1.31.2011

Today's Bible story

今日1月31日(月)も良い日でありますように。

聖ヨハネ・ボスコ司祭(記)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(5:1-20)

5:1
 こうして彼らは海の向こう岸、ゲラサ人の地に着いた。

5:2
 それから、イエスが舟からあがられるとすぐに、けがれた霊につかれた人が墓場から出てきて、イエスに出会った。

5:3
 この人は墓場をすみかとしており、もはやだれも、鎖でさえも彼をつなぎとめて置けなかった。

5:4
 彼はたびたび足かせや鎖でつながれたが、鎖を引きちぎり、足かせを砕くので、だれも彼を押えつけることができなかったからである。

5:5
 そして、夜昼たえまなく墓場や山で叫びつづけて、石で自分のからだを傷つけていた。

5:6
 ところが、この人がイエスを遠くから見て、走り寄って拝し、

5:7
 大声で叫んで言った、「いと高き神の子イエスよ、あなたはわたしとなんの係わりがあるのです。神に誓ってお願いします。どうぞ、わたしを苦しめないでください」。

5:8
 それは、イエスが、「けがれた霊よ、この人から出て行け」と言われたからである。

5:9
 また彼に、「なんという名前か」と尋ねられると、「レギオンと言います。大ぜいなのですから」と答えた。

5:10
 そして、自分たちをこの土地から追い出さないようにと、しきりに願いつづけた。

5:11
 さて、そこの山の中腹に、豚の大群が飼ってあった。

5:12
 霊はイエスに願って言った、「わたしどもを、豚にはいらせてください。その中へ送ってください」。

5:13
 イエスがお許しになったので、けがれた霊どもは出て行って、豚の中へはいり込んだ。すると、その群れは二千匹ばかりであったが、がけから海へなだれを打って駆け下り、海の中でおぼれ死んでしまった。

5:14
 豚を飼う者たちが逃げ出して、町や村にふれまわったので、人々は何事が起ったのかと見にきた。

5:15
 そして、イエスのところにきて、悪霊につかれた人が着物を着て、正気になってすわっており、それがレギオンを宿していた者であるのを見て、恐れた。

5:16
 また、それを見た人たちは、悪霊につかれた人の身に起った事と豚のこととを、彼らに話して聞かせた。

5:17
 そこで、人々はイエスに、この地方から出て行っていただきたいと、頼みはじめた。

5:18
 イエスが舟に乗ろうとされると、悪霊につかれていた人がお供をしたいと願い出た。

5:19
 しかし、イエスはお許しにならないで、彼に言われた、「あなたの家族のもとに帰って、主がどんなに大きなことをしてくださったか、またどんなにあわれんでくださったか、それを知らせなさい」。

5:20
 そこで、彼は立ち去り、そして自分にイエスがしてくださったことを、ことごとくデカポリスの地方に言いひろめ出したので、人々はみな驚き怪しんだ。


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週日の福音朗読
年間第4月曜日 マルコによる福音 (5:1-20)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_51.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_55.htm


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ヘブル人への手紙
(11:32-40)

11:32
 このほか、何を言おうか。もしギデオン、バラク、サムソン、エフタ、ダビデ、サムエル及び預言者たちについて語り出すなら、時間が足りないであろう。

11:33
 彼らは信仰によって、国々を征服し、義を行い、約束のものを受け、ししの口をふさぎ、

11:34
 火の勢いを消し、つるぎの刃をのがれ、弱いものは強くされ、戦いの勇者となり、他国の軍を退かせた。

11:35
 女たちは、その死者たちをよみがえらさせてもらった。ほかの者は、更にまさったいのちによみがえるために、拷問の苦しみに甘んじ、放免されることを願わなかった。

11:36
 なおほかの者たちは、あざけられ、むち打たれ、しばり上げられ、投獄されるほどのめに会った。

11:37
 あるいは、石で打たれ、さいなまれ、のこぎりで引かれ、つるぎで切り殺され、羊の皮や、やぎの皮を着て歩きまわり、無一物になり、悩まされ、苦しめられ、

11:38
 (この世は彼らの住む所ではなかった)、荒野と山の中と岩の穴と土の穴とを、さまよい続けた。

11:39
 さて、これらの人々はみな、信仰によってあかしされたが、約束のものは受けなかった。

11:40
 神はわたしたちのために、さらに良いものをあらかじめ備えて下さっているので、わたしたちをほかにしては彼らが全うされることはない。


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Psalm:詩篇
(31:20-24)

口語訳では
(31:19-23)

31:19
 あなたを恐れる者のためにたくわえ、あなたに寄り頼む者のために人の子らの前に施されたあなたの恵みはいかに大いなるものでしょう。

31:20
 あなたは彼らをみ前のひそかな所に隠して人々のはかりごとを免れさせ、また仮屋のうちに潜ませて舌の争いを避けさせられます。

31:21
 主はほむべきかな、包囲された町のようにわたしが囲まれたとき、主は驚くばかりに、いつくしみをわたしに示された。

31:22
 わたしは驚きあわてて言った、「わたしはあなたの目の前から断たれた」と。しかしわたしがあなたに助けを呼び求めたとき、わたしの願いを聞きいれられた。

31:23
 すべての聖徒よ、主を愛せよ。主は真実な者を守られるが、おごりふるまう者にはしたたかに報いられる。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(12:1-21)

12:1
 兄弟たちよ。そういうわけで、神のあわれみによってあなたがたに勧める。あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である。

12:2
 あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。

12:3
 わたしは、自分に与えられた恵みによって、あなたがたひとりびとりに言う。思うべき限度を越えて思いあがることなく、むしろ、神が各自に分け与えられた信仰の量りにしたがって、慎み深く思うべきである。

12:4
 なぜなら、一つのからだにたくさんの肢体があるが、それらの肢体がみな同じ働きをしてはいないように、

12:5
 わたしたちも数は多いが、キリストにあって一つのからだであり、また各自は互に肢体だからである。

12:6
 このように、わたしたちは与えられた恵みによって、それぞれ異なった賜物を持っているので、もし、それが預言であれば、信仰の程度に応じて預言をし、

12:7
 奉仕であれば奉仕をし、また教える者であれば教え、

12:8
 勧めをする者であれば勧め、寄附する者は惜しみなく寄附し、指導する者は熱心に指導し、慈善をする者は快く慈善をすべきである。

12:9
 愛には偽りがあってはならない。悪は憎み退け、善には親しみ結び、

12:10
 兄弟の愛をもって互にいつくしみ、進んで互に尊敬し合いなさい。

12:11
 熱心で、うむことなく、霊に燃え、主に仕え、

12:12
 望みをいだいて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい。

12:13
 貧しい聖徒を助け、努めて旅人をもてなしなさい。

12:14
 あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福して、のろってはならない。

12:15
 喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。

12:16
 互に思うことをひとつにし、高ぶった思いをいだかず、かえって低い者たちと交わるがよい。自分が知者だと思いあがってはならない。

12:17
 だれに対しても悪をもって悪に報いず、すべての人に対して善を図りなさい。

12:18
 あなたがたは、できる限りすべての人と平和に過ごしなさい。

12:19
 愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、「主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する」と書いてあるからである。

12:20
 むしろ、「もしあなたの敵が飢えるなら、彼に食わせ、かわくなら、彼に飲ませなさい。そうすることによって、あなたは彼の頭に燃えさかる炭火を積むことになるのである」。

12:21
 悪に負けてはいけない。かえって、善をもって悪に勝ちなさい。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆カトリック千葉寺教会
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◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-31

◆Douay-Rheims Bible
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◆The World English Bible
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1.30.2011

Today's Bible story

今日1月30日(日)も良い日でありますように。

年間第4主日

カトリック児童福祉の日

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(5:1-12a)

5:1
 イエスはこの群衆を見て、山に登り、座につかれると、弟子たちがみもとに近寄ってきた。

5:2
 そこで、イエスは口を開き、彼らに教えて言われた。

5:3
 「こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。

5:4
 悲しんでいる人たちは、さいわいである、彼らは慰められるであろう。

5:5
 柔和な人たちは、さいわいである、彼らは地を受けつぐであろう。

5:6
 義に飢えかわいている人たちは、さいわいである、彼らは飽き足りるようになるであろう。

5:7
 あわれみ深い人たちは、さいわいである、彼らはあわれみを受けるであろう。

5:8
 心の清い人たちは、さいわいである、彼らは神を見るであろう。

5:9
 平和をつくり出す人たちは、さいわいである、彼らは神の子と呼ばれるであろう。

5:10
 義のために迫害されてきた人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。

5:11
 わたしのために人々があなたがたをののしり、また迫害し、あなたがたに対し偽って様々の悪口を言う時には、あなたがたは、さいわいである。

5:12a
 喜び、よろこべ、天においてあなたがたの受ける報いは大きい。


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主日の福音朗読(A年)
年間第4主日 マタイによる福音 (5:1-12a)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C6_12.htm


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ゼパニヤ書
(2:3、3:12-13)

2:3
 すべて主の命令を行うこの地のへりくだる者よ、主を求めよ。正義を求めよ。謙遜を求めよ。そうすればあなたがたは主の怒りの日に、あるいは隠されることがあろう。

3:12
 わたしは柔和にしてへりくだる民を、あなたのうちに残す。彼らは主の名を避け所とする。

3:13
 イスラエルの残りの者は不義を行わず、偽りを言わず、その口には欺きの舌を見ない。それゆえ、彼らは食を得て伏し、彼らをおびやかす者はいない」。


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Psalm:詩篇
(146:6-10)

146:6
 主は天と地と、海と、その中にあるあらゆるものを造り、とこしえに真実を守り、

146:7
 しえたげられる者のためにさばきをおこない、飢えた者に食物を与えられる。主は捕われ人を解き放たれる。

146:8
 主は盲人の目を開かれる。主はかがむ者を立たせられる。主は正しい者を愛される。

146:9
 主は寄留の他国人を守り、みなしごと、やもめとをささえられる。しかし、悪しき者の道を滅びに至らせられる。

146:10
 主はとこしえに統べ治められる。シオンよ、あなたの神はよろず代まで統べ治められる。主をほめたたえよ。


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コリント人への第一の手紙
(1:26-31)

1:26
 兄弟たちよ。あなたがたが召された時のことを考えてみるがよい。人間的には、知恵のある者が多くはなく、権力のある者も多くはなく、身分の高い者も多くはいない。

1:27
 それだのに神は、知者をはずかしめるために、この世の愚かな者を選び、強い者をはずかしめるために、この世の弱い者を選び、

1:28
 有力な者を無力な者にするために、この世で身分の低い者や軽んじられている者、すなわち、無きに等しい者を、あえて選ばれたのである。

1:29
 それは、どんな人間でも、神のみまえに誇ることがないためである。

1:30
 あなたがたがキリスト・イエスにあるのは、神によるのである。キリストは神に立てられて、わたしたちの知恵となり、義と聖とあがないとになられたのである。

1:31
 それは、「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりである。


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◆聖書のことば (益田カトリック教会)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html


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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201101


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(11:25-36)

11:25
 兄弟たちよ。あなたがたが知者だと自負することのないために、この奥義を知らないでいてもらいたくない。一部のイスラエル人がかたくなになったのは、異邦人が全部救われるに至る時までのことであって、

11:26
 こうして、イスラエル人は、すべて救われるであろう。すなわち、次のように書いてある、「救う者がシオンからきて、ヤコブから不信心を追い払うであろう。

11:27
 そして、これが、彼らの罪を除き去る時に、彼らに対して立てるわたしの契約である」。

11:28
 福音について言えば、彼らは、あなたがたのゆえに、神の敵とされているが、選びについて言えば、父祖たちのゆえに、神に愛せられる者である。

11:29
 神の賜物と召しとは、変えられることがない。

11:30
 あなたがたが、かつては神に不従順であったが、今は彼らの不従順によってあわれみを受けたように、

11:31
 彼らも今は不従順になっているが、それは、あなたがたの受けたあわれみによって、彼ら自身も今あわれみを受けるためなのである。

11:32
 すなわち、神はすべての人をあわれむために、すべての人を不従順のなかに閉じ込めたのである。

11:33
 ああ深いかな、神の知恵と知識との富は。そのさばきは窮めがたく、その道は測りがたい。

11:34
 「だれが、主の心を知っていたか。だれが、主の計画にあずかったか。

11:35
 また、だれが、まず主に与えて、その報いを受けるであろうか」。

11:36
 万物は、神からいで、神によって成り、神に帰するのである。栄光がとこしえに神にあるように、アァメン。


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◆教会カレンダー
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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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◆携帯で読む聖書(口語訳)
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◆口語訳聖書(PDF版)
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◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-30

◆Douay-Rheims Bible
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◆The World English Bible
http://ebible.org/web/

1.29.2011

Today's Bible story

今日1月29日(土)も良い日でありますように。

(聖母の土曜日)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(4:35-41)

4:35
 さてその日、夕方になると、イエスは弟子たちに、「向こう岸へ渡ろう」と言われた。

4:36
 そこで、彼らは群衆をあとに残し、イエスが舟に乗っておられるまま、乗り出した。ほかの舟も一緒に行った。

4:37
 すると、激しい突風が起り、波が舟の中に打ち込んできて、舟に満ちそうになった。

4:38
 ところがイエス自身は、舳の方でまくらをして、眠っておられた。そこで、弟子たちはイエスをおこして、「先生、わたしどもがおぼれ死んでも、おかまいにならないのですか」と言った。

4:39
 イエスは起きあがって風をしかり、海にむかって、「静まれ、黙れ」と言われると、風はやんで、大なぎになった。

4:40
 イエスは彼らに言われた、「なぜ、そんなにこわがるのか。どうして信仰がないのか」。

4:41
 彼らは恐れおののいて、互に言った、「いったい、この方はだれだろう。風も海も従わせるとは」。


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週日の福音朗読
年間第3土曜日 マルコによる福音 (4:35-41)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_50.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_54.htm


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ヘブル人への手紙
(11:1-2、8-19)

11:1
 さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。

11:2
 昔の人たちは、この信仰のゆえに賞賛された。

11:8
 信仰によって、アブラハムは、受け継ぐべき地に出て行けとの召しをこうむった時、それに従い、行く先を知らないで出て行った。

11:9
 信仰によって、他国にいるようにして約束の地に宿り、同じ約束を継ぐイサク、ヤコブと共に、幕屋に住んだ。

11:10
 彼は、ゆるがぬ土台の上に建てられた都を、待ち望んでいたのである。その都をもくろみ、また建てたのは、神である。

11:11
 信仰によって、サラもまた、年老いていたが、種を宿す力を与えられた。約束をなさったかたは真実であると、信じていたからである。

11:12
 このようにして、ひとりの死んだと同様な人から、天の星のように、海べの数えがたい砂のように、おびただしい人が生れてきたのである。

11:13
 これらの人はみな、信仰をいだいて死んだ。まだ約束のものは受けていなかったが、はるかにそれを望み見て喜び、そして、地上では旅人であり寄留者であることを、自ら言いあらわした。

11:14
 そう言いあらわすことによって、彼らがふるさとを求めていることを示している。

11:15
 もしその出てきた所のことを考えていたなら、帰る機会はあったであろう。

11:16
 しかし実際、彼らが望んでいたのは、もっと良い、天にあるふるさとであった。だから神は、彼らの神と呼ばれても、それを恥とはされなかった。事実、神は彼らのために、都を用意されていたのである。

11:17
 信仰によって、アブラハムは、試錬を受けたとき、イサクをささげた。すなわち、約束を受けていた彼が、そのひとり子をささげたのである。

11:18
 この子については、「イサクから出る者が、あなたの子孫と呼ばれるであろう」と言われていたのであった。

11:19
 彼は、神が死人の中から人をよみがえらせる力がある、と信じていたのである。だから彼は、いわば、イサクを生きかえして渡されたわけである。


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Psalm:ルカによる福音
(1:69-75)

1:69
 わたしたちのために救の角を僕ダビデの家にお立てになった。

1:70
 古くから、聖なる預言者たちの口によってお語りになったように、

1:71
 わたしたちを敵から、またすべてわたしたちを憎む者の手から、救い出すためである。

1:72
 こうして、神はわたしたちの父祖たちにあわれみをかけ、その聖なる契約、

1:73
 すなわち、父祖アブラハムにお立てになった誓いをおぼえて、

1:74
 わたしたちを敵の手から救い出し、

1:75
 生きている限り、きよく正しく、みまえに恐れなく仕えさせてくださるのである。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙 
(11:13-24)

11:13
 そこでわたしは、あなたがた異邦人に言う。わたし自身は異邦人の使徒なのであるから、わたしの務を光栄とし、

11:14
 どうにかしてわたしの骨肉を奮起させ、彼らの幾人かを救おうと願っている。

11:15
 もし彼らの捨てられたことが世の和解となったとすれば、彼らの受けいれられることは、死人の中から生き返ることではないか。

11:16
 もし、麦粉の初穂がきよければ、そのかたまりもきよい。もし根がきよければ、その枝もきよい。

11:17
 しかし、もしある枝が切り去られて、野生のオリブであるあなたがそれにつがれ、オリブの根の豊かな養分にあずかっているとすれば、

11:18
 あなたはその枝に対して誇ってはならない。たとえ誇るとしても、あなたが根をささえているのではなく、根があなたをささえているのである。

11:19
 すると、あなたは、「枝が切り去られたのは、わたしがつがれるためであった」と言うであろう。

11:20
 まさに、そのとおりである。彼らは不信仰のゆえに切り去られ、あなたは信仰のゆえに立っているのである。高ぶった思いをいだかないで、むしろ恐れなさい。

11:21
 もし神が元木の枝を惜しまなかったとすれば、あなたを惜しむようなことはないであろう。

11:22
 神の慈愛と峻厳とを見よ。神の峻厳は倒れた者たちに向けられ、神の慈愛は、もしあなたがその慈愛にとどまっているなら、あなたに向けられる。そうでないと、あなたも切り取られるであろう。

