

Today's Bible story

今日12月29日(水)も良い日でありますように。

(聖トマス・ベケット司教殉教者)

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◆今日の聖書物語


ルカによる福音
(2:22-35)

2:22
 それから、モーセの律法による彼らのきよめの期間が過ぎたとき、両親は幼な子を連れてエルサレムへ上った。

2:23
 それは主の律法に「母の胎を初めて開く男の子はみな、主に聖別された者と、となえられねばならない」と書いてあるとおり、幼な子を主にささげるためであり、

2:24
 また同じ主の律法に、「山ばと一つがい、または、家ばとのひな二羽」と定めてあるのに従って、犠牲をささげるためであった。

2:25
 その時、エルサレムにシメオンという名の人がいた。この人は正しい信仰深い人で、イスラエルの慰められるのを待ち望んでいた。また聖霊が彼に宿っていた。

2:26
 そして主のつかわす救主に会うまでは死ぬことはないと、聖霊の示しを受けていた。

2:27
 この人が御霊に感じて宮にはいった。すると律法に定めてあることを行うため、両親もその子イエスを連れてはいってきたので、

2:28
 シメオンは幼な子を腕に抱き、神をほめたたえて言った、

2:29
 「主よ、今こそ、あなたはみ言葉のとおりにこの僕を安らかに去らせてくださいます、

2:30
 わたしの目が今あなたの救を見たのですから。

2:31
この救はあなたが万民のまえにお備えになったもので、

2:32
 異邦人を照す啓示の光、み民イスラエルの栄光であります」。

2:33
 父と母とは幼な子についてこのように語られたことを、不思議に思った。

2:34
 するとシメオンは彼らを祝し、そして母マリヤに言った、「ごらんなさい、この幼な子は、イスラエルの多くの人を倒れさせたり立ちあがらせたりするために、また反対を受けるしるしとして、定められています。—

2:35
 そして、あなた自身もつるぎで胸を刺し貫かれるでしょう。—それは多くの人の心にある思いが、現れるようになるためです」。


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週日の福音朗読
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今日の『み言葉』について
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ヨハネの第一の手紙
(2:3-11)

2:3
 もし、わたしたちが彼の戒めを守るならば、それによって彼を知っていることを悟るのである。

2:4
 「彼を知っている」と言いながら、その戒めを守らない者は、偽り者であって、真理はその人のうちにない。

2:5
 しかし、彼の御言を守る者があれば、その人のうちに、神の愛が真に全うされるのである。それによって、わたしたちが彼にあることを知るのである。

2:6
 「彼におる」と言う者は、彼が歩かれたように、その人自身も歩くべきである。

2:7
 愛する者たちよ。わたしがあなたがたに書きおくるのは、新しい戒めではなく、あなたがたが初めから受けていた古い戒めである。その古い戒めとは、あなたがたがすでに聞いた御言である。

2:8
 しかも、新しい戒めを、あなたがたに書きおくるのである。そして、それは、彼にとってもあなたがたにとっても、真理なのである。なぜなら、やみは過ぎ去り、まことの光がすでに輝いているからである。

2:9
 「光の中にいる」と言いながら、その兄弟を憎む者は、今なお、やみの中にいるのである。

2:10
 兄弟を愛する者は、光におるのであって、つまずくことはない。

2:11
 兄弟を憎む者は、やみの中におり、やみの中を歩くのであって、自分ではどこへ行くのかわからない。やみが彼の目を見えなくしたからである。


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Psalm:詩篇
(96:1-3,5-6)

96:1
 新しい歌を主にむかってうたえ。全地よ、主にむかってうたえ。

96:2
 主にむかって歌い、そのみ名をほめよ。日ごとにその救を宣べ伝えよ。

96:3
 もろもろの国の中にその栄光をあらわし、もろもろの民の中にそのくすしきみわざをあらわせ。

96:5
 もろもろの民のすべての神はむなしい。しかし主はもろもろの天を造られた。

96:6
 誉と、威厳とはそのみ前にあり、力と、うるわしさとはその聖所にある。


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◆今日の読書


コロサイ人への手紙
(1:1-14)

1:1
 神の御旨によるキリスト・イエスの使徒パウロと兄弟テモテから、

1:2
 コロサイにいる、キリストにある聖徒たち、忠実な兄弟たちへ。わたしたちの父なる神から、恵みと平安とが、あなたがたにあるように。

1:3
 わたしたちは、いつもあなたがたのために祈り、わたしたちの主イエス・キリストの父なる神に感謝している。

1:4
 これは、キリスト・イエスに対するあなたがたの信仰と、すべての聖徒に対していだいているあなたがたの愛とを、耳にしたからである。

1:5
 この愛は、あなたがたのために天にたくわえられている望みに基くものであり、その望みについては、あなたがたはすでに、あなたがたのところまで伝えられた福音の真理の言葉によって聞いている。

1:6
 そして、この福音は、世界中いたる所でそうであるように、あなたがたのところでも、これを聞いて神の恵みを知ったとき以来、実を結んで成長しているのである。

1:7
 あなたがたはこの福音を、わたしたちと同じ僕である、愛するエペフラスから学んだのであった。彼はあなたがたのためのキリストの忠実な奉仕者であって、

1:8
 あなたがたが御霊によっていだいている愛を、わたしたちに知らせてくれたのである。

1:9
 そういうわけで、これらの事を耳にして以来、わたしたちも絶えずあなたがたのために祈り求めているのは、あなたがたがあらゆる霊的な知恵と理解力とをもって、神の御旨を深く知り、

1:10
 主のみこころにかなった生活をして真に主を喜ばせ、あらゆる良いわざを行って実を結び、神を知る知識をいよいよ増し加えるに至ることである。

1:11
 更にまた祈るのは、あなたがたが、神の栄光の勢いにしたがって賜わるすべての力によって強くされ、何事も喜んで耐えかつ忍び、

1:12
 光のうちにある聖徒たちの特権にあずかるに足る者とならせて下さった父なる神に、感謝することである。

1:13
 神は、わたしたちをやみの力から救い出して、その愛する御子の支配下に移して下さった。

1:14
 わたしたちは、この御子によってあがない、すなわち、罪のゆるしを受けているのである。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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◆CNA今日の聖書朗読(英語)
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◆携帯で読む聖書(口語訳)
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12.28.2010

