12.25.2010

Today's Bible story 2010/12/25( 夜半)

メリー・クリスマス
主の降誕(祭)
クリスマス
12月25日(土) 夜半
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◆今日の聖書物語

ルカによる福音
(2:1-14)
2:1
そのころ、全世界の人口調査をせよとの勅令が、皇帝アウグストから出た。
2:2
これは、クレニオがシリヤの総督であった時に行われた最初の人口調査であった。
2:3
人々はみな登録をするために、それぞれ自分の町へ帰って行った。
2:4
ヨセフもダビデの家系であり、またその血統であったので、ガリラヤの町ナザレを出て、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。
2:5
それは、すでに身重になっていたいいなづけの妻マリヤと共に、登録をするためであった。
2:6
ところが、彼らがベツレヘムに滞在している間に、マリヤは月が満ちて、
2:7
初子を産み、布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。
2:8
さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。
2:9
すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照したので、彼らは非常に恐れた。
2:10
御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。
2:11
きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生れになった。このかたこそ主なるキリストである。
2:12
あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである」。
2:13
するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、
2:14
「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。

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祝祭日等 固有の福音朗読
12月25日 主の降誕 祭 夜半
ルカによる福音(2:1-14)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C7_4.htm

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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_24.htm

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イザヤ書
(9:1-3,5-6)
9:1
しかし、苦しみにあった地にも、やみがなくなる。さきにはゼブルンの地、ナフタリの地にはずかしめを与えられたが、後には海に至る道、ヨルダンの向こうの地、異邦人のガリラヤに光栄を与えられる。
9:2
暗やみの中に歩んでいた民は大いなる光を見た。暗黒の地に住んでいた人々の上に光が照った。
9:3
あなたが国民を増し、その喜びを大きくされたので、彼らは刈入れ時に喜ぶように、獲物を分かつ時に楽しむように、あなたの前に喜んだ。
9:5
すべて戦場で、歩兵のはいたくつと、血にまみれた衣とは、火の燃えくさとなって焼かれる。
9:6
ひとりのみどりごがわれわれのために生れた、ひとりの男の子がわれわれに与えられた。まつりごとはその肩にあり、その名は、「霊妙なる議士、大能の神、とこしえの父、平和の君」ととなえられる。

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テトスヘの手紙
(2:11-14)
2:11
すべての人を救う神の恵みが現れた。
2:12
そして、わたしたちを導き、不信心とこの世の情欲とを捨てて、慎み深く、正しく、信心深くこの世で生活し、
2:13
祝福に満ちた望み、すなわち、大いなる神、わたしたちの救主キリスト・イエスの栄光の出現を待ち望むようにと、教えている。
2:14
このキリストが、わたしたちのためにご自身をささげられたのは、わたしたちをすべての不法からあがない出して、良いわざに熱心な選びの民を、ご自身のものとして聖別するためにほかならない。

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Psalm:詩篇
(98:1-6)

98:1
新しき歌を主にむかってうたえ。主はくすしきみわざをなされたからである。その右の手と聖なる腕とは、おのれのために勝利を得られた。
98:2
主はその勝利を知らせ、その義をもろもろの国民の前にあらわされた。
98:3
主はそのいつくしみと、まこととをイスラエルの家にむかって覚えられた。地のもろもろのはては、われらの神の勝利を見た。
98:4
全地よ、主にむかって喜ばしき声をあげよ。声を放って喜び歌え、ほめうたえ。
98:5
琴をもって主をほめうたえ。琴と歌の声をもってほめうたえ。
98:6
ラッパと角笛の音をもって王なる主の前に喜ばしき声をあげよ。

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◆今日の読書
イザヤ書
(11:1-10)
11:1
エッサイの株から一つの芽が出、その根から一つの若枝が生えて実を結び、
11:2
その上に主の霊がとどまる。これは知恵と悟りの霊、深慮と才能の霊、主を知る知識と主を恐れる霊である。
11:3
彼は主を恐れることを楽しみとし、その目の見るところによって、さばきをなさず、その耳の聞くところによって、定めをなさず、
11:4
正義をもって貧しい者をさばき、公平をもって国のうちの柔和な者のために定めをなし、その口のむちをもって国を撃ち、そのくちびるの息をもって悪しき者を殺す。
11:5
正義はその腰の帯となり、忠信はその身の帯となる。
11:6
おおかみは小羊と共にやどり、ひょうは子やぎと共に伏し、子牛、若じし、肥えたる家畜は共にいて、小さいわらべに導かれ、
11:7
雌牛と熊とは食い物を共にし、牛の子と熊の子と共に伏し、ししは牛のようにわらを食い、
11:8
乳のみ子は毒蛇のほらに戯れ、乳離れの子は手をまむしの穴に入れる。
11:9
彼らはわが聖なる山のどこにおいても、そこなうことなく、やぶることがない。水が海をおおっているように、主を知る知識が地に満ちるからである。
11:10
その日、エッサイの根が立って、もろもろの民の旗となり、もろもろの国びとはこれに尋ね求め、その置かれる所に栄光がある。

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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html
◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html