2.28.2011

Today's Bible story

今日2月28日(月)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(10:17-27)

10:17
 イエスが道に出て行かれると、ひとりの人が走り寄り、みまえにひざまずいて尋ねた、「よき師よ、永遠の生命を受けるために、何をしたらよいでしょうか」。

10:18
 イエスは言われた、「なぜわたしをよき者と言うのか。神ひとりのほかによい者はいない。

10:19
 いましめはあなたの知っているとおりである。『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証を立てるな。欺き取るな。父と母とを敬え』」。 10:20すると、彼は言った、「先生、それらの事はみな、小さい時から守っております」。

10:21
 イエスは彼に目をとめ、いつくしんで言われた、「あなたに足りないことが一つある。帰って、持っているものをみな売り払って、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に宝を持つようになろう。そして、わたしに従ってきなさい」。

10:22
 すると、彼はこの言葉を聞いて、顔を曇らせ、悲しみながら立ち去った。たくさんの資産を持っていたからである。

10:23
 それから、イエスは見まわして、弟子たちに言われた、「財産のある者が神の国にはいるのは、なんとむずかしいことであろう」。

10:24
 弟子たちはこの言葉に驚き怪しんだ。イエスは更に言われた、「子たちよ、神の国にはいるのは、なんとむずかしいことであろう。

10:25
 富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」。

10:26
 すると彼らはますます驚いて、互に言った、「それでは、だれが救われることができるのだろう」。

10:27
 イエスは彼らを見つめて言われた、「人にはできないが、神にはできる。神はなんでもできるからである」。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_79.htm


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シラ書
(17:20-24)

口語訳がないため掲載できません。


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Psalm:詩篇
(32:1-2,5-7)

ダビデのマスキールの歌
32:1
 そのとががゆるされ、その罪がおおい消される者はさいわいである。

32:2
 主によって不義を負わされず、その霊に偽りのない人はさいわいである。

32:5
 わたしは自分の罪をあなたに知らせ、自分の不義を隠さなかった。わたしは言った、「わたしのとがを主に告白しよう」と。その時あなたはわたしの犯した罪をゆるされた。

32:6
 このゆえに、すべて神を敬う者はあなたに祈る。大水の押し寄せる悩みの時にもその身に及ぶことはない。

32:7
 あなたはわたしの隠れ場であって、わたしを守って悩みを免れさせ、救をもってわたしを囲まれる。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(15:1-19)

15:1
 兄弟たちよ。わたしが以前あなたがたに伝えた福音、あなたがたが受けいれ、それによって立ってきたあの福音を、思い起してもらいたい。

15:2
 もしあなたがたが、いたずらに信じないで、わたしの宣べ伝えたとおりの言葉を固く守っておれば、この福音によって救われるのである。

15:3
 わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、

15:4
 そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、

15:5
 ケパに現れ、次に、十二人に現れたことである。

15:6
 そののち、五百人以上の兄弟たちに、同時に現れた。その中にはすでに眠った者たちもいるが、大多数はいまなお生存している。

15:7
 そののち、ヤコブに現れ、次に、すべての使徒たちに現れ、

15:8
 そして最後に、いわば、月足らずに生れたようなわたしにも、現れたのである。

15:9
 実際わたしは、神の教会を迫害したのであるから、使徒たちの中でいちばん小さい者であって、使徒と呼ばれる値うちのない者である。

15:10
 しかし、神の恵みによって、わたしは今日あるを得ているのである。そして、わたしに賜わった神の恵みはむだにならず、むしろ、わたしは彼らの中のだれよりも多く働いてきた。しかしそれは、わたし自身ではなく、わたしと共にあった神の恵みである。

15:11
 とにかく、わたしにせよ彼らにせよ、そのように、わたしたちは宣べ伝えており、そのように、あなたがたは信じたのである。

15:12
 さて、キリストは死人の中からよみがえったのだと宣べ伝えられているのに、あなたがたの中のある者が、死人の復活などはないと言っているのは、どうしたことか。

15:13
 もし死人の復活がないならば、キリストもよみがえらなかったであろう。

15:14
 もしキリストがよみがえらなかったとしたら、わたしたちの宣教はむなしく、あなたがたの信仰もまたむなしい。

15:15
 すると、わたしたちは神にそむく偽証人にさえなるわけだ。なぜなら、万一死人がよみがえらないとしたら、わたしたちは神が実際よみがえらせなかったはずのキリストを、よみがえらせたと言って、神に反するあかしを立てたことになるからである。

15:16
 もし死人がよみがえらないなら、キリストもよみがえらなかったであろう。

15:17
 もしキリストがよみがえらなかったとすれば、あなたがたの信仰は空虚なものとなり、あなたがたは、いまなお罪の中にいることになろう。

15:18
 そうだとすると、キリストにあって眠った者たちは、滅んでしまったのである。

15:19
 もしわたしたちが、この世の生活でキリストにあって単なる望みをいだいているだけだとすれば、わたしたちは、すべての人の中で最もあわれむべき存在となる。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-2-28

◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/

2.27.2011

Today's Bible story

今日2月27日(日)も良い日でありますように。

年間第8主日

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(6:24-34)

6:24
 だれも、ふたりの主人に兼ね仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛し、あるいは、一方に親しんで他方をうとんじるからである。あなたがたは、神と富とに兼ね仕えることはできない。

6:25
 それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。

6:26
 空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。

6:27
 あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。

6:28
 また、なぜ、着物のことで思いわずらうのか。野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。

6:29
 しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。

6:30
 きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。

6:31
 だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。

6:32
 これらのものはみな、異邦人が切に求めているものである。あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。

6:33
 まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。

6:34
 だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。


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主日の福音朗読(A年)
年間第8主日 マタイによる福音 (6:24-34)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C6_16.htm


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イザヤ書
(49:14-15)

49:14
 しかしシオンは言った、「主はわたしを捨て、主はわたしを忘れられた」と。

49:15
 「女がその乳のみ子を忘れて、その腹の子を、あわれまないようなことがあろうか。たとい彼らが忘れるようなことがあっても、わたしは、あなたを忘れることはない。


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Psalm:詩篇
(62:2-3,6-9)

口語訳では、
(62:1-2,5-8)

62:1
 わが魂はもだしてただ神をまつ。わが救は神から来る。

62:2
 神こそわが岩、わが救、わが高きやぐらである。わたしはいたく動かされることはない。

62:5
 わが魂はもだしてただ神をまつ。わが望みは神から来るからである。

62:6
 神こそわが岩、わが救、わが高きやぐらである。わたしは動かされることはない。

62:7
 わが救とわが誉とは神にある。神はわが力の岩、わが避け所である。

62:8
 民よ、いかなる時にも神に信頼せよ。そのみ前にあなたがたの心を注ぎ出せ。神はわれらの避け所である。


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コリント人への第一の手紙
(4:1-5)

4:1
 このようなわけだから、人はわたしたちを、キリストに仕える者、神の奥義を管理している者と見るがよい。

4:2
 この場合、管理者に要求されているのは、忠実であることである。

4:3
 わたしはあなたがたにさばかれたり、人間の裁判にかけられたりしても、なんら意に介しない。いや、わたしは自分をさばくこともしない。

4:4
 わたしは自ら省みて、なんらやましいことはないが、それで義とされているわけではない。わたしをさばくかたは、主である。

4:5
 だから、主がこられるまでは、何事についても、先走りをしてさばいてはいけない。主は暗い中に隠れていることを明るみに出し、心の中で企てられていることを、あらわにされるであろう。その時には、神からそれぞれほまれを受けるであろう。


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◆聖書のことば (益田カトリック教会)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html


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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201102


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙
(14:20-40)

14:20
 兄弟たちよ。物の考えかたでは、子供となってはいけない。悪事については幼な子となるのはよいが、考えかたでは、おとなとなりなさい。

14:21
 律法にこう書いてある、「わたしは、異国の舌と異国のくちびるとで、この民に語るが、それでも、彼らはわたしに耳を傾けない、と主が仰せになる」。

14:22
 このように、異言は信者のためではなく未信者のためのしるしであるが、預言は未信者のためではなく信者のためのしるしである。

14:23
 もし全教会が一緒に集まって、全員が異言を語っているところに、初心者か不信者かがはいってきたら、彼らはあなたがたを気違いだと言うだろう。

14:24
 しかし、全員が預言をしているところに、不信者か初心者がはいってきたら、彼の良心はみんなの者に責められ、みんなの者にさばかれ、

14:25
 その心の秘密があばかれ、その結果、ひれ伏して神を拝み、「まことに、神があなたがたのうちにいます」と告白するに至るであろう。

14:26
 すると、兄弟たちよ。どうしたらよいのか。あなたがたが一緒に集まる時、各自はさんびを歌い、教をなし、啓示を告げ、異言を語り、それを解くのであるが、すべては徳を高めるためにすべきである。

14:27
 もし異言を語る者があれば、ふたりか、多くて三人の者が、順々に語り、そして、ひとりがそれを解くべきである。

14:28
 もし解く者がいない時には、教会では黙っていて、自分に対しまた神に対して語っているべきである。

14:29
 預言をする者の場合にも、ふたりか三人かが語り、ほかの者はそれを吟味すべきである。

14:30
 しかし、席にいる他の者が啓示を受けた場合には、初めの者は黙るがよい。

14:31
 あなたがたは、みんなが学びみんなが勧めを受けるために、ひとりずつ残らず預言をすることができるのだから。

14:32
 かつ、預言者の霊は預言者に服従するものである。

14:33
 神は無秩序の神ではなく、平和の神である。聖徒たちのすべての教会で行われているように、

14:34
 婦人たちは教会では黙っていなければならない。彼らは語ることが許されていない。だから、律法も命じているように、服従すべきである。

14:35
 もし何か学びたいことがあれば、家で自分の夫に尋ねるがよい。教会で語るのは、婦人にとっては恥ずべきことである。

14:36
 それとも、神の言はあなたがたのところから出たのか。あるいは、あなたがただけにきたのか。

14:37
 もしある人が、自分は預言者か霊の人であると思っているなら、わたしがあなたがたに書いていることは、主の命令だと認めるべきである。

14:38
 もしそれを無視する者があれば、その人もまた無視される。

14:39
 わたしの兄弟たちよ。このようなわけだから、預言することを熱心に求めなさい。また、異言を語ることを妨げてはならない。

14:40
 しかし、すべてのことを適宜に、かつ秩序を正して行うがよい。


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◆教会カレンダー(携帯不可)
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2.26.2011

Today's Bible story

今日2月26日(土)も良い日でありますように。

(聖母の土曜日)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(10:13-16)

10:13
 イエスにさわっていただくために、人々が幼な子らをみもとに連れてきた。ところが、弟子たちは彼らをたしなめた。

10:14
 それを見てイエスは憤り、彼らに言われた、「幼な子らをわたしの所に来るままにしておきなさい。止めてはならない。神の国はこのような者の国である。

10:15
 よく聞いておくがよい。だれでも幼な子のように神の国を受けいれる者でなければ、そこにはいることは決してできない」。

10:16
 そして彼らを抱き、手をその上において祝福された。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_78.htm


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シラ書
(17:1-15)
口語訳がないため掲載できません。


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Psalm:詩篇
(103:13-18)

103:13
 父がその子供をあわれむように、主はおのれを恐れる者をあわれまれる。

103:14
 主はわれらの造られたさまを知り、われらのちりであることを覚えていられるからである。

103:15
 人は、そのよわいは草のごとく、その栄えは野の花にひとしい。

103:16
 風がその上を過ぎると、うせて跡なく、その場所にきいても、もはやそれを知らない。

103:17
 しかし主のいつくしみは、とこしえからとこしえまで、主を恐れる者の上にあり、その義は子らの子に及び、

103:18
 その契約を守り、その命令を心にとめて行う者にまで及ぶ。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(14:1-19)

14:1
 愛を追い求めなさい。また、霊の賜物を、ことに預言することを、熱心に求めなさい。

14:2
 異言を語る者は、人にむかって語るのではなく、神にむかって語るのである。それはだれにもわからない。彼はただ、霊によって奥義を語っているだけである。

14:3
 しかし預言をする者は、人に語ってその徳を高め、彼を励まし、慰めるのである。

14:4
 異言を語る者は自分だけの徳を高めるが、預言をする者は教会の徳を高める。

14:5
 わたしは実際、あなたがたがひとり残らず異言を語ることを望むが、特に預言をしてもらいたい。教会の徳を高めるように異言を解かない限り、異言を語る者よりも、預言をする者の方がまさっている。

14:6
 だから、兄弟たちよ。たといわたしがあなたがたの所に行って異言を語るとしても、啓示か知識か預言か教かを語らなければ、あなたがたに、なんの役に立つだろうか。

14:7
 また、笛や立琴のような楽器でも、もしその音に変化がなければ、何を吹いているのか、弾いているのか、どうして知ることができようか。

14:8
 また、もしラッパがはっきりした音を出さないなら、だれが戦闘の準備をするだろうか。

14:9
 それと同様に、もしあなたがたが異言ではっきりしない言葉を語れば、どうしてその語ることがわかるだろうか。それでは、空にむかって語っていることになる。

14:10
 世には多種多様の言葉があるだろうが、意味のないものは一つもない。

14:11
 もしその言葉の意味がわからないなら、語っている人にとっては、わたしは異国人であり、語っている人も、わたしにとっては異国人である。

14:12
 だから、あなたがたも、霊の賜物を熱心に求めている以上は、教会の徳を高めるために、それを豊かにいただくように励むがよい。

14:13
 このようなわけであるから、異言を語る者は、自分でそれを解くことができるように祈りなさい。

14:14
 もしわたしが異言をもって祈るなら、わたしの霊は祈るが、知性は実を結ばないからである。

14:15
 すると、どうしたらよいのか。わたしは霊で祈ると共に、知性でも祈ろう。霊でさんびを歌うと共に、知性でも歌おう。

14:16
 そうでないと、もしあなたが霊で祝福の言葉を唱えても、初心者の席にいる者は、あなたの感謝に対して、どうしてアァメンと言えようか。あなたが何を言っているのか、彼には通じない。

14:17
 感謝するのは結構だが、それで、ほかの人の徳を高めることにはならない。

14:18
 わたしは、あなたがたのうちのだれよりも多く異言が語れることを、神に感謝する。

14:19
 しかし教会では、一万の言葉を異言で語るよりも、ほかの人たちをも教えるために、むしろ五つの言葉を知性によって語る方が願わしい。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆携帯で読む聖書(口語訳)
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◆口語訳聖書(PDF版)
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◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
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◆Douay-Rheims Bible
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◆The World English Bible
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2.25.2011

Today's Bible story

今日2月25日(金)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(10:1-12)

10:1
 それから、イエスはそこを去って、ユダヤの地方とヨルダンの向こう側へ行かれたが、群衆がまた寄り集まったので、いつものように、また教えておられた。

10:2
 そのとき、パリサイ人たちが近づいてきて、イエスを試みようとして質問した、「夫はその妻を出しても差しつかえないでしょうか」。

10:3
 イエスは答えて言われた、「モーセはあなたがたになんと命じたか」。

10:4
 彼らは言った、「モーセは、離縁状を書いて妻を出すことを許しました」。

10:5
 そこでイエスは言われた、「モーセはあなたがたの心が、かたくななので、あなたがたのためにこの定めを書いたのである。

10:6
 しかし、天地創造の初めから、『神は人を男と女とに造られた。

10:7
 それゆえに、人はその父母を離れ、

10:8
 ふたりの者は一体となるべきである』。彼らはもはや、ふたりではなく一体である。

10:9
 だから、神が合わせられたものを、人は離してはならない」。

10:10
 家にはいってから、弟子たちはまたこのことについて尋ねた。

10:11
 そこで、イエスは言われた、「だれでも、自分の妻を出して他の女をめとる者は、その妻に対して姦淫を行うのである。

10:12
 また妻が、その夫と別れて他の男にとつぐならば、姦淫を行うのである」。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_77.htm


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シラ書
(6:5-17)
口語訳がないため掲載できません。


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Psalm:詩篇
(119:12,16,18,27,34-35)