11:23
 しかし彼らも、不信仰を続けなければ、つがれるであろう。神には彼らを再びつぐ力がある。

11:24
 なぜなら、もしあなたが自然のままの野生のオリブから切り取られ、自然の性質に反して良いオリブにつがれたとすれば、まして、これら自然のままの良い枝は、もっとたやすく、元のオリブにつがれないであろうか。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-29

◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/

1.28.2011

Today's Bible story

今日1月28日(金)も良い日でありますように。

聖トマス・アクィナス司教教会博士(記)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(4:26-34)

4:26
 また言われた、「神の国は、ある人が地に種をまくようなものである。

4:27
 夜昼、寝起きしている間に、種は芽を出して育って行くが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。

4:28
 地はおのずから実を結ばせるもので、初めに芽、つぎに穂、つぎに穂の中に豊かな実ができる。

4:29
 実がいると、すぐにかまを入れる。刈入れ時がきたからである」。

4:30
 また言われた、「神の国を何に比べようか。また、どんな譬で言いあらわそうか。

4:31
 それは一粒のからし種のようなものである。地にまかれる時には、地上のどんな種よりも小さいが、

4:32
 まかれると、成長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が宿るほどになる」。

4:33
 イエスはこのような多くの譬で、人々の聞く力にしたがって、御言を語られた。

4:34
 譬によらないでは語られなかったが、自分の弟子たちには、ひそかにすべてのことを解き明かされた。


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週日の福音朗読
年間第3金曜日 マルコによる福音 (4:26-34)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_49.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_53.htm


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ヘブル人への手紙
(10:32-39)

10:32
 あなたがたは、光に照されたのち、苦しい大きな戦いによく耐えた初めのころのことを、思い出してほしい。

10:33
 そしられ苦しめられて見せ物にされたこともあれば、このようなめに会った人々の仲間にされたこともあった。

10:34
 さらに獄に入れられた人々を思いやり、また、もっとまさった永遠の宝を持っていることを知って、自分の財産が奪われても喜んでそれを忍んだ。

10:35
 だから、あなたがたは自分の持っている確信を放棄してはいけない。その確信には大きな報いが伴っているのである。

10:36
 神の御旨を行って約束のものを受けるため、あなたがたに必要なのは、忍耐である。

10:37
 「もうしばらくすれば、
きたるべきかたがお見えになる。
遅くなることはない。

10:38
 わが義人は、信仰によって生きる。
もし信仰を捨てるなら、
わたしのたましいはこれを喜ばない」。

10:39
 しかしわたしたちは、信仰を捨てて滅びる者ではなく、信仰に立って、いのちを得る者である。


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Psalm:詩篇
(37:3-6,23-24,39-40)

37:3

主に信頼して善を行え。
そうすればあなたはこの国に住んで、安きを得る。

37:4

主によって喜びをなせ。
主はあなたの心の願いをかなえられる。

37:5

あなたの道を主にゆだねよ。
主に信頼せよ、主はそれをなしとげ、

37:6

あなたの義を光のように明らかにし、
あなたの正しいことを真昼のように明らかにされる。

37:23

人の歩みは主によって定められる。
主はその行く道を喜ばれる。

37:24

たといその人が倒れても、
全く打ち伏せられることはない、
主がその手を助けささえられるからである。

37:39

正しい人の救は主から出る。
主は彼らの悩みの時の避け所である。

37:40

主は彼らを助け、彼らを解き放ち、
彼らを悪しき者どもから解き放って救われる。
彼らは主に寄り頼むからである。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(11:1-12)

11:1
 そこで、わたしは問う、「神はその民を捨てたのであろうか」。断じてそうではない。わたしもイスラエル人であり、アブラハムの子孫、ベニヤミン族の者である。

11:2
 神は、あらかじめ知っておられたその民を、捨てることはされなかった。聖書がエリヤについてなんと言っているか、あなたがたは知らないのか。すなわち、彼はイスラエルを神に訴えてこう言った。

11:3
 「主よ、彼らはあなたの預言者たちを殺し、あなたの祭壇をこぼち、そして、わたしひとりが取り残されたのに、彼らはわたしのいのちをも求めています」。

11:4
 しかし、彼に対する御告げはなんであったか、「バアルにひざをかがめなかった七千人を、わたしのために残しておいた」。

11:5
 それと同じように、今の時にも、恵みの選びによって残された者がいる。

11:6
 しかし、恵みによるのであれば、もはや行いによるのではない。そうでないと、恵みはもはや恵みでなくなるからである。

11:7
 では、どうなるのか。イスラエルはその追い求めているものを得ないで、ただ選ばれた者が、それを得た。そして、他の者たちはかたくなになった。

11:8
 「神は、彼らに鈍い心と、
見えない目と、聞えない耳とを与えて、
きょう、この日に及んでいる」
と書いてあるとおりである。

11:9
 ダビデもまた言っている、
「彼らの食卓は、彼らのわなとなれ、網となれ、
つまずきとなれ、報復となれ。

11:10
 彼らの目は、くらんで見えなくなれ、
彼らの背は、いつまでも曲っておれ」。

11:11
 そこで、わたしは問う、「彼らがつまずいたのは、倒れるためであったのか」。断じてそうではない。かえって、彼らの罪過によって、救が異邦人に及び、それによってイスラエルを奮起させるためである。

11:12
 しかし、もし、彼らの罪過が世の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となったとすれば、まして彼らが全部救われたなら、どんなにかすばらしいことであろう。


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1.27.2011

Today's Bible story

今日1月27日(木)も良い日でありますように。

(聖アンジェラ・メリチおとめ)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(4:21-25)

4:21
 また彼らに言われた、「ますの下や寝台の下に置くために、あかりを持ってくることがあろうか。燭台の上に置くためではないか。

4:22
 なんでも、隠されているもので、現れないものはなく、秘密にされているもので、明るみに出ないものはない。

4:23
 聞く耳のある者は聞くがよい」。

4:24
 また彼らに言われた、「聞くことがらに注意しなさい。あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられ、その上になお増し加えられるであろう。

4:25
 だれでも、持っている人は更に与えられ、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」。


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週日の福音朗読
年間第3木曜日 マルコによる福音 (4:21-25)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_48.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_51.htm


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ヘブル人への手紙
(10:19-25)

10:19
 兄弟たちよ。こういうわけで、わたしたちはイエスの血によって、はばかることなく聖所にはいることができ、

10:20
 彼の肉体なる幕をとおり、わたしたちのために開いて下さった新しい生きた道をとおって、はいって行くことができるのであり、

10:21
 さらに、神の家を治める大いなる祭司があるのだから、

10:22
 心はすすがれて良心のとがめを去り、からだは清い水で洗われ、まごころをもって信仰の確信に満たされつつ、みまえに近づこうではないか。

10:23
 また、約束をして下さったのは忠実なかたであるから、わたしたちの告白する望みを、動くことなくしっかりと持ち続け、

10:24
 愛と善行とを励むように互に努め、

10:25
 ある人たちがいつもしているように、集会をやめることはしないで互に励まし、かの日が近づいているのを見て、ますます、そうしようではないか。


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Psalm:詩篇
(24:1-4ab,5-6)

ダビデの歌

24:1
 地と、それに満ちるもの、世界と、そのなかに住む者とは主のものである。

24:2
 主はその基を大海のうえにすえ、大川のうえに定められた。

24:3
 主の山に登るべき者はだれか。その聖所に立つべき者はだれか。

24:4ab
 手が清く、心のいさぎよい者、

24:5
 このような人は主から祝福をうけ、その救の神から義をうける。

24:6
 これこそ主を慕う者のやから、ヤコブの神の、み顔を求める者のやからである。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(10:1-21)

10:1
兄弟たちよ。わたしの心の願い、彼らのために神にささげる祈は、彼らが救われることである。

10:2
 わたしは、彼らが神に対して熱心であることはあかしするが、その熱心は深い知識によるものではない。

10:3
 なぜなら、彼らは神の義を知らないで、自分の義を立てようと努め、神の義に従わなかったからである。

10:4
 キリストは、すべて信じる者に義を得させるために、律法の終りとなられたのである。

10:5
 モーセは、律法による義を行う人は、その義によって生きる、と書いている。

10:6
 しかし、信仰による義は、こう言っている、「あなたは心のうちで、だれが天に上るであろうかと言うな」。それは、キリストを引き降ろすことである。

10:7
 また、「だれが底知れぬ所に下るであろうかと言うな」。それは、キリストを死人の中から引き上げることである。

10:8
 では、なんと言っているか。「言葉はあなたの近くにある。あなたの口にあり、心にある」。この言葉とは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉である。

10:9
 すなわち、自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われる。

10:10
 なぜなら、人は心に信じて義とされ、口で告白して救われるからである。

10:11
 聖書は、「すべて彼を信じる者は、失望に終ることがない」と言っている。

10:12
 ユダヤ人とギリシヤ人との差別はない。同一の主が万民の主であって、彼を呼び求めるすべての人を豊かに恵んで下さるからである。

10:13
 なぜなら、「主の御名を呼び求める者は、すべて救われる」とあるからである。

10:14
 しかし、信じたことのない者を、どうして呼び求めることがあろうか。聞いたことのない者を、どうして信じることがあろうか。宣べ伝える者がいなくては、どうして聞くことがあろうか。

10:15
 つかわされなくては、どうして宣べ伝えることがあろうか。「ああ、麗しいかな、良きおとずれを告げる者の足は」と書いてあるとおりである。

10:16
 しかし、すべての人が福音に聞き従ったのではない。イザヤは、「主よ、だれがわたしたちから聞いたことを信じましたか」と言っている。

10:17
 したがって、信仰は聞くことによるのであり、聞くことはキリストの言葉から来るのである。

10:18
 しかしわたしは言う、彼らには聞えなかったのであろうか。否、むしろ「その声は全地にひびきわたり、その言葉は世界のはてにまで及んだ」。

10:19
 なお、わたしは言う、イスラエルは知らなかったのであろうか。まずモーセは言っている、「わたしはあなたがたに、国民でない者に対してねたみを起させ、無知な国民に対して、怒りをいだかせるであろう」。 10:20 イザヤも大胆に言っている、「わたしは、わたしを求めない者たちに見いだされ、わたしを尋ねない者に、自分を現した」。

10:21
 そして、イスラエルについては、「わたしは服従せずに反抗する民に、終日わたしの手をさし伸べていた」と言っている。


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1.26.2011

Today's Bible story

今日1月26日(水)も良い日でありますように。

聖テモテ、聖テトス司教(記)

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◆今日の聖書物語


ルカによる福音
(10:1-9)

10:1
 その後、主は別に七十二人を選び、行こうとしておられたすべての町や村へ、ふたりずつ先におつかわしになった。

10:2
 そのとき、彼らに言われた、「収穫は多いが、働き人が少ない。だから、収穫の主に願って、その収穫のために働き人を送り出すようにしてもらいなさい。

10:3
 さあ、行きなさい。わたしがあなたがたをつかわすのは、小羊をおおかみの中に送るようなものである。

10:4
 財布も袋もくつも持って行くな。だれにも道であいさつするな。

10:5
 どこかの家にはいったら、まず『平安がこの家にあるように』と言いなさい。

10:6
 もし平安の子がそこにおれば、あなたがたの祈る平安はその人の上にとどまるであろう。もしそうでなかったら、それはあなたがたの上に帰って来るであろう。

10:7
 それで、その同じ家に留まっていて、家の人が出してくれるものを飲み食いしなさい。働き人がその報いを得るのは当然である。家から家へと渡り歩くな。

10:8
 どの町へはいっても、人々があなたがたを迎えてくれるなら、前に出されるものを食べなさい。

10:9
 そして、その町にいる病人をいやしてやり、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。


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週日の福音朗読
年間第3水曜日 ルカによる福音 (10:1-9)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/


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今日の『み言葉』について
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テモテヘの第二の手紙(1:1-8)
または、テトスヘの手紙(1:1-5)


テモテヘの第二の手紙
(1:1-8)

1:1
 神の御旨により、キリスト・イエスにあるいのちの約束によって立てられたキリスト・イエスの使徒パウロから、

1:2
 愛する子テモテへ。
父なる神とわたしたちの主キリスト・イエスから、恵みとあわれみと平安とが、あなたにあるように。

1:3
 わたしは、日夜、祈の中で、絶えずあなたのことを思い出しては、きよい良心をもって先祖以来つかえている神に感謝している。

1:4
 わたしは、あなたの涙をおぼえており、あなたに会って喜びで満たされたいと、切に願っている。

1:5
 また、あなたがいだいている偽りのない信仰を思い起している。この信仰は、まずあなたの祖母ロイスとあなたの母ユニケとに宿ったものであったが、今あなたにも宿っていると、わたしは確信している。

1:6
 こういうわけで、あなたに注意したい。わたしの按手によって内にいただいた神の賜物を、再び燃えたたせなさい。

1:7
 というのは、神がわたしたちに下さったのは、臆する霊ではなく、力と愛と慎みとの霊なのである。

1:8
 だから、あなたは、わたしたちの主のあかしをすることや、わたしが主の囚人であることを、決して恥ずかしく思ってはならない。むしろ、神の力にささえられて、福音のために、わたしと苦しみを共にしてほしい。

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テトスヘの手紙
(1:1-5)

1:1
 神の僕、イエス・キリストの使徒パウロから——わたしが使徒とされたのは、神に選ばれた者たちの信仰を強め、また、信心にかなう真理の知識を彼らに得させるためであり、

1:2
 偽りのない神が永遠の昔に約束された永遠のいのちの望みに基くのである。

1:3
 神は、定められた時に及んで、御言を宣教によって明らかにされたが、わたしは、わたしたちの救主なる神の任命によって、この宣教をゆだねられたのである——

1:4
 信仰を同じうするわたしの真実の子テトスへ。
父なる神とわたしたちの救主キリスト・イエスから、恵みと平安とが、あなたにあるように。

1:5
 あなたをクレテにおいてきたのは、わたしがあなたに命じておいたように、そこにし残してあることを整理してもらい、また、町々に長老を立ててもらうためにほかならない。


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Psalm:詩篇
(96:1-3,7-8,10)

96:1
新しい歌を主にむかってうたえ。
全地よ、主にむかってうたえ。

96:2

主にむかって歌い、そのみ名をほめよ。
日ごとにその救を宣べ伝えよ。

96:3

もろもろの国の中にその栄光をあらわし、
もろもろの民の中にそのくすしきみわざをあらわせ。

96:7

もろもろの民のやからよ、主に帰せよ、
栄光と力とを主に帰せよ。

96:8

そのみ名にふさわしい栄光を主に帰せよ。
供え物を携えてその大庭にきたれ。

96:10

もろもろの国民の中に言え、
「主は王となられた。
世界は堅く立って、動かされることはない。
主は公平をもってもろもろの民をさばかれる」と。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(9:19-33)

9:19
 そこで、あなたは言うであろう、「なぜ神は、なおも人を責められるのか。だれが、神の意図に逆らい得ようか」。

9:20
 ああ人よ。あなたは、神に言い逆らうとは、いったい、何者なのか。造られたものが造った者に向かって、「なぜ、わたしをこのように造ったのか」と言うことがあろうか。

9:21
 陶器を造る者は、同じ土くれから、一つを尊い器に、他を卑しい器に造りあげる権能がないのであろうか。

9:22
 もし、神が怒りをあらわし、かつ、ご自身の力を知らせようと思われつつも、滅びることになっている怒りの器を、大いなる寛容をもって忍ばれたとすれば、

9:23
 かつ、栄光にあずからせるために、あらかじめ用意されたあわれみの器にご自身の栄光の富を知らせようとされたとすれば、どうであろうか。

9:24
 神は、このあわれみの器として、またわたしたちをも、ユダヤ人の中からだけではなく、異邦人の中からも召されたのである。

9:25
 それは、ホセアの書でも言われているとおりである、
「わたしは、わたしの民でない者を、
わたしの民と呼び、
愛されなかった者を、愛される者と呼ぶであろう。

9:26
 あなたがたはわたしの民ではないと、
彼らに言ったその場所で、
彼らは生ける神の子らであると、
呼ばれるであろう」。

9:27
 また、イザヤはイスラエルについて叫んでいる、
「たとい、イスラエルの子らの数は、
浜の砂のようであっても、
救われるのは、残された者だけであろう。

9:28
 主は、御言をきびしくまたすみやかに、
地上になしとげられるであろう」。

9:29
 さらに、イザヤは預言した、
「もし、万軍の主がわたしたちに
子孫を残されなかったなら、
わたしたちはソドムのようになり、
ゴモラと同じようになったであろう」。

9:30
 では、わたしたちはなんと言おうか。義を追い求めなかった異邦人は、義、すなわち、信仰による義を得た。

9:31
 しかし、義の律法を追い求めていたイスラエルは、その律法に達しなかった。

9:32
 なぜであるか。信仰によらないで、行いによって得られるかのように、追い求めたからである。彼らは、つまずきの石につまずいたのである。

9:33
 「見よ、わたしはシオンに、
つまずきの石、さまたげの岩を置く。
それにより頼む者は、失望に終ることがない」
と書いてあるとおりである。


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◆教会カレンダー
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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-26

◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/

1.25.2011

Today's Bible story

今日1月25日(火)も良い日でありますように。

使徒パウロの回心(祝)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(16:15-18)

16:15
 そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。

16:16
 信じてバプテスマを受ける者は救われる。しかし、不信仰の者は罪に定められる。

16:17
 信じる者には、このようなしるしが伴う。すなわち、彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しい言葉を語り、

16:18
 へびをつかむであろう。また、毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」。


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週日の福音朗読
年間第3火曜日 マルコによる福音 (16:15-18)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_46.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_50.htm


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使徒行伝(22:3-16)
または(9:1-22)


使徒行伝
(22:3-16)

22:3
 そこで彼は言葉をついで言った、「わたしはキリキヤのタルソで生れたユダヤ人であるが、この都で育てられ、ガマリエルのひざもとで先祖伝来の律法について、きびしい薫陶を受け、今日の皆さんと同じく神に対して熱心な者であった。

22:4
 そして、この道を迫害し、男であれ女であれ、縛りあげて獄に投じ、彼らを死に至らせた。

22:5
 このことは、大祭司も長老たち一同も、証明するところである。さらにわたしは、この人たちからダマスコの同志たちへあてた手紙をもらって、その地にいる者たちを縛りあげ、エルサレムにひっぱってきて、処罰するため、出かけて行った。

22:6
 旅をつづけてダマスコの近くにきた時に、真昼ごろ、突然、つよい光が天からわたしをめぐり照した。

22:7
 わたしは地に倒れた。そして、『サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか』と、呼びかける声を聞いた。

22:8
 これに対してわたしは、『主よ、あなたはどなたですか』と言った。すると、その声が、『わたしは、あなたが迫害しているナザレ人イエスである』と答えた。

22:9
 わたしと一緒にいた者たちは、その光は見たが、わたしに語りかけたかたの声は聞かなかった。

22:10
 わたしが『主よ、わたしは何をしたらよいでしょうか』と尋ねたところ、主は言われた、『起きあがってダマスコに行きなさい。そうすれば、あなたがするように決めてある事が、すべてそこで告げられるであろう』。

22:11
 わたしは、光の輝きで目がくらみ、何も見えなくなっていたので、連れの者たちに手を引かれながら、ダマスコに行った。

22:12
 すると、律法に忠実で、ダマスコ在住のユダヤ人全体に評判のよいアナニヤという人が、

22:13
 わたしのところにきて、そばに立ち、『兄弟サウロよ、見えるようになりなさい』と言った。するとその瞬間に、わたしの目が開いて、彼の姿が見えた。

22:14
 彼は言った、『わたしたちの先祖の神が、あなたを選んでみ旨を知らせ、かの義人を見させ、その口から声をお聞かせになった。

22:15
 それはあなたが、その見聞きした事につき、すべての人に対して、彼の証人になるためである。

22:16
 そこで今、なんのためらうことがあろうか。すぐ立って、み名をとなえてバプテスマを受け、あなたの罪を洗い落しなさい』。

---

使徒行伝
(9:1-22)

9:1
 さてサウロは、なおも主の弟子たちに対する脅迫、殺害の息をはずませながら、大祭司のところに行って、

9:2
 ダマスコの諸会堂あての添書を求めた。それは、この道の者を見つけ次第、男女の別なく縛りあげて、エルサレムにひっぱって来るためであった。

9:3
 ところが、道を急いでダマスコの近くにきたとき、突然、天から光がさして、彼をめぐり照した。

9:4
 彼は地に倒れたが、その時「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」と呼びかける声を聞いた。

9:5
 そこで彼は「主よ、あなたは、どなたですか」と尋ねた。すると答があった、「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。

9:6
 さあ立って、町にはいって行きなさい。そうすれば、そこであなたのなすべき事が告げられるであろう」。

9:7
 サウロの同行者たちは物も言えずに立っていて、声だけは聞えたが、だれも見えなかった。

9:8
 サウロは地から起き上がって目を開いてみたが、何も見えなかった。そこで人々は、彼の手を引いてダマスコへ連れて行った。

9:9
 彼は三日間、目が見えず、また食べることも飲むこともしなかった。

9:10
 さて、ダマスコにアナニヤというひとりの弟子がいた。この人に主が幻の中に現れて、「アナニヤよ」とお呼びになった。彼は「主よ、わたしでございます」と答えた。

9:11
 そこで主が彼に言われた、「立って、『真すぐ』という名の路地に行き、ユダの家でサウロというタルソ人を尋ねなさい。彼はいま祈っている。

9:12
 彼はアナニヤという人がはいってきて、手を自分の上において再び見えるようにしてくれるのを、幻で見たのである」。

9:13
 アナニヤは答えた、「主よ、あの人がエルサレムで、どんなにひどい事をあなたの聖徒たちにしたかについては、多くの人たちから聞いています。

9:14
 そして彼はここでも、御名をとなえる者たちをみな捕縛する権を、祭司長たちから得てきているのです」。

9:15
 しかし、主は仰せになった、「さあ、行きなさい。あの人は、異邦人たち、王たち、またイスラエルの子らにも、わたしの名を伝える器として、わたしが選んだ者である。

9:16
 わたしの名のために彼がどんなに苦しまなければならないかを、彼に知らせよう」。

9:17
 そこでアナニヤは、出かけて行ってその家にはいり、手をサウロの上において言った、「兄弟サウロよ、あなたが来る途中で現れた主イエスは、あなたが再び見えるようになるため、そして聖霊に満たされるために、わたしをここにおつかわしになったのです」。

9:18
 するとたちどころに、サウロの目から、うろこのようなものが落ちて、元どおり見えるようになった。そこで彼は立ってバプテスマを受け、

9:19
 また食事をとって元気を取りもどした。
サウロは、ダマスコにいる弟子たちと共に数日間を過ごしてから、

9:20
 ただちに諸会堂でイエスのことを宣べ伝え、このイエスこそ神の子であると説きはじめた。

9:21
 これを聞いた人たちはみな非常に驚いて言った、「あれは、エルサレムでこの名をとなえる者たちを苦しめた男ではないか。その上ここにやってきたのも、彼らを縛りあげて、祭司長たちのところへひっぱって行くためではなかったか」。

9:22
 しかし、サウロはますます力が加わり、このイエスがキリストであることを論証して、ダマスコに住むユダヤ人たちを言い伏せた。


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Psalm:詩篇
(117:1-2)

117:1

もろもろの国よ、主をほめたたえよ。
もろもろの民よ、主をたたえまつれ。

117:2

われらに賜わるそのいつくしみは大きいからである。
主のまことはとこしえに絶えることがない。
主をほめたたえよ。


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◆今日の読書


ガラテヤ人への手紙
(1:11-24)

1:11
 兄弟たちよ。あなたがたに、はっきり言っておく。わたしが宣べ伝えた福音は人間によるものではない。

1:12
 わたしは、それを人間から受けたのでも教えられたのでもなく、ただイエス・キリストの啓示によったのである。

1:13
 ユダヤ教を信じていたころのわたしの行動については、あなたがたはすでによく聞いている。すなわち、わたしは激しく神の教会を迫害し、また荒しまわっていた。

1:14
 そして、同国人の中でわたしと同年輩の多くの者にまさってユダヤ教に精進し、先祖たちの言伝えに対して、だれよりもはるかに熱心であった。

1:15
 ところが、母の胎内にある時からわたしを聖別し、み恵みをもってわたしをお召しになったかたが、

1:16
 異邦人の間に宣べ伝えさせるために、御子をわたしの内に啓示して下さった時、わたしは直ちに、血肉に相談もせず、

1:17
 また先輩の使徒たちに会うためにエルサレムにも上らず、アラビヤに出て行った。それから再びダマスコに帰った。

1:18
 その後三年たってから、わたしはケパをたずねてエルサレムに上り、彼のもとに十五日間、滞在した。

1:19
 しかし、主の兄弟ヤコブ以外には、ほかのどの使徒にも会わなかった。

1:20
 ここに書いていることは、神のみまえで言うが、決して偽りではない。

1:21
 その後、わたしはシリヤとキリキヤとの地方に行った。

1:22
 しかし、キリストにあるユダヤの諸教会には、顔を知られていなかった。

1:23
 ただ彼らは、「かつて自分たちを迫害した者が、以前には撲滅しようとしていたその信仰を、今は宣べ伝えている」と聞き、

1:24
 わたしのことで、神をほめたたえた。


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◆教会カレンダー
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◆カトリック千葉寺教会
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1.24.2011

Today's Bible story

今日1月24日(月)も良い日でありますように。

聖フランシスコ・サレジオ司教教会博士(記)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(3:22-30)

3:22
 また、エルサレムから下ってきた律法学者たちも、「彼はベルゼブルにとりつかれている」と言い、「悪霊どものかしらによって、悪霊どもを追い出しているのだ」とも言った。

3:23
 そこでイエスは彼らを呼び寄せ、譬をもって言われた、「どうして、サタンがサタンを追い出すことができようか。

3:24
 もし国が内部で分れ争うなら、その国は立ち行かない。

3:25
 また、もし家が内わで分れ争うなら、その家は立ち行かないであろう。

3:26
 もしサタンが内部で対立し分争するなら、彼は立ち行けず、滅んでしまう。

3:27
 だれでも、まず強い人を縛りあげなければ、その人の家に押し入って家財を奪い取ることはできない。縛ってからはじめて、その家を略奪することができる。

3:28
 よく言い聞かせておくが、人の子らには、その犯すすべての罪も神をけがす言葉も、ゆるされる。

3:29
 しかし、聖霊をけがす者は、いつまでもゆるされず、永遠の罪に定められる」。

3:30
 そう言われたのは、彼らが「イエスはけがれた霊につかれている」と言っていたからである。


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週日の福音朗読
年間第3月曜日 マルコによる福音 (3:22-30)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_45.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_49.htm


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ヘブル人への手紙
(9:15、24-28)

9:15
 それだから、キリストは新しい契約の仲保者なのである。それは、彼が初めの契約のもとで犯した罪過をあがなうために死なれた結果、召された者たちが、約束された永遠の国を受け継ぐためにほかならない。

9:24
 ところが、キリストは、ほんとうのものの模型にすぎない、手で造った聖所にはいらないで、上なる天にはいり、今やわたしたちのために神のみまえに出て下さったのである。

9:25
 大祭司は、年ごとに、自分以外のものの血をたずさえて聖所にはいるが、キリストは、そのように、たびたびご自身をささげられるのではなかった。

9:26
 もしそうだとすれば、世の初めから、たびたび苦難を受けねばならなかったであろう。しかし事実、ご自身をいけにえとしてささげて罪を取り除くために、世の終りに、一度だけ現れたのである。

9:27
 そして、一度だけ死ぬことと、死んだ後さばきを受けることとが、人間に定まっているように、

9:28
 キリストもまた、多くの人の罪を負うために、一度だけご自身をささげられた後、彼を待ち望んでいる人々に、罪を負うためではなしに二度目に現れて、救を与えられるのである。


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Psalm:詩篇
(98:1-6)


98:1

新しき歌を主にむかってうたえ。
主はくすしきみわざをなされたからである。
その右の手と聖なる腕とは、
おのれのために勝利を得られた。

98:2

主はその勝利を知らせ、
その義をもろもろの国民の前にあらわされた。

98:3

主はそのいつくしみと、まこととを
イスラエルの家にむかって覚えられた。
地のもろもろのはては、われらの神の勝利を見た。

98:4

全地よ、主にむかって喜ばしき声をあげよ。
声を放って喜び歌え、ほめうたえ。

98:5

琴をもって主をほめうたえ。
琴と歌の声をもってほめうたえ。

98:6

ラッパと角笛の音をもって
王なる主の前に喜ばしき声をあげよ。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(8:18-39)

8:18
 わたしは思う。今のこの時の苦しみは、やがてわたしたちに現されようとする栄光に比べると、言うに足りない。

8:19
 被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる。

8:20
 なぜなら、被造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、

8:21
 かつ、被造物自身にも、滅びのなわめから解放されて、神の子たちの栄光の自由に入る望みが残されているからである。

8:22
 実に、被造物全体が、今に至るまで、共にうめき共に産みの苦しみを続けていることを、わたしたちは知っている。

8:23
 それだけではなく、御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること、すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる。

8:24
 わたしたちは、この望みによって救われているのである。しかし、目に見える望みは望みではない。なぜなら、現に見ている事を、どうして、なお望む人があろうか。

8:25
 もし、わたしたちが見ないことを望むなら、わたしたちは忍耐して、それを待ち望むのである。

8:26
 御霊もまた同じように、弱いわたしたちを助けて下さる。なぜなら、わたしたちはどう祈ったらよいかわからないが、御霊みずから、言葉にあらわせない切なるうめきをもって、わたしたちのためにとりなして下さるからである。

8:27
 そして、人の心を探り知るかたは、御霊の思うところがなんであるかを知っておられる。なぜなら、御霊は、聖徒のために、神の御旨にかなうとりなしをして下さるからである。

8:28
 神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている。

8:29
 神はあらかじめ知っておられる者たちを、更に御子のかたちに似たものとしようとして、あらかじめ定めて下さった。それは、御子を多くの兄弟の中で長子とならせるためであった。

8:30
 そして、あらかじめ定めた者たちを更に召し、召した者たちを更に義とし、義とした者たちには、更に栄光を与えて下さったのである。

8:31
 それでは、これらの事について、なんと言おうか。もし、神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか。

8:32
 ご自身の御子をさえ惜しまないで、わたしたちすべての者のために死に渡されたかたが、どうして、御子のみならず万物をも賜わらないことがあろうか。

8:33
 だれが、神の選ばれた者たちを訴えるのか。神は彼らを義とされるのである。

8:34
 だれが、わたしたちを罪に定めるのか。キリスト・イエスは、死んで、否、よみがえって、神の右に座し、また、わたしたちのためにとりなして下さるのである。

8:35
 だれが、キリストの愛からわたしたちを離れさせるのか。患難か、苦悩か、迫害か、飢えか、裸か、危難か、剣か。

8:36
 「わたしたちはあなたのために終日、死に定められており、ほふられる羊のように見られている」
と書いてあるとおりである。

8:37
 しかし、わたしたちを愛して下さったかたによって、わたしたちは、これらすべての事において勝ち得て余りがある。

8:38
 わたしは確信する。死も生も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも、力あるものも、

8:39
 高いものも深いものも、その他どんな被造物も、わたしたちの主キリスト・イエスにおける神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのである。


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1.23.2011

Today's Bible story

今日1月23日(日)も良い日でありますように。

年間第3主日

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(4:12-23)

4:12
 さて、イエスはヨハネが捕えられたと聞いて、ガリラヤへ退かれた。

4:13
 そしてナザレを去り、ゼブルンとナフタリとの地方にある海べの町カペナウムに行って住まわれた。

4:14
 これは預言者イザヤによって言われた言が、成就するためである。

4:15
 「ゼブルンの地、ナフタリの地、海に沿う地方、ヨルダンの向こうの地、異邦人のガリラヤ、

4:16
 暗黒の中に住んでいる民は大いなる光を見、死の地、死の陰に住んでいる人々に、光がのぼった」。

4:17
 この時からイエスは教を宣べはじめて言われた、「悔い改めよ、天国は近づいた」。

4:18
 さて、イエスがガリラヤの海べを歩いておられると、ふたりの兄弟、すなわち、ペテロと呼ばれたシモンとその兄弟アンデレとが、海に網を打っているのをごらんになった。彼らは漁師であった。

4:19
 イエスは彼らに言われた、「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」。

4:20
 すると、彼らはすぐに網を捨てて、イエスに従った。

4:21
 そこから進んで行かれると、ほかのふたりの兄弟、すなわち、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネとが、父ゼベダイと一緒に、舟の中で網を繕っているのをごらんになった。そこで彼らをお招きになると、

4:22
 すぐ舟と父とをおいて、イエスに従って行った。

4:23
 イエスはガリラヤの全地を巡り歩いて、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、民の中のあらゆる病気、あらゆるわずらいをおいやしになった。


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主日の福音朗読(A年)
年間第3主日 ヨハネによる福音
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C6_8.htm


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イザヤ書
(8:23b-9:3)

口語訳では
(9:1b-9:4)

9:1b
 さきにはゼブルンの地、ナフタリの地にはずかしめを与えられたが、後には海に至る道、ヨルダンの向こうの地、異邦人のガリラヤに光栄を与えられる。

9:2
 暗やみの中に歩んでいた民は大いなる光を見た。暗黒の地に住んでいた人々の上に光が照った。

9:3
 あなたが国民を増し、その喜びを大きくされたので、彼らは刈入れ時に喜ぶように、獲物を分かつ時に楽しむように、あなたの前に喜んだ。

9:4
 これはあなたが彼らの負っているくびきと、その肩のつえと、しえたげる者のむちとを、ミデアンの日になされたように折られたからだ。


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Psalm:詩篇
(27:1,4,13-14)