Today's Bible story

今日12月28日(火)も良い日でありますように。

幼子殉教者(祝)

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(2:13-18)

2:13
 彼らが帰って行ったのち、見よ、主の使が夢でヨセフに現れて言った、「立って、幼な子とその母を連れて、エジプトに逃げなさい。そして、あなたに知らせるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが幼な子を捜し出して、殺そうとしている」。

2:14
 そこで、ヨセフは立って、夜の間に幼な子とその母とを連れてエジプトへ行き、

2:15
 ヘロデが死ぬまでそこにとどまっていた。それは、主が預言者によって「エジプトからわが子を呼び出した」と言われたことが、成就するためである。

2:16
 さて、ヘロデは博士たちにだまされたと知って、非常に立腹した。そして人々をつかわし、博士たちから確かめた時に基いて、ベツレヘムとその附近の地方とにいる二歳以下の男の子を、ことごとく殺した。

2:17
 こうして、預言者エレミヤによって言われたことが、成就したのである。

2:18
 「叫び泣く大いなる悲しみの声がラマで聞えた。ラケルはその子らのためになげいた。子らがもはやいないので、慰められることさえ願わなかった」。


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週日の福音朗読
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今日の『み言葉』について
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ヨハネの第一の手紙
(1:5〜2:2)

1:5
 わたしたちがイエスから聞いて、あなたがたに伝えるおとずれは、こうである。神は光であって、神には少しの暗いところもない。

1:6
 神と交わりをしていると言いながら、もし、やみの中を歩いているなら、わたしたちは偽っているのであって、真理を行っているのではない。

1:7
 しかし、神が光の中にいますように、わたしたちも光の中を歩くならば、わたしたちは互に交わりをもち、そして、御子イエスの血が、すべての罪からわたしたちをきよめるのである。

1:8
 もし、罪がないと言うなら、それは自分を欺くことであって、真理はわたしたちのうちにない。

1:9
 もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。

1:10
 もし、罪を犯したことがないと言うなら、それは神を偽り者とするのであって、神の言はわたしたちのうちにない。

2:1
 わたしの子たちよ。これらのことを書きおくるのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためである。もし、罪を犯す者があれば、父のみもとには、わたしたちのために助け主、すなわち、義なるイエス・キリストがおられる。

2:2
 彼は、わたしたちの罪のための、あがないの供え物である。ただ、わたしたちの罪のためばかりではなく、全世界の罪のためである。


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Psalm:詩篇
(124:2-5,7b-8)

124:2
 人々がわれらに逆らって立ちあがったとき、主がもしわれらの方におられなかったならば、

124:3
 彼らの怒りがわれらにむかって燃えたったとき、彼らはわれらを生きているままで、のんだであろう。

124:4
 また大水はわれらを押し流し、激流はわれらの上を越え、

124:5
 さか巻く水はわれらの上を越えたであろう。

124:7b
 わなは破れてわれらはのがれた。

124:8
 われらの助けは天地を造られた主のみ名にある。


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◆今日の読書


出エジプト記
(1:8-16、22)

1:8
 ここに、ヨセフのことを知らない新しい王が、エジプトに起った。

1:9
 彼はその民に言った、「見よ、イスラエルびとなるこの民は、われわれにとって、あまりにも多く、また強すぎる。

1:10
さあ、われわれは、抜かりなく彼らを取り扱おう。彼らが多くなり、戦いの起るとき、敵に味方して、われわれと戦い、ついにこの国から逃げ去ることのないようにしよう」。

1:11
 そこでエジプトびとは彼らの上に監督をおき、重い労役をもって彼らを苦しめた。彼らはパロのために倉庫の町ピトムとラメセスを建てた。

1:12
 しかしイスラエルの人々が苦しめられるにしたがって、いよいよふえひろがるので、彼らはイスラエルの人々のゆえに恐れをなした。

1:13
 エジプトびとはイスラエルの人々をきびしく使い、

1:14
 つらい務をもってその生活を苦しめた。すなわち、しっくいこね、れんが作り、および田畑のあらゆる務に当らせたが、そのすべての労役はきびしかった。

1:15
 またエジプトの王は、ヘブルの女のために取上げをする助産婦でひとりは名をシフラといい、他のひとりは名をプアという者にさとして、

1:16
 言った、「ヘブルの女のために助産をするとき、産み台の上を見て、もし男の子ならばそれを殺し、女の子ならば生かしておきなさい」。

1:22
 そこでパロはそのすべての民に命じて言った、「ヘブルびとに男の子が生れたならば、みなナイル川に投げこめ。しかし女の子はみな生かしておけ」。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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12.27.2010

Today's Bible story

今日12月27日(月)も良い日でありますように。

聖ヨハネ使徒福音記者(祝)

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◆今日の聖書物語


ヨハネによる福音
(20:2-8)

20:2
 そこで走って、シモン・ペテロとイエスが愛しておられた、もうひとりの弟子のところへ行って、彼らに言った、「だれかが、主を墓から取り去りました。どこへ置いたのか、わかりません」。

20:3
 そこでペテロともうひとりの弟子は出かけて、墓へむかって行った。

20:4
 ふたりは一緒に走り出したが、そのもうひとりの弟子の方が、ペテロよりも早く走って先に墓に着き、

20:5
 そして身をかがめてみると、亜麻布がそこに置いてあるのを見たが、中へははいらなかった。

20:6
 シモン・ペテロも続いてきて、墓の中にはいった。彼は亜麻布がそこに置いてあるのを見たが、

20:7
 イエスの頭に巻いてあった布は亜麻布のそばにはなくて、はなれた別の場所にくるめてあった。

20:8
 すると、先に墓に着いたもうひとりの弟子もはいってきて、これを見て信じた。


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週日の福音朗読
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今日の『み言葉』について
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ヨハネの第一の手紙
(1:1-4)