119:12
 あなたはほむべきかな、主よ、あなたの定めをわたしに教えてください。

119:16
 わたしはあなたの定めを喜び、あなたのみ言葉を忘れません。

119:18
 わたしの目を開いて、あなたのおきてのうちのくすしき事を見させてください。

119:27
 あなたのさとしの道をわたしにわきまえさせてください。わたしはあなたのくすしきみわざを深く思います。

119:34
 わたしに知恵を与えてください。わたしはあなたのおきてを守り、心をつくしてこれに従います。

119:35
 わたしをあなたの戒めの道に導いてください。わたしはそれを喜ぶからです。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(12:31b-13:13)

2:31b
 そこで、わたしは最もすぐれた道をあなたがたに示そう。

13:1
 たといわたしが、人々の言葉や御使たちの言葉を語っても、もし愛がなければ、わたしは、やかましい鐘や騒がしい鐃鉢と同じである。

13:2
 たといまた、わたしに預言をする力があり、あらゆる奥義とあらゆる知識とに通じていても、また、山を移すほどの強い信仰があっても、もし愛がなければ、わたしは無に等しい。

13:3
 たといまた、わたしが自分の全財産を人に施しても、また、自分のからだを焼かれるために渡しても、もし愛がなければ、いっさいは無益である。

13:4
 愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、

13:5
 不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。

13:6
 不義を喜ばないで真理を喜ぶ。

13:7
 そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。

13:8
 愛はいつまでも絶えることがない。しかし、預言はすたれ、異言はやみ、知識はすたれるであろう。

13:9
 なぜなら、わたしたちの知るところは一部分であり、預言するところも一部分にすぎない。

13:10
 全きものが来る時には、部分的なものはすたれる。

13:11
 わたしたちが幼な子であった時には、幼な子らしく語り、幼な子らしく感じ、また、幼な子らしく考えていた。しかし、おとなとなった今は、幼な子らしいことを捨ててしまった。

13:12
 わたしたちは、今は、鏡に映して見るようにおぼろげに見ている。しかしその時には、顔と顔とを合わせて、見るであろう。わたしの知るところは、今は一部分にすぎない。しかしその時には、わたしが完全に知られているように、完全に知るであろう。

13:13
 このように、いつまでも存続するものは、信仰と希望と愛と、この三つである。このうちで最も大いなるものは、愛である。


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◆教会カレンダー
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◆携帯で読む聖書(口語訳)
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◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-2-25

◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/

2.24.2011

Today's Bible story

今日2月24日(木)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(9:41-50)

9:41
 だれでも、キリストについている者だというので、あなたがたに水一杯でも飲ませてくれるものは、よく言っておくが、決してその報いからもれることはないであろう。

9:42
 また、わたしを信じるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて海に投げ込まれた方が、はるかによい。

9:43
 もし、あなたの片手が罪を犯させるなら、それを切り捨てなさい。両手がそろったままで地獄の消えない火の中に落ち込むよりは、かたわになって命に入る方がよい。

〔 9:44 地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。〕

9:45
 もし、あなたの片足が罪を犯させるなら、それを切り捨てなさい。両足がそろったままで地獄に投げ入れられるよりは、片足で命に入る方がよい。

〔 9:46 地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。〕

9:47
 もし、あなたの片目が罪を犯させるなら、それを抜き出しなさい。両眼がそろったままで地獄に投げ入れられるよりは、片目になって神の国に入る方がよい。

9:48
 地獄では、うじがつきず、火も消えることがない。

9:49
 人はすべて火で塩づけられねばならない。

9:50
 塩はよいものである。しかし、もしその塩の味がぬけたら、何によってその味が取りもどされようか。あなたがた自身の内に塩を持ちなさい。そして、互に和らぎなさい」。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_76.htm


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シラ書
(5:1-8)
口語訳がないため掲載できません。


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Psalm:詩篇
(1:1-4,6)

1:1
 悪しき者のはかりごとに歩まず、罪びとの道に立たず、あざける者の座にすわらぬ人はさいわいである。

1:2
 このような人は主のおきてをよろこび、昼も夜もそのおきてを思う。

1:3
 このような人は流れのほとりに植えられた木の時が来ると実を結び、その葉もしぼまないように、そのなすところは皆栄える。

1:4
 悪しき者はそうでない、風の吹き去るもみがらのようだ。

1:6
 主は正しい者の道を知られる。しかし、悪しき者の道は滅びる。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(12:12-31a)

12:12
 からだが一つであっても肢体は多くあり、また、からだのすべての肢体が多くあっても、からだは一つであるように、キリストの場合も同様である。

12:13
 なぜなら、わたしたちは皆、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つの御霊によって、一つのからだとなるようにバプテスマを受け、そして皆一つの御霊を飲んだからである。

12:14
 実際、からだは一つの肢体だけではなく、多くのものからできている。

12:15
 もし足が、わたしは手ではないから、からだに属していないと言っても、それで、からだに属さないわけではない。

12:16
 また、もし耳が、わたしは目ではないから、からだに属していないと言っても、それで、からだに属さないわけではない。

12:17
 もしからだ全体が目だとすれば、どこで聞くのか。もし、からだ全体が耳だとすれば、どこでかぐのか。

12:18
 そこで神は御旨のままに、肢体をそれぞれ、からだに備えられたのである。

12:19
 もし、すべてのものが一つの肢体なら、どこにからだがあるのか。

12:20
 ところが実際、肢体は多くあるが、からだは一つなのである。

12:21
 目は手にむかって、「おまえはいらない」とは言えず、また頭は足にむかって、「おまえはいらない」とも言えない。

12:22
 そうではなく、むしろ、からだのうちで他よりも弱く見える肢体が、かえって必要なのであり、

12:23
 からだのうちで、他よりも見劣りがすると思えるところに、ものを着せていっそう見よくする。麗しくない部分はいっそう麗しくするが、

12:24
 麗しい部分はそうする必要がない。神は劣っている部分をいっそう見よくして、からだに調和をお与えになったのである。

12:25
 それは、からだの中に分裂がなく、それぞれの肢体が互にいたわり合うためなのである。

12:26
 もし一つの肢体が悩めば、ほかの肢体もみな共に悩み、一つの肢体が尊ばれると、ほかの肢体もみな共に喜ぶ。

12:27
 あなたがたはキリストのからだであり、ひとりびとりはその肢体である。

12:28
 そして、神は教会の中で、人々を立てて、第一に使徒、第二に預言者、第三に教師とし、次に力あるわざを行う者、次にいやしの賜物を持つ者、また補助者、管理者、種々の異言を語る者をおかれた。

12:29
 みんなが使徒だろうか。みんなが預言者だろうか。みんなが教師だろうか。みんなが力あるわざを行う者だろうか。

12:30
 みんながいやしの賜物を持っているのだろうか。みんなが異言を語るのだろうか。みんなが異言を解くのだろうか。

12:31a
 だが、あなたがたは、更に大いなる賜物を得ようと熱心に努めなさい。


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2.23.2011

Today's Bible story

今日2月23日(水)も良い日でありますように。

聖ポリカルポ司教殉教者(記)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(9:38-40)

9:38
 ヨハネがイエスに言った、「先生、わたしたちについてこない者が、あなたの名を使って悪霊を追い出しているのを見ましたが、その人はわたしたちについてこなかったので、やめさせました」。

9:39
 イエスは言われた、「やめさせないがよい。だれでもわたしの名で力あるわざを行いながら、すぐそのあとで、わたしをそしることはできない。

9:40
 わたしたちに反対しない者は、わたしたちの味方である。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_75.htm


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シラ書
(4:11-19)
口語訳がないため掲載できません。


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Psalm:詩篇
(119:154,171-172,174-175)

119:154
 わが訴えを弁護して、わたしをあがない、あなたの約束にしたがって、わたしを生かしてください。

119:171
 あなたの定めをわたしに教えられるので、わがくちびるはさんびを唱えます。

119:172
 あなたのすべての戒めは正しいので、わが舌はみ言葉を歌います。

119:174
 主よ、わたしはあなたの救を慕います。あなたのおきてはわたしの喜びです。

119:175
 わたしを生かして、あなたをほめたたえさせ、あなたのおきてを、わが助けとしてください。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(12:1-11)

12:1
 兄弟たちよ。霊の賜物については、次のことを知らずにいてもらいたくない。

12:2
 あなたがたがまだ異邦人であった時、誘われるまま、物の言えない偶像のところに引かれて行ったことは、あなたがたの承知しているとおりである。

12:3
 そこで、あなたがたに言っておくが、神の霊によって語る者はだれも「イエスはのろわれよ」とは言わないし、また、聖霊によらなければ、だれも「イエスは主である」と言うことができない。

12:4
 霊の賜物は種々あるが、御霊は同じである。

12:5
 務は種々あるが、主は同じである。

12:6
 働きは種々あるが、すべてのものの中に働いてすべてのことをなさる神は、同じである。

12:7
 各自が御霊の現れを賜わっているのは、全体の益になるためである。

12:8
 すなわち、ある人には御霊によって知恵の言葉が与えられ、ほかの人には、同じ御霊によって知識の言、

12:9
 またほかの人には、同じ御霊によって信仰、またほかの人には、一つの御霊によっていやしの賜物、

12:10
 またほかの人には力あるわざ、またほかの人には預言、またほかの人には霊を見わける力、またほかの人には種々の異言、またほかの人には異言を解く力が、与えられている。

12:11
 すべてこれらのものは、一つの同じ御霊の働きであって、御霊は思いのままに、それらを各自に分け与えられるのである。


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2.22.2011

Today's Bible story

今日2月22日(火)も良い日でありますように。

聖ペトロの使徒座(祝)

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(16:13-19)

16:13
 イエスがピリポ・カイザリヤの地方に行かれたとき、弟子たちに尋ねて言われた、「人々は人の子をだれと言っているか」。

16:14
 彼らは言った、「ある人々はバプテスマのヨハネだと言っています。しかし、ほかの人たちは、エリヤだと言い、また、エレミヤあるいは預言者のひとりだ、と言っている者もあります」。

16:15
 そこでイエスは彼らに言われた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。

16:16
 シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」。

16:17
 すると、イエスは彼にむかって言われた、「バルヨナ・シモン、あなたはさいわいである。あなたにこの事をあらわしたのは、血肉ではなく、天にいますわたしの父である。

16:18
 そこで、わたしもあなたに言う。あなたはペテロである。そして、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。黄泉の力もそれに打ち勝つことはない。

16:19
 わたしは、あなたに天国のかぎを授けよう。そして、あなたが地上でつなぐことは、天でもつながれ、あなたが地上で解くことは天でも解かれるであろう」。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_74.htm


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ペテロの第一の手紙
(5:1-4)

5:1
 そこで、あなたがたのうちの長老たちに勧める。わたしも、長老のひとりで、キリストの苦難についての証人であり、また、やがて現れようとする栄光にあずかる者である。

5:2
 あなたがたにゆだねられている神の羊の群れを牧しなさい。しいられてするのではなく、神に従って自ら進んでなし、恥ずべき利得のためではなく、本心から、それをしなさい。

5:3
 また、ゆだねられた者たちの上に権力をふるうことをしないで、むしろ、群れの模範となるべきである。

5:4
 そうすれば、大牧者が現れる時には、しぼむことのない栄光の冠を受けるであろう。


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Psalm:詩篇
(23:1-3a,4-6)

ダビデの歌
23:1
 主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない。

23:2
 主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。

23:3a
 主はわたしの魂をいきかえらせ、

23:4
 たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。

23:5
 あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、わたしのこうべに油をそそがれる。わたしの杯はあふれます。

23:6
 わたしの生きているかぎりは必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。


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◆今日の読書


使徒言行録
(11:1-18)

11:1
 さて、異邦人たちも神の言を受けいれたということが、使徒たちやユダヤにいる兄弟たちに聞えてきた。

11:2
 そこでペテロがエルサレムに上ったとき、割礼を重んじる者たちが彼をとがめて言った、

11:3
 「あなたは、割礼のない人たちのところに行って、食事を共にしたということだが」。

11:4
 そこでペテロは口を開いて、順序正しく説明して言った、

11:5
 「わたしがヨッパの町で祈っていると、夢心地になって幻を見た。大きな布のような入れ物が、四すみをつるされて、天から降りてきて、わたしのところにとどいた。

11:6
 注意して見つめていると、地上の四つ足、野の獣、這うもの、空の鳥などが、はいっていた。

11:7
 それから声がして、『ペテロよ、立って、それらをほふって食べなさい』と、わたしに言うのが聞えた。

11:8
 わたしは言った、『主よ、それはできません。わたしは今までに、清くないものや汚れたものを口に入れたことが一度もございません』。

11:9
 すると、二度目に天から声がかかってきた、『神がきよめたものを、清くないなどと言ってはならない』。

11:10
 こんなことが三度もあってから、全部のものがまた天に引き上げられてしまった。

11:11
 ちょうどその時、カイザリヤからつかわされてきた三人の人が、わたしたちの泊まっていた家に着いた。

11:12
 御霊がわたしに、ためらわずに彼らと共に行けと言ったので、ここにいる六人の兄弟たちも、わたしと一緒に出かけて行き、一同がその人の家にはいった。

11:13
 すると彼はわたしたちに、御使が彼の家に現れて、『ヨッパに人をやって、ペテロと呼ばれるシモンを招きなさい。

11:14
 この人は、あなたとあなたの全家族とが救われる言葉を語って下さるであろう』と告げた次第を、話してくれた。

11:15
 そこでわたしが語り出したところ、聖霊が、ちょうど最初わたしたちの上にくだったと同じように、彼らの上にくだった。

11:16
 その時わたしは、主が『ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなたがたは聖霊によってバプテスマを受けるであろう』と仰せになった言葉を思い出した。

11:17
 このように、わたしたちが主イエス・キリストを信じた時に下さったのと同じ賜物を、神が彼らにもお与えになったとすれば、わたしのような者が、どうして神を妨げることができようか」。

11:18
 人々はこれを聞いて黙ってしまった。それから神をさんびして、「それでは神は、異邦人にも命にいたる悔改めをお与えになったのだ」と言った。


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2.21.2011

Today's Bible story

今日2月21日(月)も良い日でありますように。

(聖ペトロ・ダミアノ司教教会博士)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(9:14-29)

9:14
 さて、彼らがほかの弟子たちの所にきて見ると、大ぜいの群衆が弟子たちを取り囲み、そして律法学者たちが彼らと論じ合っていた。

9:15
 群衆はみな、すぐイエスを見つけて、非常に驚き、駆け寄ってきて、あいさつをした。

9:16
 イエスが彼らに、「あなたがたは彼らと何を論じているのか」と尋ねられると、

9:17
 群衆のひとりが答えた、「先生、おしの霊につかれているわたしのむすこを、こちらに連れて参りました。

9:18
 霊がこのむすこにとりつきますと、どこででも彼を引き倒し、それから彼はあわを吹き、歯をくいしばり、からだをこわばらせてしまいます。それでお弟子たちに、この霊を追い出してくださるように願いましたが、できませんでした」。

9:19
 イエスは答えて言われた、「ああ、なんという不信仰な時代であろう。いつまで、わたしはあなたがたと一緒におられようか。いつまで、あなたがたに我慢ができようか。その子をわたしの所に連れてきなさい」。

9:20
 そこで人々は、その子をみもとに連れてきた。霊がイエスを見るや否や、その子をひきつけさせたので、子は地に倒れ、あわを吹きながらころげまわった。

9:21
 そこで、イエスが父親に「いつごろから、こんなになったのか」と尋ねられると、父親は答えた、「幼い時からです。

9:22
 霊はたびたび、この子を火の中、水の中に投げ入れて、殺そうとしました。しかしできますれば、わたしどもをあわれんでお助けください」。

9:23
 イエスは彼に言われた、「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」。

9:24
 その子の父親はすぐ叫んで言った、「信じます。不信仰なわたしを、お助けください」。

9:25
 イエスは群衆が駆け寄って来るのをごらんになって、けがれた霊をしかって言われた、「おしとつんぼの霊よ、わたしがおまえに命じる。この子から出て行け。二度と、はいって来るな」。

9:26
 すると霊は叫び声をあげ、激しく引きつけさせて出て行った。その子は死人のようになったので、多くの人は、死んだのだと言った。

9:27
 しかし、イエスが手を取って起されると、その子は立ち上がった。

9:28
 家にはいられたとき、弟子たちはひそかにお尋ねした、「わたしたちは、どうして霊を追い出せなかったのですか」。

9:29
 すると、イエスは言われた、「このたぐいは、祈によらなければ、どうしても追い出すことはできない」。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_73.htm