ダビデの歌
27:1
 主はわたしの光、わたしの救だ、わたしはだれを恐れよう。主はわたしの命のとりでだ。わたしはだれをおじ恐れよう。

27:4
 わたしは一つの事を主に願った、わたしはそれを求める。わたしの生きるかぎり、主の家に住んで、主のうるわしきを見、その宮で尋ねきわめることを。

27:13
 わたしは信じます、生ける者の地でわたしは主の恵みを見ることを。

27:14
 主を待ち望め、強く、かつ雄々しくあれ。主を待ち望め。


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コリント人への第一の手紙
(1:10-13,17)

1:10
 さて兄弟たちよ。わたしたちの主イエス・キリストの名によって、あなたがたに勧める。みな語ることを一つにし、お互の間に分争がないようにし、同じ心、同じ思いになって、堅く結び合っていてほしい。

1:11
 わたしの兄弟たちよ。実は、クロエの家の者たちから、あなたがたの間に争いがあると聞かされている。

1:12
 はっきり言うと、あなたがたがそれぞれ、「わたしはパウロにつく」「わたしはアポロに」「わたしはケパに」「わたしはキリストに」と言い合っていることである。

1:13
 キリストは、いくつにも分けられたのか。パウロは、あなたがたのために十字架につけられたことがあるのか。それとも、あなたがたは、パウロの名によってバプテスマを受けたのか。

1:17
 いったい、キリストがわたしをつかわされたのは、バプテスマを授けるためではなく、福音を宣べ伝えるためであり、しかも知恵の言葉を用いずに宣べ伝えるためであった。それは、キリストの十字架が無力なものになってしまわないためなのである。


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◆聖書のことば (益田カトリック教会)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html


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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201101


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(8:1-17)

8:1
 こういうわけで、今やキリスト・イエスにある者は罪に定められることがない。

8:2
 なぜなら、キリスト・イエスにあるいのちの御霊の法則は、罪と死との法則からあなたを解放したからである。

8:3
 律法が肉により無力になっているためになし得なかった事を、神はなし遂げて下さった。すなわち、御子を、罪の肉の様で罪のためにつかわし、肉において罪を罰せられたのである。

8:4
 これは律法の要求が、肉によらず霊によって歩くわたしたちにおいて、満たされるためである。

8:5
 なぜなら、肉に従う者は肉のことを思い、霊に従う者は霊のことを思うからである。

8:6
 肉の思いは死であるが、霊の思いは、いのちと平安とである。

8:7
 なぜなら、肉の思いは神に敵するからである。すなわち、それは神の律法に従わず、否、従い得ないのである。

8:8
 また、肉にある者は、神を喜ばせることができない。

8:9
 しかし、神の御霊があなたがたの内に宿っているなら、あなたがたは肉におるのではなく、霊におるのである。もし、キリストの霊を持たない人がいるなら、その人はキリストのものではない。

8:10
 もし、キリストがあなたがたの内におられるなら、からだは罪のゆえに死んでいても、霊は義のゆえに生きているのである。

8:11
 もし、イエスを死人の中からよみがえらせたかたの御霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリスト・イエスを死人の中からよみがえらせたかたは、あなたがたの内に宿っている御霊によって、あなたがたの死ぬべきからだをも、生かしてくださるであろう。

8:12
 それゆえに、兄弟たちよ。わたしたちは、果すべき責任を負っている者であるが、肉に従って生きる責任を肉に対して負っているのではない。

8:13
 なぜなら、もし、肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬ外はないからである。しかし、霊によってからだの働きを殺すなら、あなたがたは生きるであろう。

8:14
 すべて神の御霊に導かれている者は、すなわち、神の子である。

8:15
 あなたがたは再び恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、子たる身分を授ける霊を受けたのである。その霊によって、わたしたちは「アバ、父よ」と呼ぶのである。

8:16
 御霊みずから、わたしたちの霊と共に、わたしたちが神の子であることをあかしして下さる。

8:17
 もし子であれば、相続人でもある。神の相続人であって、キリストと栄光を共にするために苦難をも共にしている以上、キリストと共同の相続人なのである。


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1.22.2011

Today's Bible story

今日1月22日(土)も良い日でありますように。

(聖ビンセンチオ助祭殉教者)
(聖母の土曜日)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(3:20-21)

3:20
 群衆がまた集まってきたので、一同は食事をする暇もないほどであった。

3:21
 身内の者たちはこの事を聞いて、イエスを取押えに出てきた。気が狂ったと思ったからである。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_48.htm


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ヘブル人への手紙
(9:2-3,11-14)

9:2
 すなわち、まず幕屋が設けられ、その前の場所には燭台と机と供えのパンとが置かれていた。これが、聖所と呼ばれた。

9:3
 また第二の幕の後に、別の場所があり、それは至聖所と呼ばれた。

9:11
 しかしキリストがすでに現れた祝福の大祭司としてこられたとき、手で造られず、この世界に属さない、さらに大きく、完全な幕屋をとおり、

9:12
 かつ、やぎと子牛との血によらず、ご自身の血によって、一度だけ聖所にはいられ、それによって永遠のあがないを全うされたのである。

9:13
 もし、やぎや雄牛の血や雌牛の灰が、汚れた人たちの上にまきかけられて、肉体をきよめ聖別するとすれば、

9:14
 永遠の聖霊によって、ご自身を傷なき者として神にささげられたキリストの血は、なおさら、わたしたちの良心をきよめて死んだわざを取り除き、生ける神に仕える者としないであろうか。


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Psalm:詩篇
(47:2-3,6-9)

口語訳では
(47:1-2,5-8)

47:1
 もろもろの民よ、手をうち、喜びの声をあげ、神にむかって叫べ。

47:2
 いと高き主は恐るべく、全地をしろしめす大いなる王だからである。

47:5
 神は喜び叫ぶ声と共にのぼり、主はラッパの声と共にのぼられた。

47:6
 神をほめうたえよ、ほめうたえよ、われらの王をほめうたえよ、ほめうたえよ。

47:7
 神は全地の王である。巧みな歌をもってほめうたえよ。

47:8
 神はもろもろの国民を統べ治められる。神はその聖なるみくらに座せられる。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(7:14-25)

7:14
 わたしたちは、律法は霊的なものであると知っている。しかし、わたしは肉につける者であって、罪の下に売られているのである。

7:15
 わたしは自分のしていることが、わからない。なぜなら、わたしは自分の欲する事は行わず、かえって自分の憎む事をしているからである。

7:16
 もし、自分の欲しない事をしているとすれば、わたしは律法が良いものであることを承認していることになる。

7:17
 そこで、この事をしているのは、もはやわたしではなく、わたしの内に宿っている罪である。

7:18
 わたしの内に、すなわち、わたしの肉の内には、善なるものが宿っていないことを、わたしは知っている。なぜなら、善をしようとする意志は、自分にあるが、それをする力がないからである。

7:19
 すなわち、わたしの欲している善はしないで、欲していない悪は、これを行っている。

7:20
 もし、欲しないことをしているとすれば、それをしているのは、もはやわたしではなく、わたしの内に宿っている罪である。

7:21
 そこで、善をしようと欲しているわたしに、悪がはいり込んでいるという法則があるのを見る。

7:22
 すなわち、わたしは、内なる人としては神の律法を喜んでいるが、

7:23
 わたしの肢体には別の律法があって、わたしの心の法則に対して戦いをいどみ、そして、肢体に存在する罪の法則の中に、わたしをとりこにしているのを見る。

7:24
 わたしは、なんというみじめな人間なのだろう。だれが、この死のからだから、わたしを救ってくれるだろうか。

7:25
 わたしたちの主イエス・キリストによって、神は感謝すべきかな。このようにして、わたし自身は、心では神の律法に仕えているが、肉では罪の律法に仕えているのである。


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1.21.2011

Today's Bible story

今日1月21日(金)も良い日でありますように。

聖アグネスおとめ殉教者(記)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(3:13-19)

3:13
 さてイエスは山に登り、みこころにかなった者たちを呼び寄せられたので、彼らはみもとにきた。

3:14
 そこで十二人をお立てになった。彼らを自分のそばに置くためであり、さらに宣教につかわし、

3:15
 また悪霊を追い出す権威を持たせるためであった。

3:16
 こうして、この十二人をお立てになった。そしてシモンにペテロという名をつけ、

3:17
 またゼベダイの子ヤコブと、ヤコブの兄弟ヨハネ、彼らにはボアネルゲ、すなわち、雷の子という名をつけられた。

3:18
 つぎにアンデレ、ピリポ、バルトロマイ、マタイ、トマス、アルパヨの子ヤコブ、タダイ、熱心党のシモン、

3:19
 それからイスカリオテのユダ。このユダがイエスを裏切ったのである。イエスが家にはいられると、


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_47.htm


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ヘブル人への手紙
(8:6-13)

8:6
 ところがキリストは、はるかにすぐれた務を得られたのである。それは、さらにまさった約束に基いて立てられた、さらにまさった契約の仲保者となられたことによる。

8:7
 もし初めの契約に欠けたところがなかったなら、あとのものが立てられる余地はなかったであろう。

8:8
 ところが、神は彼らを責めて言われた、「主は言われる、見よ、わたしがイスラエルの家およびユダの家と、新しい契約を結ぶ日が来る。

8:9
 それは、わたしが彼らの先祖たちの手をとって、エジプトの地から導き出した日に、彼らと結んだ契約のようなものではない。彼らがわたしの契約にとどまることをしないので、わたしも彼らをかえりみなかったからであると、主が言われる。

8:10
 わたしが、それらの日の後、イスラエルの家と立てようとする契約はこれである、と主が言われる。すなわち、わたしの律法を彼らの思いの中に入れ、彼らの心に書きつけよう。こうして、わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となるであろう。

8:11
 彼らは、それぞれ、その同胞に、また、それぞれ、その兄弟に、主を知れ、と言って教えることはなくなる。なぜなら、大なる者から小なる者に至るまで、彼らはことごとく、わたしを知るようになるからである。

8:12
 わたしは、彼らの不義をあわれみ、もはや、彼らの罪を思い出すことはしない」。

8:13
 神は、「新しい」と言われたことによって、初めの契約を古いとされたのである。年を経て古びたものは、やがて消えていく。


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Psalm:詩篇
(85:8,10-14)

口語訳では
(85:8,10-14)

85:7
 主よ、あなたのいつくしみをわれらに示し、あなたの救をわれらに与えてください。

85:9
 まことに、その救は神を恐れる者に近く、その栄光はわれらの国にとどまるでしょう。

85:10
 いつくしみと、まこととは共に会い、義と平和とは互に口づけし、

85:11
 まことは地からはえ、義は天から見おろすでしょう。

85:12
 主が良い物を与えられるので、われらの国はその産物を出し、

85:13
 義は主のみ前に行き、その足跡を道とするでしょう。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(7:1-13)

7:1
 それとも、兄弟たちよ。あなたがたは知らないのか。わたしは律法を知っている人々に語るのであるが、律法は人をその生きている期間だけ支配するものである。

7:2
 すなわち、夫のある女は、夫が生きている間は、律法によって彼につながれている。しかし、夫が死ねば、夫の律法から解放される。

7:3
 であるから、夫の生存中に他の男に行けば、その女は淫婦と呼ばれるが、もし夫が死ねば、その律法から解かれるので、他の男に行っても、淫婦とはならない。

7:4
 わたしの兄弟たちよ。このように、あなたがたも、キリストのからだをとおして、律法に対して死んだのである。それは、あなたがたが他の人、すなわち、死人の中からよみがえられたかたのものとなり、こうして、わたしたちが神のために実を結ぶに至るためなのである。

7:5
 というのは、わたしたちが肉にあった時には、律法による罪の欲情が、死のために実を結ばせようとして、わたしたちの肢体のうちに働いていた。

7:6
 しかし今は、わたしたちをつないでいたものに対して死んだので、わたしたちは律法から解放され、その結果、古い文字によってではなく、新しい霊によって仕えているのである。

7:7
 それでは、わたしたちは、なんと言おうか。律法は罪なのか。断じてそうではない。しかし、律法によらなければ、わたしは罪を知らなかったであろう。すなわち、もし律法が「むさぼるな」と言わなかったら、わたしはむさぼりなるものを知らなかったであろう。

7:8
 しかるに、罪は戒めによって機会を捕え、わたしの内に働いて、あらゆるむさぼりを起させた。すなわち、律法がなかったら、罪は死んでいるのである。

7:9
 わたしはかつては、律法なしに生きていたが、戒めが来るに及んで、罪は生き返り、

7:10
 わたしは死んだ。そして、いのちに導くべき戒めそのものが、かえってわたしを死に導いて行くことがわかった。

7:11
 なぜなら、罪は戒めによって機会を捕え、わたしを欺き、戒めによってわたしを殺したからである。

7:12
 このようなわけで、律法そのものは聖なるものであり、戒めも聖であって、正しく、かつ善なるものである。

7:13
 では、善なるものが、わたしにとって死となったのか。断じてそうではない。それはむしろ、罪の罪たることが現れるための、罪のしわざである。すなわち、罪は、戒めによって、はなはだしく悪性なものとなるために、善なるものによってわたしを死に至らせたのである。


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1.20.2011

Today's Bible story

今日1月20日(木)も良い日でありますように。

(聖ファビアノ教皇殉教者)
(聖セバスチアノ殉教者)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(3:7-12)

3:7
 それから、イエスは弟子たちと共に海べに退かれたが、ガリラヤからきたおびただしい群衆がついて行った。またユダヤから、

3:8
 エルサレムから、イドマヤから、更にヨルダンの向こうから、ツロ、シドンのあたりからも、おびただしい群衆が、そのなさっていることを聞いて、みもとにきた。

3:9
 イエスは群衆が自分に押し迫るのを避けるために、小舟を用意しておけと、弟子たちに命じられた。

3:10
 それは、多くの人をいやされたので、病苦に悩む者は皆イエスにさわろうとして、押し寄せてきたからである。

3:11
 また、けがれた霊どもはイエスを見るごとに、みまえにひれ伏し、叫んで、「あなたこそ神の子です」と言った。

3:12
 イエスは御自身のことを人にあらわさないようにと、彼らをきびしく戒められた


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_46.htm


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ヘブル人への手紙
(7:25〜8:6)

7:25
 そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである。

7:26
 このように、聖にして、悪も汚れもなく、罪人とは区別され、かつ、もろもろの天よりも高くされている大祭司こそ、わたしたちにとってふさわしいかたである。

7:27
 彼は、ほかの大祭司のように、まず自分の罪のため、次に民の罪のために、日々、いけにえをささげる必要はない。なぜなら、自分をささげて、一度だけ、それをされたからである。

7:28
 律法は、弱さを身に負う人間を立てて大祭司とするが、律法の後にきた誓いの御言は、永遠に全うされた御子を立てて、大祭司としたのである。

8:1
 以上述べたことの要点は、このような大祭司がわたしたちのためにおられ、天にあって大能者の御座の右に座し、

8:2
 人間によらず主によって設けられた真の幕屋なる聖所で仕えておられる、ということである。

8:3
 おおよそ、大祭司が立てられるのは、供え物やいけにえをささげるためにほかならない。したがって、この大祭司もまた、何かささぐべき物を持っておられねばならない。

8:4
 そこで、もし彼が地上におられたなら、律法にしたがって供え物をささげる祭司たちが、現にいるのだから、彼は祭司ではあり得なかったであろう。

8:5
 彼らは、天にある聖所のひな型と影とに仕えている者にすぎない。それについては、モーセが幕屋を建てようとしたとき、御告げを受け、「山で示された型どおりに、注意してそのいっさいを作りなさい」と言われたのである。

8:6
 ところがキリストは、はるかにすぐれた務を得られたのである。それは、さらにまさった約束に基いて立てられた、さらにまさった契約の仲保者となられたことによる。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(6:12-23)

6:12
 だから、あなたがたの死ぬべきからだを罪の支配にゆだねて、その情欲に従わせることをせず、

6:13
 また、あなたがたの肢体を不義の武器として罪にささげてはならない。むしろ、死人の中から生かされた者として、自分自身を神にささげ、自分の肢体を義の武器として神にささげるがよい。

6:14
 なぜなら、あなたがたは律法の下にあるのではなく、恵みの下にあるので、罪に支配されることはないからである。

6:15
 それでは、どうなのか。律法の下にではなく、恵みの下にあるからといって、わたしたちは罪を犯すべきであろうか。断じてそうではない。

6:16
 あなたがたは知らないのか。あなたがた自身が、だれかの僕になって服従するなら、あなたがたは自分の服従するその者の僕であって、死に至る罪の僕ともなり、あるいは、義にいたる従順の僕ともなるのである。

6:17
 しかし、神は感謝すべきかな。あなたがたは罪の僕であったが、伝えられた教の基準に心から服従して、

6:18
 罪から解放され、義の僕となった。

6:19
 わたしは人間的な言い方をするが、それは、あなたがたの肉の弱さのゆえである。あなたがたは、かつて自分の肢体を汚れと不法との僕としてささげて不法に陥ったように、今や自分の肢体を義の僕としてささげて、きよくならねばならない。

6:20
 あなたがたが罪の僕であった時は、義とは縁のない者であった。

6:21
 その時あなたがたは、どんな実を結んだのか。それは、今では恥とするようなものであった。それらのものの終極は、死である。

6:22
 しかし今や、あなたがたは罪から解放されて神に仕え、きよきに至る実を結んでいる。その終極は永遠のいのちである。

6:23
 罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。


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1.19.2011

Today's Bible story

今日1月19日(水)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(3:1-6)