1:1
 初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て手でさわったもの、すなわち、いのちの言について—

1:2
 このいのちが現れたので、この永遠のいのちをわたしたちは見て、そのあかしをし、かつ、あなたがたに告げ知らせるのである。この永遠のいのちは、父と共にいましたが、今やわたしたちに現れたものである—

1:3
 すなわち、わたしたちが見たもの、聞いたものを、あなたがたにも告げ知らせる。それは、あなたがたも、わたしたちの交わりにあずかるようになるためである。わたしたちの交わりとは、父ならびに御子イエス・キリストとの交わりのことである。

1:4
 これを書きおくるのは、わたしたちの喜びが満ちあふれるためである。


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Psalm:詩篇
(97:1-2,5-6,11-12)

97:1
 主は王となられた。地は楽しみ、海に沿った多くの国々は喜べ。

97:2
 雲と暗やみとはそのまわりにあり、義と正とはそのみくらの基である。

97:5
 もろもろの山は主のみ前に、全地の主のみ前に、ろうのように溶けた。

97:6
 もろもろの天はその義をあらわし、よろずの民はその栄光を見た。

97:11
 光は正しい人のために現れ、喜びは心の正しい者のためにあらわれる。

97:12
 正しき人よ、主によって喜べ、その聖なるみ名に感謝せよ。


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◆今日の読書


ヨハネの第一の手紙
(1:1-2:3)

1:1
 初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て手でさわったもの、すなわち、いのちの言について—

1:2
 このいのちが現れたので、この永遠のいのちをわたしたちは見て、そのあかしをし、かつ、あなたがたに告げ知らせるのである。この永遠のいのちは、父と共にいましたが、今やわたしたちに現れたものである—

1:3
 すなわち、わたしたちが見たもの、聞いたものを、あなたがたにも告げ知らせる。それは、あなたがたも、わたしたちの交わりにあずかるようになるためである。わたしたちの交わりとは、父ならびに御子イエス・キリストとの交わりのことである。

1:4
 これを書きおくるのは、わたしたちの喜びが満ちあふれるためである。

1:5
 わたしたちがイエスから聞いて、あなたがたに伝えるおとずれは、こうである。神は光であって、神には少しの暗いところもない。

1:6
 神と交わりをしていると言いながら、もし、やみの中を歩いているなら、わたしたちは偽っているのであって、真理を行っているのではない。

1:7
 しかし、神が光の中にいますように、わたしたちも光の中を歩くならば、わたしたちは互に交わりをもち、そして、御子イエスの血が、すべての罪からわたしたちをきよめるのである。

1:8
 もし、罪がないと言うなら、それは自分を欺くことであって、真理はわたしたちのうちにない。

1:9
 もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。

1:10
 もし、罪を犯したことがないと言うなら、それは神を偽り者とするのであって、神の言はわたしたちのうちにない。

2:1
 わたしの子たちよ。これらのことを書きおくるのは、あなたがたが罪を犯さないようになるためである。もし、罪を犯す者があれば、父のみもとには、わたしたちのために助け主、すなわち、義なるイエス・キリストがおられる。

2:2
 彼は、わたしたちの罪のための、あがないの供え物である。ただ、わたしたちの罪のためばかりではなく、全世界の罪のためである。

2:3
 もし、わたしたちが彼の戒めを守るならば、それによって彼を知っていることを悟るのである。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2010-12-27

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

12.26.2010

Today's Bible story

聖家族(祝)

今日12月26日(日)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(2:13-15、19-23)

2:13
 彼らが帰って行ったのち、見よ、主の使が夢でヨセフに現れて言った、「立って、幼な子とその母を連れて、エジプトに逃げなさい。そして、あなたに知らせるまで、そこにとどまっていなさい。ヘロデが幼な子を捜し出して、殺そうとしている」。

2:14
 そこで、ヨセフは立って、夜の間に幼な子とその母とを連れてエジプトへ行き、

2:15
 ヘロデが死ぬまでそこにとどまっていた。それは、主が預言者によって「エジプトからわが子を呼び出した」と言われたことが、成就するためである。

2:19
 さて、ヘロデが死んだのち、見よ、主の使がエジプトにいるヨセフに夢で現れて言った、

2:20
 「立って、幼な子とその母を連れて、イスラエルの地に行け。幼な子の命をねらっていた人々は、死んでしまった」。

2:21
 そこでヨセフは立って、幼な子とその母とを連れて、イスラエルの地に帰った。

2:22
 しかし、アケラオがその父ヘロデに代ってユダヤを治めていると聞いたので、そこへ行くことを恐れた。そして夢でみ告げを受けたので、ガリラヤの地方に退き、

2:23
 ナザレという町に行って住んだ。これは預言者たちによって、「彼はナザレ人と呼ばれるであろう」と言われたことが、成就するためである。


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主日の福音朗読(A年)
マタイによる福音
(2:13-15、19-23)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C6_5.htm


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シラ書
(3:2-6、12-14)
外典(続編)
口語訳がないため掲載できません。
http://www.asahi-net.or.jp/~zm4m-ootk/kyuyaku.html#kome44


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Psalm:詩篇
(128:1-5)

都もうでの歌
128:1
 すべて主をおそれ、主の道に歩む者はさいわいである。

128:2
 あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう。

128:3
 あなたの妻は家の奥にいて多くの実を結ぶぶどうの木のようであり、あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。

128:4
 見よ、主をおそれる人は、このように祝福を得る。

128:5
 主はシオンからあなたを祝福されるように。あなたは世にあるかぎりエルサレムの繁栄を見、


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コロサイ人への手紙
(3:12-21)