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シラ書
(1:1-10)
口語訳がないため掲載できません。


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Psalm:詩篇
(93:1-2,5)

93:1
 主は王となり、威光の衣をまとわれます。主は衣をまとい、力をもって帯とされます。まことに、世界は堅く立って、動かされることはありません。

93:2
 あなたの位はいにしえより堅く立ち、あなたはとこしえよりいらせられます。

93:5
 あなたのあかしはいとも確かです。主よ、聖なることはとこしえまでもあなたの家にふさわしいのです。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(11:2-16)

11:2
 あなたがたが、何かにつけわたしを覚えていて、あなたがたに伝えたとおりに言伝えを守っているので、わたしは満足に思う。

11:3
 しかし、あなたがたに知っていてもらいたい。すべての男のかしらはキリストであり、女のかしらは男であり、キリストのかしらは神である。

11:4
 祈をしたり預言をしたりする時、かしらに物をかぶる男は、そのかしらをはずかしめる者である。

11:5
 祈をしたり預言をしたりする時、かしらにおおいをかけない女は、そのかしらをはずかしめる者である。それは、髪をそったのとまったく同じだからである。

11:6
 もし女がおおいをかけないなら、髪を切ってしまうがよい。髪を切ったりそったりするのが、女にとって恥ずべきことであるなら、おおいをかけるべきである。

11:7
 男は、神のかたちであり栄光であるから、かしらに物をかぶるべきではない。女は、また男の光栄である。

11:8
 なぜなら、男が女から出たのではなく、女が男から出たのだからである。

11:9
 また、男は女のために造られたのではなく、女が男のために造られたのである。

11:10
 それだから、女は、かしらに権威のしるしをかぶるべきである。それは天使たちのためでもある。

11:11
 ただ、主にあっては、男なしには女はないし、女なしには男はない。

11:12
 それは、女が男から出たように、男もまた女から生れたからである。そして、すべてのものは神から出たのである。

11:13
 あなたがた自身で判断してみるがよい。女がおおいをかけずに神に祈るのは、ふさわしいことだろうか。

11:14
 自然そのものが教えているではないか。男に長い髪があれば彼の恥になり、

11:15
 女に長い髪があれば彼女の光栄になるのである。長い髪はおおいの代りに女に与えられているものだからである。

11:16
 しかし、だれかがそれに反対の意見を持っていても、そんな風習はわたしたちにはなく、神の諸教会にもない。


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2.20.2011

Today's Bible story

今日2月20日(日)も良い日でありますように。

年間第7主日

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(5:38-48)

5:38
 『目には目を、歯には歯を』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。

5:39
 しかし、わたしはあなたがたに言う。悪人に手向かうな。もし、だれかがあなたの右の頬を打つなら、ほかの頬をも向けてやりなさい。

5:40
 あなたを訴えて、下着を取ろうとする者には、上着をも与えなさい。

5:41
 もし、だれかが、あなたをしいて一マイル行かせようとするなら、その人と共に二マイル行きなさい。

5:42
 求める者には与え、借りようとする者を断るな。

5:43
 『隣り人を愛し、敵を憎め』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。

5:44
 しかし、わたしはあなたがたに言う。敵を愛し、迫害する者のために祈れ。

5:45
 こうして、天にいますあなたがたの父の子となるためである。天の父は、悪い者の上にも良い者の上にも、太陽をのぼらせ、正しい者にも正しくない者にも、雨を降らして下さるからである。

5:46
 あなたがたが自分を愛する者を愛したからとて、なんの報いがあろうか。そのようなことは取税人でもするではないか。

5:47
 兄弟だけにあいさつをしたからとて、なんのすぐれた事をしているだろうか。そのようなことは異邦人でもしているではないか。

5:48
 それだから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。


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主日の福音朗読(A年)
年間第7主日 マタイによる福音 (5:38-48)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C6_15.htm


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レビ記
(19:1-2、17-18)

19:1
 主はモーセに言われた、

19:2
 「イスラエルの人々の全会衆に言いなさい、『あなたがたの神、主なるわたしは、聖であるから、あなたがたも聖でなければならない。

19:17
 あなたは心に兄弟を憎んではならない。あなたの隣人をねんごろにいさめて、彼のゆえに罪を身に負ってはならない。

19:18
 あなたはあだを返してはならない。あなたの民の人々に恨みをいだいてはならない。あなた自身のようにあなたの隣人を愛さなければならない。わたしは主である。


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Psalm:詩篇
(103:1-4,8,10,12-13)

ダビデの歌
103:1
 わがたましいよ、主をほめよ。わがうちなるすべてのものよ、その聖なるみ名をほめよ。

103:2
 わがたましいよ、主をほめよ。そのすべてのめぐみを心にとめよ。

103:3
 主はあなたのすべての不義をゆるし、あなたのすべての病をいやし、

103:4
 あなたのいのちを墓からあがないいだし、いつくしみと、あわれみとをあなたにこうむらせ、

103:8
 主はあわれみに富み、めぐみふかく、怒ること遅く、いつくしみ豊かでいらせられる。

103:10
 主はわれらの罪にしたがってわれらをあしらわず、われらの不義にしたがって報いられない。

103:12
 東が西から遠いように、主はわれらのとがをわれらから遠ざけられる。

103:13
 父がその子供をあわれむように、主はおのれを恐れる者をあわれまれる。


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コリント人への第一の手紙
(3:16-23)

3:16
 あなたがたは神の宮であって、神の御霊が自分のうちに宿っていることを知らないのか。

3:17
 もし人が、神の宮を破壊するなら、神はその人を滅ぼすであろう。なぜなら、神の宮は聖なるものであり、そして、あなたがたはその宮なのだからである。

3:18
 だれも自分を欺いてはならない。もしあなたがたのうちに、自分がこの世の知者だと思う人がいるなら、その人は知者になるために愚かになるがよい。

3:19
 なぜなら、この世の知恵は、神の前では愚かなものだからである。「神は、知者たちをその悪知恵によって捕える」と書いてあり、

3:20
 更にまた、「主は、知者たちの論議のむなしいことをご存じである」と書いてある。

3:21
 だから、だれも人間を誇ってはいけない。すべては、あなたがたのものなのである。

3:22
 パウロも、アポロも、ケパも、世界も、生も、死も、現在のものも、将来のものも、ことごとく、あなたがたのものである。

3:23
 そして、あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものである。


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◆聖書のことば (益田カトリック教会)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html


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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201102


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙
(10:14-11:1)

10:14
それだから、愛する者たちよ。偶像礼拝を避けなさい。

10:15
賢明なあなたがたに訴える。わたしの言うことを、自ら判断してみるがよい。

10:16
 わたしたちが祝福する祝福の杯、それはキリストの血にあずかることではないか。わたしたちがさくパン、それはキリストのからだにあずかることではないか。

10:17
 パンが一つであるから、わたしたちは多くいても、一つのからだなのである。みんなの者が一つのパンを共にいただくからである。

10:18
 肉によるイスラエルを見るがよい。供え物を食べる人たちは、祭壇にあずかるのではないか。

10:19
 すると、なんと言ったらよいか。偶像にささげる供え物は、何か意味があるのか。また、偶像は何かほんとうにあるものか。

10:20
 そうではない。人々が供える物は、悪霊ども、すなわち、神ならぬ者に供えるのである。わたしは、あなたがたが悪霊の仲間になることを望まない。

10:21
 主の杯と悪霊どもの杯とを、同時に飲むことはできない。主の食卓と悪霊どもの食卓とに、同時にあずかることはできない。

10:22
 それとも、わたしたちは主のねたみを起そうとするのか。わたしたちは、主よりも強いのだろうか。

10:23
 すべてのことは許されている。しかし、すべてのことが益になるわけではない。すべてのことは許されている。しかし、すべてのことが人の徳を高めるのではない。

10:24
 だれでも、自分の益を求めないで、ほかの人の益を求めるべきである。

10:25
 すべて市場で売られている物は、いちいち良心に問うことをしないで、食べるがよい。

10:26
 地とそれに満ちている物とは、主のものだからである。

10:27
 もしあなたがたが、不信者のだれかに招かれて、そこに行こうと思う場合、自分の前に出される物はなんでも、いちいち良心に問うことをしないで、食べるがよい。

10:28
 しかし、だれかがあなたがたに、これはささげ物の肉だと言ったなら、それを知らせてくれた人のために、また良心のために、食べないがよい。

10:29
 良心と言ったのは、自分の良心ではなく、他人の良心のことである。なぜなら、わたしの自由が、どうして他人の良心によって左右されることがあろうか。

10:30
 もしわたしが感謝して食べる場合、その感謝する物について、どうして人のそしりを受けるわけがあろうか。

10:31
 だから、飲むにも食べるにも、また何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである。

10:32
 ユダヤ人にもギリシヤ人にも神の教会にも、つまずきになってはいけない。

10:33
 わたしもまた、何事にもすべての人に喜ばれるように努め、多くの人が救われるために、自分の益ではなく彼らの益を求めている。

11:1
 わたしがキリストにならう者であるように、あなたがたもわたしにならう者になりなさい。


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◆教会カレンダー(携帯不可)
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◆The World English Bible (携帯不可)
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2.19.2011

Today's Bible story

今日2月19日(土)も良い日でありますように。

(聖母の土曜日)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(9:2-13)

9:2
 六日の後、イエスは、ただペテロ、ヤコブ、ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。ところが、彼らの目の前でイエスの姿が変り、

9:3
 その衣は真白く輝き、どんな布さらしでも、それほどに白くすることはできないくらいになった。

9:4
 すると、エリヤがモーセと共に彼らに現れて、イエスと語り合っていた。

9:5
 ペテロはイエスにむかって言った、「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。それで、わたしたちは小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのために、一つはモーセのために、一つはエリヤのために」。

9:6
 そう言ったのは、みんなの者が非常に恐れていたので、ペテロは何を言ってよいか、わからなかったからである。

9:7
 すると、雲がわき起って彼らをおおった。そして、その雲の中から声があった、「これはわたしの愛する子である。これに聞け」。

9:8
 彼らは急いで見まわしたが、もはやだれも見えず、ただイエスだけが、自分たちと一緒におられた。

9:9
 一同が山を下って来るとき、イエスは「人の子が死人の中からよみがえるまでは、いま見たことをだれにも話してはならない」と、彼らに命じられた。

9:10
 彼らはこの言葉を心にとめ、死人の中からよみがえるとはどういうことかと、互に論じ合った。

9:11
 そしてイエスに尋ねた、「なぜ、律法学者たちは、エリヤが先に来るはずだと言っているのですか」。

9:12
 イエスは言われた、「確かに、エリヤが先にきて、万事を元どおりに改める。しかし、人の子について、彼が多くの苦しみを受け、かつ恥ずかしめられると、書いてあるのはなぜか。

9:13
 しかしあなたがたに言っておく、エリヤはすでにきたのだ。そして彼について書いてあるように、人々は自分かってに彼をあしらった」。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_72.htm


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ヘブル人への手紙
(11:1-7)

11:1
 さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。

11:2
 昔の人たちは、この信仰のゆえに賞賛された。

11:3
 信仰によって、わたしたちは、この世界が神の言葉で造られたのであり、したがって、見えるものは現れているものから出てきたのでないことを、悟るのである。

11:4
 信仰によって、アベルはカインよりもまさったいけにえを神にささげ、信仰によって義なる者と認められた。神が、彼の供え物をよしとされたからである。彼は死んだが、信仰によって今もなお語っている。

11:5
 信仰によって、エノクは死を見ないように天に移された。神がお移しになったので、彼は見えなくなった。彼が移される前に、神に喜ばれた者と、あかしされていたからである。

11:6
 信仰がなくては、神に喜ばれることはできない。なぜなら、神に来る者は、神のいますことと、ご自身を求める者に報いて下さることとを、必ず信じるはずだからである。

11:7
 信仰によって、ノアはまだ見ていない事がらについて御告げを受け、恐れかしこみつつ、その家族を救うために箱舟を造り、その信仰によって世の罪をさばき、そして、信仰による義を受け継ぐ者となった。


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Psalm:詩篇
(145:2-5,10-11)

145:2
 わたしは日ごとにあなたをほめ、世々かぎりなくみ名をほめたたえます。

145:3
 主は大いなる神で、大いにほめたたえらるべきです。その大いなることは測り知ることができません。

145:4
 この代はかの代にむかってあなたのみわざをほめたたえ、あなたの大能のはたらきを宣べ伝えるでしょう。

145:5
 わたしはあなたの威厳の光栄ある輝きと、あなたのくすしきみわざとを深く思います。

145:10
 主よ、あなたのすべてのみわざはあなたに感謝し、あなたの聖徒はあなたをほめまつるでしょう。

145:11
 彼らはみ国の栄光を語り、あなたのみ力を宣べるでしょう。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(10:1-14)

10:1
 兄弟たちよ。このことを知らずにいてもらいたくない。わたしたちの先祖はみな雲の下におり、みな海を通り、

10:2
 みな雲の中、海の中で、モーセにつくバプテスマを受けた。

10:3
 また、みな同じ霊の食物を食べ、

10:4
 みな同じ霊の飲み物を飲んだ。すなわち、彼らについてきた霊の岩から飲んだのであるが、この岩はキリストにほかならない。

10:5
 しかし、彼らの中の大多数は、神のみこころにかなわなかったので、荒野で滅ぼされてしまった。

10:6
 これらの出来事は、わたしたちに対する警告であって、彼らが悪をむさぼったように、わたしたちも悪をむさぼることのないためなのである。

10:7
 だから、彼らの中のある者たちのように、偶像礼拝者になってはならない。すなわち、「民は座して飲み食いをし、また立って踊り戯れた」と書いてある。

10:8
 また、ある者たちがしたように、わたしたちは不品行をしてはならない。不品行をしたため倒された者が、一日に二万三千人もあった。

10:9
 また、ある者たちがしたように、わたしたちは主を試みてはならない。主を試みた者は、へびに殺された。

10:10
 また、ある者たちがつぶやいたように、つぶやいてはならない。つぶやいた者は、「死の使」に滅ぼされた。

10:11
 これらの事が彼らに起ったのは、他に対する警告としてであって、それが書かれたのは、世の終りに臨んでいるわたしたちに対する訓戒のためである。

10:12
 だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。

10:13
 あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。

10:14
 それだから、愛する者たちよ。偶像礼拝を避けなさい。


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◆教会カレンダー
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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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2.18.2011

Today's Bible story

今日2月18日(金)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(8:34〜9:1)

8:34
 それから群衆を弟子たちと一緒に呼び寄せて、彼らに言われた、「だれでもわたしについてきたいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい。

8:35
 自分の命を救おうと思う者はそれを失い、わたしのため、また福音のために、自分の命を失う者は、それを救うであろう。

8:36
 人が全世界をもうけても、自分の命を損したら、なんの得になろうか。

8:37
 また、人はどんな代価を払って、その命を買いもどすことができようか。

8:38
 邪悪で罪深いこの時代にあって、わたしとわたしの言葉とを恥じる者に対しては、人の子もまた、父の栄光のうちに聖なる御使たちと共に来るときに、その者を恥じるであろう」。

9:1
 また、彼らに言われた、「よく聞いておくがよい。神の国が力をもって来るのを見るまでは、決して死を味わわない者が、ここに立っている者の中にいる」。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_71.htm


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創世記
(11:1-9)

11:1
 全地は同じ発音、同じ言葉であった。

11:2
 時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、そこに住んだ。

11:3
 彼らは互に言った、「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。こうして彼らは石の代りに、れんがを得、しっくいの代りに、アスファルトを得た。

11:4
 彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。

11:5
 時に主は下って、人の子たちの建てる町と塔とを見て、

11:6
 言われた、「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。

11:7
 さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」。

11:8
 こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。

11:9
 これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。


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Psalm:詩篇
(33:10-15)

33:10
 主はもろもろの国のはかりごとをむなしくし、もろもろの民の企てをくじかれる。

33:11
 主のはかりごとはとこしえに立ち、そのみこころの思いは世々に立つ。

33:12
 主をおのが神とする国はさいわいである。主がその嗣業として選ばれた民はさいわいである。

33:13
 主は天から見おろされ、すべての人の子らを見、

33:14
 そのおられる所から地に住むすべての人をながめられる。

33:15
 主はすべて彼らの心を造り、そのすべてのわざに心をとめられる。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(9:19-27)