3:1
 イエスがまた会堂にはいられると、そこに片手のなえた人がいた。

3:2
 人々はイエスを訴えようと思って、安息日にその人をいやされるかどうかをうかがっていた。

3:3
 すると、イエスは片手のなえたその人に、「立って、中へ出てきなさい」と言い、

3:4
 人々にむかって、「安息日に善を行うのと悪を行うのと、命を救うのと殺すのと、どちらがよいか」と言われた。彼らは黙っていた。

3:5
 イエスは怒りを含んで彼らを見まわし、その心のかたくななのを嘆いて、その人に「手を伸ばしなさい」と言われた。そこで手を伸ばすと、その手は元どおりになった。

3:6
 パリサイ人たちは出て行って、すぐにヘロデ党の者たちと、なんとかしてイエスを殺そうと相談しはじめた。


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今日の『み言葉』について
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ヘブル人への手紙
(7:1-3、15-17)

7:1
 このメルキゼデクはサレムの王であり、いと高き神の祭司であったが、王たちを撃破して帰るアブラハムを迎えて祝福し、

7:2
 それに対して、アブラハムは彼にすべての物の十分の一を分け与えたのである。その名の意味は、第一に義の王、次にまたサレムの王、すなわち平和の王である。

7:3
 彼には父がなく、母がなく、系図がなく、生涯の初めもなく、生命の終りもなく、神の子のようであって、いつまでも祭司なのである。

7:15
 そしてこの事は、メルキゼデクと同様な、ほかの祭司が立てられたことによって、ますます明白になる。

7:16
 彼は、肉につける戒めの律法によらないで、朽ちることのないいのちの力によって立てられたのである。

7:17
 それについては、聖書に「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」とあかしされている。


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Psalm:詩篇
(110:1-4)

ダビデの歌
110:1
 主はわが主に言われる、「わたしがあなたのもろもろの敵をあなたの足台とするまで、わたしの右に座せよ」と。

110:2
 主はあなたの力あるつえをシオンから出される。あなたはもろもろの敵のなかで治めよ。

110:3
 あなたの民は、あなたがその軍勢を聖なる山々に導く日に心から喜んでおのれをささげるであろう。あなたの若者は朝の胎から出る露のようにあなたに来るであろう。

110:4
 主は誓いを立てて、み心を変えられることはない、「あなたはメルキゼデクの位にしたがってとこしえに祭司である」。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(6:1-11)

6:1
 では、わたしたちは、なんと言おうか。恵みが増し加わるために、罪にとどまるべきであろうか。

6:2
 断じてそうではない。罪に対して死んだわたしたちが、どうして、なお、その中に生きておれるだろうか。

6:3
 それとも、あなたがたは知らないのか。キリスト・イエスにあずかるバプテスマを受けたわたしたちは、彼の死にあずかるバプテスマを受けたのである。

6:4
 すなわち、わたしたちは、その死にあずかるバプテスマによって、彼と共に葬られたのである。それは、キリストが父の栄光によって、死人の中からよみがえらされたように、わたしたちもまた、新しいいのちに生きるためである。

6:5
 もしわたしたちが、彼に結びついてその死の様にひとしくなるなら、さらに、彼の復活の様にもひとしくなるであろう。

6:6
 わたしたちは、この事を知っている。わたしたちの内の古き人はキリストと共に十字架につけられた。それは、この罪のからだが滅び、わたしたちがもはや、罪の奴隷となることがないためである。

6:7
 それは、すでに死んだ者は、罪から解放されているからである。

6:8
 もしわたしたちが、キリストと共に死んだなら、また彼と共に生きることを信じる。

6:9
 キリストは死人の中からよみがえらされて、もはや死ぬことがなく、死はもはや彼を支配しないことを、知っているからである。

6:10
 なぜなら、キリストが死んだのは、ただ一度罪に対して死んだのであり、キリストが生きるのは、神に生きるのだからである。

6:11
 このように、あなたがた自身も、罪に対して死んだ者であり、キリスト・イエスにあって神に生きている者であることを、認むべきである。


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1.18.2011

Today's Bible story

今日1月18日(火)も良い日でありますように。

キリスト教一致祈祷週間開始(25日まで)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(2:23-28)

2:23
 ある安息日に、イエスは麦畑の中をとおって行かれた。そのとき弟子たちが、歩きながら穂をつみはじめた。

2:24
 すると、パリサイ人たちがイエスに言った、「いったい、彼らはなぜ、安息日にしてはならぬことをするのですか」。

2:25
 そこで彼らに言われた、「あなたがたは、ダビデとその供の者たちとが食物がなくて飢えたとき、ダビデが何をしたか、まだ読んだことがないのか。

2:26
 すなわち、大祭司アビアタルの時、神の家にはいって、祭司たちのほか食べてはならぬ供えのパンを、自分も食べ、また供の者たちにも与えたではないか」。

2:27
 また彼らに言われた、「安息日は人のためにあるもので、人が安息日のためにあるのではない。

2:28
 それだから、人の子は、安息日にもまた主なのである」。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_44.htm


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ヘブル人への手紙
(6:10-20)

6:10
 神は不義なかたではないから、あなたがたの働きや、あなたがたがかつて聖徒に仕え、今もなお仕えて、御名のために示してくれた愛を、お忘れになることはない。

6:11
 わたしたちは、あなたがたがひとり残らず、最後まで望みを持ちつづけるためにも、同じ熱意を示し、

6:12
 怠ることがなく、信仰と忍耐とをもって約束のものを受け継ぐ人々に見習う者となるように、と願ってやまない。

6:13
 さて、神がアブラハムに対して約束されたとき、さして誓うのに、ご自分よりも上のものがないので、ご自分をさして誓って、

6:14
 「わたしは、必ずあなたを祝福し、必ずあなたの子孫をふやす」と言われた。

6:15
 このようにして、アブラハムは忍耐強く待ったので、約束のものを得たのである。

6:16
 いったい、人間は自分より上のものをさして誓うのであり、そして、その誓いはすべての反対論を封じる保証となるのである。

6:17
 そこで、神は、約束のものを受け継ぐ人々に、ご計画の不変であることを、いっそうはっきり示そうと思われ、誓いによって保証されたのである。

6:18
 それは、偽ることのあり得ない神に立てられた二つの不変の事がらによって、前におかれている望みを捕えようとして世をのがれてきたわたしたちが、力強い励ましを受けるためである。

6:19
 この望みは、わたしたちにとって、いわば、たましいを安全にし不動にする錨であり、かつ「幕の内」にはいり行かせるものである。

6:20
 その幕の内に、イエスは、永遠にメルキゼデクに等しい大祭司として、わたしたちのためにさきがけとなって、はいられたのである。


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Psalm:詩篇
(111:1-2,4-5,9.10c)

111:1
 主をほめたたえよ。わたしは正しい者のつどい、および公会で、心をつくして主に感謝する。

111:2
 主のみわざは偉大である。すべてそのみわざを喜ぶ者によって尋ね窮められる。

111:4
 主はそのくすしきみわざを記念させられた。主は恵みふかく、あわれみに満ちていられる。

111:5
 主はおのれを恐れる者に食物を与え、その契約をとこしえに心にとめられる。

111:9
 主はその民にあがないを施し、その契約をとこしえに立てられた。そのみ名は聖にして、おそれおおい。

111:10c
 主の誉は、とこしえに、うせることはない。


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◆今日の読書

ローマ人への手紙
(5:12-21)

5:12
 このようなわけで、ひとりの人によって、罪がこの世にはいり、また罪によって死がはいってきたように、こうして、すべての人が罪を犯したので、死が全人類にはいり込んだのである。

5:13
 というのは、律法以前にも罪は世にあったが、律法がなければ、罪は罪として認められないのである。

5:14
 しかし、アダムからモーセまでの間においても、アダムの違反と同じような罪を犯さなかった者も、死の支配を免れなかった。このアダムは、きたるべき者の型である。

5:15
 しかし、恵みの賜物は罪過の場合とは異なっている。すなわち、もしひとりの罪過のために多くの人が死んだとすれば、まして、神の恵みと、ひとりの人イエス・キリストの恵みによる賜物とは、さらに豊かに多くの人々に満ちあふれたはずではないか。

5:16
 かつ、この賜物は、ひとりの犯した罪の結果とは異なっている。なぜなら、さばきの場合は、ひとりの罪過から、罪に定めることになったが、恵みの場合には、多くの人の罪過から、義とする結果になるからである。

5:17
 もし、ひとりの罪過によって、そのひとりをとおして死が支配するに至ったとすれば、まして、あふれるばかりの恵みと義の賜物とを受けている者たちは、ひとりのイエス・キリストをとおし、いのちにあって、さらに力強く支配するはずではないか。

5:18
 このようなわけで、ひとりの罪過によってすべての人が罪に定められたように、ひとりの義なる行為によって、いのちを得させる義がすべての人に及ぶのである。

5:19
 すなわち、ひとりの人の不従順によって、多くの人が罪人とされたと同じように、ひとりの従順によって、多くの人が義人とされるのである。

5:20
 律法がはいり込んできたのは、罪過の増し加わるためである。しかし、罪の増し加わったところには、恵みもますます満ちあふれた。

5:21
 それは、罪が死によって支配するに至ったように、恵みもまた義によって支配し、わたしたちの主イエス・キリストにより、永遠のいのちを得させるためである。


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◆Douay-Rheims Bible
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◆The World English Bible
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1.17.2011

Today's Bible story

今日1月17日(月)も良い日でありますように。

聖アントニオ修道院長(記)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(2:18-22)

2:18
 ヨハネの弟子とパリサイ人とは、断食をしていた。そこで人々がきて、イエスに言った、「ヨハネの弟子たちとパリサイ人の弟子たちとが断食をしているのに、あなたの弟子たちは、なぜ断食をしないのですか」。

2:19
 するとイエスは言われた、「婚礼の客は、花婿が一緒にいるのに、断食ができるであろうか。花婿と一緒にいる間は、断食はできない。

2:20
 しかし、花婿が奪い去られる日が来る。その日には断食をするであろう。

2:21
 だれも、真新しい布ぎれを、古い着物に縫いつけはしない。もしそうすれば、新しいつぎは古い着物を引き破り、そして、破れがもっとひどくなる。

2:22
 まただれも、新しいぶどう酒を古い皮袋に入れはしない。もしそうすれば、ぶどう酒は皮袋をはり裂き、そして、ぶどう酒も皮袋もむだになってしまう。〔だから、新しいぶどう酒は新しい皮袋に入れるべきである〕」。


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週日の福音朗読
マルコによる福音 (2:18-22)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_39.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_43.htm


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ヘブル人への手紙
(5:1-10)

5:1
 大祭司なるものはすべて、人間の中から選ばれて、罪のために供え物といけにえとをささげるように、人々のために神に仕える役に任じられた者である。

5:2
 彼は自分自身、弱さを身に負うているので、無知な迷っている人々を、思いやることができると共に、

5:3
 その弱さのゆえに、民のためだけではなく自分自身のためにも、罪についてささげものをしなければならないのである。

5:4
 かつ、だれもこの栄誉ある務を自分で得るのではなく、アロンの場合のように、神の召しによって受けるのである。

5:5
 同様に、キリストもまた、大祭司の栄誉を自分で得たのではなく、「あなたこそは、わたしの子。きょう、わたしはあなたを生んだ」と言われたかたから、お受けになったのである。

5:6
 また、ほかの箇所でこう言われている、「あなたこそは、永遠に、メルキゼデクに等しい祭司である」。

5:7
 キリストは、その肉の生活の時には、激しい叫びと涙とをもって、ご自分を死から救う力のあるかたに、祈と願いとをささげ、そして、その深い信仰のゆえに聞きいれられたのである。

5:8
 彼は御子であられたにもかかわらず、さまざまの苦しみによって従順を学び、

5:9
 そして、全き者とされたので、彼に従順であるすべての人に対して、永遠の救の源となり、

5:10
 神によって、メルキゼデクに等しい大祭司と、となえられたのである。


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Psalm:詩篇
(110:1-4)

ダビデの歌
110:1
 主はわが主に言われる、「わたしがあなたのもろもろの敵をあなたの足台とするまで、わたしの右に座せよ」と。

110:2
 主はあなたの力あるつえをシオンから出される。あなたはもろもろの敵のなかで治めよ。

110:3
 あなたの民は、あなたがその軍勢を聖なる山々に導く日に心から喜んでおのれをささげるであろう。あなたの若者は朝の胎から出る露のようにあなたに来るであろう。

110:4
 主は誓いを立てて、み心を変えられることはない、「あなたはメルキゼデクの位にしたがってとこしえに祭司である」。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(5:1-11)

5:1
 このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている。

5:2
 わたしたちは、さらに彼により、いま立っているこの恵みに信仰によって導き入れられ、そして、神の栄光にあずかる希望をもって喜んでいる。

5:3
 それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、

5:4
 忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。

5:5
 そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。

5:6
 わたしたちがまだ弱かったころ、キリストは、時いたって、不信心な者たちのために死んで下さったのである。

5:7
 正しい人のために死ぬ者は、ほとんどいないであろう。善人のためには、進んで死ぬ者もあるいはいるであろう。

5:8
 しかし、まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである。

5:9
 わたしたちは、キリストの血によって今は義とされているのだから、なおさら、彼によって神の怒りから救われるであろう。

5:10
 もし、わたしたちが敵であった時でさえ、御子の死によって神との和解を受けたとすれば、和解を受けている今は、なおさら、彼のいのちによって救われるであろう。

5:11
 そればかりではなく、わたしたちは、今や和解を得させて下さったわたしたちの主イエス・キリストによって、神を喜ぶのである。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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1.16.2011

Today's Bible story

今日1月16日(日)も良い日でありますように。

年間第2主日

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◆今日の聖書物語


ヨハネによる福音
(1:29-34)

1:29
 その翌日、ヨハネはイエスが自分の方にこられるのを見て言った、「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。

1:30
 『わたしのあとに来るかたは、わたしよりもすぐれたかたである。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この人のことである。

1:31
 わたしはこのかたを知らなかった。しかし、このかたがイスラエルに現れてくださるそのことのために、わたしはきて、水でバプテスマを授けているのである」。

1:32
 ヨハネはまたあかしをして言った、「わたしは、御霊がはとのように天から下って、彼の上にとどまるのを見た。

1:33
 わたしはこの人を知らなかった。しかし、水でバプテスマを授けるようにと、わたしをおつかわしになったそのかたが、わたしに言われた、『ある人の上に、御霊が下ってとどまるのを見たら、その人こそは、御霊によってバプテスマを授けるかたである』。

1:34
 わたしはそれを見たので、このかたこそ神の子であると、あかしをしたのである」。


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主日の福音朗読(A年)
年間第2主日 ヨハネによる福音 (1:29-34)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C6_7.htm


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イザヤ書
(49:3、5-6)

49:3
 また、わたしに言われた、「あなたはわがしもべ、わが栄光をあらわすべきイスラエルである」と。

49:5
 ヤコブをおのれに帰らせ、イスラエルをおのれのもとに集めるために、わたしを腹の中からつくってそのしもべとされた主は言われる。(わたしは主の前に尊ばれ、わが神はわが力となられた)

49:6
 主は言われる、「あなたがわがしもべとなって、ヤコブのもろもろの部族をおこし、イスラエルのうちの残った者を帰らせることは、いとも軽い事である。わたしはあなたを、もろもろの国びとの光となして、わが救を地の果にまでいたらせよう」と。


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Psalm:詩篇
(40:2,4,7-10)

40:2
 主はわたしを滅びの穴から、泥の沼から引きあげて、わたしの足を岩の上におき、わたしの歩みをたしかにされた。

40:4
 主をおのが頼みとする人、高ぶる者にたよらず、偽りの神に迷う者にたよらない人はさいわいである。

40:7
 その時わたしは言った、「見よ、わたしはまいります。書の巻に、わたしのためにしるされています。

40:8
 わが神よ、わたしはみこころを行うことを喜びます。あなたのおきてはわたしの心のうちにあります」と。

40:9
 わたしは大いなる集会で、救についての喜びのおとずれを告げ示しました。見よ、わたしはくちびるを閉じませんでした。主よ、あなたはこれをご存じです。

40:10
 わたしはあなたの救を心のうちに隠しおかず、あなたのまことと救とを告げ示しました。わたしはあなたのいつくしみとまこととを大いなる集会に隠しませんでした。


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コリント人への第一の手紙
(1:1-3)

1:1
 神の御旨により召されてキリスト・イエスの使徒となったパウロと、兄弟ソステネから、

1:2
 コリントにある神の教会、すなわち、わたしたちの主イエス・キリストの御名を至る所で呼び求めているすべての人々と共に、キリスト・イエスにあってきよめられ、聖徒として召されたかたがたへ。このキリストは、わたしたちの主であり、また彼らの主であられる。

1:3
 わたしたちの父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安とが、あなたがたにあるように。


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◆聖書のことば (益田カトリック教会)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html


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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201101


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(4:1-25)