3:12
 だから、あなたがたは、神に選ばれた者、聖なる、愛されている者であるから、あわれみの心、慈愛、謙そん、柔和、寛容を身に着けなさい。

3:13
 互に忍びあい、もし互に責むべきことがあれば、ゆるし合いなさい。主もあなたがたをゆるして下さったのだから、そのように、あなたがたもゆるし合いなさい。

3:14
 これらいっさいのものの上に、愛を加えなさい。愛は、すべてを完全に結ぶ帯である。

3:15
 キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。あなたがたが召されて一体となったのは、このためでもある。いつも感謝していなさい。

3:16
 キリストの言葉を、あなたがたのうちに豊かに宿らせなさい。そして、知恵をつくして互に教えまた訓戒し、詩とさんびと霊の歌とによって、感謝して心から神をほめたたえなさい。

3:17
 そして、あなたのすることはすべて、言葉によるとわざによるとを問わず、いっさい主イエスの名によってなし、彼によって父なる神に感謝しなさい。

3:18
 妻たる者よ、夫に仕えなさい。それが、主にある者にふさわしいことである。

3:19
 夫たる者よ、妻を愛しなさい。つらくあたってはいけない。

3:20
 子たる者よ、何事についても両親に従いなさい。これが主に喜ばれることである。

3:21
 父たる者よ、子供をいらだたせてはいけない。心がいじけるかも知れないから。


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◆聖書のことば (益田カトリック教会)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html


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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201012


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◆今日の読書


エペソ人への手紙
(5:21-6:4)

5:21
 キリストに対する恐れの心をもって、互に仕え合うべきである。

5:22
 妻たる者よ。主に仕えるように自分の夫に仕えなさい。

5:23
 キリストが教会のかしらであって、自らは、からだなる教会の救主であられるように、夫は妻のかしらである。

5:24
 そして教会がキリストに仕えるように、妻もすべてのことにおいて、夫に仕えるべきである。

5:25
 夫たる者よ。キリストが教会を愛してそのためにご自身をささげられたように、妻を愛しなさい。

5:26
 キリストがそうなさったのは、水で洗うことにより、言葉によって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、

5:27
 また、しみも、しわも、そのたぐいのものがいっさいなく、清くて傷のない栄光の姿の教会を、ご自分に迎えるためである。

5:28
 それと同じく、夫も自分の妻を、自分のからだのように愛さねばならない。自分の妻を愛する者は、自分自身を愛するのである。

5:29
 自分自身を憎んだ者は、いまだかつて、ひとりもいない。かえって、キリストが教会になさったようにして、おのれを育て養うのが常である。

5:30
 わたしたちは、キリストのからだの肢体なのである。

5:31
 「それゆえに、人は父母を離れてその妻と結ばれ、ふたりの者は一体となるべきである」。

5:32
 この奥義は大きい。それは、キリストと教会とをさしている。

5:33
 いずれにしても、あなたがたは、それぞれ、自分の妻を自分自身のように愛しなさい。妻もまた夫を敬いなさい。

6:1
 子たる者よ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことである。

6:2
 「あなたの父と母とを敬え」。これが第一の戒めであって、次の約束がそれについている、

6:3
 「そうすれば、あなたは幸福になり、地上でながく生きながらえるであろう」。

6:4
 父たる者よ。子供をおこらせないで、主の薫陶と訓戒とによって、彼らを育てなさい。


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◆み言葉の食卓
http://www.donboscojp.org/sdblogos/index.htm

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2010-12-26

◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/
携帯HP:http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/mobile/

◆カトリック要理の友
http://www.tomoshibi.or.jp/tushin/yori/yori.html

◆キリストの生涯
http://www.tomoshibi.or.jp/christ/index.html

◆主イエス・キリストの福音・よい知らせ (ゴスペル)
http://www.rock.sannet.ne.jp/hg31cc/index-j.html/index.j1.html#ctyscon

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/

12.25.2010

Today's Bible story 2010/12/25( 日中)

メリー・クリスマス
主の降誕(祭)
クリスマス
12月25日(土) 日中 
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◆今日の聖書物語

ヨハネによる福音
(1:1-18)
1:1
初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。
1:2
この言は初めに神と共にあった。
1:3
すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった。
1:4
この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。
1:5
光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。
1:6
ここにひとりの人があって、神からつかわされていた。その名をヨハネと言った。
1:7
この人はあかしのためにきた。光についてあかしをし、彼によってすべての人が信じるためである。
1:8
彼は光ではなく、ただ、光についてあかしをするためにきたのである。
1:9
すべての人を照すまことの光があって、世にきた。
1:10
彼は世にいた。そして、世は彼によってできたのであるが、世は彼を知らずにいた。
1:11
彼は自分のところにきたのに、自分の民は彼を受けいれなかった。
1:12
しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。
1:13
それらの人は、血すじによらず、肉の欲によらず、また、人の欲にもよらず、ただ神によって生れたのである。
1:14
そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた。
1:15
ヨハネは彼についてあかしをし、叫んで言った、「『わたしのあとに来るかたは、わたしよりもすぐれたかたである。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この人のことである」。
1:16
わたしたちすべての者は、その満ち満ちているものの中から受けて、めぐみにめぐみを加えられた。
1:17
律法はモーセをとおして与えられ、めぐみとまこととは、イエス・キリストをとおしてきたのである。
1:18
神を見た者はまだひとりもいない。ただ父のふところにいるひとり子なる神だけが、神をあらわしたのである。

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祝祭日等 固有の福音朗読
12月25日 主の降誕 祭 (日中)
ヨハネによる福音 (1:1-18)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C7_6.htm

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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_24.htm

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イザヤ書
(52:7-10)
52:7
よきおとずれを伝え、平和を告げ、よきおとずれを伝え、救を告げ、シオンにむかって「あなたの神は王となられた」と言う者の足は山の上にあって、なんと麗しいことだろう。
52:8
聞けよ、あなたの見張びとは声をあげて、共に喜び歌っている。彼らは目と目と相合わせて、主がシオンに帰られるのを見るからだ。
52:9
エルサレムの荒れすたれた所よ、声を放って共に歌え。主はその民を慰め、エルサレムをあがなわれたからだ。
52:10
主はその聖なるかいなを、もろもろの国びとの前にあらわされた。地のすべての果は、われわれの神の救を見る。