9:19
 わたしは、すべての人に対して自由であるが、できるだけ多くの人を得るために、自ら進んですべての人の奴隷になった。

9:20
 ユダヤ人には、ユダヤ人のようになった。ユダヤ人を得るためである。律法の下にある人には、わたし自身は律法の下にはないが、律法の下にある者のようになった。律法の下にある人を得るためである。

9:21
 律法のない人にはわたしは神の律法の外にあるのではなく、キリストの律法の中にあるのだが律法のない人のようになった。律法のない人を得るためである。

9:22
 弱い人には弱い者になった。弱い人を得るためである。すべての人に対しては、すべての人のようになった。なんとかして幾人かを救うためである。

9:23
 福音のために、わたしはどんな事でもする。わたしも共に福音にあずかるためである。

9:24
 あなたがたは知らないのか。競技場で走る者は、みな走りはするが、賞を得る者はひとりだけである。あなたがたも、賞を得るように走りなさい。

9:25
 しかし、すべて競技をする者は、何ごとにも節制をする。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするが、わたしたちは朽ちない冠を得るためにそうするのである。

9:26
 そこで、わたしは目標のはっきりしないような走り方をせず、空を打つような拳闘はしない。

9:27
 すなわち、自分のからだを打ちたたいて服従させるのである。そうしないと、ほかの人に宣べ伝えておきながら、自分は失格者になるかも知れない。


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◆教会カレンダー
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◆携帯で読む聖書(口語訳)
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◆The World English Bible
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2.17.2011

Today's Bible story

今日2月17日(木)も良い日でありますように。

(聖母のしもべ会7聖人)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(8:27-33)

8:27
 さて、イエスは弟子たちとピリポ・カイザリヤの村々へ出かけられたが、その途中で、弟子たちに尋ねて言われた、「人々は、わたしをだれと言っているか」。

8:28
 彼らは答えて言った、「バプテスマのヨハネだと、言っています。また、エリヤだと言い、また、預言者のひとりだと言っている者もあります」。

8:29
 そこでイエスは彼らに尋ねられた、「それでは、あなたがたはわたしをだれと言うか」。ペテロが答えて言った、「あなたこそキリストです」。

8:30
 するとイエスは、自分のことをだれにも言ってはいけないと、彼らを戒められた。

8:31
 それから、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに捨てられ、また殺され、そして三日の後によみがえるべきことを、彼らに教えはじめ、

8:32
 しかもあからさまに、この事を話された。すると、ペテロはイエスをわきへ引き寄せて、いさめはじめたので、

8:33
 イエスは振り返って、弟子たちを見ながら、ペテロをしかって言われた、「サタンよ、引きさがれ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_70.htm


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創世記
(9:1-13)

9:1
 神はノアとその子らとを祝福して彼らに言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ。

9:2
 地のすべての獣、空のすべての鳥、地に這うすべてのもの、海のすべての魚は恐れおののいて、あなたがたの支配に服し、

9:3
 すべて生きて動くものはあなたがたの食物となるであろう。さきに青草をあなたがたに与えたように、わたしはこれらのものを皆あなたがたに与える。

9:4
 しかし肉を、その命である血のままで、食べてはならない。

9:5
 あなたがたの命の血を流すものには、わたしは必ず報復するであろう。いかなる獣にも報復する。兄弟である人にも、わたしは人の命のために、報復するであろう。

9:6
 人の血を流すものは、人に血を流される、
神が自分のかたちに人を造られたゆえに。

9:7
 あなたがたは、生めよ、ふえよ、
地に群がり、地の上にふえよ」。

9:8
 神はノアおよび共にいる子らに言われた、

9:9
 「わたしはあなたがた及びあなたがたの後の子孫と契約を立てる。

9:10
 またあなたがたと共にいるすべての生き物、あなたがたと共にいる鳥、家畜、地のすべての獣、すなわち、すべて箱舟から出たものは、地のすべての獣にいたるまで、わたしはそれと契約を立てよう。

9:11
 わたしがあなたがたと立てるこの契約により、すべて肉なる者は、もはや洪水によって滅ぼされることはなく、また地を滅ぼす洪水は、再び起らないであろう」。

9:12
 さらに神は言われた、「これはわたしと、あなたがた及びあなたがたと共にいるすべての生き物との間に代々かぎりなく、わたしが立てる契約のしるしである。

9:13
 すなわち、わたしは雲の中に、にじを置く。これがわたしと地との間の契約のしるしとなる。


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Psalm:詩篇
(102:16-18,19-23,29)

口語訳では
(102:15-17,18-22,28)

102:15
 もろもろの国民は主のみ名を恐れ、地のもろもろの王はあなたの栄光を恐れるでしょう。

102:16
 主はシオンを築き、その栄光をもって現れ、

102:17
 乏しい者の祈をかえりみ、彼らの願いをかろしめられないからです。

102:18
 きたるべき代のために、この事を書きしるしましょう。そうすれば新しく造られる民は、主をほめたたえるでしょう。

102:19
 主はその聖なる高き所から見おろし、天から地を見られた。

102:20
 これは捕われ人の嘆きを聞き、死に定められた者を解き放ち、

102:21
 人々がシオンで主のみ名をあらわし、エルサレムでその誉をあらわすためです。

102:22
 その時もろもろの民、もろもろの国はともに集まって、主に仕えるでしょう。

102:28
 あなたのしもべの子らは安らかに住み、その子孫はあなたの前に堅く立てられるでしょう。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(9:1-18)

9:1
 わたしは自由な者ではないか。使徒ではないか。わたしたちの主イエスを見たではないか。あなたがたは、主にあるわたしの働きの実ではないか。

9:2
 わたしは、ほかの人に対しては使徒でないとしても、あなたがたには使徒である。あなたがたが主にあることは、わたしの使徒職の印なのである。

9:3
 わたしの批判者たちに対する弁明は、これである。

9:4
 わたしたちには、飲み食いをする権利がないのか。

9:5
 わたしたちには、ほかの使徒たちや主の兄弟たちやケパのように、信者である妻を連れて歩く権利がないのか。

9:6
 それとも、わたしとバルナバとだけには、労働をせずにいる権利がないのか。

9:7
 いったい、自分で費用を出して軍隊に加わる者があろうか。ぶどう畑を作っていて、その実を食べない者があろうか。また、羊を飼っていて、その乳を飲まない者があろうか。

9:8
 わたしは、人間の考えでこう言うのではない。律法もまた、そのように言っているではないか。

9:9
 すなわち、モーセの律法に、「穀物をこなしている牛に、くつこをかけてはならない」と書いてある。神は、牛のことを心にかけておられるのだろうか。

9:10
 それとも、もっぱら、わたしたちのために言っておられるのか。もちろん、それはわたしたちのためにしるされたのである。すなわち、耕す者は望みをもって耕し、穀物をこなす者は、その分け前をもらう望みをもってこなすのである。

9:11
 もしわたしたちが、あなたがたのために霊のものをまいたのなら、肉のものをあなたがたから刈りとるのは、行き過ぎだろうか。

9:12
 もしほかの人々が、あなたがたに対するこの権利にあずかっているとすれば、わたしたちはなおさらのことではないか。しかしわたしたちは、この権利を利用せず、かえってキリストの福音の妨げにならないようにと、すべてのことを忍んでいる。

9:13
 あなたがたは、宮仕えをしている人たちは宮から下がる物を食べ、祭壇に奉仕している人たちは祭壇の供え物の分け前にあずかることを、知らないのか。

9:14
 それと同様に、主は、福音を宣べ伝えている者たちが福音によって生活すべきことを、定められたのである。

9:15
 しかしわたしは、これらの権利を一つも利用しなかった。また、自分がそうしてもらいたいから、このように書くのではない。そうされるよりは、死ぬ方がましである。わたしのこの誇は、何者にも奪い去られてはならないのだ。

9:16
 わたしが福音を宣べ伝えても、それは誇にはならない。なぜなら、わたしは、そうせずにはおれないからである。もし福音を宣べ伝えないなら、わたしはわざわいである。

9:17
 進んでそれをすれば、報酬を受けるであろう。しかし、進んでしないとしても、それは、わたしにゆだねられた務なのである。

9:18
 それでは、その報酬はなんであるか。福音を宣べ伝えるのにそれを無代価で提供し、わたしが宣教者として持つ権利を利用しないことである。


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◆携帯で読む聖書(口語訳)
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2.16.2011

Today's Bible story

今日2月16日(水)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(8:22-26)

8:22
 そのうちに、彼らはベツサイダに着いた。すると人々が、ひとりの盲人を連れてきて、さわってやっていただきたいとお願いした。

8:23
 イエスはこの盲人の手をとって、村の外に連れ出し、その両方の目につばきをつけ、両手を彼に当てて、「何か見えるか」と尋ねられた。

8:24
 すると彼は顔を上げて言った、「人が見えます。木のように見えます。歩いているようです」。

8:25
 それから、イエスが再び目の上に両手を当てられると、盲人は見つめているうちに、なおってきて、すべてのものがはっきりと見えだした。

8:26
 そこでイエスは、「村にはいってはいけない」と言って、彼を家に帰された。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_65.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_69.htm


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創世記
(8:6-13、20-22)

8:6
 四十日たって、ノアはその造った箱舟の窓を開いて、

8:7
 からすを放ったところ、からすは地の上から水がかわききるまで、あちらこちらへ飛びまわった。

8:8
 ノアはまた地のおもてから、水がひいたかどうかを見ようと、彼の所から、はとを放ったが、

8:9
 はとは足の裏をとどめる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰ってきた。水がまだ全地のおもてにあったからである。彼は手を伸べて、これを捕え、箱舟の中の彼のもとに引き入れた。

8:10
 それから七日待って再びはとを箱舟から放った。

8:11
 はとは夕方になって彼のもとに帰ってきた。見ると、そのくちばしには、オリブの若葉があった。ノアは地から水がひいたのを知った。

8:12
 さらに七日待ってまた、はとを放ったところ、もはや彼のもとには帰ってこなかった。

8:13
 六百一歳の一月一日になって、地の上の水はかれた。ノアが箱舟のおおいを取り除いて見ると、土のおもては、かわいていた。

8:20
 ノアは主に祭壇を築いて、すべての清い獣と、すべての清い鳥とのうちから取って、燔祭を祭壇の上にささげた。

8:21
 主はその香ばしいかおりをかいで、心に言われた、「わたしはもはや二度と人のゆえに地をのろわない。人が心に思い図ることは、幼い時から悪いからである。わたしは、このたびしたように、もう二度と、すべての生きたものを滅ぼさない。

8:22
 地のある限り、種まきの時も、刈入れの時も、暑さ寒さも、夏冬も、昼も夜もやむことはないであろう」。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(8:1-13)

8:1
 偶像への供え物について答えると、「わたしたちはみな知識を持っている」ことは、わかっている。しかし、知識は人を誇らせ、愛は人の徳を高める。

8:2
 もし人が、自分は何か知っていると思うなら、その人は、知らなければならないほどの事すら、まだ知っていない。

8:3
 しかし、人が神を愛するなら、その人は神に知られているのである。

8:4
 さて、偶像への供え物を食べることについては、わたしたちは、偶像なるものは実際は世に存在しないこと、また、唯一の神のほかには神がないことを、知っている。

8:5
 というのは、たとい神々といわれるものが、あるいは天に、あるいは地にあるとしても、そして、多くの神、多くの主があるようではあるが、

8:6
 わたしたちには、父なる唯一の神のみがいますのである。万物はこの神から出て、わたしたちもこの神に帰する。また、唯一の主イエス・キリストのみがいますのである。万物はこの主により、わたしたちもこの主によっている。

8:7
 しかし、この知識をすべての人が持っているのではない。ある人々は、偶像についての、これまでの習慣上、偶像への供え物として、それを食べるが、彼らの良心が、弱いために汚されるのである。

8:8
 食物は、わたしたちを神に導くものではない。食べなくても損はないし、食べても益にはならない。

8:9
 しかし、あなたがたのこの自由が、弱い者たちのつまずきにならないように、気をつけなさい。

8:10
 なぜなら、ある人が、知識のあるあなたが偶像の宮で食事をしているのを見た場合、その人の良心が弱いため、それに「教育されて」、偶像への供え物を食べるようにならないだろうか。

8:11
 するとその弱い人は、あなたの知識によって滅びることになる。この弱い兄弟のためにも、キリストは死なれたのである。

8:12
 このようにあなたがたが、兄弟たちに対して罪を犯し、その弱い良心を痛めるのは、キリストに対して罪を犯すことなのである。

8:13
 だから、もし食物がわたしの兄弟をつまずかせるなら、兄弟をつまずかせないために、わたしは永久に、断じて肉を食べることはしない。


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2.15.2011

Today's Bible story

今日2月15日(火)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(8:14-21)

8:14
 弟子たちはパンを持って来るのを忘れていたので、舟の中にはパン一つしか持ち合わせがなかった。

8:15
 そのとき、イエスは彼らを戒めて、「パリサイ人のパン種とヘロデのパン種とを、よくよく警戒せよ」と言われた。

8:16
 弟子たちは、これは自分たちがパンを持っていないためであろうと、互に論じ合った。

8:17
 イエスはそれと知って、彼らに言われた、「なぜ、パンがないからだと論じ合っているのか。まだわからないのか、悟らないのか。あなたがたの心は鈍くなっているのか。

8:18
 目があっても見えないのか。耳があっても聞えないのか。まだ思い出さないのか。

8:19
 五つのパンをさいて五千人に分けたとき、拾い集めたパンくずは、幾つのかごになったか」。弟子たちは答えた、「十二かごです」。

8:20
 「七つのパンを四千人に分けたときには、パンくずを幾つのかごに拾い集めたか」。「七かごです」と答えた。

8:21
 そこでイエスは彼らに言われた、「まだ悟らないのか」。


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週日の福音朗読(携帯不可)
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今日の『み言葉』について(携帯不可)
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創世記
(6:5-8、7:1-5、10)

6:5
 主は人の悪が地にはびこり、すべてその心に思いはかることが、いつも悪い事ばかりであるのを見られた。

6:6
 主は地の上に人を造ったのを悔いて、心を痛め、

6:7
 「わたしが創造した人を地のおもてからぬぐい去ろう。人も獣も、這うものも、空の鳥までも。わたしは、これらを造ったことを悔いる」と言われた。

6:8
 しかし、ノアは主の前に恵みを得た。


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Psalm:詩篇
(129:1a,2,3ac-4)

都もうでの歌
129:1a
 今イスラエルは言え、

129:2
 彼らはわたしの若い時から、ひどくわたしを悩ました。しかしわたしに勝つことができなかった。

129:3
 耕す者はわたしの背の上をたがやして、そのうねみぞを長くした」と。

129:4
 主は正しくいらせられ、悪しき者のなわを断ち切られた。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(7:25-40)

7:25
 おとめのことについては、わたしは主の命令を受けてはいないが、主のあわれみにより信任を受けている者として、意見を述べよう。

7:26
 わたしはこう考える。現在迫っている危機のゆえに、人は現状にとどまっているがよい。

7:27
 もし妻に結ばれているなら、解こうとするな。妻に結ばれていないなら、妻を迎えようとするな。

7:28
 しかし、たとい結婚しても、罪を犯すのではない。また、おとめが結婚しても、罪を犯すのではない。ただ、それらの人々はその身に苦難を受けるであろう。わたしは、あなたがたを、それからのがれさせたいのだ。

7:29
 兄弟たちよ。わたしの言うことを聞いてほしい。時は縮まっている。今からは妻のある者はないもののように、

7:30
 泣く者は泣かないもののように、喜ぶ者は喜ばないもののように、買う者は持たないもののように、

7:31
 世と交渉のある者は、それに深入りしないようにすべきである。なぜなら、この世の有様は過ぎ去るからである。

7:32
 わたしはあなたがたが、思い煩わないようにしていてほしい。未婚の男子は主のことに心をくばって、どうかして主を喜ばせようとするが、

7:33
 結婚している男子はこの世のことに心をくばって、どうかして妻を喜ばせようとして、その心が分れるのである。

7:34
 未婚の婦人とおとめとは、主のことに心をくばって、身も魂もきよくなろうとするが、結婚した婦人はこの世のことに心をくばって、どうかして夫を喜ばせようとする。