4:1
 それでは、肉によるわたしたちの先祖アブラハムの場合については、なんと言ったらよいか。

4:2
 もしアブラハムが、その行いによって義とされたのであれば、彼は誇ることができよう。しかし、神のみまえでは、できない。

4:3
 なぜなら、聖書はなんと言っているか、「アブラハムは神を信じた。それによって、彼は義と認められた」とある。

4:4
 いったい、働く人に対する報酬は、恩恵としてではなく、当然の支払いとして認められる。

4:5
 しかし、働きはなくても、不信心な者を義とするかたを信じる人は、その信仰が義と認められるのである。

4:6
 ダビデもまた、行いがなくても神に義と認められた人の幸福について、次のように言っている、

4:7
 「不法をゆるされ、罪をおおわれた人たちは、さいわいである。

4:8
 罪を主に認められない人は、さいわいである」。

4:9
 さて、この幸福は、割礼の者だけが受けるのか。それとも、無割礼の者にも及ぶのか。わたしたちは言う、「アブラハムには、その信仰が義と認められた」のである。

4:10
 それでは、どういう場合にそう認められたのか。割礼を受けてからか、それとも受ける前か。割礼を受けてからではなく、無割礼の時であった。

4:11
 そして、アブラハムは割礼というしるしを受けたが、それは、無割礼のままで信仰によって受けた義の証印であって、彼が、無割礼のままで信じて義とされるに至るすべての人の父となり、

4:12
 かつ、割礼の者の父となるためなのである。割礼の者というのは、割礼を受けた者ばかりではなく、われらの父アブラハムが無割礼の時に持っていた信仰の足跡を踏む人々をもさすのである。

4:13
 なぜなら、世界を相続させるとの約束が、アブラハムとその子孫とに対してなされたのは、律法によるのではなく、信仰の義によるからである。

4:14
 もし、律法に立つ人々が相続人であるとすれば、信仰はむなしくなり、約束もまた無効になってしまう。

4:15
 いったい、律法は怒りを招くものであって、律法のないところには違反なるものはない。

4:16
 このようなわけで、すべては信仰によるのである。それは恵みによるのであって、すべての子孫に、すなわち、律法に立つ者だけにではなく、アブラハムの信仰に従う者にも、この約束が保証されるのである。アブラハムは、神の前で、わたしたちすべての者の父であって、

4:17
 「わたしは、あなたを立てて多くの国民の父とした」と書いてあるとおりである。彼はこの神、すなわち、死人を生かし、無から有を呼び出される神を信じたのである。

4:18
 彼は望み得ないのに、なおも望みつつ信じた。そのために、「あなたの子孫はこうなるであろう」と言われているとおり、多くの国民の父となったのである。

4:19
 すなわち、およそ百歳となって、彼自身のからだが死んだ状態であり、また、サラの胎が不妊であるのを認めながらも、なお彼の信仰は弱らなかった。

4:20
 彼は、神の約束を不信仰のゆえに疑うようなことはせず、かえって信仰によって強められ、栄光を神に帰し、

4:21
 神はその約束されたことを、また成就することができると確信した。

4:22
 だから、彼は義と認められたのである。

4:23
 しかし「義と認められた」と書いてあるのは、アブラハムのためだけではなく、

4:24
 わたしたちのためでもあって、わたしたちの主イエスを死人の中からよみがえらせたかたを信じるわたしたちも、義と認められるのである。

4:25
 主は、わたしたちの罪過のために死に渡され、わたしたちが義とされるために、よみがえらされたのである。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

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1.15.2011

Today's Bible story

今日1月15日(土)も良い日でありますように。

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(聖母の土曜日)


◆今日の聖書物語

マルコによる福音
(2:13-17)

2:13
 イエスはまた海べに出て行かれると、多くの人々がみもとに集まってきたので、彼らを教えられた。

2:14
 また途中で、アルパヨの子レビが収税所にすわっているのをごらんになって、「わたしに従ってきなさい」と言われた。すると彼は立ちあがって、イエスに従った。

2:15
 それから彼の家で、食事の席についておられたときのことである。多くの取税人や罪人たちも、イエスや弟子たちと共にその席に着いていた。こんな人たちが大ぜいいて、イエスに従ってきたのである。

2:16
 パリサイ派の律法学者たちは、イエスが罪人や取税人たちと食事を共にしておられるのを見て、弟子たちに言った、「なぜ、彼は取税人や罪人などと食事を共にするのか」。

2:17
 イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」。


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週日の福音朗読
年間第1土曜日 マルコによる福音 (2:13-17)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_38.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_42.htm


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ヘブル人への手紙
(4:12-16)

4:12
 というのは、神の言は生きていて、力があり、もろ刃のつるぎよりも鋭くて、精神と霊魂と、関節と骨髄とを切り離すまでに刺しとおして、心の思いと志とを見分けることができる。

4:13
 そして、神のみまえには、あらわでない被造物はひとつもなく、すべてのものは、神の目には裸であり、あらわにされているのである。この神に対して、わたしたちは言い開きをしなくてはならない。

4:14
 さて、わたしたちには、もろもろの天をとおって行かれた大祭司なる神の子イエスがいますのであるから、わたしたちの告白する信仰をかたく守ろうではないか。

4:15
 この大祭司は、わたしたちの弱さを思いやることのできないようなかたではない。罪は犯されなかったが、すべてのことについて、わたしたちと同じように試錬に会われたのである。

4:16
 だから、わたしたちは、あわれみを受け、また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために、はばかることなく恵みの御座に近づこうではないか。


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Psalm:詩篇
(19:8-10,15)

口語訳では
(19:7-9,14)

9:7
 主のおきては完全であって、魂を生きかえらせ、主のあかしは確かであって、無学な者を賢くする。

19:8
 主のさとしは正しくて、心を喜ばせ、主の戒めはまじりなくて、眼を明らかにする。

19:9
 主を恐れる道は清らかで、とこしえに絶えることがなく、主のさばきは真実であって、ことごとく正しい。

19:14
 わが岩、わがあがないぬしなる主よ、どうか、わたしの口の言葉と、心の思いがあなたの前に喜ばれますように。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(3:21-31)

3:21
 しかし今や、神の義が、律法とは別に、しかも律法と預言者とによってあかしされて、現された。

3:22
 それは、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、すべて信じる人に与えられるものである。そこにはなんらの差別もない。

3:23
 すなわち、すべての人は罪を犯したため、神の栄光を受けられなくなっており、

3:24
 彼らは、価なしに、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないによって義とされるのである。

3:25
 神はこのキリストを立てて、その血による、信仰をもって受くべきあがないの供え物とされた。それは神の義を示すためであった。すなわち、今までに犯された罪を、神は忍耐をもって見のがしておられたが、

3:26
 それは、今の時に、神の義を示すためであった。こうして、神みずからが義となり、さらに、イエスを信じる者を義とされるのである。

3:27
 すると、どこにわたしたちの誇があるのか。全くない。なんの法則によってか。行いの法則によってか。そうではなく、信仰の法則によってである。

3:28
 わたしたちは、こう思う。人が義とされるのは、律法の行いによるのではなく、信仰によるのである。

3:29
 それとも、神はユダヤ人だけの神であろうか。また、異邦人の神であるのではないか。確かに、異邦人の神でもある。

3:30
 まことに、神は唯一であって、割礼のある者を信仰によって義とし、また、無割礼の者をも信仰のゆえに義とされるのである。

3:31
 すると、信仰のゆえに、わたしたちは律法を無効にするのであるか。断じてそうではない。かえって、それによって律法を確立するのである。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-15

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

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1.14.2011

Today's Bible story

今日1月14日(金)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(2:1-12)

2:1
 幾日かたって、イエスがまたカペナウムにお帰りになったとき、家におられるといううわさが立ったので、

2:2
 多くの人々が集まってきて、もはや戸口のあたりまでも、すきまが無いほどになった。そして、イエスは御言を彼らに語っておられた。

2:3
 すると、人々がひとりの中風の者を四人の人に運ばせて、イエスのところに連れてきた。

2:4
 ところが、群衆のために近寄ることができないので、イエスのおられるあたりの屋根をはぎ、穴をあけて、中風の者を寝かせたまま、床をつりおろした。

2:5
 イエスは彼らの信仰を見て、中風の者に、「子よ、あなたの罪はゆるされた」と言われた。

2:6
 ところが、そこに幾人かの律法学者がすわっていて、心の中で論じた、

2:7
 「この人は、なぜあんなことを言うのか。それは神をけがすことだ。神ひとりのほかに、だれが罪をゆるすことができるか」。

2:8
 イエスは、彼らが内心このように論じているのを、自分の心ですぐ見ぬいて、「なぜ、あなたがたは心の中でそんなことを論じているのか。
 
2:9
 中風の者に、あなたの罪はゆるされた、と言うのと、起きよ、床を取りあげて歩け、と言うのと、どちらがたやすいか。

2:10
 しかし、人の子は地上で罪をゆるす権威をもっていることが、あなたがたにわかるために」と彼らに言い、中風の者にむかって、

2:11
 「あなたに命じる。起きよ、床を取りあげて家に帰れ」と言われた。

2:12
 すると彼は起きあがり、すぐに床を取りあげて、みんなの前を出て行ったので、一同は大いに驚き、神をあがめて、「こんな事は、まだ一度も見たことがない」と言った。


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週日の福音朗読
年間第1金曜日 マルコによる福音(2:1-12)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_37.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_41.htm


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ヘブル人への手紙
(4:1-5、11)

4:1
 それだから、神の安息にはいるべき約束が、まだ存続しているにかかわらず、万一にも、はいりそこなう者が、あなたがたの中から出ることがないように、注意しようではないか。

4:2
 というのは、彼らと同じく、わたしたちにも福音が伝えられているのである。しかし、その聞いた御言は、彼らには無益であった。それが、聞いた者たちに、信仰によって結びつけられなかったからである。

4:3
 ところが、わたしたち信じている者は、安息にはいることができる。それは、「わたしが怒って、彼らをわたしの安息に、はいらせることはしないと、誓ったように」と言われているとおりである。しかも、みわざは世の初めに、でき上がっていた。

4:4
 すなわち、聖書のある箇所で、七日目のことについて、「神は、七日目にすべてのわざをやめて休まれた」と言われており、

4:5
 またここで、「彼らをわたしの安息に、はいらせることはしない」と言われている。

4:11
 したがって、わたしたちは、この安息にはいるように努力しようではないか。そうでないと、同じような不従順の悪例にならって、落ちて行く者が出るかもしれない。


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Psalm:詩篇
(78:3,4bc,6c-8)

78:3
 これはわれらがさきに聞いて知ったこと、またわれらの先祖たちがわれらに語り伝えたことである。

78:4bc
 主の光栄あるみわざと、その力と、主のなされたくすしきみわざとをきたるべき代に告げるであろう。

78:6c
 そのまた子孫にこれを伝え、

78:7
 彼らをして神に望みをおき、神のみわざを忘れず、その戒めを守らせるためである。

78:8
 またその先祖たちのようにかたくなで、そむく者のやからとなり、その心が定まりなく、その魂が神に忠実でないやからとならないためである。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(3:1-20)

3:1
 では、ユダヤ人のすぐれている点は何か。また割礼の益は何か。

3:2
 それは、いろいろの点で数多くある。まず第一に、神の言が彼らにゆだねられたことである。

3:3
 すると、どうなるのか。もし、彼らのうちに不真実の者があったとしたら、その不真実によって、神の真実は無になるであろうか。

3:4
 断じてそうではない。あらゆる人を偽り者としても、神を真実なものとすべきである。それは、「あなたが言葉を述べるときは、義とせられ、あなたがさばきを受けるとき、勝利を得るため」と書いてあるとおりである。

3:5
 しかし、もしわたしたちの不義が、神の義を明らかにするとしたら、なんと言うべきか。怒りを下す神は、不義であると言うのか(これは人間的な言い方ではある)。

3:6
 断じてそうではない。もしそうであったら、神はこの世を、どうさばかれるだろうか。

3:7
 しかし、もし神の真実が、わたしの偽りによりいっそう明らかにされて、神の栄光となるなら、どうして、わたしはなおも罪人としてさばかれるのだろうか。

3:8
 むしろ、「善をきたらせるために、わたしたちは悪をしようではないか」(わたしたちがそう言っていると、ある人々はそしっている)。彼らが罰せられるのは当然である。

3:9
 すると、どうなるのか。わたしたちには何かまさったところがあるのか。絶対にない。ユダヤ人もギリシヤ人も、ことごとく罪の下にあることを、わたしたちはすでに指摘した。

3:10
 次のように書いてある、「義人はいない、ひとりもいない。

3:11
 悟りのある人はいない、神を求める人はいない。

3:12
 すべての人は迷い出て、ことごとく無益なものになっている。善を行う者はいない、ひとりもいない。

3:13
 彼らののどは、開いた墓であり、彼らは、その舌で人を欺き、彼らのくちびるには、まむしの毒があり、

3:14
 彼らの口は、のろいと苦い言葉とで満ちている。

3:15
 彼らの足は、血を流すのに速く、

3:16
 彼らの道には、破壊と悲惨とがある。

3:17
 そして、彼らは平和の道を知らない。

3:18
 彼らの目の前には、神に対する恐れがない」。

3:19
 さて、わたしたちが知っているように、すべて律法の言うところは、律法のもとにある者たちに対して語られている。それは、すべての口がふさがれ、全世界が神のさばきに服するためである。

3:20
 なぜなら、律法を行うことによっては、すべての人間は神の前に義とせられないからである。律法によっては、罪の自覚が生じるのみである。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-14

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆The World English Bible
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◆カトリック千葉寺教会
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1.13.2011

Today's Bible story

今日1月13日(木)も良い日でありますように。

(聖ヒラリオ司教殉教者)

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(1:40-45)

1:40
 ひとりのらい病人が、イエスのところに願いにきて、ひざまずいて言った、「みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。

1:41
 イエスは深くあわれみ、手を伸ばして彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。

1:42
 すると、らい病が直ちに去って、その人はきよくなった。

1:43
 イエスは彼をきびしく戒めて、すぐにそこを去らせ、こう言い聞かせられた、

1:44
 「何も人に話さないように、注意しなさい。ただ行って、自分のからだを祭司に見せ、それから、モーセが命じた物をあなたのきよめのためにささげて、人々に証明しなさい」。

1:45
 しかし、彼は出て行って、自分の身に起ったことを盛んに語り、また言いひろめはじめたので、イエスはもはや表立っては町に、はいることができなくなり、外の寂しい所にとどまっておられた。しかし、人々は方々から、イエスのところにぞくぞくと集まってきた。


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週日の福音朗読
年間第1木曜日 マルコによる福音(1:40-45)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_36.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_40.htm


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ヘブル人への手紙
(3:7-14)

3:7
 だから、聖霊が言っているように、「きょう、あなたがたがみ声を聞いたなら、

3:8
 荒野における試錬の日に、神にそむいた時のように、あなたがたの心を、かたくなにしてはいけない。

3:9
 あなたがたの先祖たちは、そこでわたしを試みためし、

3:10
 しかも、四十年の間わたしのわざを見たのである。だから、わたしはその時代の人々に対して、いきどおって言った、彼らの心は、いつも迷っており、彼らは、わたしの道を認めなかった。

3:11
 そこで、わたしは怒って、彼らをわたしの安息にはいらせることはしない、と誓った」。

3:12
 兄弟たちよ。気をつけなさい。あなたがたの中には、あるいは、不信仰な悪い心をいだいて、生ける神から離れ去る者があるかも知れない。

3:13
 あなたがたの中に、罪の惑わしに陥って、心をかたくなにする者がないように、「きょう」といううちに、日々、互に励まし合いなさい。

3:14
 もし最初の確信を、最後までしっかりと持ち続けるならば、わたしたちはキリストにあずかる者となるのである。


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Psalm:詩篇
(95:6-11)

95:6
 さあ、われらは拝み、ひれ伏し、われらの造り主、主のみ前にひざまずこう。

95:7
 主はわれらの神であり、われらはその牧の民、そのみ手の羊である。どうか、あなたがたは、きょう、そのみ声を聞くように。

95:8
 あなたがたは、メリバにいた時のように、また荒野のマッサにいた日のように、心をかたくなにしてはならない。

95:9
 あの時、あなたがたの先祖たちはわたしのわざを見たにもかかわらず、わたしを試み、わたしをためした。

95:10
 わたしは四十年の間、その代をきらって言った、「彼らは心の誤っている民であって、わたしの道を知らない」と。

95:11
 それゆえ、わたしは憤って、彼らはわが安息に入ることができないと誓った。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(2:17-29)

2:17
 もしあなたが、自らユダヤ人と称し、律法に安んじ、神を誇とし、

2:18
 御旨を知り、律法に教えられて、なすべきことをわきまえており、

2:19 2:20
 さらに、知識と真理とが律法の中に形をとっているとして、自ら盲人の手引き、やみにおる者の光、愚かな者の導き手、幼な子の教師をもって任じているのなら、

2:21
 なぜ、人を教えて自分を教えないのか。盗むなと人に説いて、自らは盗むのか。

2:22
 姦淫するなと言って、自らは姦淫するのか。偶像を忌みきらいながら、自らは宮の物をかすめるのか。

2:23
 律法を誇としながら、自らは律法に違反して、神を侮っているのか。

2:24
 聖書に書いてあるとおり、「神の御名は、あなたがたのゆえに、異邦人の間で汚されている」。

2:25
 もし、あなたが律法を行うなら、なるほど、割礼は役に立とう。しかし、もし律法を犯すなら、あなたの割礼は無割礼となってしまう。

2:26
 だから、もし無割礼の者が律法の規定を守るなら、その無割礼は割礼と見なされるではないか。

2:27
 かつ、生れながら無割礼の者であって律法を全うする者は、律法の文字と割礼とを持ちながら律法を犯しているあなたを、さばくのである。

2:28
 というのは、外見上のユダヤ人がユダヤ人ではなく、また、外見上の肉における割礼が割礼でもない。

2:29
 かえって、隠れたユダヤ人がユダヤ人であり、また、文字によらず霊による心の割礼こそ割礼であって、そのほまれは人からではなく、神から来るのである。


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◆教会カレンダー
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◆CNA今日の聖書朗読(英語)
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1.12.2011