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Psalm: 詩篇
(98:1-6)

98:1
新しき歌を主にむかってうたえ。主はくすしきみわざをなされたからである。その右の手と聖なる腕とは、おのれのために勝利を得られた。
98:2
主はその勝利を知らせ、その義をもろもろの国民の前にあらわされた。
98:3
主はそのいつくしみと、まこととをイスラエルの家にむかって覚えられた。地のもろもろのはては、われらの神の勝利を見た。
98:4
全地よ、主にむかって喜ばしき声をあげよ。声を放って喜び歌え、ほめうたえ。
98:5
琴をもって主をほめうたえ。琴と歌の声をもってほめうたえ。
98:6
ラッパと角笛の音をもって王なる主の前に喜ばしき声をあげよ。

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ヘブル人への手紙
(1:1-6)
1:1
神は、むかしは、預言者たちにより、いろいろな時に、いろいろな方法で、先祖たちに語られたが、
1:2
この終りの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである。神は御子を万物の相続者と定め、また、御子によって、もろもろの世界を造られた。
1:3
御子は神の栄光の輝きであり、神の本質の真の姿であって、その力ある言葉をもって万物を保っておられる。そして罪のきよめのわざをなし終えてから、いと高き所にいます大能者の右に、座につかれたのである。
1:4
御子は、その受け継がれた名が御使たちの名にまさっているので、彼らよりもすぐれた者となられた。
1:5
いったい、神は御使たちのだれに対して、「あなたこそは、わたしの子。きょう、わたしはあなたを生んだ」と言い、さらにまた、「わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となるであろう」と言われたことがあるか。
1:6
さらにまた、神は、その長子を世界に導き入れるに当って、「神の御使たちはことごとく、彼を拝すべきである」と言われた。

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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html
◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

Today's Bible story 2010/12/25( 早朝)

メリー・クリスマス
主の降誕(祭)
クリスマス
12月25日(土) 早朝 
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◆今日の聖書物語

ルカによる福音
(2:15-20)
2:15
御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼たちは「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互に語り合った。
2:16
そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼葉おけに寝かしてある幼な子を捜しあてた。
2:17
彼らに会った上で、この子について自分たちに告げ知らされた事を、人々に伝えた。
2:18
人々はみな、羊飼たちが話してくれたことを聞いて、不思議に思った。
2:19
しかし、マリヤはこれらの事をことごとく心に留めて、思いめぐらしていた。
2:20
羊飼たちは、見聞きしたことが何もかも自分たちに語られたとおりであったので、神をあがめ、またさんびしながら帰って行った。

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祝祭日等 固有の福音朗読
12月25日 主の降誕 祭 早朝
ルカによる福音(2:15-20)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C7_5.htm

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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_24.htm

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イザヤ書
(62:11-12
62:11
見よ、主は地の果にまで告げて言われた、「シオンの娘に言え、『見よ、あなたの救は来る。見よ、その報いは主と共にあり、その働きの報いは、その前にある』と。
62:12
彼らは『聖なる民、主にあがなわれた者』ととなえられ、あなたは『人に尋ね求められる者、捨てられない町』ととなえられる」。

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テトスヘの手紙
(3:4-7)
3:4
ところが、わたしたちの救主なる神の慈悲と博愛とが現れたとき、
3:5
わたしたちの行った義のわざによってではなく、ただ神のあわれみによって、再生の洗いを受け、聖霊により新たにされて、わたしたちは救われたのである。
3:6
この聖霊は、わたしたちの救主イエス・キリストをとおして、わたしたちの上に豊かに注がれた。
3:7
これは、わたしたちが、キリストの恵みによって義とされ、永遠のいのちを望むことによって、御国をつぐ者となるためである。

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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html
◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

Today's Bible story 2010/12/25( 夜半)

メリー・クリスマス
主の降誕(祭)
クリスマス
12月25日(土) 夜半
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◆今日の聖書物語

ルカによる福音
(2:1-14)
2:1
そのころ、全世界の人口調査をせよとの勅令が、皇帝アウグストから出た。
2:2
これは、クレニオがシリヤの総督であった時に行われた最初の人口調査であった。
2:3
人々はみな登録をするために、それぞれ自分の町へ帰って行った。
2:4
ヨセフもダビデの家系であり、またその血統であったので、ガリラヤの町ナザレを出て、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。
2:5
それは、すでに身重になっていたいいなづけの妻マリヤと共に、登録をするためであった。
2:6
ところが、彼らがベツレヘムに滞在している間に、マリヤは月が満ちて、
2:7
初子を産み、布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。
2:8
さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。
2:9
すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照したので、彼らは非常に恐れた。
2:10
御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。
2:11
きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。
2:12
あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」。
2:13
するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、
2:14
「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。

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祝祭日等 固有の福音朗読
12月25日 主の降誕 祭 夜半
ルカによる福音(2:1-14)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C7_4.htm

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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_24.htm

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イザヤ書
(9:1-3,5-6)
9:1
しかし、苦しみにあった地にも、やみがなくなる。さきにはゼブルンの地、ナフタリの地にはずかしめを与えられたが、後には海に至る道、ヨルダンの向こうの地、異邦人のガリラヤに光栄を与えられる。
9:2
暗やみの中に歩んでいた民は大いなる光を見た。暗黒の地に住んでいた人々の上に光が照った。
9:3
あなたが国民を増し、その喜びを大きくされたので、彼らは刈入れ時に喜ぶように、獲物を分かつ時に楽しむように、あなたの前に喜んだ。
9:5
すべて戦場で、歩兵のはいたくつと、血にまみれた衣とは、火の燃えくさとなって焼かれる。
9:6
ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」ととなえられる。