7:35
 わたしがこう言うのは、あなたがたの利益になると思うからであって、あなたがたを束縛するためではない。そうではなく、正しい生活を送って、余念なく主に奉仕させたいからである。

7:36
 もしある人が、相手のおとめに対して、情熱をいだくようになった場合、それは適当でないと思いつつも、やむを得なければ、望みどおりにしてもよい。それは罪を犯すことではない。ふたりは結婚するがよい。

7:37
 しかし、彼が心の内で堅く決心していて、無理をしないで自分の思いを制することができ、その上で、相手のおとめをそのままにしておこうと、心の中で決めたなら、そうしてもよい。

7:38
 だから、相手のおとめと結婚することはさしつかえないが、結婚しない方がもっとよい。

7:39
 妻は夫生きている間は、その夫につながれている。夫が死ねば、望む人と結婚してもさしつかえないが、それは主にある者とに限る。

7:40
 しかし、わたしの意見では、そのままでいたなら、もっと幸福である。わたしも神の霊を受けていると思う。


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◆携帯で読む聖書(口語訳)
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2.14.2011

Today's Bible story

今日2月14日(月)も良い日でありますように。

聖チリロ隠世修道者
聖メトジオ司教(記)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音(8:11-13)

8:11
 パリサイ人たちが出てきて、イエスを試みようとして議論をしかけ、天からのしるしを求めた。

8:12
 イエスは、心の中で深く嘆息して言われた、「なぜ、今の時代はしるしを求めるのだろう。よく言い聞かせておくが、しるしは今の時代には決して与えられない」。

8:13
 そして、イエスは彼らをあとに残し、また舟に乗って向こう岸へ行かれた。


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創世記(4:1-15、25)

4:1
 人はその妻エバを知った。彼女はみごもり、カインを産んで言った、「わたしは主によって、ひとりの人を得た」。

4:2
 彼女はまた、その弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。

4:3
 日がたって、カインは地の産物を持ってきて、主に供え物とした。
 
4:4
 アベルもまた、その群れのういごと肥えたものとを持ってきた。主はアベルとその供え物とを顧みられた。

4:5
 しかしカインとその供え物とは顧みられなかったので、カインは大いに憤って、顔を伏せた。

 4:6
そこで主はカインに言われた、「なぜあなたは憤るのですか、なぜ顔を伏せるのですか。

4:7
 正しい事をしているのでしたら、顔をあげたらよいでしょう。もし正しい事をしていないのでしたら、罪が門口に待ち伏せています。それはあなたを慕い求めますが、あなたはそれを治めなければなりません」。

4:8
 カインは弟アベルに言った、「さあ、野原へ行こう」。彼らが野にいたとき、カインは弟アベルに立ちかかって、これを殺した。

4:9
 主はカインに言われた、「弟アベルは、どこにいますか」。カインは答えた、「知りません。わたしが弟の番人でしょうか」。

4:10
 主は言われた、「あなたは何をしたのです。あなたの弟の血の声が土の中からわたしに叫んでいます。

4:11
今あなたはのろわれてこの土地を離れなければなりません。この土地が口をあけて、あなたの手から弟の血を受けたからです。

4:12
 あなたが土地を耕しても、土地は、もはやあなたのために実を結びません。あなたは地上の放浪者となるでしょう」。

4:13
 カインは主に言った、「わたしの罰は重くて負いきれません。

4:14
 あなたは、きょう、わたしを地のおもてから追放されました。わたしはあなたを離れて、地上の放浪者とならねばなりません。わたしを見付ける人はだれでもわたしを殺すでしょう」。

4:15
 主はカインに言われた、「いや、そうではない。だれでもカインを殺す者は七倍の復讐を受けるでしょう」。そして主はカインを見付ける者が、だれも彼を打ち殺すことのないように、彼に一つのしるしをつけられた。

4:25
 アダムはまたその妻を知った。彼女は男の子を産み、その名をセツと名づけて言った、「カインがアベルを殺したので、神はアベルの代りに、ひとりの子をわたしに授けられました」。


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Psalm:詩篇
(50:1,8,16bc-17,20-21)

アサフの歌
50:1
 全能者なる神、主は詔して、日の出るところから日の入るところまであまねく地に住む者を召し集められる。

50:8
 わたしがあなたを責めるのは、あなたのいけにえのゆえではない。あなたの燔祭はいつもわたしの前にある。

50:16bc
 「あなたはなんの権利があってわたしの定めを述べ、わたしの契約を口にするのか。

50:17
 あなたは教を憎み、わたしの言葉を捨て去った。

50:20
 あなたは座してその兄弟をそしり、自分の母の子をののしる。

50:21
 あなたがこれらの事をしたのを、わたしが黙っていたので、あなたはわたしを全く自分とひとしい者と思った。しかしわたしはあなたを責め、あなたの目の前にその罪をならべる。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(7:1-24)

7:1
 さて、あなたがたが書いてよこした事について答えると、男子は婦人にふれないがよい。

7:2
 しかし、不品行に陥ることのないために、男子はそれぞれ自分の妻を持ち、婦人もそれぞれ自分の夫を持つがよい。

7:3
 夫は妻にその分を果し、妻も同様に夫にその分を果すべきである。

7:4
 妻は自分のからだを自由にすることはできない。それができるのは夫である。夫も同様に自分のからだを自由にすることはできない。それができるのは妻である。

7:5
 互に拒んではいけない。ただし、合意の上で祈に専心するために、しばらく相別れ、それからまた一緒になることは、さしつかえない。そうでないと、自制力のないのに乗じて、サタンがあなたがたを誘惑するかも知れない。

7:6
 以上のことは、譲歩のつもりで言うのであって、命令するのではない。

7:7
 わたしとしては、みんなの者がわたし自身のようになってほしい。しかし、ひとりびとり神からそれぞれの賜物をいただいていて、ある人はこうしており、他の人はそうしている。

7:8
 次に、未婚者たちとやもめたちとに言うが、わたしのように、ひとりでおれば、それがいちばんよい。

7:9
 しかし、もし自制することができないなら、結婚するがよい。情の燃えるよりは、結婚する方が、よいからである。

7:10
 更に、結婚している者たちに命じる。命じるのは、わたしではなく主であるが、妻は夫から別れてはいけない。

7:11
 (しかし、万一別れているなら、結婚しないでいるか、それとも夫と和解するかしなさい)。また夫も妻と離婚してはならない。

7:12
 そのほかの人々に言う。これを言うのは、主ではなく、わたしである。ある兄弟に不信者の妻があり、そして共にいることを喜んでいる場合には、離婚してはいけない。

7:13
 また、ある婦人の夫が不信者であり、そして共にいることを喜んでいる場合には、離婚してはいけない。

7:14
 なぜなら、不信者の夫は妻によってきよめられており、また、不信者の妻も夫によってきよめられているからである。もしそうでなければ、あなたがたの子は汚れていることになるが、実際はきよいではないか。

7:15
 しかし、もし不信者の方が離れて行くのなら、離れるままにしておくがよい。兄弟も姉妹も、こうした場合には、束縛されてはいない。神は、あなたがたを平和に暮させるために、召されたのである。

7:16
 なぜなら、妻よ、あなたが夫を救いうるかどうか、どうしてわかるか。また、夫よ、あなたも妻を救いうるかどうか、どうしてわかるか。

7:17
 ただ、各自は、主から賜わった分に応じ、また神に召されたままの状態にしたがって、歩むべきである。これが、すべての教会に対してわたしの命じるところである。

7:18
 召されたとき割礼を受けていたら、その跡をなくそうとしないがよい。また、召されたとき割礼を受けていなかったら、割礼を受けようとしないがよい。

7:19
 割礼があってもなくても、それは問題ではない。大事なのは、ただ神の戒めを守ることである。

7:20
 各自は、召されたままの状態にとどまっているべきである。

7:21
 召されたとき奴隷であっても、それを気にしないがよい。しかし、もし自由の身になりうるなら、むしろ自由になりなさい。

7:22
 主にあって召された奴隷は、主によって自由人とされた者であり、また、召された自由人はキリストの奴隷なのである。

7:23
 あなたがたは、代価を払って買いとられたのだ。人の奴隷となってはいけない。

7:24
 兄弟たちよ。各自は、その召されたままの状態で、神のみまえにいるべきである。


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2.13.2011

Today's Bible story

今日2月13日(日)も良い日でありますように。

年間第6主日

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(5:17-37)

5:17
 わたしが律法や預言者を廃するためにきた、と思ってはならない。廃するためではなく、成就するためにきたのである。

5:18
 よく言っておく。天地が滅び行くまでは、律法の一点、一画もすたることはなく、ことごとく全うされるのである。

5:19
 それだから、これらの最も小さいいましめの一つでも破り、またそうするように人に教えたりする者は、天国で最も小さい者と呼ばれるであろう。しかし、これをおこないまたそう教える者は、天国で大いなる者と呼ばれるであろう。

5:20
 わたしは言っておく。あなたがたの義が律法学者やパリサイ人の義にまさっていなければ、決して天国に、はいることはできない。

5:21
 昔の人々に『殺すな。殺す者は裁判を受けねばならない』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。

5:22
 しかし、わたしはあなたがたに言う。兄弟に対して怒る者は、だれでも裁判を受けねばならない。兄弟にむかって愚か者と言う者は、議会に引きわたされるであろう。また、ばか者と言う者は、地獄の火に投げ込まれるであろう。

5:23
 だから、祭壇に供え物をささげようとする場合、兄弟が自分に対して何かうらみをいだいていることを、そこで思い出したなら、

5:24
 その供え物を祭壇の前に残しておき、まず行ってその兄弟と和解し、それから帰ってきて、供え物をささげることにしなさい。

5:25
 あなたを訴える者と一緒に道を行く時には、その途中で早く仲直りをしなさい。そうしないと、その訴える者はあなたを裁判官にわたし、裁判官は下役にわたし、そして、あなたは獄に入れられるであろう。

5:26
 よくあなたに言っておく。最後の一コドラントを支払ってしまうまでは、決してそこから出てくることはできない。

5:27
 『姦淫するな』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。

5:28
 しかし、わたしはあなたがたに言う。だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。

5:29
 もしあなたの右の目が罪を犯させるなら、それを抜き出して捨てなさい。五体の一部を失っても、全身が地獄に投げ入れられない方が、あなたにとって益である。

5:30
 もしあなたの右の手が罪を犯させるなら、それを切って捨てなさい。五体の一部を失っても、全身が地獄に落ち込まない方が、あなたにとって益である。

5:31
 また『妻を出す者は離縁状を渡せ』と言われている。

5:32
 しかし、わたしはあなたがたに言う。だれでも、不品行以外の理由で自分の妻を出す者は、姦淫を行わせるのである。また出された女をめとる者も、姦淫を行うのである。

5:33
 また昔の人々に『いつわり誓うな、誓ったことは、すべて主に対して果せ』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。

5:34
 しかし、わたしはあなたがたに言う。いっさい誓ってはならない。天をさして誓うな。そこは神の御座であるから。

5:35
 また地をさして誓うな。そこは神の足台であるから。またエルサレムをさして誓うな。それは『大王の都』であるから。

5:36
 また、自分の頭をさして誓うな。あなたは髪の毛一すじさえ、白くも黒くもすることができない。

5:37
 あなたがたの言葉は、ただ、しかり、しかり、否、否、であるべきだ。それ以上に出ることは、悪から来るのである。


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主日の福音朗読(A年)
年間第6主日 マタイによる福音 (5:17-37) (携帯不可)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C6_14.htm


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シラ書
(15:15-20)

口語訳がないために掲載できません。


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Psalm:詩篇
(119:1-2,4-5,17-18,33-34)

119:1
 おのが道を全くして、主のおきてに歩む者はさいわいです。

119:2
 主のもろもろのあかしを守り心をつくして主を尋ね求め、

119:4
 あなたはさとしを命じて、ねんごろに守らせられます。

119:5
 どうかわたしの道を堅くして、あなたの定めを守らせてください。

119:17
 あなたのしもべを豊かにあしらって、生きながらえさせ、み言葉を守らせてください。

119:18
 わたしの目を開いて、あなたのおきてのうちのくすしき事を見させてください。

119:33
 主よ、あなたの定めの道をわたしに教えてください。わたしは終りまでこれを守ります。

119:34
 わたしに知恵を与えてください。わたしはあなたのおきてを守り、心をつくしてこれに従います。


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コリント人への第一の手紙
(2:6-10)

2:6
 しかしわたしたちは、円熟している者の間では、知恵を語る。この知恵は、この世の者の知恵ではなく、この世の滅び行く支配者たちの知恵でもない。

2:7
 むしろ、わたしたちが語るのは、隠された奥義としての神の知恵である。それは神が、わたしたちの受ける栄光のために、世の始まらぬ先から、あらかじめ定めておかれたものである。

2:8
 この世の支配者たちのうちで、この知恵を知っていた者は、ひとりもいなかった。もし知っていたなら、栄光の主を十字架につけはしなかったであろう。

2:9
 しかし、聖書に書いてあるとおり、「目がまだ見ず、耳がまだ聞かず、人の心に思い浮びもしなかったことを、神は、ご自分を愛する者たちのために備えられた」のである。

2:10
 そして、それを神は、御霊によってわたしたちに啓示して下さったのである。御霊はすべてのものをきわめ、神の深みまでもきわめるのだからである。


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◆聖書のことば (益田カトリック教会)(携帯不可)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html


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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201102


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙
(6:12-20)

6:12
 すべてのことは、わたしに許されている。しかし、すべてのことが益になるわけではない。すべてのことは、わたしに許されている。しかし、わたしは何ものにも支配されることはない。

6:13
 食物は腹のため、腹は食物のためである。しかし神は、それもこれも滅ぼすであろう。からだは不品行のためではなく、主のためであり、主はからだのためである。

6:14
 そして、神は主をよみがえらせたが、その力で、わたしたちをもよみがえらせて下さるであろう。

6:15
 あなたがたは自分のからだがキリストの肢体であることを、知らないのか。それだのに、キリストの肢体を取って遊女の肢体としてよいのか。断じていけない。

6:16
 それとも、遊女につく者はそれと一つのからだになることを、知らないのか。「ふたりの者は一体となるべきである」とあるからである。

6:17
 しかし主につく者は、主と一つの霊になるのである。

6:18
 不品行を避けなさい。人の犯すすべての罪は、からだの外にある。しかし不品行をする者は、自分のからだに対して罪を犯すのである。

6:19
 あなたがたは知らないのか。自分のからだは、神から受けて自分の内に宿っている聖霊の宮であって、あなたがたは、もはや自分自身のものではないのである。

6:20
 あなたがたは、代価を払って買いとられたのだ。それだから、自分のからだをもって、神の栄光をあらわしなさい。


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◆主イエス・キリストの福音・よい知らせ (ゴスペル)
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2.12.2011

Today's Bible story

今日2月12日(土)も良い日でありますように。

(聖母の土曜日)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(8:1-10)

8:1
 そのころ、また大ぜいの群衆が集まっていたが、何も食べるものがなかったので、イエスは弟子たちを呼び寄せて言われた、

8:2
 「この群衆がかわいそうである。もう三日間もわたしと一緒にいるのに、何も食べるものがない。

8:3
 もし、彼らを空腹のまま家に帰らせるなら、途中で弱り切ってしまうであろう。それに、なかには遠くからきている者もある」。

8:4
 弟子たちは答えた、「こんな荒野で、どこからパンを手に入れて、これらの人々にじゅうぶん食べさせることができましょうか」。

8:5
 イエスが弟子たちに、「パンはいくつあるか」と尋ねられると、「七つあります」と答えた。

8:6
 そこでイエスは群衆に地にすわるように命じられた。そして七つのパンを取り、感謝してこれをさき、人々に配るように弟子たちに渡されると、弟子たちはそれを群衆に配った。

8:7
 また小さい魚が少しばかりあったので、祝福して、それをも人々に配るようにと言われた。

8:8
 彼らは食べて満腹した。そして残ったパンくずを集めると、七かごになった。

8:9
 人々の数はおよそ四千人であった。それからイエスは彼らを解散させ、

8:10
 すぐ弟子たちと共に舟に乗って、ダルマヌタの地方へ行かれた。


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週日の福音朗読 (携帯不可)
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今日の『み言葉』について (携帯不可)
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創世記
(3:9-24)