Today's Bible story

今日1月12日(水)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語

マルコによる福音
(1:29-39)

1:29
 それから会堂を出るとすぐ、ヤコブとヨハネとを連れて、シモンとアンデレとの家にはいって行かれた。

1:30
 ところが、シモンのしゅうとめが熱病で床についていたので、人々はさっそく、そのことをイエスに知らせた。

1:31
 イエスは近寄り、その手をとって起されると、熱が引き、女は彼らをもてなした。

1:32
 夕暮になり日が沈むと、人々は病人や悪霊につかれた者をみな、イエスのところに連れてきた。

1:33
 こうして、町中の者が戸口に集まった。

1:34
 イエスは、さまざまの病をわずらっている多くの人々をいやし、また多くの悪霊を追い出された。また、悪霊どもに、物言うことをお許しにならなかった。彼らがイエスを知っていたからである。

1:35
 朝はやく、夜の明けるよほど前に、イエスは起きて寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた。

1:36
 すると、シモンとその仲間とが、あとを追ってきた。

1:37
 そしてイエスを見つけて、「みんなが、あなたを捜しています」と言った。

1:38
 イエスは彼らに言われた、「ほかの、附近の町々にみんなで行って、そこでも教を宣べ伝えよう。わたしはこのために出てきたのだから」。

1:39
 そして、ガリラヤ全地を巡りあるいて、諸会堂で教を宣べ伝え、また悪霊を追い出された。


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週日の福音朗読
年間第1水曜日 マルコによる福音(1:29-39)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_35.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_39.htm


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ヘブル人への手紙
(2:14-18)

2:14
 このように、子たちは血と肉とに共にあずかっているので、イエスもまた同様に、それらをそなえておられる。それは、死の力を持つ者、すなわち悪魔を、ご自分の死によって滅ぼし、

2:15
 死の恐怖のために一生涯、奴隷となっていた者たちを、解き放つためである。

2:16
 確かに、彼は天使たちを助けることはしないで、アブラハムの子孫を助けられた。

2:17
 そこで、イエスは、神のみまえにあわれみ深い忠実な大祭司となって、民の罪をあがなうために、あらゆる点において兄弟たちと同じようにならねばならなかった。

2:18
 主ご自身、試錬を受けて苦しまれたからこそ、試錬の中にある者たちを助けることができるのである。


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Psalm:詩篇
(105:1-4,6-9)

105:1
 主に感謝し、そのみ名を呼び、そのみわざをもろもろの民のなかに知らせよ。

105:2
 主にむかって歌え、主をほめうたえ、そのすべてのくすしきみわざを語れ。

105:3
 その聖なるみ名を誇れ。主を尋ね求める者の心を喜ばせよ。

105:4
 主とそのみ力とを求めよ、つねにそのみ顔を尋ねよ。

105:6
 そのしもべアブラハムの子孫よ、その選ばれた者であるヤコブの子らよ、主のなされたくすしきみわざと、その奇跡と、そのみ口のさばきとを心にとめよ。

105:7
 彼はわれらの神、主でいらせられる。そのさばきは全地にある。

105:8
 主はとこしえに、その契約をみこころにとめられる。これはよろず代に命じられたみ言葉であって、

105:9
 アブラハムと結ばれた契約、イサクに誓われた約束である。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(2:1-16)

2:1
 だから、ああ、すべて人をさばく者よ。あなたには弁解の余地がない。あなたは、他人をさばくことによって、自分自身を罪に定めている。さばくあなたも、同じことを行っているからである。

2:2
 わたしたちは、神のさばきが、このような事を行う者どもの上に正しく下ることを、知っている。

2:3
 ああ、このような事を行う者どもをさばきながら、しかも自ら同じことを行う人よ。あなたは、神のさばきをのがれうると思うのか。

2:4
 それとも、神の慈愛があなたを悔改めに導くことも知らないで、その慈愛と忍耐と寛容との富を軽んじるのか。

2:5
 あなたのかたくなな、悔改めのない心のゆえに、あなたは、神の正しいさばきの現れる怒りの日のために神の怒りを、自分の身に積んでいるのである。

2:6
 神は、おのおのに、そのわざにしたがって報いられる。

2:7
 すなわち、一方では、耐え忍んで善を行って、光栄とほまれと朽ちぬものとを求める人に、永遠のいのちが与えられ、

2:8
 他方では、党派心をいだき、真理に従わないで不義に従う人に、怒りと激しい憤りとが加えられる。

2:9
 悪を行うすべての人には、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、患難と苦悩とが与えられ、

2:10
 善を行うすべての人には、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、光栄とほまれと平安とが与えられる。

2:11
 なぜなら、神には、かたより見ることがないからである。

2:12
 そのわけは、律法なしに罪を犯した者は、また律法なしに滅び、律法のもとで罪を犯した者は、律法によってさばかれる。

2:13
 なぜなら、律法を聞く者が、神の前に義なるものではなく、律法を行う者が、義とされるからである。

2:14
 すなわち、律法を持たない異邦人が、自然のままで、律法の命じる事を行うなら、たとい律法を持たなくても、彼らにとっては自分自身が律法なのである。

2:15
 彼らは律法の要求がその心にしるされていることを現し、そのことを彼らの良心も共にあかしをして、その判断が互にあるいは訴え、あるいは弁明し合うのである。

2:16
 そして、これらのことは、わたしの福音によれば、神がキリスト・イエスによって人々の隠れた事がらをさばかれるその日に、明らかにされるであろう。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-12

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/
携帯HP:http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/mobile/

1.11.2011

Today's Bible story

今日1月11日(火)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(1:21-28)

1:21
 それから、彼らはカペナウムに行った。そして安息日にすぐ、イエスは会堂にはいって教えられた。

1:22
 人々は、その教に驚いた。律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように、教えられたからである。

1:23
 ちょうどその時、けがれた霊につかれた者が会堂にいて、叫んで言った、

1:24
 「ナザレのイエスよ、あなたはわたしたちとなんの係わりがあるのです。わたしたちを滅ぼしにこられたのですか。あなたがどなたであるか、わかっています。神の聖者です」。

1:25
 イエスはこれをしかって、「黙れ、この人から出て行け」と言われた。

1:26
 すると、けがれた霊は彼をひきつけさせ、大声をあげて、その人から出て行った。

1:27
 人々はみな驚きのあまり、互に論じて言った、「これは、いったい何事か。権威ある新しい教だ。けがれた霊にさえ命じられると、彼らは従うのだ」。

1:28
 こうしてイエスのうわさは、たちまちガリラヤの全地方、いたる所にひろまった。


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週日の福音朗読
年間第1火曜日 マルコによる福音(1:21-28)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_34.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_38.htm


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ヘブル人への手紙
(2:5-12)

2:5
 いったい、神は、わたしたちがここで語っているきたるべき世界を、御使たちに服従させることは、なさらなかった。

2:6
 聖書はある箇所で、こうあかししている、「人間が何者だから、これを御心に留められるのだろうか。人の子が何者だから、これをかえりみられるのだろうか。

2:7
 あなたは、しばらくの間、彼を御使たちよりも低い者となし、栄光とほまれとを冠として彼に与え、

2:8
 万物をその足の下に服従させて下さった」。「万物を彼に服従させて下さった」という以上、服従しないものは、何ひとつ残されていないはずである。しかし、今もなお万物が彼に服従している事実を、わたしたちは見ていない。

2:9
 ただ、「しばらくの間、御使たちよりも低い者とされた」イエスが、死の苦しみのゆえに、栄光とほまれとを冠として与えられたのを見る。それは、彼が神の恵みによって、すべての人のために死を味わわれるためであった。

2:10
 なぜなら、万物の帰すべきかた、万物を造られたかたが、多くの子らを栄光に導くのに、彼らの救の君を、苦難をとおして全うされたのは、彼にふさわしいことであったからである。

2:11
 実に、きよめるかたも、きよめられる者たちも、皆ひとりのかたから出ている。それゆえに主は、彼らを兄弟と呼ぶことを恥とされない。

2:12
 すなわち、「わたしは、御名をわたしの兄弟たちに告げ知らせ、教会の中で、あなたをほめ歌おう」と(言われた。)


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Psalm:詩篇
(8:2ab,5-9)

口語訳では
(8:1ab,4-8)

8:1ab
 主、われらの主よ、あなたの名は地にあまねく、いかに尊いことでしょう。

8:4
 人は何者なので、これをみ心にとめられるのですか、人の子は何者なので、これを顧みられるのですか。

8:5
 ただ少しく人を神よりも低く造って、栄えと誉とをこうむらせ、

8:6
 これにみ手のわざを治めさせ、よろずの物をその足の下におかれました。

8:7
 すべての羊と牛、また野の獣、

8:8
 空の鳥と海の魚、海路を通うものまでも。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(1:18-32)

1:18
 神の怒りは、不義をもって真理をはばもうとする人間のあらゆる不信心と不義とに対して、天から啓示される。

1:19
 なぜなら、神について知りうる事がらは、彼らには明らかであり、神がそれを彼らに明らかにされたのである。

1:20
 神の見えない性質、すなわち、神の永遠の力と神性とは、天地創造このかた、被造物において知られていて、明らかに認められるからである。したがって、彼らには弁解の余地がない。

1:21
 なぜなら、彼らは神を知っていながら、神としてあがめず、感謝もせず、かえってその思いはむなしくなり、その無知な心は暗くなったからである。

1:22
 彼らは自ら知者と称しながら、愚かになり、

1:23
 不朽の神の栄光を変えて、朽ちる人間や鳥や獣や這うものの像に似せたのである。

1:24
 ゆえに、神は、彼らが心の欲情にかられ、自分のからだを互にはずかしめて、汚すままに任せられた。

1:25
 彼らは神の真理を変えて虚偽とし、創造者の代りに被造物を拝み、これに仕えたのである。創造者こそ永遠にほむべきものである、アァメン。

1:26
 それゆえ、神は彼らを恥ずべき情欲に任せられた。すなわち、彼らの中の女は、その自然の関係を不自然なものに代え、

1:27
 男もまた同じように女との自然の関係を捨てて、互にその情欲の炎を燃やし、男は男に対して恥ずべきことをなし、そしてその乱行の当然の報いを、身に受けたのである。

1:28
 そして、彼らは神を認めることを正しいとしなかったので、神は彼らを正しからぬ思いにわたし、なすべからざる事をなすに任せられた。

1:29
 すなわち、彼らは、あらゆる不義と悪と貪欲と悪意とにあふれ、ねたみと殺意と争いと詐欺と悪念とに満ち、また、ざん言する者、

1:30
 そしる者、神を憎む者、不遜な者、高慢な者、大言壮語する者、悪事をたくらむ者、親に逆らう者となり、

1:31
 無知、不誠実、無情、無慈悲な者となっている。

1:32
 彼らは、こうした事を行う者どもが死に価するという神の定めをよく知りながら、自らそれを行うばかりではなく、それを行う者どもを是認さえしている。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-11

◆携帯で読む聖書(口語訳)
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◆口語訳聖書(PDF版)
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◆The World English Bible
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◆カトリック千葉寺教会
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1.10.2011

Today's Bible story

今日1月10日(月)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(1:14-20)

1:14
 ヨハネが捕えられた後、イエスはガリラヤに行き、神の福音を宣べ伝えて言われた、

1:15
 「時は満ちた、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」。

1:16
 さて、イエスはガリラヤの海べを歩いて行かれ、シモンとシモンの兄弟アンデレとが、海で網を打っているのをごらんになった。彼らは漁師であった。

1:17
 イエスは彼らに言われた、「わたしについてきなさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう」。

1:18
 すると、彼らはすぐに網を捨てて、イエスに従った。

1:19
 また少し進んで行かれると、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネとが、舟の中で網を繕っているのをごらんになった。

1:20
 そこで、すぐ彼らをお招きになると、父ゼベダイを雇人たちと一緒に舟において、イエスのあとについて行った。


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週日の福音朗読
年間第1月曜日 マルコによる福音(1:14-20)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_33.htm


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_37.htm


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ヘブル人への手紙
(1:1-6)

1:1
 神は、むかしは、預言者たちにより、いろいろな時に、いろいろな方法で、先祖たちに語られたが、

1:2
 この終りの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである。神は御子を万物の相続者と定め、また、御子によって、もろもろの世界を造られた。

1:3
 御子は神の栄光の輝きであり、神の本質の真の姿であって、その力ある言葉をもって万物を保っておられる。そして罪のきよめのわざをなし終えてから、いと高き所にいます大能者の右に、座につかれたのである。

1:4
 御子は、その受け継がれた名が御使たちの名にまさっているので、彼らよりもすぐれた者となられた。

1:5
 いったい、神は御使たちのだれに対して、「あなたこそは、わたしの子。きょう、わたしはあなたを生んだ」と言い、さらにまた、「わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となるであろう」と言われたことがあるか。

1:6
 さらにまた、神は、その長子を世界に導き入れるに当って、「神の御使たちはことごとく、彼を拝すべきである」と言われた。


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Psalm:詩篇
(97:1,2b,6,7c,9)

97:1
 主は王となられた。地は楽しみ、海に沿った多くの国々は喜べ。

97:2b
 義と正とはそのみくらの基である。

97:6
 もろもろの天はその義をあらわし、よろずの民はその栄光を見た。

97:7c
 もろもろの神は主のみ前にひれ伏す。

97:9
 主よ、あなたは全地の上にいまして、いと高く、もろもろの神にまさって大いにあがめられます。


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◆今日の読書


ローマ人への手紙
(1:1-17)

1:1
 キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから—

1:2
 この福音は、神が、預言者たちにより、聖書の中で、あらかじめ約束されたものであって、

1:3
 御子に関するものである。御子は、肉によればダビデの子孫から生れ、

1:4
 聖なる霊によれば、死人からの復活により、御力をもって神の御子と定められた。これがわたしたちの主イエス・キリストである。

1:5
 わたしたちは、その御名のために、すべての異邦人を信仰の従順に至らせるようにと、彼によって恵みと使徒の務とを受けたのであり、

1:6
 あなたがたもまた、彼らの中にあって、召されてイエス・キリストに属する者となったのである—

1:7
 ローマにいる、神に愛され、召された聖徒一同へ。わたしたちの父なる神および主イエス・キリストから、恵みと平安とが、あなたがたにあるように。

1:8
 まず第一に、わたしは、あなたがたの信仰が全世界に言い伝えられていることを、イエス・キリストによって、あなたがた一同のために、わたしの神に感謝する。

1:9 1:10
 わたしは、祈のたびごとに、絶えずあなたがたを覚え、いつかは御旨にかなって道が開かれ、どうにかして、あなたがたの所に行けるようにと願っている。このことについて、わたしのためにあかしをして下さるのは、わたしが霊により、御子の福音を宣べ伝えて仕えている神である。

1:11
 わたしは、あなたがたに会うことを熱望している。あなたがたに霊の賜物を幾分でも分け与えて、力づけたいからである。

1:12
 それは、あなたがたの中にいて、あなたがたとわたしとのお互の信仰によって、共に励まし合うためにほかならない。

1:13
 兄弟たちよ。このことを知らずにいてもらいたくない。わたしはほかの異邦人の間で得たように、あなたがたの間でも幾分かの実を得るために、あなたがたの所に行こうとしばしば企てたが、今まで妨げられてきた。

1:14
 わたしには、ギリシヤ人にも未開の人にも、賢い者にも無知な者にも、果すべき責任がある。

1:15
 そこで、わたしとしての切なる願いは、ローマにいるあなたがたにも、福音を宣べ伝えることなのである。

1:16
 わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である。

1:17
 神の義は、その福音の中に啓示され、信仰に始まり信仰に至らせる。これは、「信仰による義人は生きる」と書いてあるとおりである。


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◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-10

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

1.09.2011

Today's Bible story

今日1月9日(日)も良い日でありますように。

主の洗礼(祝)

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◆今日の聖書物語


マタイによる福音
(3:13-17)

3:13
 そのときイエスは、ガリラヤを出てヨルダン川に現れ、ヨハネのところにきて、バプテスマを受けようとされた。

3:14
 ところがヨハネは、それを思いとどまらせようとして言った、「わたしこそあなたからバプテスマを受けるはずですのに、あなたがわたしのところにおいでになるのですか」。

3:15
 しかし、イエスは答えて言われた、「今は受けさせてもらいたい。このように、すべての正しいことを成就するのは、われわれにふさわしいことである」。そこでヨハネはイエスの言われるとおりにした。

3:16
 イエスはバプテスマを受けるとすぐ、水から上がられた。すると、見よ、天が開け、神の御霊がはとのように自分の上に下ってくるのを、ごらんになった。

3:17
 また天から声があって言った、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である」。


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主日の福音朗読(A年)
主の洗礼 祝 マタイによる福音(3:13-17)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C6_6.htm


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イザヤ書
(42:1-4、6-7)