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テトスヘの手紙
(2:11-14)
2:11
すべての人を救う神の恵みが現れた。
2:12
そして、わたしたちを導き、不信心とこの世の情欲とを捨てて、慎み深く、正しく、信心深くこの世で生活し、
2:13
祝福に満ちた望み、すなわち、大いなる神、わたしたちの救主キリスト・イエスの栄光の出現を待ち望むようにと、教えている。
2:14
このキリストが、わたしたちのためにご自身をささげられたのは、わたしたちをすべての不法からあがない出して、良いわざに熱心な選びの民を、ご自身のものとして聖別するためにほかならない。

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Psalm:詩篇
(98:1-6)

98:1
新しき歌を主にむかってうたえ。主はくすしきみわざをなされたからである。その右の手と聖なる腕とは、おのれのために勝利を得られた。
98:2
主はその勝利を知らせ、その義をもろもろの国民の前にあらわされた。
98:3
主はそのいつくしみと、まこととをイスラエルの家にむかって覚えられた。地のもろもろのはては、われらの神の勝利を見た。
98:4
全地よ、主にむかって喜ばしき声をあげよ。声を放って喜び歌え、ほめうたえ。
98:5
琴をもって主をほめうたえ。琴と歌の声をもってほめうたえ。
98:6
ラッパと角笛の音をもって王なる主の前に喜ばしき声をあげよ。

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◆今日の読書
イザヤ書
(11:1-10)
11:1
エッサイの株から一つの芽が出、その根から一つの若枝が生えて実を結び、
11:2
その上に主の霊がとどまる。これは知恵と悟りの霊、深慮と才能の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。
11:3
彼は主を恐れることを楽しみとし、その目の見るところによって、さばきをなさず、その耳の聞くところによって、定めをなさず、
11:4
正義をもって貧しい者をさばき、公平をもって国のうちの柔和な者のために定めをなし、その口のむちをもって国を撃ち、そのくちびるの息をもって悪しき者を殺す。
11:5
正義はその腰の帯となり、忠信はその身の帯となる。
11:6
おおかみは小羊と共にやどり、ひょうは子やぎと共に伏し、子牛、若じし、肥えたる家畜は共にいて、小さいわらべに導かれ、
11:7
雌牛と熊とは食い物を共にし、牛の子と熊の子と共に伏し、ししは牛のようにわらを食い、
11:8
乳のみ子は毒蛇のほらに戯れ、乳離れの子は手をまむしの穴に入れる。
11:9
彼らはわが聖なる山のどこにおいても、そこなうことなく、やぶることがない。水が海をおおっているように、主を知る知識が地に満ちるからである。
11:10
その日、エッサイの根が立って、もろもろの民の旗となり、もろもろの国びとはこれに尋ね求め、その置かれる所に栄光がある。

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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html
◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

12.24.2010

Today's Bible story

今日12月24日(金)も良い日でありますように。

降誕前日

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◆今日の聖書物語


ルカによる福音
(1:67-79)

1:67
 父ザカリヤは聖霊に満たされ、預言して言った、

1:68
 「主なるイスラエルの神は、ほむべきかな。神はその民を顧みてこれをあがない、

1:69
 わたしたちのために救の角を僕ダビデの家にお立てになった。

1:70
 古くから、聖なる預言者たちの口によってお語りになったように、

1:71
 わたしたちを敵から、またすべてわたしたちを憎む者の手から、救い出すためである。

1:72
 こうして、神はわたしたちの父祖たちにあわれみをかけ、その聖なる契約、

1:73
 すなわち、父祖アブラハムにお立てになった誓いをおぼえて、

1:74
 わたしたちを敵の手から救い出し、

1:75
 生きている限り、きよく正しく、みまえに恐れなく仕えさせてくださるのである。

1:76
 幼な子よ、あなたは、いと高き者の預言者と呼ばれるであろう。主のみまえに先立って行き、その道を備え、

1:77
 罪のゆるしによる救をその民に知らせるのであるから。

1:78
 これはわたしたちの神のあわれみ深いみこころによる。また、そのあわれみによって、日の光が上からわたしたちに臨み、

1:79
 暗黒と死の陰とに住む者を照し、わたしたちの足を平和の道へ導くであろう」。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/CI4.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_23.htm


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サムエル記下
(7:1-5、8b-12、14a、16)

7:1
 さて、王が自分の家に住み、また主が周囲の敵をことごとく打ち退けて彼に安息を賜わった時、

7:2
 王は預言者ナタンに言った、「見よ、今わたしは、香柏の家に住んでいるが、神の箱はなお幕屋のうちにある」。

7:3
 ナタンは王に言った、「主があなたと共におられますから、行って、すべてあなたの心にあるところを行いなさい」。

7:4
 その夜、主の言葉がナタンに臨んで言った、

7:5
 「行って、わたしのしもべダビデに言いなさい、『主はこう仰せられる。あなたはわたしの住む家を建てようとするのか。

7:8b
 『万軍の主はこう仰せられる。わたしはあなたを牧場から、羊に従っている所から取って、わたしの民イスラエルの君とし、

7:9
 あなたがどこへ行くにも、あなたと共におり、あなたのすべての敵をあなたの前から断ち去った。わたしはまた地上の大いなる者の名のような大いなる名をあなたに得させよう。

7:10
 そしてわたしの民イスラエルのために一つの所を定めて、彼らを植えつけ、彼らを自分の所に住ませ、重ねて動くことのないようにするであろう。

7:11
 また前のように、わたしがわたしの民イスラエルの上にさばきづかさを立てた日からこのかたのように、悪人が重ねてこれを悩ますことはない。わたしはあなたのもろもろの敵を打ち退けて、あなたに安息を与えるであろう。主はまた「あなたのために家を造る」と仰せられる。

7:12
 あなたが日が満ちて、先祖たちと共に眠る時、わたしはあなたの身から出る子を、あなたのあとに立てて、その王国を堅くするであろう。

7:14a
 わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となるであろう。

7:16
 あなたの家と王国はわたしの前に長く保つであろう。あなたの位は長く堅うせられる』」。


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Psalm:詩篇
(89;4-5, 16-17,27,29)