3:9
 主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。

3:10
 彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。

3:11
 神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。

3:12
 人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」。

3:13
 そこで主なる神は女に言われた、「あなたは、なんということをしたのです」。女は答えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは食べました」。

3:14
 主なる神はへびに言われた、「おまえは、この事を、したので、すべての家畜、野のすべての獣のうち、最ものろわれる。おまえは腹で、這いあるき、一生、ちりを食べるであろう。

3:15
 わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」。

3:16
 つぎに女に言われた、「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。あなたは苦しんで子を産む。それでもなお、あなたは夫を慕い、彼はあなたを治めるであろう」。

3:17
 更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、地はあなたのためにのろわれ、あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。

3:18
 地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、あなたは野の草を食べるであろう。

3:19
 あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、あなたは土から取られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。

3:20
 さて、人はその妻の名をエバと名づけた。彼女がすべて生きた者の母だからである。

3:21
 主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せられた。

3:22
 主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」。

3:23
 そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を耕させられた。

3:24
 神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(6:1-11)

6:1
 あなたがたの中のひとりが、仲間の者と何か争いを起した場合、それを聖徒に訴えないで、正しくない者に訴え出るようなことをするのか。

6:2
 それとも、聖徒は世をさばくものであることを、あなたがたは知らないのか。そして、世があなたがたによってさばかれるべきであるのに、きわめて小さい事件でもさばく力がないのか。

6:3
 あなたがたは知らないのか、わたしたちは御使をさえさばく者である。ましてこの世の事件などは、いうまでもないではないか。

6:4
 それだのに、この世の事件が起ると、教会で軽んじられている人たちを、裁判の席につかせるのか。

6:5
 わたしがこう言うのは、あなたがたをはずかしめるためである。いったい、あなたがたの中には、兄弟の間の争いを仲裁することができるほどの知者は、ひとりもいないのか。

6:6
 しかるに、兄弟が兄弟を訴え、しかもそれを不信者の前に持ち出すのか。

6:7
 そもそも、互に訴え合うこと自体が、すでにあなたがたの敗北なのだ。なぜ、むしろ不義を受けないのか。なぜ、むしろだまされていないのか。

6:8
 しかるに、あなたがたは不義を働き、だまし取り、しかも兄弟に対してそうしているのである。

6:9
 それとも、正しくない者が神の国をつぐことはないのを、知らないのか。まちがってはいけない。不品行な者、偶像を礼拝する者、姦淫をする者、男娼となる者、男色をする者、盗む者、

6:10
 貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者は、いずれも神の国をつぐことはないのである。

6:11
 あなたがたの中には、以前はそんな人もいた。しかし、あなたがたは、主イエス・キリストの名によって、またわたしたちの神の霊によって、洗われ、きよめられ、義とされたのである。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会) (携帯不可)
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◆携帯で読む聖書(口語訳)
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◆口語訳聖書(PDF版)(携帯不可)
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◆カトリック千葉寺教会
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◆Douay-Rheims Bible (携帯不可)
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◆The World English Bible (携帯不可)
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2.11.2011

Today's Bible story

今日2月11日(金)も良い日でありますように。

(ルルドの聖母)
世界病者の日/那覇教区司教座教会献堂記念日

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(7:31-37)

7:31
 それから、イエスはまたツロの地方を去り、シドンを経てデカポリス地方を通りぬけ、ガリラヤの海べにこられた。

7:32
 すると人々は、耳が聞えず口のきけない人を、みもとに連れてきて、手を置いてやっていただきたいとお願いした。

7:33
 そこで、イエスは彼ひとりを群衆の中から連れ出し、その両耳に指をさし入れ、それから、つばきでその舌を潤し、

7:34
 天を仰いでため息をつき、その人に「エパタ」と言われた。これは「開けよ」という意味である。

7:35
 すると彼の耳が開け、その舌のもつれもすぐ解けて、はっきりと話すようになった。

7:36
 イエスは、この事をだれにも言ってはならぬと、人々に口止めをされたが、口止めをすればするほど、かえって、ますます言いひろめた。

7:37
 彼らは、ひとかたならず驚いて言った、「このかたのなさった事は、何もかも、すばらしい。耳の聞えない者を聞えるようにしてやり、口のきけない者をきけるようにしておやりになった」。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_61.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_65.htm


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創世記
(3:1-8)

3:1
 さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。

3:2
 女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許されていますが、

3:3
 ただ園の中央にある木の実については、これを取って食べるな、これに触れるな、死んではいけないからと、神は言われました」。

3:4
 へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。

3:5
 それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。

3:6
 女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。

3:7
 すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。

3:8
 彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。


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Psalm:詩篇
(32:1-2,5-7)

ダビデのマスキールの歌
32:1
 そのとががゆるされ、その罪がおおい消される者はさいわいである。

32:2
 主によって不義を負わされず、その霊に偽りのない人はさいわいである。

[セラ 32:5
 わたしは自分の罪をあなたに知らせ、自分の不義を隠さなかった。わたしは言った、「わたしのとがを主に告白しよう」と。その時あなたはわたしの犯した罪をゆるされた。

[セラ 32:6
 このゆえに、すべて神を敬う者はあなたに祈る。大水の押し寄せる悩みの時にもその身に及ぶことはない。

32:7
 あなたはわたしの隠れ場であって、わたしを守って悩みを免れさせ、救をもってわたしを囲まれる。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(5:1-13)

5:1
 現に聞くところによると、あなたがたの間に不品行な者があり、しかもその不品行は、異邦人の間にもないほどのもので、ある人がその父の妻と一緒に住んでいるということである。

5:2
 それだのに、なお、あなたがたは高ぶっている。むしろ、そんな行いをしている者が、あなたがたの中から除かれねばならないことを思って、悲しむべきではないか。

5:3
 しかし、わたし自身としては、からだは離れていても、霊では一緒にいて、その場にいる者のように、そんな行いをした者を、すでにさばいてしまっている。

5:4
 すなわち、主イエスの名によって、あなたがたもわたしの霊も共に、わたしたちの主イエスの権威のもとに集まって、

5:5
 彼の肉が滅ぼされても、その霊が主のさばきの日に救われるように、彼をサタンに引き渡してしまったのである。

5:6
 あなたがたが誇っているのは、よろしくない。あなたがたは、少しのパン種が粉のかたまり全体をふくらませることを、知らないのか。

5:7
 新しい粉のかたまりになるために、古いパン種を取り除きなさい。あなたがたは、事実パン種のない者なのだから。わたしたちの過越の小羊であるキリストは、すでにほふられたのだ。

5:8
 ゆえに、わたしたちは、古いパン種や、また悪意と邪悪とのパン種を用いずに、パン種のはいっていない純粋で真実なパンをもって、祭をしようではないか。

5:9
 わたしは前の手紙で、不品行な者たちと交際してはいけないと書いたが、

5:10
 それは、この世の不品行な者、貪欲な者、略奪をする者、偶像礼拝をする者などと全然交際してはいけないと、言ったのではない。もしそうだとしたら、あなたがたはこの世から出て行かねばならないことになる。

5:11
 しかし、わたしが実際に書いたのは、兄弟と呼ばれる人で、不品行な者、貪欲な者、偶像礼拝をする者、人をそしる者、酒に酔う者、略奪をする者があれば、そんな人と交際をしてはいけない、食事を共にしてもいけない、ということであった。

5:12
 外の人たちをさばくのは、わたしのすることであろうか。あなたがたのさばくべき者は、内の人たちではないか。外の人たちは、神がさばくのである。

5:13
 その悪人を、あなたがたの中から除いてしまいなさい。


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◆教会カレンダー
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◆The World English Bible
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2.10.2011

Today's Bible story

今日2月10日(木)も良い日でありますように。

聖スコラスチカおとめ(記)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(7:24-30)

7:24
 さて、イエスは、そこを立ち去って、ツロの地方に行かれた。そして、だれにも知れないように、家の中にはいられたが、隠れていることができなかった。

7:25
 そして、けがれた霊につかれた幼い娘をもつ女が、イエスのことをすぐ聞きつけてきて、その足もとにひれ伏した。

7:26
 この女はギリシヤ人で、スロ・フェニキヤの生れであった。そして、娘から悪霊を追い出してくださいとお願いした。

7:27
 イエスは女に言われた、「まず子供たちに十分食べさすべきである。子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。

7:28
 すると、女は答えて言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、食卓の下にいる小犬も、子供たちのパンくずは、いただきます」。

7:29
 そこでイエスは言われた、「その言葉で、じゅうぶんである。お帰りなさい。悪霊は娘から出てしまった」。

7:30
 そこで、女が家に帰ってみると、その子は床の上に寝ており、悪霊は出てしまっていた。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_60.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_64.htm


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創世記
(2:18-25)

2:18
 また主なる神は言われた、「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助け手を造ろう」。

2:19
 そして主なる神は野のすべての獣と、空のすべての鳥とを土で造り、人のところへ連れてきて、彼がそれにどんな名をつけるかを見られた。人がすべて生き物に与える名は、その名となるのであった。

2:20
 それで人は、すべての家畜と、空の鳥と、野のすべての獣とに名をつけたが、人にはふさわしい助け手が見つからなかった。

2:21
 そこで主なる神は人を深く眠らせ、眠った時に、そのあばら骨の一つを取って、その所を肉でふさがれた。

2:22
 主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。

2:23
 そのとき、人は言った。「これこそ、ついにわたしの骨の骨、わたしの肉の肉。男から取ったものだから、これを女と名づけよう」。

2:24
 それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。

2:25
 人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。


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Psalm:詩篇
128:1-5

都もうでの歌
128:1
 すべて主をおそれ、主の道に歩む者はさいわいである。

128:2
 あなたは自分の手の勤労の実を食べ、幸福で、かつ安らかであろう。

128:3
 あなたの妻は家の奥にいて多くの実を結ぶぶどうの木のようであり、あなたの子供たちは食卓を囲んでオリブの若木のようである。

128:4
 見よ、主をおそれる人は、このように祝福を得る。

128:5
 主はシオンからあなたを祝福されるように。あなたは世にあるかぎりエルサレムの繁栄を見るように


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(4:1-21)

4:1
 このようなわけだから、人はわたしたちを、キリストに仕える者、神の奥義を管理している者と見るがよい。

4:2
 この場合、管理者に要求されているのは、忠実であることである。

4:3
 わたしはあなたがたにさばかれたり、人間の裁判にかけられたりしても、なんら意に介しない。いや、わたしは自分をさばくこともしない。

4:4
 わたしは自ら省みて、なんらやましいことはないが、それで義とされているわけではない。わたしをさばくかたは、主である。

4:5
 だから、主がこられるまでは、何事についても、先走りをしてさばいてはいけない。主は暗い中に隠れていることを明るみに出し、心の中で企てられていることを、あらわにされるであろう。その時には、神からそれぞれほまれを受けるであろう。

4:6
 兄弟たちよ。これらのことをわたし自身とアポロとに当てはめて言って聞かせたが、それはあなたがたが、わたしたちを例にとって、「しるされている定めを越えない」ことを学び、ひとりの人をあがめ、ほかの人を見さげて高ぶることのないためである。

4:7
 いったい、あなたを偉くしているのは、だれなのか。あなたの持っているもので、もらっていないものがあるか。もしもらっているなら、なぜもらっていないもののように誇るのか。

4:8
 あなたがたは、すでに満腹しているのだ。すでに富み栄えているのだ。わたしたちを差しおいて、王になっているのだ。ああ、王になっていてくれたらと思う。そうであったなら、わたしたちも、あなたがたと共に王になれたであろう。

4:9
 わたしはこう考える。神はわたしたち使徒を死刑囚のように、最後に出場する者として引き出し、こうしてわたしたちは、全世界に、天使にも人々にも見せ物にされたのだ。

4:10
 わたしたちはキリストのゆえに愚かな者となり、あなたがたはキリストにあって賢い者となっている。わたしたちは弱いが、あなたがたは強い。あなたがたは尊ばれ、わたしたちは卑しめられている。

4:11
 今の今まで、わたしたちは飢え、かわき、裸にされ、打たれ、宿なしであり、

4:12
 苦労して自分の手で働いている。はずかしめられては祝福し、迫害されては耐え忍び、

4:13
 ののしられては優しい言葉をかけている。わたしたちは今に至るまで、この世のちりのように、人間のくずのようにされている。

4:14
 わたしがこのようなことを書くのは、あなたがたをはずかしめるためではなく、むしろ、わたしの愛児としてさとすためである。

4:15
 たといあなたがたに、キリストにある養育掛が一万人あったとしても、父が多くあるのではない。キリスト・イエスにあって、福音によりあなたがたを生んだのは、わたしなのである。

4:16
 そこで、あなたがたに勧める。わたしにならう者となりなさい。

4:17
 このことのために、わたしは主にあって愛する忠実なわたしの子テモテを、あなたがたの所につかわした。彼は、キリスト・イエスにおけるわたしの生活のしかたを、わたしが至る所の教会で教えているとおりに、あなたがたに思い起させてくれるであろう。

4:18
 しかしある人々は、わたしがあなたがたの所に来ることはあるまいとみて、高ぶっているということである。

4:19
 しかし主のみこころであれば、わたしはすぐにでもあなたがたの所に行って、高ぶっている者たちの言葉ではなく、その力を見せてもらおう。

4:20
 神の国は言葉ではなく、力である。

4:21
 あなたがたは、どちらを望むのか。わたしがむちをもって、あなたがたの所に行くことか、それとも、愛と柔和な心とをもって行くことであるか。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-2-10

◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/

◆The World English Bible
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2.09.2011

Today's Bible story

今日2月9日(水)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(7:14-23)

7:14
 それから、イエスは再び群衆を呼び寄せて言われた、「あなたがたはみんな、わたしの言うことを聞いて悟るがよい。

7:15
 すべて外から人の中にはいって、人をけがしうるものはない。かえって、人の中から出てくるものが、人をけがすのである。

〔 7:16 聞く耳のある者は聞くがよい〕」。

7:17
 イエスが群衆を離れて家にはいられると、弟子たちはこの譬について尋ねた。

7:18
 すると、言われた、「あなたがたも、そんなに鈍いのか。すべて、外から人の中にはいって来るものは、人を汚し得ないことが、わからないのか。

7:19
 それは人の心の中にはいるのではなく、腹の中にはいり、そして、外に出て行くだけである」。イエスはこのように、どんな食物でもきよいものとされた。

7:20
 さらに言われた、「人から出て来るもの、それが人をけがすのである。

7:21
 すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、

7:22
 姦淫、貪欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴。

7:23
 これらの悪はすべて内部から出てきて、人をけがすのである」。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_59.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_63.htm


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創世記
(2:4b-9、15-17)

2:4b
 主なる神が地と天とを造られた時、

2:5
 地にはまだ野の木もなく、また野の草もはえていなかった。主なる神が地に雨を降らせず、また土を耕す人もなかったからである。

2:6
 しかし地から泉がわきあがって土の全面を潤していた。

2:7
 主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。

2:8
 主なる神は東のかた、エデンに一つの園を設けて、その造った人をそこに置かれた。

2:9
 また主なる神は、見て美しく、食べるに良いすべての木を土からはえさせ、更に園の中央に命の木と、善悪を知る木とをはえさせられた。

2:15
 主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、これを守らせられた。

2:16
 主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。

2:17
 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。


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Psalm:詩篇
(104:1-2,27-30)

104:1
 わがたましいよ、主をほめよ。わが神、主よ、あなたはいとも大いにして誉と威厳とを着、

104:2
 光を衣のようにまとい、天を幕のように張り、

104:27
 彼らは皆あなたが時にしたがって食物をお与えになるのを期待している。

104:28
 あなたがお与えになると、彼らはそれを集める。あなたが手を開かれると、彼らは良い物で満たされる。

104:29
 あなたがみ顔を隠されると、彼らはあわてふためく。あなたが彼らの息を取り去られると、彼らは死んでちりに帰る。

104:30
 あなたが霊を送られると、彼らは造られる。あなたは地のおもてを新たにされる。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(3:1-23)