42:1
 わたしの支持するわがしもべ、わたしの喜ぶわが選び人を見よ。わたしはわが霊を彼に与えた。彼はもろもろの国びとに道をしめす。

42:2
 彼は叫ぶことなく、声をあげることなく、その声をちまたに聞えさせず、

42:3
 また傷ついた葦を折ることなく、ほのぐらい灯心を消すことなく、真実をもって道をしめす。

42:4
 彼は衰えず、落胆せず、ついに道を地に確立する。海沿いの国々はその教を待ち望む。

42:6
 「主なるわたしは正義をもってあなたを召した。わたしはあなたの手をとり、あなたを守った。わたしはあなたを民の契約とし、もろもろの国びとの光として与え、

42:7
 盲人の目を開き、囚人を地下の獄屋から出し、暗きに座する者を獄屋から出させる。


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Psalm:詩篇
(29:1-2,3-4,9-10)

ダビデの歌
29:1
 神の子らよ、主に帰せよ、栄光と力とを主に帰せよ。

29:2
 み名の栄光を主に帰せよ、聖なる装いをもって主を拝め。

29:3
 主のみ声は水の上にあり、栄光の神は雷をとどろかせ、主は大水の上におられる。

29:4
 主のみ声は力があり、主のみ声は威厳がある。

29:9
 主のみ声はかしの木を巻きあげ、また林を裸にする。その宮で、すべてのものは呼ばわって言う、「栄光」と。

29:10
 主は洪水の上に座し、主はみくらに座して、とこしえに王であらせられる。


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使徒行伝
(10:34-38)

10:34
 そこでペテロは口を開いて言った、「神は人をかたよりみないかたで、

10:35
 神を敬い義を行う者はどの国民でも受けいれて下さることが、ほんとうによくわかってきました。

10:36
 あなたがたは、神がすべての者の主なるイエス・キリストによって平和の福音を宣べ伝えて、イスラエルの子らにお送り下さった御言をご存じでしょう。

10:37
 それは、ヨハネがバプテスマを説いた後、ガリラヤから始まってユダヤ全土にひろまった福音を述べたものです。

10:38
 神はナザレのイエスに聖霊と力とを注がれました。このイエスは、神が共におられるので、よい働きをしながら、また悪魔に押えつけられている人々をことごとくいやしながら、巡回されました。


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◆聖書のことば (益田カトリック教会)
http://www.iwami.or.jp/masuka/seisyokotoba.html


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◆こうじ神父 今週の説教
http://blog.goo.ne.jp/knkouji/m/201101


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◆今日の読書


イザヤ書
(42:1-9、49:1-9)

42:1
 わたしの支持するわがしもべ、わたしの喜ぶわが選び人を見よ。わたしはわが霊を彼に与えた。彼はもろもろの国びとに道をしめす。

42:2
 彼は叫ぶことなく、声をあげることなく、その声をちまたに聞えさせず、

42:3
 また傷ついた葦を折ることなく、ほのぐらい灯心を消すことなく、真実をもって道をしめす。

42:4
 彼は衰えず、落胆せず、ついに道を地に確立する。海沿いの国々はその教を待ち望む。

42:5
 天を創造してこれをのべ、地とそれに生ずるものをひらき、その上の民に息を与え、その中を歩む者に霊を与えられる主なる神はこう言われる、

42:6
 「主なるわたしは正義をもってあなたを召した。わたしはあなたの手をとり、あなたを守った。わたしはあなたを民の契約とし、もろもろの国びとの光として与え、

42:7
 盲人の目を開き、囚人を地下の獄屋から出し、暗きに座する者を獄屋から出させる。

42:8
 わたしは主である、これがわたしの名である。わたしはわが栄光をほかの者に与えない。また、わが誉を刻んだ像に与えない。

42:9
 見よ、さきに預言した事は起った。わたしは新しい事を告げよう。その事がまだ起らない前に、わたしはまず、あなたがたに知らせよう」。

49:1
 海沿いの国々よ、わたしに聞け。遠いところのもろもろの民よ、耳を傾けよ。主はわたしを生れ出た時から召し、母の胎を出た時からわが名を語り告げられた。

49:2
 主はわが口を鋭利なつるぎとなし、わたしをみ手の陰にかくし、とぎすました矢となして、箙にわたしを隠された。

49:3
 また、わたしに言われた、「あなたはわがしもべ、わが栄光をあらわすべきイスラエルである」と。

49:4
 しかし、わたしは言った、「わたしはいたずらに働き、益なく、むなしく力を費した。しかもなお、まことにわが正しきは主と共にあり、わが報いはわが神と共にある」と。

49:5
 ヤコブをおのれに帰らせ、イスラエルをおのれのもとに集めるために、わたしを腹の中からつくってそのしもべとされた主は言われる。(わたしは主の前に尊ばれ、わが神はわが力となられた)

49:6
 主は言われる、「あなたがわがしもべとなって、ヤコブのもろもろの部族をおこし、イスラエルのうちの残った者を帰らせることは、いとも軽い事である。わたしはあなたを、もろもろの国びとの光となして、わが救を地の果にまでいたらせよう」と。

49:7
 イスラエルのあがない主、イスラエルの聖者なる主は、人に侮られる者、民に忌みきらわれる者、つかさたちのしもべにむかってこう言われる、「もろもろの王は見て、立ちあがり、もろもろの君は立って、拝する。これは真実なる主、イスラエルの聖者が、あなたを選ばれたゆえである」。

49:8
 主はこう言われる、「わたしは恵みの時に、あなたに答え、救の日にあなたを助けた。わたしはあなたを守り、あなたを与えて民の契約とし、国を興し、荒れすたれた地を嗣業として継がせる。

49:9
 わたしは捕えられた人に『出よ』と言い、暗きにおる者に『あらわれよ』と言う。彼らは道すがら食べることができ、すべての裸の山にも牧草を得る。


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◆み言葉の食卓
http://www.donboscojp.org/sdblogos/index.htm

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
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1.08.2011

Today's Bible story

今日1月8日(土)も良い日でありますように。

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◆今日の聖書物語


ヨハネによる福音
(3:22-30)

3:22
 こののち、イエスは弟子たちとユダヤの地に行き、彼らと一緒にそこに滞在して、バプテスマを授けておられた。

3:23
 ヨハネもサリムに近いアイノンで、バプテスマを授けていた。そこには水がたくさんあったからである。人々がぞくぞくとやってきてバプテスマを受けていた。

3:24
 そのとき、ヨハネはまだ獄に入れられてはいなかった。

3:25
 ところが、ヨハネの弟子たちとひとりのユダヤ人との間に、きよめのことで争論が起った。

3:26
 そこで彼らはヨハネのところにきて言った、「先生、ごらん下さい。ヨルダンの向こうであなたと一緒にいたことがあり、そして、あなたがあかしをしておられたあのかたが、バプテスマを授けており、皆の者が、そのかたのところへ出かけています」。

3:27
 ヨハネは答えて言った、「人は天から与えられなければ、何ものも受けることはできない。

3:28
 『わたしはキリストではなく、そのかたよりも先につかわされた者である』と言ったことをあかししてくれるのは、あなたがた自身である。

3:29
 花嫁をもつ者は花婿である。花婿の友人は立って彼の声を聞き、その声を聞いて大いに喜ぶ。こうして、この喜びはわたしに満ち足りている。

3:30
 彼は必ず栄え、わたしは衰える。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_36.htm


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ヨハネの第一の手紙
(5:14-21)

5:14
 わたしたちが神に対していだいている確信は、こうである。すなわち、わたしたちが何事でも神の御旨に従って願い求めるなら、神はそれを聞きいれて下さるということである。

5:15
 そして、わたしたちが願い求めることは、なんでも聞きいれて下さるとわかれば、神に願い求めたことはすでにかなえられたことを、知るのである。

5:16
 もしだれかが死に至ることのない罪を犯している兄弟を見たら、神に願い求めなさい。そうすれば神は、死に至ることのない罪を犯している人々には、いのちを賜わるであろう。死に至る罪がある。これについては、願い求めよ、とは言わない。

5:17
 不義はすべて、罪である。しかし、死に至ることのない罪もある。

5:18
 すべて神から生れた者は罪を犯さないことを、わたしたちは知っている。神から生れたかたが彼を守っていて下さるので、悪しき者が手を触れるようなことはない。

5:19
 また、わたしたちは神から出た者であり、全世界は悪しき者の配下にあることを、知っている。

5:20
 さらに、神の子がきて、真実なかたを知る知力をわたしたちに授けて下さったことも、知っている。そして、わたしたちは、真実なかたにおり、御子イエス・キリストにおるのである。このかたは真実な神であり、永遠のいのちである。

5:21
 子たちよ。気をつけて、偶像を避けなさい。


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Psalm:詩篇
(149:1-6a,9b)

149:1
 主をほめたたえよ。主にむかって新しい歌をうたえ。聖徒のつどいで、主の誉を歌え。

149:2
 イスラエルにその造り主を喜ばせ、シオンの子らにその王を喜ばせよ。

149:3
 彼らに踊りをもって主のみ名をほめたたえさせ、鼓と琴とをもって主をほめ歌わせよ。

149:4
 主はおのが民を喜び、へりくだる者を勝利をもって飾られるからである。

149:5
 聖徒を栄光によって喜ばせ、その床の上で喜び歌わせよ。

149:6a
 そののどには神をあがめる歌がある。

149:9b
 これはそのすべての聖徒に与えられる誉である。主をほめたたえよ。


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◆今日の読書


イザヤ書
(66:10-14、18-23)

66:10
 「すべてエルサレムを愛する者よ、彼女と共に喜べ、彼女のゆえに楽しめ。すべて彼女のために悲しむ者よ、彼女と共に喜び楽しめ。

66:11
 あなたがたは慰めを与えるエルサレムの乳ぶさから乳を吸って飽くことができ、またその豊かな栄えから飲んで楽しむことができるからだ」。

66:12
 主はこう言われる、「見よ、わたしは川のように彼女に繁栄を与え、みなぎる流れのように、もろもろの国の富を与える。あなたがたは乳を飲み、腰に負われ、ひざの上であやされる。

66:13
 母のその子を慰めるように、わたしもあなたがたを慰める。あなたがたはエルサレムで慰めを得る。

66:14
 あなたがたは見て、心喜び、あなたがたの骨は若草のように栄える。主の手はそのしもべらと共にあり、その憤りはその敵にむかっていることを知る。

66:18
 「わたしは彼らのわざと、彼らの思いとを知っている。わたしは来て、すべての国民と、もろもろのやからとを集める。彼らは来て、わが栄光を見る。

66:19
 わたしは彼らの中に一つのしるしを立てて、のがれた者をもろもろの国、すなわちタルシシ、よく弓をひくプトおよびルデ、トバル、ヤワン、またわが名声を聞かず、わが栄光を見ない遠くの海沿いの国々につかわす。彼らはわが栄光をもろもろの国民の中に伝える。

66:20
 彼らはイスラエルの子らが清い器に供え物を盛って主の宮に携えて来るように、あなたがたの兄弟をことごとくもろもろの国の中から馬、車、かご、騾馬、らくだに乗せて、わが聖なる山エルサレムにこさせ、主の供え物とする」と主は言われる。

66:21
 「わたしはまた彼らの中から人を選んで祭司とし、レビびととする」と主は言われる。

66:22
 「わたしが造ろうとする新しい天と、新しい地がわたしの前にながくとどまるように、あなたの子孫と、あなたの名はながくとどまる」と主は言われる。

66:23
 「新月ごとに、安息日ごとに、すべての人はわが前に来て礼拝する」と主は言われる。


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◆み言葉の食卓
http://www.donboscojp.org/sdblogos/index.htm

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-8

◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆カトリック要理の友
http://www.tomoshibi.or.jp/tushin/yori/yori.html

◆キリストの生涯
http://www.tomoshibi.or.jp/christ/index.html

◆主イエス・キリストの福音・よい知らせ (ゴスペル)
http://www.rock.sannet.ne.jp/hg31cc/index-j.html/index.j1.html#ctyscon

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/

1.07.2011

Today's Bible story

今日1月7日(金)も良い日でありますように。

(聖ライムンド −ベニャフォル− 司祭)

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◆今日の聖書物語


ルカによる福音
(5:12-16)

5:12
 イエスがある町におられた時、全身らい病になっている人がそこにいた。イエスを見ると、顔を地に伏せて願って言った、「主よ、みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。

5:13
 イエスは手を伸ばして彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。すると、らい病がただちに去ってしまった。

5:14
 イエスは、だれにも話さないようにと彼に言い聞かせ、「ただ行って自分のからだを祭司に見せ、それからあなたのきよめのため、モーセが命じたとおりのささげ物をして、人々に証明しなさい」とお命じになった。

5:15
 しかし、イエスの評判はますますひろまって行き、おびただしい群衆が、教を聞いたり、病気をなおしてもらったりするために、集まってきた。 5:16しかしイエスは、寂しい所に退いて祈っておられた。


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今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_35.htm


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Psalm:詩篇
(147:12-15,19-20)

147:12
 エルサレムよ、主をほめたたえよ。シオンよ、あなたの神をほめたたえよ。

147:13
 主はあなたの門の貫の木を堅くし、あなたのうちにいる子らを祝福されるからである。

147:14
 主はあなたの国境を安らかにし、最も良い麦をもってあなたを飽かせられる。

147:15
 主はその戒めを地に下される。そのみ言葉はすみやかに走る。

147:19
 主はそのみ言葉をヤコブに示し、そのもろもろの定めと、おきてとをイスラエルに示される。

147:20
 主はいずれの国民をも、このようにはあしらわれなかった。彼らは主のもろもろのおきてを知らない。主をほめたたえよ。


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ヨハネの第一の手紙
(5:5-13)

5:5
 世に勝つ者はだれか。イエスを神の子と信じる者ではないか。

5:6
 このイエス・キリストは、水と血とをとおってこられたかたである。水によるだけではなく、水と血とによってこられたのである。そのあかしをするものは、御霊である。御霊は真理だからである。

5:7
 あかしをするものが、三つある。

5:8
 御霊と水と血とである。そして、この三つのものは一致する。

5:9
 わたしたちは人間のあかしを受けいれるが、しかし、神のあかしはさらにまさっている。神のあかしというのは、すなわち、御子について立てられたあかしである。

5:10
 神の子を信じる者は、自分のうちにこのあかしを持っている。神を信じない者は、神を偽り者とする。神が御子についてあかしせられたそのあかしを、信じていないからである。

5:11
 そのあかしとは、神が永遠のいのちをわたしたちに賜わり、かつ、そのいのちが御子のうちにあるということである。

5:12
 御子を持つ者はいのちを持ち、神の御子を持たない者はいのちを持っていない。

5:13
 これらのことをあなたがたに書きおくったのは、神の子の御名を信じるあなたがたに、永遠のいのちを持っていることを、悟らせるためである。


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◆今日の読書


イザヤ書
(65:13-25)

65:13
 それゆえ、主なる神はこう言われる、「見よ、わがしもべたちは食べる、しかし、あなたがたは飢える。見よ、わがしもべたちは飲む、しかし、あなたがたはかわく。見よ、わがしもべたちは喜ぶ、しかし、あなたがたは恥じる。

65:14
 見よ、わがしもべたちは心の楽しみによって歌う、しかし、あなたがたは心の苦しみによって叫び、たましいの悩みによって泣き叫ぶ。

65:15
 あなたがたの残す名はわが選んだ者には、のろいの文句となり、主なる神はあなたがたを殺される。しかし、おのれのしもべたちを、ほかの名をもって呼ばれる。

65:16
 それゆえ、地にあっておのれのために祝福を求める者は、真実の神によっておのれの祝福を求め、地にあって誓う者は、真実の神をさして誓う。さきの悩みは忘れられて、わが目から隠れうせるからである。

65:17
 見よ、わたしは新しい天と、新しい地とを創造する。さきの事はおぼえられることなく、心に思い起すことはない。

65:18
 しかし、あなたがたはわたしの創造するものにより、とこしえに楽しみ、喜びを得よ。見よ、わたしはエルサレムを造って喜びとし、その民を楽しみとする。

65:19
 わたしはエルサレムを喜び、わが民を楽しむ。泣く声と叫ぶ声は再びその中に聞えることはない。

65:20
 わずか数日で死ぬみどりごと、おのが命の日を満たさない老人とは、もはやその中にいない。百歳で死ぬ者も、なお若い者とせられ、百歳で死ぬ者は、のろわれた罪びととされる。

65:21
 彼らは家を建てて、それに住み、ぶどう畑を作って、その実を食べる。

65:22
 彼らが建てる所に、ほかの人は住まず、彼らが植えるものは、ほかの人が食べない。わが民の命は、木の命のようになり、わが選んだ者は、その手のわざをながく楽しむからである。

65:23
 彼らの勤労はむだでなく、その生むところの子らは災にかからない。彼らは主に祝福された者のすえであって、その子らも彼らと共におるからである。

65:24
 彼らが呼ばないさきに、わたしは答え、彼らがなお語っているときに、わたしは聞く。

65:25
 おおかみと小羊とは共に食らい、ししは牛のようにわらを食らい、へびはちりを食物とする。彼らはわが聖なる山のどこでもそこなうことなく、やぶることはない」と主は言われる。


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◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-7

◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/
携帯HP:http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/mobile/

◆カトリック要理の友
http://www.tomoshibi.or.jp/tushin/yori/yori.html

◆キリストの生涯
http://www.tomoshibi.or.jp/christ/index.html

◆主イエス・キリストの福音・よい知らせ (ゴスペル)
http://www.rock.sannet.ne.jp/hg31cc/index-j.html/index.j1.html#ctyscon

◆口語訳聖書(pdf版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/