89:4
 『わたしはあなたの子孫をとこしえに堅くし、あなたの王座を建てて、よろずよに至らせる』」。

[セラ 89:5
 主よ、もろもろの天にあなたのくすしきみわざをほめたたえさせ、聖なる者のつどいで、あなたのまことをほめたたえさせてください。

89:16
 ひねもす、み名によって喜び、あなたの義をほめたたえます。

89:17
 あなたは彼らの力の栄光だからです。われらの角はあなたの恵みによって高くあげられるでしょう。

89:27
 わたしはまた彼をわがういごとし、地の王たちのうちの最も高い者とする。

89:29
 わたしは彼の家系をとこしえに堅く定め、その位を天の日数のようにながらえさせる。


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◆今日の読書


イザヤ書
(44:1-8、21-23)

44:1
 しかし、わがしもべヤコブよ、わたしが選んだイスラエルよ、いま聞け。

44:2
 あなたを造り、あなたを胎内に形造り、あなたを助ける主はこう言われる、『わがしもべヤコブよ、わたしが選んだエシュルンよ、恐れるな。

44:3
 わたしは、かわいた地に水を注ぎ、干からびた地に流れをそそぎ、わが霊をあなたの子らにそそぎ、わが恵みをあなたの子孫に与えるからである。

44:4
 こうして、彼らは水の中の草のように、流れのほとりの柳のように、生え育つ。

44:5
 ある人は「わたしは主のものである」と言い、ある人はヤコブの名をもって自分を呼び、またある人は「主のものである」と手にしるして、イスラエルの名をもって自分を呼ぶ』」。

44:6
 主、イスラエルの王、イスラエルをあがなう者、万軍の主はこう言われる、「わたしは初めであり、わたしは終りである。わたしのほかに神はない。

44:7
 だれかわたしに等しい者があるか。その者はそれを示し、またそれを告げ、わが前に言いつらねよ。だれが、昔から、きたるべき事を聞かせたか。その者はやがて成るべき事をわれわれに告げよ。

44:8
 恐れてはならない、またおののいてはならない。わたしはこの事を昔から、あなたがたに聞かせなかったか、また告げなかったか。あなたがたはわが証人である。わたしのほかに神があるか。わたしのほかに岩はない。わたしはそのあることを知らない」。

44:21
 ヤコブよ、イスラエルよ、これらの事を心にとめよ。あなたはわがしもべだから。わたしはあなたを造った、あなたはわがしもべだ。イスラエルよ、わたしはあなたを忘れない。

44:22
 わたしはあなたのとがを雲のように吹き払い、あなたの罪を霧のように消した。わたしに立ち返れ、わたしはあなたをあがなったから。

44:23
 天よ、歌え、主がこの事をなされたから。地の深き所よ、呼ばわれ。もろもろの山よ、林およびその中のもろもろの木よ、声を放って歌え。主はヤコブをあがない、イスラエルのうちに栄光をあらわされたから。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2010-12-24

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

12.23.2010

Today's Bible story

今日12月23日(木)も良い日でありますように。

降誕2日前

(聖ヨハネ −ケンティ− 司祭)

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◆今日の聖書物語


ルカによる福音
(1:57-66)

1:57
 さてエリサベツは月が満ちて、男の子を産んだ。

1:58
 近所の人々や親族は、主が大きなあわれみを彼女におかけになったことを聞いて、共どもに喜んだ。

1:59
 八日目になったので、幼な子に割礼をするために人々がきて、父の名にちなんでザカリヤという名にしようとした。

1:60
 ところが、母親は、「いいえ、ヨハネという名にしなくてはいけません」と言った。

1:61
 人々は、「あなたの親族の中には、そういう名のついた者は、ひとりもいません」と彼女に言った。

1:62
 そして父親に、どんな名にしたいのですかと、合図で尋ねた。

1:63
 ザカリヤは書板を持ってこさせて、それに「その名はヨハネ」と書いたので、みんなの者は不思議に思った。

1:64
 すると、立ちどころにザカリヤの口が開けて舌がゆるみ、語り出して神をほめたたえた。

1:65
 近所の人々はみな恐れをいだき、またユダヤの山里の至るところに、これらの事がことごとく語り伝えられたので、

1:66
 聞く者たちは皆それを心に留めて、「この子は、いったい、どんな者になるだろう」と語り合った。主のみ手が彼と共にあった。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/CI4.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_22.htm


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マラキ
(3:1-4、23-24)

3:1
 「見よ、わたしはわが使者をつかわす。彼はわたしの前に道を備える。またあなたがたが求める所の主は、たちまちその宮に来る。見よ、あなたがたの喜ぶ契約の使者が来ると、万軍の主が言われる。

3:2
 その来る日には、だれが耐え得よう。そのあらわれる時には、だれが立ち得よう。彼は金をふきわける者の火のようであり、布さらしの灰汁のようである。

3:3
 彼は銀をふきわけて清める者のように座して、レビの子孫を清め、金銀のように彼らを清める。そして彼らは義をもって、ささげ物を主にささげる。

3:4
 その時ユダとエルサレムとのささげ物は、昔の日のように、また先の年のように主に喜ばれる。


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Psalm:詩篇
(25:4bc-5ab,8-10,14)

25:4a
 あなたの大路をわたしに知らせ、あなたの道をわたしに教えてください。

25:5ab
 あなたのまことをもって、わたしを導き、わたしを教えてください。

25:8
 主は恵みふかく、かつ正しくいらせられる。それゆえ、主は道を罪びとに教え、

25:9
 へりくだる者を公義に導き、へりくだる者にその道を教えられる。

25:10
 主のすべての道はその契約とあかしとを守る者にはいつくしみであり、まことである。

25:14
 主の親しみは主をおそれる者のためにあり、主はその契約を彼らに知らせられる。


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◆今日の読書


イザヤ書
(43:18-28)