3:1
 兄弟たちよ。わたしはあなたがたには、霊の人に対するように話すことができず、むしろ、肉に属する者、すなわち、キリストにある幼な子に話すように話した。

3:2
 あなたがたに乳を飲ませて、堅い食物は与えなかった。食べる力が、まだあなたがたになかったからである。今になってもその力がない。

3:3
 あなたがたはまだ、肉の人だからである。あなたがたの間に、ねたみや争いがあるのは、あなたがたが肉の人であって、普通の人間のように歩いているためではないか。

3:4
 すなわち、ある人は「わたしはパウロに」と言い、ほかの人は「わたしはアポロに」と言っているようでは、あなたがたは普通の人間ではないか。

3:5
 アポロは、いったい、何者か。また、パウロは何者か。あなたがたを信仰に導いた人にすぎない。しかもそれぞれ、主から与えられた分に応じて仕えているのである。

3:6
 わたしは植え、アポロは水をそそいだ。しかし成長させて下さるのは、神である。

3:7
 だから、植える者も水をそそぐ者も、ともに取るに足りない。大事なのは、成長させて下さる神のみである。

3:8
 植える者と水をそそぐ者とは一つであって、それぞれその働きに応じて報酬を得るであろう。

3:9
 わたしたちは神の同労者である。あなたがたは神の畑であり、神の建物である。

3:10
 神から賜わった恵みによって、わたしは熟練した建築師のように、土台をすえた。そして他の人がその上に家を建てるのである。しかし、どういうふうに建てるか、それぞれ気をつけるがよい。

3:11
 なぜなら、すでにすえられている土台以外のものをすえることは、だれにもできない。そして、この土台はイエス・キリストである。

3:12
 この土台の上に、だれかが金、銀、宝石、木、草、または、わらを用いて建てるならば、

3:13
 それぞれの仕事は、はっきりとわかってくる。すなわち、かの日は火の中に現れて、それを明らかにし、またその火は、それぞれの仕事がどんなものであるかを、ためすであろう。

3:14
 もしある人の建てた仕事がそのまま残れば、その人は報酬を受けるが、

3:15
 その仕事が焼けてしまえば、損失を被るであろう。しかし彼自身は、火の中をくぐってきた者のようにではあるが、救われるであろう。

3:16
 あなたがたは神の宮であって、神の御霊が自分のうちに宿っていることを知らないのか。

3:17
 もし人が、神の宮を破壊するなら、神はその人を滅ぼすであろう。なぜなら、神の宮は聖なるものであり、そして、あなたがたはその宮なのだからである。

3:18
 だれも自分を欺いてはならない。もしあなたがたのうちに、自分がこの世の知者だと思う人がいるなら、その人は知者になるために愚かになるがよい。

3:19
 なぜなら、この世の知恵は、神の前では愚かなものだからである。「神は、知者たちをその悪知恵によって捕える」と書いてあり、

3:20
 更にまた、「主は、知者たちの論議のむなしいことをご存じである」と書いてある。

3:21
 だから、だれも人間を誇ってはいけない。すべては、あなたがたのものなのである。

3:22
 パウロも、アポロも、ケパも、世界も、生も、死も、現在のものも、将来のものも、ことごとく、あなたがたのものである。

3:23
 そして、あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものである。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-2-9

◆Douay-Rheims Bible
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◆The World English Bible
http://ebible.org/web/

2.08.2011

Today's Bible story

今日2月8日(火)も良い日でありますように。

(聖ヒエロニモ・エミリアニ)
(聖ジュゼッピーナ・バキータおとめ)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(7:1-13)

7:1
 さて、パリサイ人と、ある律法学者たちとが、エルサレムからきて、イエスのもとに集まった。

7:2
 そして弟子たちのうちに、不浄な手、すなわち洗わない手で、パンを食べている者があるのを見た。

7:3
 もともと、パリサイ人をはじめユダヤ人はみな、昔の人の言伝えをかたく守って、念入りに手を洗ってからでないと、食事をしない。

7:4
 また市場から帰ったときには、身を清めてからでないと、食事をせず、なおそのほかにも、杯、鉢、銅器を洗うことなど、昔から受けついでかたく守っている事が、たくさんあった。

7:5
 そこで、パリサイ人と律法学者たちとは、イエスに尋ねた、「なぜ、あなたの弟子たちは、昔の人の言伝えに従って歩まないで、不浄な手でパンを食べるのですか」。

7:6
 イエスは言われた、「イザヤは、あなたがた偽善者について、こう書いているが、それは適切な預言である、
『この民は、口さきではわたしを敬うが、
その心はわたしから遠く離れている。

7:7
 人間のいましめを教として教え、
無意味にわたしを拝んでいる』。

7:8
 あなたがたは、神のいましめをさしおいて、人間の言伝えを固執している」。

7:9
 また、言われた、「あなたがたは、自分たちの言伝えを守るために、よくも神のいましめを捨てたものだ。

7:10
 モーセは言ったではないか、『父と母とを敬え』、また『父または母をののしる者は、必ず死に定められる』と。

7:11
 それだのに、あなたがたは、もし人が父または母にむかって、あなたに差上げるはずのこのものはコルバン、すなわち、供え物ですと言えば、それでよいとして、

7:12
 その人は父母に対して、もう何もしないで済むのだと言っている。

7:13
 こうしてあなたがたは、自分たちが受けついだ言伝えによって、神の言を無にしている。また、このような事をしばしばおこなっている」。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_58.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_62.htm


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創世記
(1:20〜2:4a)

1:20
 神はまた言われた、「水は生き物の群れで満ち、鳥は地の上、天のおおぞらを飛べ」。

1:21
 神は海の大いなる獣と、水に群がるすべての動く生き物とを、種類にしたがって創造し、また翼のあるすべての鳥を、種類にしたがって創造された。神は見て、良しとされた。

1:22
 神はこれらを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、海の水に満ちよ、また鳥は地にふえよ」。

1:23
 夕となり、また朝となった。第五日である。

1:24
 神はまた言われた、「地は生き物を種類にしたがっていだせ。家畜と、這うものと、地の獣とを種類にしたがっていだせ」。そのようになった。

1:25
 神は地の獣を種類にしたがい、家畜を種類にしたがい、また地に這うすべての物を種類にしたがって造られた。神は見て、良しとされた。

1:26
 神はまた言われた、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべての獣と、地のすべての這うものとを治めさせよう」。

1:27
 神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。

1:28
 神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。

1:29
 神はまた言われた、「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。

1:30
 また地のすべての獣、空のすべての鳥、地を這うすべてのもの、すなわち命あるものには、食物としてすべての青草を与える」。そのようになった。

1:31
 神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。夕となり、また朝となった。第六日である。

2:1
 こうして天と地と、その万象とが完成した。 2:2神は第七日にその作業を終えられた。すなわち、そのすべての作業を終って第七日に休まれた。 2:3神はその第七日を祝福して、これを聖別された。神がこの日に、そのすべての創造のわざを終って休まれたからである。

2:4a
 これが天地創造の由来である。


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Psalm:詩篇
(8:4-9)

口語訳では
(8:3-8)

8:3
 わたしは、あなたの指のわざなる天を見、あなたが設けられた月と星とを見て思います。

8:4
 人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか、人の子は何者なので、これを顧みられるのですか。

8:5
 ただ少しく人を神よりも低く造って、栄えと誉とをこうむらせ、

8:6
 これにみ手のわざを治めさせ、よろずの物をその足の下におかれました。

8:7
 すべての羊と牛、また野の獣、

8:8
 空の鳥と海の魚、海路を通うものまでも。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(2:1-16)

2:1
 兄弟たちよ。わたしもまた、あなたがたの所に行ったとき、神のあかしを宣べ伝えるのに、すぐれた言葉や知恵を用いなかった。

2:2
 なぜなら、わたしはイエス・キリスト、しかも十字架につけられたキリスト以外のことは、あなたがたの間では何も知るまいと、決心したからである。

2:3
 わたしがあなたがたの所に行った時には、弱くかつ恐れ、ひどく不安であった。

2:4
 そして、わたしの言葉もわたしの宣教も、巧みな知恵の言葉によらないで、霊と力との証明によったのである。

2:5
 それは、あなたがたの信仰が人の知恵によらないで、神の力によるものとなるためであった。

2:6
 しかしわたしたちは、円熟している者の間では、知恵を語る。この知恵は、この世の者の知恵ではなく、この世の滅び行く支配者たちの知恵でもない。

2:7
 むしろ、わたしたちが語るのは、隠された奥義としての神の知恵である。それは神が、わたしたちの受ける栄光のために、世の始まらぬ先から、あらかじめ定めておかれたものである。

2:8
 この世の支配者たちのうちで、この知恵を知っていた者は、ひとりもいなかった。もし知っていたなら、栄光の主を十字架につけはしなかったであろう。

2:9
 しかし、聖書に書いてあるとおり、「目がまだ見ず、耳がまだ聞かず、人の心に思い浮びもしなかったことを、神は、ご自分を愛する者たちのために備えられた」のである。

2:10
 そして、それを神は、御霊によってわたしたちに啓示して下さったのである。御霊はすべてのものをきわめ、神の深みまでもきわめるのだからである。

2:11
 いったい、人間の思いは、その内にある人間の霊以外に、だれが知っていようか。それと同じように神の思いも、神の御霊以外には、知るものはない。

2:12
 ところが、わたしたちが受けたのは、この世の霊ではなく、神からの霊である。それによって、神から賜わった恵みを悟るためである。

2:13
 この賜物について語るにも、わたしたちは人間の知恵が教える言葉を用いないで、御霊の教える言葉を用い、霊によって霊のことを解釈するのである。

2:14
 生れながらの人は、神の御霊の賜物を受けいれない。それは彼には愚かなものだからである。また、御霊によって判断されるべきであるから、彼はそれを理解することができない。

2:15
 しかし、霊の人は、すべてのものを判断するが、自分自身はだれからも判断されることはない。

2:16
 「だれが主の思いを知って、彼を教えることができようか」。しかし、わたしたちはキリストの思いを持っている。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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2.07.2011

Today's Bible story

今日2月7日(月)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(6:53-56)

6:53
 彼らは海を渡り、ゲネサレの地に着いて舟をつないだ。

6:54
 そして舟からあがると、人々はすぐイエスと知って、

6:55
 その地方をあまねく駆けめぐり、イエスがおられると聞けば、どこへでも病人を床にのせて運びはじめた。

6:56
 そして、村でも町でも部落でも、イエスがはいって行かれる所では、病人たちをその広場におき、せめてその上着のふさにでも、さわらせてやっていただきたいと、お願いした。そしてさわった者は皆いやされた。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_57.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_61.htm


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創世記
(1:1-19)

1:1
 はじめに神は天と地とを創造された。

1:2
 地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。

1:3
 神は「光あれ」と言われた。すると光があった。

1:4
 神はその光を見て、良しとされた。神はその光とやみとを分けられた。

1:5
 神は光を昼と名づけ、やみを夜と名づけられた。夕となり、また朝となった。第一日である。

1:6
 神はまた言われた、「水の間におおぞらがあって、水と水とを分けよ」。

1:7
 そのようになった。神はおおぞらを造って、おおぞらの下の水とおおぞらの上の水とを分けられた。

1:8
 神はそのおおぞらを天と名づけられた。夕となり、また朝となった。第二日である。

1:9
 神はまた言われた、「天の下の水は一つ所に集まり、かわいた地が現れよ」。そのようになった。

1:10
 神はそのかわいた地を陸と名づけ、水の集まった所を海と名づけられた。神は見て、良しとされた。

1:11
 神はまた言われた、「地は青草と、種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ果樹とを地の上にはえさせよ」。そのようになった。

1:12
 地は青草と、種類にしたがって種をもつ草と、種類にしたがって種のある実を結ぶ木とをはえさせた。神は見て、良しとされた。

1:13
 夕となり、また朝となった。第三日である。

1:14
 神はまた言われた、「天のおおぞらに光があって昼と夜とを分け、しるしのため、季節のため、日のため、年のためになり、

1:15
 天のおおぞらにあって地を照らす光となれ」。そのようになった。

1:16
 神は二つの大きな光を造り、大きい光に昼をつかさどらせ、小さい光に夜をつかさどらせ、また星を造られた。

1:17
 神はこれらを天のおおぞらに置いて地を照らさせ、

1:18
 昼と夜とをつかさどらせ、光とやみとを分けさせられた。神は見て、良しとされた。

1:19
 夕となり、また朝となった。第四日である。


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Psalm:詩篇
(104:1-2,5-6,10,12,24,35)

104:1
 わがたましいよ、主をほめよ。わが神、主よ、あなたはいとも大いにして誉と威厳とを着、

104:2
 光を衣のようにまとい、天を幕のように張り、

104:5
 あなたは地をその基の上にすえて、とこしえに動くことのないようにされた。

104:6
 あなたはこれを衣でおおうように大水でおおわれた。水はたたえて山々の上を越えた。

104:10
 あなたは泉を谷にわき出させ、それを山々の間に流れさせ、

104:12
 空の鳥もそのほとりに住み、こずえの間にさえずり歌う。

104:24
 主よ、あなたのみわざはいかに多いことであろう。あなたはこれらをみな知恵をもって造られた。地はあなたの造られたもので満ちている。

104:35
 どうか、罪びとが地から断ち滅ぼされ、悪しき者が、もはや、いなくなるように。わがたましいよ、主をほめよ。主をほめたたえよ。


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙 
(1:18-31)

1:18
 十字架の言は、滅び行く者には愚かであるが、救にあずかるわたしたちには、神の力である。

1:19
 すなわち、聖書に、「わたしは知者の知恵を滅ぼし、賢い者の賢さをむなしいものにする」と書いてある。

1:20
 知者はどこにいるか。学者はどこにいるか。この世の論者はどこにいるか。神はこの世の知恵を、愚かにされたではないか。

1:21
 この世は、自分の知恵によって神を認めるに至らなかった。それは、神の知恵にかなっている。そこで神は、宣教の愚かさによって、信じる者を救うこととされたのである。

1:22
 ユダヤ人はしるしを請い、ギリシヤ人は知恵を求める。

1:23
 しかしわたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝える。このキリストは、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものであるが、

1:24
 召された者自身にとっては、ユダヤ人にもギリシヤ人にも、神の力、神の知恵たるキリストなのである。

1:25
 神の愚かさは人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからである。

1:26
 兄弟たちよ。あなたがたが召された時のことを考えてみるがよい。人間的には、知恵のある者が多くはなく、権力のある者も多くはなく、身分の高い者も多くはいない。

1:27
 それだのに神は、知者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選び、

1:28
 有力な者を無力な者にするために、この世で身分の低い者や軽んじられている者、すなわち、無きに等しい者を、あえて選ばれたのである。

1:29
 それは、どんな人間でも、神のみまえに誇ることがないためである。

1:30
 あなたがたがキリスト・イエスにあるのは、神によるのである。キリストは神に立てられて、わたしたちの知恵となり、義と聖とあがないとになられたのである。

1:31
 それは、「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりである。


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2.06.2011

Today's Bible story

今日2月6日(日)も良い日でありますように。

年間第5主日

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(5:13-16)

5:13
 あなたがたは、地の塩である。もし塩のききめがなくなったら、何によってその味が取りもどされようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々にふみつけられるだけである。

5:14
 あなたがたは、世の光である。山の上にある町は隠れることができない。

5:15
 また、あかりをつけて、それを枡の下におく者はいない。むしろ燭台の上において、家の中のすべてのものを照させるのである。

5:16
 そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かし、そして、人々があなたがたのよいおこないを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。


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主日の福音朗読(A年)
年間第5主日 マタイによる福音 (5:13-16)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C6_13.htm


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イザヤ書
(58:7-10)

58:7
 また飢えた者に、あなたのパンを分け与え、さすらえる貧しい者を、あなたの家に入れ、裸の者を見て、これを着せ、自分の骨肉に身を隠さないなどの事ではないか。

58:8
 そうすれば、あなたの光が暁のようにあらわれ出て、あなたは、すみやかにいやされ、あなたの義はあなたの前に行き、主の栄光はあなたのしんがりとなる。

58:9
 また、あなたが呼ぶとき、主は答えられ、あなたが叫ぶとき、『わたしはここにおる』と言われる。もし、あなたの中からくびきを除き、指をさすこと、悪い事を語ることを除き、

58:10
 飢えた者にあなたのパンを施し、苦しむ者の願いを満ち足らせるならば、あなたの光は暗きに輝き、あなたのやみは真昼のようになる。


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Psalm:詩篇
(112:4-9)

