1.28.2011

Today's Bible story

今日1月28日(金)も良い日でありますように。

聖トマス・アクィナス司教教会博士(記)

-------


◆今日の聖書物語


マルコによる福音
(4:26-34)

4:26
 また言われた、「神の国は、ある人が地に種をまくようなものである。

4:27
 夜昼、寝起きしている間に、種は芽を出して育って行くが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。

4:28
 地はおのずから実を結ばせるもので、初めに芽、つぎに穂、つぎに穂の中に豊かな実ができる。

4:29
 実がいると、すぐにかまを入れる。刈入れ時がきたからである」。

4:30
 また言われた、「神の国を何に比べようか。また、どんな譬で言いあらわそうか。

4:31
 それは一粒のからし種のようなものである。地にまかれる時には、地上のどんな種よりも小さいが、

4:32
 まかれると、成長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が宿るほどになる」。

4:33
 イエスはこのような多くの譬で、人々の聞く力にしたがって、御言を語られた。

4:34
 譬によらないでは語られなかったが、自分の弟子たちには、ひそかにすべてのことを解き明かされた。


-------


週日の福音朗読
年間第3金曜日 マルコによる福音 (4:26-34)
http://www.donboscojp.org/sdblogos/C4_49.htm


-------


今日の『み言葉』について
http://www.donboscojp.org/sdblogos/D8_53.htm


-------


ヘブル人への手紙
(10:32-39)

10:32
 あなたがたは、光に照されたのち、苦しい大きな戦いによく耐えた初めのころのことを、思い出してほしい。

10:33
 そしられ苦しめられて見せ物にされたこともあれば、このようなめに会った人々の仲間にされたこともあった。

10:34
 さらに獄に入れられた人々を思いやり、また、もっとまさった永遠の宝を持っていることを知って、自分の財産が奪われても喜んでそれを忍んだ。

10:35
 だから、あなたがたは自分の持っている確信を放棄してはいけない。その確信には大きな報いが伴っているのである。

10:36
 神の御旨を行って約束のものを受けるため、あなたがたに必要なのは、忍耐である。

10:37
 「もうしばらくすれば、
きたるべきかたがお見えになる。
遅くなることはない。

10:38
 わが義人は、信仰によって生きる。
もし信仰を捨てるなら、
わたしのたましいはこれを喜ばない」。

10:39
 しかしわたしたちは、信仰を捨てて滅びる者ではなく、信仰に立って、いのちを得る者である。


-------


Psalm:詩篇
(37:3-6,23-24,39-40)

37:3

主に信頼して善を行え。
そうすればあなたはこの国に住んで、安きを得る。

37:4

主によって喜びをなせ。
主はあなたの心の願いをかなえられる。

37:5

あなたの道を主にゆだねよ。
主に信頼せよ、主はそれをなしとげ、

37:6

あなたの義を光のように明らかにし、
あなたの正しいことを真昼のように明らかにされる。

37:23

人の歩みは主によって定められる。
主はその行く道を喜ばれる。

37:24

たといその人が倒れても、
全く打ち伏せられることはない、
主がその手を助けささえられるからである。

37:39

正しい人の救は主から出る。
主は彼らの悩みの時の避け所である。

37:40

主は彼らを助け、彼らを解き放ち、
彼らを悪しき者どもから解き放って救われる。
彼らは主に寄り頼むからである。


-------


◆今日の読書


ローマ人への手紙
(11:1-12)

11:1
 そこで、わたしは問う、「神はその民を捨てたのであろうか」。断じてそうではない。わたしもイスラエル人であり、アブラハムの子孫、ベニヤミン族の者である。

11:2
 神は、あらかじめ知っておられたその民を、捨てることはされなかった。聖書がエリヤについてなんと言っているか、あなたがたは知らないのか。すなわち、彼はイスラエルを神に訴えてこう言った。

11:3
 「主よ、彼らはあなたの預言者たちを殺し、あなたの祭壇をこぼち、そして、わたしひとりが取り残されたのに、彼らはわたしのいのちをも求めています」。

11:4
 しかし、彼に対する御告げはなんであったか、「バアルにひざをかがめなかった七千人を、わたしのために残しておいた」。

11:5
 それと同じように、今の時にも、恵みの選びによって残された者がいる。

11:6
 しかし、恵みによるのであれば、もはや行いによるのではない。そうでないと、恵みはもはや恵みでなくなるからである。

11:7
 では、どうなるのか。イスラエルはその追い求めているものを得ないで、ただ選ばれた者が、それを得た。そして、他の者たちはかたくなになった。

11:8
 「神は、彼らに鈍い心と、
見えない目と、聞えない耳とを与えて、
きょう、この日に及んでいる」
と書いてあるとおりである。

11:9
 ダビデもまた言っている、
「彼らの食卓は、彼らのわなとなれ、網となれ、
つまずきとなれ、報復となれ。

11:10
 彼らの目は、くらんで見えなくなれ、
彼らの背は、いつまでも曲っておれ」。

11:11
 そこで、わたしは問う、「彼らがつまずいたのは、倒れるためであったのか」。断じてそうではない。かえって、彼らの罪過によって、救が異邦人に及び、それによってイスラエルを奮起させるためである。

11:12
 しかし、もし、彼らの罪過が世の富となり、彼らの失敗が異邦人の富となったとすれば、まして彼らが全部救われたなら、どんなにかすばらしいことであろう。


-------
◆教会カレンダー
http://www.pauline.or.jp/calendariocappella/

◆今週の聖書朗読 (新共同訳)(イエスのカリタス修道女会)
http://www.m-caritas.jp/reading.html

◆携帯で読む聖書(口語訳)
http://www.keitaibible.net/m2/index.html

◆口語訳聖書(PDF版)
http://bible.salterrae.net/kougo/pdf/

◆カトリック千葉寺教会
http://www.chiba-net.or.jp/~sscchiba/

◆CNA今日の聖書朗読(英語)
http://www.catholicnewsagency.com/calendarday.php?date=2011-1-28

◆Douay-Rheims Bible
http://www.drbo.org/

◆The World English Bible
http://ebible.org/web/