43:18
 「あなたがたは、さきの事を思い出してはならない、また、いにしえのことを考えてはならない。

43:19
 見よ、わたしは新しい事をなす。やがてそれは起る、あなたがたはそれを知らないのか。わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる。

43:20
 野の獣はわたしをあがめ、山犬および、だちょうもわたしをあがめる。わたしが荒野に水をいだし、さばくに川を流れさせて、わたしの選んだ民に飲ませるからだ。

43:21
 この民は、わが誉を述べさせるためにわたしが自分のために造ったものである。

43:22
 ところがヤコブよ、あなたはわたしを呼ばなかった。イスラエルよ、あなたはわたしをうとんじた。

43:23
 あなたは燔祭の羊をわたしに持ってこなかった。また犠牲をもってわたしをあがめなかった。わたしは供え物の重荷をあなたに負わせなかった。また乳香をもってあなたを煩わさなかった。

43:24
 あなたは金を出して、わたしのために菖蒲を買わず、犠牲の脂肪を供えて、わたしを飽かせず、かえって、あなたの罪の重荷をわたしに負わせ、あなたの不義をもって、わたしを煩わせた。

43:25
 わたしこそ、わたし自身のためにあなたのとがを消す者である。わたしは、あなたの罪を心にとめない。

43:26
 あなたは、自分の正しいことを証明するために自分のことを述べて、わたしに思い出させよ。われわれは共に論じよう。

43:27
 あなたの遠い先祖は罪を犯し、あなたの仲保者らはわたしにそむいた。

43:28
 それゆえ、わたしは聖所の君たちを汚し、ヤコブを全き滅びにわたし、イスラエルをののしらしめた。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)

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◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2010-12-23

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

12.22.2010

Today's Bible story

今日12月22日(水)も良い日でありますように。

降誕3日前

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◆今日の聖書物語


ルカによる福音
(1:46-56)

1:46
 するとマリヤは言った、「わたしの魂は主をあがめ、

1:47
 わたしの霊は救主なる神をたたえます。

1:48
 この卑しい女をさえ、心にかけてくださいました。今からのち代々の人々は、わたしをさいわいな女と言うでしょう、

1:49
 力あるかたが、わたしに大きな事をしてくださったからです。そのみ名はきよく、

1:50
 そのあわれみは、代々限りなく主をかしこみ恐れる者に及びます。

1:51
 主はみ腕をもって力をふるい、心の思いのおごり高ぶる者を追い散らし、

1:52
 権力ある者を王座から引きおろし、卑しい者を引き上げ、

1:53
 飢えている者を良いもので飽かせ、富んでいる者を空腹のまま帰らせなさいます。

1:54
 主は、あわれみをお忘れにならず、その僕イスラエルを助けてくださいました、

1:55
 わたしたちの父祖アブラハムとその子孫とをとこしえにあわれむと約束なさったとおりに」。

1:56
 マリヤは、エリサベツのところに三か月ほど滞在してから、家に帰った。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/CI4.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_21.htm


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サムエル記上
(1:24-28)

1:24
 乳離れした時、三歳の雄牛一頭、麦粉一エパ、ぶどう酒のはいった皮袋一つを取り、その子を連れて、シロにある主の宮に行った。その子はなお幼かった。

1:25
 そして彼らはその牛を殺し、子供をエリのもとへ連れて行った。

1:26
 ハンナは言った、「わが君よ、あなたは生きておられます。わたしは、かつてここに立って、あなたの前で、主に祈った女です。

1:27
 この子を与えてくださいと、わたしは祈りましたが、主はわたしの求めた願いを聞きとどけられました。

1:28
 それゆえ、わたしもこの子を主にささげます。この子は一生のあいだ主にささげたものです」。そして彼らはそこで主を礼拝した。


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◆今日の読書


イザヤ書
(43:1-13)

43:1
 ヤコブよ、あなたを創造された主はこう言われる。イスラエルよ、あなたを造られた主はいまこう言われる、「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ。

43:2
 あなたが水の中を過ぎるとき、わたしはあなたと共におる。川の中を過ぎるとき、水はあなたの上にあふれることがない。あなたが火の中を行くとき、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。

43:3
 わたしはあなたの神、主である、イスラエルの聖者、あなたの救主である。わたしはエジプトを与えてあなたのあがないしろとし、エチオピヤとセバとをあなたの代りとする。

43:4
 あなたはわが目に尊く、重んぜられるもの、わたしはあなたを愛するがゆえに、あなたの代りに人を与え、あなたの命の代りに民を与える。

43:5
 恐れるな、わたしはあなたと共におる。わたしは、あなたの子孫を東からこさせ、西からあなたを集める。

43:6
 わたしは北にむかって『ゆるせ』と言い、南にむかって『留めるな』と言う。わが子らを遠くからこさせ、わが娘らを地の果からこさせよ。

43:7
 すべてわが名をもってとなえられる者をこさせよ。わたしは彼らをわが栄光のために創造し、これを造り、これを仕立てた」。

43:8
 目があっても目しいのような民、耳があっても耳しいのような民を連れ出せ。

43:9
 国々はみな相つどい、もろもろの民は集まれ。彼らのうち、だれがこの事を告げ、さきの事どもを、われわれに聞かせることができるか。その証人を出して、おのれの正しい事を証明させ、それを聞いて「これは真実だ」と言わせよ。

43:10
 主は言われる、「あなたがたはわが証人、わたしが選んだわがしもべである。それゆえ、あなたがたは知って、わたしを信じ、わたしが主であることを悟ることができる。わたしより前に造られた神はなく、わたしより後にもない。

43:11
 ただわたしのみ主である。わたしのほかに救う者はいない。

43:12
 わたしはさきに告げ、かつ救い、かつ聞かせた。あなたがたのうちには、ほかの神はなかった。あなたがたはわが証人である」と主は言われる。

43:13
 「わたしは神である、今より後もわたしは主である。わが手から救い出しうる者はない。わたしがおこなえば、だれが、これをとどめることができよう」。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2010-12-22

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html