112:4
 光は正しい者のために暗黒の中にもあらわれる。主は恵み深く、あわれみに満ち、正しくいらせられる。

112:5
 恵みを施し、貸すことをなし、その事を正しく行う人はさいわいである。

112:6
 正しい人は決して動かされることなく、とこしえに覚えられる。

112:7
 彼は悪いおとずれを恐れず、その心は主に信頼してゆるがない。

112:8
 その心は落ち着いて恐れることなく、ついにそのあだについての願いを見る。

112:9
 彼は惜しげなく施し、貧しい者に与えた。その義はとこしえに、うせることはない。その角は誉を得てあげられる。


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コリント人への第一の手紙
(2:1-5)

2:1
 兄弟たちよ。わたしもまた、あなたがたの所に行ったとき、神のあかしを宣べ伝えるのに、すぐれた言葉や知恵を用いなかった。

2:2
 なぜなら、わたしはイエス・キリスト、しかも十字架につけられたキリスト以外のことは、あなたがたの間では何も知るまいと、決心したからである。

2:3
 わたしがあなたがたの所に行った時には、弱くかつ恐れ、ひどく不安であった。

2:4
 そして、わたしの言葉もわたしの宣教も、巧みな知恵の言葉によらないで、霊と力との証明によったのである。

2:5
 それは、あなたがたの信仰が人の知恵によらないで、神の力によるものとなるためであった。


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◆聖書のことば (益田カトリック教会)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html


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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201102


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◆今日の読書


コリント人への第一の手紙
(1:1-17)

1:1
 神の御旨により召されてキリスト・イエスの使徒となったパウロと、兄弟ソステネから、

1:2
 コリントにある神の教会、すなわち、わたしたちの主イエス・キリストの御名を至る所で呼び求めているすべての人々と共に、キリスト・イエスにあってきよめられ、聖徒として召されたかたがたへ。このキリストは、わたしたちの主であり、また彼らの主であられる。

1:3
 わたしたちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安とが、あなたがたにあるように。

1:4
 わたしは、あなたがたがキリスト・イエスにあって与えられた神の恵みを思って、いつも神に感謝している。

1:5
 あなたがたはキリストにあって、すべてのことに、すなわち、すべての言葉にもすべての知識にも恵まれ、

1:6
 キリストのためのあかしが、あなたがたのうちに確かなものとされ、

1:7
 こうして、あなたがたは恵みの賜物にいささかも欠けることがなく、わたしたちの主イエス・キリストの現れるのを待ち望んでいる。

1:8
 主もまた、あなたがたを最後まで堅くささえて、わたしたちの主イエス・キリストの日に、責められるところのない者にして下さるであろう。

1:9
 神は真実なかたである。あなたがたは神によって召され、御子、わたしたちの主イエス・キリストとの交わりに、はいらせていただいたのである。

1:10
 さて兄弟たちよ。わたしたちの主イエス・キリストの名によって、あなたがたに勧める。みな語ることを一つにし、お互の間に分争がないようにし、同じ心、同じ思いになって、堅く結び合っていてほしい。

1:11
 わたしの兄弟たちよ。実は、クロエの家の者たちから、あなたがたの間に争いがあると聞かされている。

1:12
 はっきり言うと、あなたがたがそれぞれ、「わたしはパウロにつく」「わたしはアポロに」「わたしはケパに」「わたしはキリストに」と言い合っていることである。

1:13
 キリストは、いくつにも分けられたのか。パウロは、あなたがたのために十字架につけられたことがあるのか。それとも、あなたがたは、パウロの名によってバプテスマを受けたのか。

1:14
 わたしは感謝しているが、クリスポとガイオ以外には、あなたがたのうちのだれにも、バプテスマを授けたことがない。

1:15
 それはあなたがたがわたしの名によってバプテスマを受けたのだと、だれにも言われることのないためである。

1:16
 もっとも、ステパナの家の者たちには、バプテスマを授けたことがある。しかし、そのほかには、だれにも授けた覚えがない。

1:17
 いったい、キリストがわたしをつかわされたのは、バプテスマを授けるためではなく、福音を宣べ伝えるためであり、しかも知恵の言葉を用いずに宣べ伝えるためであった。それは、キリストの十字架が無力なものになってしまわないためなのである。


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◆教会カレンダー
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◆カトリック要理の友
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◆キリストの生涯
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◆主イエス・キリストの福音・よい知らせ (ゴスペル)
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2.05.2011

Today's Bible story

今日2月5日(土)も良い日でありますように。

日本26聖人殉教者(祝)

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(28:16-20)

28:16
 さて、十一人の弟子たちはガリラヤに行って、イエスが彼らに行くように命じられた山に登った。

28:17
 そして、イエスに会って拝した。しかし、疑う者もいた。

28:18
 イエスは彼らに近づいてきて言われた、「わたしは、天においても地においても、いっさいの権威を授けられた。

28:19
 それゆえに、あなたがたは行って、すべての国民を弟子として、父と子と聖霊との名によって、彼らにバプテスマを施し、

28:20
 あなたがたに命じておいたいっさいのことを守るように教えよ。見よ、わたしは世の終りまで、いつもあなたがたと共にいるのである」。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_56.htm


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今日の『み言葉』について
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ガラテヤ人への手紙
(2:19-20)

2:19
 わたしは、神に生きるために、律法によって律法に死んだ。わたしはキリストと共に十字架につけられた。

2:20
 生きているのは、もはや、わたしではない。キリストが、わたしのうちに生きておられるのである。しかし、わたしがいま肉にあって生きているのは、わたしを愛し、わたしのためにご自身をささげられた神の御子を信じる信仰によって、生きているのである。


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Psalm:詩篇
(23:1-6)

ダビデの歌
23:1
 主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない。

23:2
 主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。

23:3
 主はわたしの魂をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる。

23:4
 たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。

23:5
 あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、わたしのこうべに油をそそがれる。わたしの杯はあふれます。

23:6
 わたしの生きているかぎりは必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(8:18-39)

8:18
 わたしは思う。今のこの時の苦しみは、やがてわたしたちに現されようとする栄光に比べると、言うに足りない。

8:19
 被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる。

8:20
 なぜなら、被造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、

8:21
 かつ、被造物自身にも、滅びのなわめから解放されて、神の子たちの栄光の自由に入る望みが残されているからである。

8:22
 実に、被造物全体が、今に至るまで、共にうめき共に産みの苦しみを続けていることを、わたしたちは知っている。

8:23
 それだけではなく、御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること、すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる。

8:24
 わたしたちは、この望みによって救われているのである。しかし、目に見える望みは望みではない。なぜなら、現に見ている事を、どうして、なお望む人があろうか。

8:25
 もし、わたしたちが見ないことを望むなら、わたしたちは忍耐して、それを待ち望むのである。

8:26
 御霊もまた同じように、弱いわたしたちを助けて下さる。なぜなら、わたしたちはどう祈ったらよいかわからないが、御霊みずから、言葉にあらわせない切なるうめきをもって、わたしたちのためにとりなして下さるからである。

8:27
 そして、人の心を探り知るかたは、御霊の思うところがなんであるかを知っておられる。なぜなら、御霊は、聖徒のために、神の御旨にかなうとりなしをして下さるからである。

8:28
 神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。

8:29
 神はあらかじめ知っておられる者たちを、更に御子のかたちに似たものとしようとして、あらかじめ定めて下さった。それは、御子を多くの兄弟の中で長子とならせるためであった。

8:30
 そして、あらかじめ定めた者たちを更に召し、召した者たちを更に義とし、義とした者たちには、更に栄光を与えて下さったのである。

8:31
 それでは、これらの事について、なんと言おうか。もし、神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか。

8:32
 ご自身の御子をさえ惜しまないで、わたしたちすべての者のために死に渡されたかたが、どうして、御子のみならず万物をも賜わらないことがあろうか。

8:33
 だれが、神の選ばれた者たちを訴えるのか。神は彼らを義とされるのである。

8:34
 だれが、わたしたちを罪に定めるのか。キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのである。

8:35
 だれが、キリストの愛からわたしたちを離れさせるのか。患難か、苦悩か、迫害か、飢えか、裸か、危難か、剣か。

8:36
 「わたしたちはあなたのために終日、死に定められており、ほふられる羊のように見られている」と書いてあるとおりである。

8:37
 しかし、わたしたちを愛して下さったかたによって、わたしたちは、これらすべての事において勝ち得て余りがある。

8:38
 わたしは確信する。死も生も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも、力あるものも、

8:39
 高いものも深いものも、その他どんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスにおける神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのである。


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◆教会カレンダー
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2.04.2011

Today's Bible story

今日2月4日(金)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(6:14-29)

6:14
 さて、イエスの名が知れわたって、ヘロデ王の耳にはいった。ある人々は「バプテスマのヨハネが、死人の中からよみがえってきたのだ。それで、あのような力が彼のうちに働いているのだ」と言い、

6:15
 他の人々は「彼はエリヤだ」と言い、また他の人々は「昔の預言者のような預言者だ」と言った。

6:16
 ところが、ヘロデはこれを聞いて、「わたしが首を切ったあのヨハネがよみがえったのだ」と言った。

6:17
 このヘロデは、自分の兄弟ピリポの妻ヘロデヤをめとったが、そのことで、人をつかわし、ヨハネを捕えて獄につないだ。

6:18
 それは、ヨハネがヘロデに、「兄弟の妻をめとるのは、よろしくない」と言ったからである。

6:19
 そこで、ヘロデヤはヨハネを恨み、彼を殺そうと思っていたが、できないでいた。

6:20
 それはヘロデが、ヨハネは正しくて聖なる人であることを知って、彼を恐れ、彼に保護を加え、またその教を聞いて非常に悩みながらも、なお喜んで聞いていたからである。

6:21
 ところが、よい機会がきた。ヘロデは自分の誕生日の祝に、高官や将校やガリラヤの重立った人たちを招いて宴会を催したが、

6:22
 そこへ、このヘロデヤの娘がはいってきて舞をまい、ヘロデをはじめ列座の人たちを喜ばせた。そこで王はこの少女に「ほしいものはなんでも言いなさい。あなたにあげるから」と言い、

6:23
 さらに「ほしければ、この国の半分でもあげよう」と誓って言った。

6:24
 そこで少女は座をはずして、母に「何をお願いしましょうか」と尋ねると、母は「バプテスマのヨハネの首を」と答えた。

6:25
 するとすぐ、少女は急いで王のところに行って願った、「今すぐに、バプテスマのヨハネの首を盆にのせて、それをいただきとうございます」。

6:26
 王は非常に困ったが、いったん誓ったのと、また列座の人たちの手前、少女の願いを退けることを好まなかった。

6:27
 そこで、王はすぐに衛兵をつかわし、ヨハネの首を持って来るように命じた。衛兵は出て行き、獄中でヨハネの首を切り、

6:28
 盆にのせて持ってきて少女に与え、少女はそれを母にわたした。

6:29
 ヨハネの弟子たちはこのことを聞き、その死体を引き取りにきて、墓に納めた。


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週日の福音朗読
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_55.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_59.htm


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ヘブル人への手紙
(13:1-8)

13:1
 兄弟愛を続けなさい。

13:2
 旅人をもてなすことを忘れてはならない。このようにして、ある人々は、気づかないで御使たちをもてなした。

13:3
 獄につながれている人たちを、自分も一緒につながれている心持で思いやりなさい。また、自分も同じ肉体にある者だから、苦しめられている人たちのことを、心にとめなさい。

13:4
 すべての人は、結婚を重んずべきである。また寝床を汚してはならない。神は、不品行な者や姦淫をする者をさばかれる。

13:5
 金銭を愛することをしないで、自分の持っているもので満足しなさい。主は、「わたしは、決してあなたを離れず、あなたを捨てない」と言われた。

13:6
 だから、わたしたちは、はばからずに言おう、「主はわたしの助け主である。わたしには恐れはない。人は、わたしに何ができようか」。

13:7
 神の言をあなたがたに語った指導者たちのことを、いつも思い起しなさい。彼らの生活の最後を見て、その信仰にならいなさい。

13:8
 イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変ることがない。


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Psalm:詩篇
(27:1,3,5,8-9)

ダビデの歌
27:1
 主はわたしの光、わたしの救だ、わたしはだれを恐れよう。主はわたしの命のとりでだ。わたしはだれをおじ恐れよう。

27:3
 たとい軍勢が陣営を張って、わたしを攻めても、わたしの心は恐れない。たといいくさが起って、わたしを攻めても、なおわたしはみずから頼むところがある。

27:5
 それは主が悩みの日に、その仮屋のうちにわたしを潜ませ、その幕屋の奥にわたしを隠し、岩の上にわたしを高く置かれるからである。

27:8
 あなたは仰せられました、「わが顔をたずね求めよ」と。あなたにむかって、わたしの心は言います、「主よ、わたしはみ顔をたずね求めます」と。

27:9
 み顔をわたしに隠さないでください。怒ってあなたのしもべを退けないでください。あなたはわたしの助けです。わが救の神よ、わたしを追い出し、わたしを捨てないでください。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(15:14-33)

15:14
 さて、わたしの兄弟たちよ。あなたがた自身が、善意にあふれ、あらゆる知恵に満たされ、そして互に訓戒し合う力のあることを、わたしは堅く信じている。

15:15
 しかし、わたしはあなたがたの記憶を新たにするために、ところどころ、かなり思いきって書いた。それは、神からわたしに賜わった恵みによって、書いたのである。

15:16
 このように恵みを受けたのは、わたしが異邦人のためにキリスト・イエスに仕える者となり、神の福音のために祭司の役を勤め、こうして異邦人を、聖霊によってきよめられた、御旨にかなうささげ物とするためである。

15:17
 だから、わたしは神への奉仕については、キリスト・イエスにあって誇りうるのである。

15:18
 わたしは、異邦人を従順にするために、キリストがわたしを用いて、言葉とわざ、

15:19
 しるしと不思議との力、聖霊の力によって、働かせて下さったことの外には、あえて何も語ろうとは思わない。こうして、わたしはエルサレムから始まり、巡りめぐってイルリコに至るまで、キリストの福音を満たしてきた。

15:20
 その際、わたしの切に望んだところは、他人の土台の上に建てることをしないで、キリストの御名がまだ唱えられていない所に福音を宣べ伝えることであった。

15:21
 すなわち、「彼のことを宣べ伝えられていなかった人々が見、聞いていなかった人々が悟るであろう」と書いてあるとおりである。

15:22
 こういうわけで、わたしはあなたがたの所に行くことを、たびたび妨げられてきた。

15:23
 しかし今では、この地方にはもはや働く余地がなく、かつイスパニヤに赴く場合、あなたがたの所に行くことを、多年、熱望していたので、

15:24
 その途中あなたがたに会い、まず幾分でもわたしの願いがあなたがたによって満たされたら、あなたがたに送られてそこへ行くことを、望んでいるのである。

15:25
 しかし今の場合、聖徒たちに仕えるために、わたしはエルサレムに行こうとしている。

15:26
 なぜなら、マケドニヤとアカヤとの人々は、エルサレムにおる聖徒の中の貧しい人々を援助することに賛成したからである。

15:27
 たしかに、彼らは賛成した。しかし同時に、彼らはかの人々に負債がある。というのは、もし異邦人が彼らの霊の物にあずかったとすれば、肉の物をもって彼らに仕えるのは、当然だからである。

15:28
 そこでわたしは、この仕事を済ませて彼らにこの実を手渡した後、あなたがたの所をとおって、イスパニヤに行こうと思う。

15:29
 そしてあなたがたの所に行く時には、キリストの満ちあふれる祝福をもって行くことと、信じている。

15:30
 兄弟たちよ。わたしたちの主イエス・キリストにより、かつ御霊の愛によって、あなたがたにお願いする。どうか、共に力をつくして、わたしのために神に祈ってほしい。

15:31
 すなわち、わたしがユダヤにおる不信の徒から救われ、そしてエルサレムに対するわたしの奉仕が聖徒たちに受けいれられるものとなるように、

15:32
 また、神の御旨により、喜びをもってあなたがたの所に行き、共になぐさめ合うことができるように祈ってもらいたい。

15:33
 どうか、平和の神があなたがた一同と共にいますように、アァメン。


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